ここ10年、食育ばやりだ。「食」に関する知識を習得し、健康的に生きるため自分の食事をどう(選択)するかの判断力を身に付けなさいということらしい。H17年成立の食育基本法による食育推進基本計画の「食育」で、主に食事バランスガイドや日本型食生活の見直し普及および”もったいない”や地産地消などを進めている。
食料自給率39%(カロリーベース)と際立って自給率が低い日本。食の欧米化が、食の自給率低下に拍車を掛けてきたようだ。食事型別におおよその自給率をみると、和食63%、中華食33%、洋食28%(農水省「我が国の食料自給率/H20年2月」より)なのだ。出来るだけ米(ごはん)中心の和食をすすめようというわけだ。
カロリーベースの食料自給率は39%だが、実は穀物自給率(量ベース)は全体で27%ぐらいなのだ。小麦13%、大豆5%、油脂類13%などと、ほとんど外国頼りの現実だ。肉類(55%)や魚介類(59%)でさえ、年々低下している自給率だ。とても、食育のテーマ”地産地消”あたりでは解決しないのだ。
日本人のほとんどは、毎日”満腹”に食べているが、世界にはほとんど何も食べられず”餓死”していく人たちが多い。食糧難や栄養失調で亡くなっている人が、一日2万5000人もいるというのだ。世界的にみれば、年間の餓死者は900万人もいる勘定だ。にもかかわらず、日本人の日々の”食べ残し”や"廃棄”など食品のロス率は、平均3.7%(42g)にもなるという。
じゃがいもやごぼう大根やりんごなどの”皮剥き”がヘタで、食べられる身をごっそり削ってしまうムダ(過剰除去)が約2%、調理の失敗や作りすぎや賞味期限切れなどによる(直接)廃棄が約1%で合計全体で3.7%のロス率は、知識や技術を教育することで成果するだろうが、まずは毎日毎食の”食べ残し”(約1%)ぐらいは、なくしたいものだと思う。
ちなみに、レストラン(外食)などでの”食べ残し”は、和食4.3%、洋食3.0%、中華2.9%(農水省「H18年 食品ロス率統計調査報告」より)と、意外にも和食で多い(漬物や佃煮?)のだ。日本型食事とこういう問題をどのように食育すればいいのか考えどころだと思う。
食料自給率39%(カロリーベース)と際立って自給率が低い日本。食の欧米化が、食の自給率低下に拍車を掛けてきたようだ。食事型別におおよその自給率をみると、和食63%、中華食33%、洋食28%(農水省「我が国の食料自給率/H20年2月」より)なのだ。出来るだけ米(ごはん)中心の和食をすすめようというわけだ。
カロリーベースの食料自給率は39%だが、実は穀物自給率(量ベース)は全体で27%ぐらいなのだ。小麦13%、大豆5%、油脂類13%などと、ほとんど外国頼りの現実だ。肉類(55%)や魚介類(59%)でさえ、年々低下している自給率だ。とても、食育のテーマ”地産地消”あたりでは解決しないのだ。
日本人のほとんどは、毎日”満腹”に食べているが、世界にはほとんど何も食べられず”餓死”していく人たちが多い。食糧難や栄養失調で亡くなっている人が、一日2万5000人もいるというのだ。世界的にみれば、年間の餓死者は900万人もいる勘定だ。にもかかわらず、日本人の日々の”食べ残し”や"廃棄”など食品のロス率は、平均3.7%(42g)にもなるという。
じゃがいもやごぼう大根やりんごなどの”皮剥き”がヘタで、食べられる身をごっそり削ってしまうムダ(過剰除去)が約2%、調理の失敗や作りすぎや賞味期限切れなどによる(直接)廃棄が約1%で合計全体で3.7%のロス率は、知識や技術を教育することで成果するだろうが、まずは毎日毎食の”食べ残し”(約1%)ぐらいは、なくしたいものだと思う。
ちなみに、レストラン(外食)などでの”食べ残し”は、和食4.3%、洋食3.0%、中華2.9%(農水省「H18年 食品ロス率統計調査報告」より)と、意外にも和食で多い(漬物や佃煮?)のだ。日本型食事とこういう問題をどのように食育すればいいのか考えどころだと思う。