シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

今月は毎日投稿

2009-01-31 | ネットやブログ

この日記の今月のカレンダーをみたら、日付の数字が全部色が変わっていた。
お~、今月は毎日投稿した!日記をはじめてから約2年半になるが、これは珍しいことじゃないかな?初めてかも?

ちなみに、前月12月は1日だけ未投稿の日があった。11月も1日、10月は2日、9月は5日・・・。毎日、日記を書くのも大変なことだな。
とはいえ、昨年の秋ごろから時間をとれるようになったので、大したことじゃないかもしれないね。

日記を、パラパラ振り返ってみると、日によって(自分なりに)「思い入れの強い日記」とか「やけに時間のかかった日記」とか「サラッと書いたような日記」もある。毎日同じような生活をしてても…様々だね。
これからも、ボチボチ書いていこう。


ところで、カチャカチャしていると「ネットを利用して小遣い稼ぎ」「ポイントを貯めよう!」みたいな広告・案内がある。試せるものは、一応試してみようと思い、1月中旬にポイントを貯めて現金に変えられるサイトにいくつか登録した。主にメール受信で稼ぐタイプのものだ。

実際やってみたら・・・何かを購入するとか、どこかに口座を開設する、カードを作るなどをすると、ポイントも貯まりやすいけど、そうでないと細かいポイントを細々と稼ぐしかない。これは飽きてくる。日々、たくさんくるメールに対応するのも面倒になってきた。

それでもコツコツやっていれば、そのうち、それなりになるのかもしれないけどね~。ちょっと、私には合っていない作業かもしれないな。
それにしても、改めてこの手のモノをいろいろ見てみたが、難しい事が書いてあるね。というか、解らないことが多いのなんの。こういうの出来る人ってスゴイね。尊敬します。

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記憶力?伝達能力?

2009-01-31 | 思う事、私の事

昨日の事、知人に誘われ行った店は、4~5年前に1回行ったことがあった。知人はそれよりも数年前に行ったことがあるという。
店に入ってみると、カウンターとテーブル席がある。以前よりキレイになったと思った。でも、カウンターと大将には見覚えがあるが、テーブル席はまったく覚えていない。知人は、(テーブルのあるところは)前は小上がりの座敷だったという。
大将に聞いてみたら、昨年5月に改装して座敷からテーブルに変えたという。

こういうことが、けっこうある。嫁さんと話していて、同じことをしたり見たりした事でも、嫁さんは覚えているのに、私は覚えていないという時がよくある。
テレビ番組でも、出来事や物事を古い順に並べなさい?○○年にはどんな出来事があった?などという問題があった時に、さっぱり分からない時がある。

それに、最近の自覚症状として、数時間前のことなのに名前が出てこない!という時がある。一昨日も、フルハウスのことで日記を書こうと思って、キーボードに手を置いたら…「フルハウス」の名前が出てこない。「何だっけ~」としばらく悩んだサ。
困ったものだな。

脳細胞は加齢と共に減少するので、誰もが記憶力は低下していくと思っていたけど、それは勘違いで、「実は、記憶力が低下したのでなく、記憶を引き出す能力(思い出す能力)が低下しているのである。」
「大人には概念という感覚が存在し、自分には必要のない情報や記憶は脳にインプットしなくてもよいと判断する。この判断が脳細胞を淘汰するのである。」・・・と某サイトに書いてあった。

ということは、何かを見たり聞いたりした時に、脳に「これは必要だから覚えなさい」という指令を、私はあまり出していないということか?だから、思い出せないのか?ん~どうやって指令を出すんだろう?念じればいいのかな。

「人の五感は『視覚』から80%もの外的情報を脳に送っている。この視覚的記憶は短期記憶なので、すぐに忘れてしまう記憶。だから、触覚、嗅覚、味覚、聴覚などの感覚を駆使することで長期記憶に繋がるのである。」
なるほどね~、例えば女性と会っている時は、よく見て、触って、匂いを嗅いで、舐めて味わい、声を聞けば記憶に良いわけだ・・・って、いやらしいな~!例えが悪かったか?

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伝説の「猪木VSアリ」戦!

2009-01-30 | 格闘系

日本のプロレス史にとっても、猪木さんにとっても、大きな影響を与えたイベントだったね。私もテレビの前で見たね~!もう33年経つんだな~。

伝説の異種格闘技「アントニオ猪木vsモハメッド・アリ」が、明日の『テレビ朝日が伝えた伝説のスポーツ名勝負~いま明かされる舞台裏の真実』で遂に!!!これまで権利の問題で放送できなかった伝説の戦いが同局の開局50周年を記念し、フルラウンドをダイジェストで放送する。
※訂正:明日ではなく、一週間後の土曜日(2/7)だった。

ひょっとして、ご存じの無い方もいるかな?
試合は寝そべりながらキックを繰り出す猪木と、なすすべもないアリという図式が、1ラウンドから最終15ラウンドまで終始変わることはなかった。翌日のスポーツ紙等で『世紀の凡戦』と酷評された。何故こうなっちゃったのか(言われたのか)?
それは、試合のルールが直前まで決まらず、公けに周知されていなかった事による。

