吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

電子書籍へのわたしの不安

2012年09月15日 | Weblog
この春過ぎより使い出した i Pad 。使い始めてまだ半年にならないが、便利だ。一部、自分が主に使っているPCと同期させている。よく利用するメール(アドレス)やドキュメント・ファイルやピクチャ画像およびスケジュールなどだ。もちろん、これら以外にマップや You Tubeや FaceBook などを利用している。Wi-Fi モデルだからプリンターなどの利用も便利なのだが、まだ i Books は利用していない。

電子(仮想)書棚ができて便利だと聞くが、わたしには馴染めない。そもそも最近話題になる「電子書籍」を、わたしはまだ利用していない。ソニーの「リーダー」や楽天の「コボタッチ」などの専用端末の購入非購入を考えたこともない。このように好きな本が自在に読めるという多機能タブレット端末どころか、スマートフォンすら持っていない。i Pad で充分と思っているからだが、i Books は利用していない。

電子書籍を利用しない/利用しようと思わない理由調査(アンケート)が発表されている。日本出版のインフラJPO や丸善の「honto」や紀伊国屋の「Kinoppy」など、電子書籍サイトや コンテンツなどが充実していると聞くが、利用できない理由はわたしと共通している。紙の方が読みやすい、電子書籍はアタマに残らない、通勤の往復では、何か一冊で十分だ、初期設定が難しい、コンテンツ流し読みでスベッテしまう、というようなことだ。

最近の政府刊行物などは、ほとんどの本に”CD”がついている。わたしは、このCDを開いたことがない。紙で読みたくて、利用したくてハード(本)を買うのだ。前後の文章や前後左右の数字などを読みながら、対象を理解したいのだ。メモしたり、計算したり、比べたりしながら、理解読したいのだから、紙が便利なのだ。CDやPCや端末の画面は、つるつるしてスベル。理解や思考がスベッテしまう。

このような人間も結構多いということを出版社や書籍の方々に理解してほしい。いい本をずっと、つくり続けてほしい。紙屋さんガンバレ!。
コメント (2)
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