吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

”勝てる”と思った(確信)瞬間、負ける。

2016年08月20日 | Weblog
この夏は、ゲリラ豪雨やつづく猛暑にやられた。自然の脅威や天候のわがままに負けた。2016リオ・オリンピックやその裏番組になった(第98回)全国高等学校野球選手権大会が、異常気象の避難所になった。お天気への備えでもそうだが、日常の生活や生き方についての”心構え”を教わった。

何事も”勝てる”と思った瞬間が”隙”になるという教えだ。最後まで”あきらめない”ことの中に“勝ち”が潜んでいるということ。そこに”逆転”の勝ちがあるということを知った。日々の人並み以上の練習や訓練を積んで、戦いに臨むアスリートに慢心や油断が入る隙はないと思うが、”逆転”現象が多いということで、戒めを感じる。

2016リオ・オリンピックでの高松バトミントン・ペアの金、女子レスリングの金たち、男子体操団体の金や卓球女子・男子の団体銅など、すべて”逆転”での勝利だ。テレビ裏番組になった高校野球では、評論家たちの予想した優勝候補3校が消えた。超高校級と言われた3人のエース投手をリリーフにしての敗退だ。学ぶことが多い。

逆転の“勝ち”が多くなる要因は、勝ちそうな者と届きそうもない者の”心”の中にあるのかも知れない。99%勝てるイケルと思う瞬間に、緩みや隙が生じるのかも知れない。99%除菌しても、1%の菌やウイルスで命を落とすこともあると、心したい。
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