公開スパーリングで、猪木の試合に向ける真剣さ、激しい技を目の当たりにしたアリが試合をキャンセルしようとし、猪木側は「とにかく試合をしてほしい」という前提で再交渉。結局「ほとんどのプロレス技が反則になる」ルールで決着した。

投げ技・関節技・頭突き・(立っている状態での)キックがダメ。何すりゃいいんだ!って。それなのに、試合をした猪木さんの勇気がスゴイと思いましたね。
番組では、猪木さん自身も出演し、試合の内容・当事者しか知りえない事も話すようだ。午後7時か~?私の意見が通らなければ、録画だな~。

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初めての『フルハウス』

2009-01-29 | 映画・TV・ヒーロー

1月26日からディズニーチャンネルで、以前NHK教育で放送していた海外ドラマ『フルハウス』第1シーズンの再放送が始まった。
フルハウスはまったくといっていいほど見たことがない。NHKの時は平日午後7時からの放送のようで、サラリーマンの帰宅前の期間帯だから当然か。その後も何度か再放送をしていたようだけど・・・知らない。

今回は、娘がどこかで知ったようで、毎日録画している。息子も嫁さんも以前に見たことがあるようで熱心だ。なので、私もどんなものかと見てみた。
生意気なD.J.とステファニー、でも優しくてイイ子だ。ミシェルはと~ってもカワユイ赤ちゃんだ。お母さんがいないのに健気に育っているふう。人情家族コメディだな。

どうなの?と思ったのが、最初に、一家の主ダニーの義母(今まで子供達の世話をしていた)が家から去っていく。代わりに、義弟ジェシーと親友ジョーイがやってきて住み始めたのだが・・・そうかな~?子育て経験が無い人よりも、義理の父母に世話になった方がいいんじゃないの?なんか設定に無理がない?とね。
でも、1話を終え、2話・3話と見ながら、全然気にならなくなったサ。

何年も前のドラマの割には、それほど古さを感じない。いったいアメリカではいつ放送したのだろう…?とカチャってみた。
1987年9月22日が初回放送、もう20年以上前のドラマなんだな。そもそもアメリカだから家庭の様子(による違い)もよく分からなかったさ。金曜午後8時の放送というから、局としても力が入っていたのかもね。

登場人物の設定を見て驚いた。ダニーは29歳父親役、長女DJは10歳の娘役。結婚ハヤッ!お父さん若っ!よけいに、義母に世話になった方が…と思ってしまう。
ミシェルは、生後9ヶ月の設定だが、実際は7ヶ月の赤ちゃんが演じて?いた。早熟なのね。しかも、ふっふっ双子~!。幼児の労働時間の制約で双子が交替で演じていたのか~利き手が違うんだね。これから注意して見よう!

それにしても、もう20年以上経っているから、ミシェルもイイ大人になっているわけだ。さらにカチャッてみると・・・オルセン姉妹と呼ばれ(何っ!)…6歳で自身たちのプロダクションを設立。17歳でブラックカードを持ち、資産は300億円。2005年ニューヨーク大学に進学。「フォーブス」が2007年に21歳未満のセレブリティを対象にした長者番付で1位になった。"お騒がせセレブリティ"としても名高い。

赤ちゃんが、あのミシェルが・・・今じゃカワイク無いようだ。

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走った後の電話で…

2009-01-28 | 日常のできごと

昨日、一週間振りに陸上競技場(運動公園)のランニングコースに行った。
走り始めて、500m位で息が苦しくなってきた。最近、鼻がつまっていたし、カゼ気味だったからか?何とか2週(1.6km)したけど。もうダメ、歩いた。
その後、2週歩いて、最後に1週歩いたり走ったり。都合5週で4km…たいした距離ではないのに・・・・・。

同じコースを歩いたり、走ったりしている方で、前回行った時と同じ顔ぶれの方が(覚えている範囲で)何人かいた。ものスゴイスピードで走っている人もいる。何故か息継ぎの音がやけに大きい人も。何故かコースのさらに周りを逆走しているオヤジもいた。皆、毎日来ているのかな。

駐車場では「サボってんの?」と思われる営業者。車にワックスをかけているタクシー運転手。私の車の近くには、シートを倒して寝ている?方がいた。見た感じ私服なんだけど…同じ境遇の方かな?いろんな人いるものだ。


その日の夕方、4時半頃、知り合いで同じ境遇のGーさんから電話があった。(要件は省きますが…)彼は私よりも一回り若い、子供もちっちゃい(年少だったかな?)。電話口でカワイイ女の子の声が聞こえた。
どこから電話してんの?「公園ですよ」「娘に連れて行けと言われ…」
じゃぁ娘と2人なの?「そうですよ」
若いお父さんはいないよね?「いないですよ!奥さん達がいっぱいですよ!あと高校生と…どっちのグループにも入れませんけどね」。
そりゃ~そうだよね…。どう思われているのかな?

