吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

よろず相談、何でも代行何でも便利屋ビジネスのはやり。

2014年06月18日 | Weblog
NGOやNPOに限らず”よろず相談”や”よろず代行”や便利屋さんビジネスがはやっている。必ずしもその道のプロや職人がやってくれるとは限らない。結構素人シゴトも多い。パートやアルバイトの若者がやっているわけでもない。とっくに定年退職し高齢になり、”シルバーサービスセンター”などに所属し、働いている人も多い。

住宅会社だけが、住宅クリーニングサービスをするわけでもない。屋根や植栽などの手入れなどもあわせてやってくれるハウスメンテナンス・サービス会社が、浴槽や水回り点検清浄をしてくれる。下水や水道などの洗浄サービス会社が配管の直しや交換までしたりする。熱帯魚や淡水魚の水槽掃除や水草や敷砂利の交換などを専門にする会社もある。

このような設備や機器などのメンテナンスばかりではない。いわゆる安全の維持や防犯など不安の除去などをやってくれるセコム・ビジネスの需要も高まっている。高齢や認知症などからくる”暮らし不安や不自由”に対応するサービスも多い。資産やお金の管理後見や各種手続き代行サービスなど。

足やヒザ痛などで歩行が苦痛の高齢者の買い物代行サービスは、いまやローカル・スーパーやコンビニの営業品目になりつつある。布団洗いや大掃除などは高齢者に限らず、ふつうの主婦にも重労働だ。大きな断捨離や片づけなどと同じく代行してくれるサービスを希望している。食事宅配サービスだけが、希望されるサービスではない。

お盆やお彼岸などに行われる墓石の洗浄や墓地の清掃などに加え、近年は”墓参”を代行するサービスなどもある。先祖代々の墓地だけが遠くて墓参できないのではない。東京住まいの人でさえ、ご縁を得て遠くにお墓を持っていたりするのだ。よろず便利屋代行サービスは、想像を超えて広がっている。

総務省の家計調査がいう保育や介護サービスなどを含む「その他の諸雑費」は20年前(8.7万円)の2倍(15.7万円/2010)にもなっている。これがゼロも含めた平均だからビックリ。この20年の年平均総消費支出額は、ほとんど横ばいなのだ。
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