吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

2014年、人生初めての俳句6か月を回顧

2014年06月16日 | Weblog
2014年「ことしは何をしよう」と迷い、はじめた俳句。元旦の朝の思いつきが、6か月つづいた。この間詠んだ俳句は、約150句。

朝日カルチャーセンターの通信講座「俳句教室」(武田伸一先生)を通じ、毎月5句ほどの添削指導を受けているが、毎回元の自分がなくなるほどビッシリのアカ(朱)をいただいている。トータル150句で、まぁまぁと自己満足しているものは10句にならない。

月3句ほどを抜粋し、記載する。

・2014年1月:「一人屠蘇 指折り数え 五七五」「静寂を 壊し砂利道 初 詣」「大寒に 赤きを燃やす 薮南天」

・2014年2月:「雪の朝 芋こじのごと 電車事故」「春告げる ビッグサイ トの ゆりかもめ」「春一番 はぐれ目白が 水を浴び」

・2014年3月:「古里や 薮北の沢 蛙鳴く」「昨夜(よべ)塗りし 田のク ロに跡 蛙かな」「潮干狩り 松葉の先を 噛むアサリ」

・2014年4月:「食育や 大豆を語る 穀雨かな」「春朧 すきやばし避け ろばたや次朗」「商談に ため口混じる クールビズ」

・2014年5月:「育種家と 庭師のコラボや 薔薇祭り」「蕗の葉を コッ プ代わりに 岩清水」「青葉雨 Tシャツ濡らし ハイキン グ」

・2014年6月:「雨上がり 木苺つまみ 沢歩き」「山菜を 探して迷い 森林浴」「薮北の 蛍袋や シジミ蝶」

俳句のおかげで、少し自然や季節や小さい生き物などへの関心が高まってきたことに、感謝している。毎朝の起床も早くなった。うれしい。
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