Gーさんの公園は…大変だな。私の運動公園の方がイイや、と思ってしまったサ。

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床屋で眉毛が・・・

2009-01-27 | 思う事、私の事

髪が伸びてきたので床屋に行くことにした。
女性は行きつけの美容室があるようだけど、私は基本的にどこでもよい。変わらないからね。そこで、家に近い所と、駅に近い所の2軒を、だいたい交互に行っている。

私の場合、昔から髭を剃ると血が出て、それがなかなか止まらない。なのでカットのみで済ます場合が多い。駅に近い所は、会社帰りに寄って、洗髪なしのカットのみ…という場合もある(どうせ家に帰って風呂に入るからね。料金も安いし)。髭剃りまでしてもらうのは、年に1回~2回位かな。

今日は、昼前に駅前の床屋に行った。待ちながらメニューを眺めていたら、『洗髪と、髭剃りはしないけど、額を剃るところまでやる』というコースがあった。あ~これなら!と思い、そのコースにした。

「眉の下は剃ってもいいですか?」と女性の理容師が聞く。・・・人により、眉の下を剃るか?剃らないか?は分かれるところ。私はもう長いこと、聞かれたら「剃らないで」と答えてきた。でも、去年は家に近い床屋で剃ってもらった(たまにだからイイかなと思って)。剃ってもらったら眉も整ったように思えた。

そこで、今回も「イイですよ~」と。上を向いて目を閉じていた…『ジョリ』と、本当にジョリと聞こえた。初めて聞いた。何で?そんなに剃るものか?…最後にメガネを掛け、鏡を預けられた・・・眉は今どきの若者のように、中央から端に向かって細く(全体的に薄く)、幅もずいぶん削られた。

内心は「エーッ!」だ。
こんな眉毛は…生まれてこのかた初めてだ!
何でこんなに剃るんだ!そりゃぁ、ジョリってなるわな!
端の方は、眉の下が青くなってんじゃんかー!

そんな気持ちなど知りもしない理容師「いかがですか?」と、私は…ウンとうなずいたサ。イヤッって言ってもどうにもならないし、イイ大人だからね。

そもそも高校生の頃、やんちゃを気取って眉毛を抜いていたことがある。そのせいか、中央から端の方は薄く広くなっていた。それを整えようとしたから、こんなになっちゃったのか?それとも、片方を間違ってジョリってしたから、両方そうしたのか?それとも、この顔にはこの方が似合うと思ったのか?それとも、コレが当たり前なのか…?

その後、ジョギングして(後ほど別に書こう)、家に帰った。
嫁さんは、「アラ・・・(タメがあった)・・・スッキリしたじゃない」「(息子はいつも美容室なので、息子)も床屋に行けばいいのに」と言っていた。そうでしょ、だから若い子には良いんでしょ。私の年代で、この眉はほとんど見ないもんね。ブツブツブツブツ。
まぁ、他人にあまり会わないからいいけど(会わない状態はよくないんだけどね)。

〈追記〉今ほど、帰ってきた娘に、この眉どう思う?と聞いた。
 娘「どうしちゃったの?」、いやいや床屋で…、娘「ヘイキだよ」って、どういうこと!

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朝青龍と兄弟

2009-01-26 | 格闘系

優勝決定戦で白鵬を下した朝青龍、優勝23回は貴乃花を上回り史上4位とのこと。品格問題はさておき横綱は強くないとね~やっぱり。

取組の後、座布団が顔に当たったけど、まったく動じない。観客席を向き、両腕を突き上げガッツポーズ。引退まで取りざたされた逆境をはねのけての優勝は格別だろうな。嬉しいときは嬉しい顔をしてくれたほうがイイね、ある程度の喜びの表現は許容範囲でね。

それに、結果的に(理由はどうあれ)人が見に来てくれた。千秋楽の当日券339席は午前8時の開門から30分で完売したようだ。しばらくは、白鵬と朝青龍で相撲を盛り上げてほしいものだ。


さて、朝青龍のニュースをみていたら、昨年12月に次兄スミヤバザル氏が首都ウランバートル市議会議員選挙に当選していたことが書いてあった。

※朝青龍は5人兄弟。長男は警察官、次男がスミヤバザル、
  三男は元新日本プロレス所属レスラーのブルー・ウルフ、四男が横綱・朝青寵。

スミヤバザル氏はレスリング・フリースタイルモンゴル代表として出場した方で、日本でも新日本プロレスで数試合したことがある。兄弟の中では最強だと、兄弟が認めていた。日本での試合をみなくなって3~4年経つかな?その後のことは知らなかったので、プチビックリだ。

ついでに、三男のブルーウルフ(セルジブデ)も久しく見ていない。カチャッてみたら、2006年2月に新日本を退団していた。今はモンゴルでお父さんの事業を手伝っている…のかな?

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児童生徒美術展覧会

2009-01-25 | 我が家のアレコレ

埼玉県の小学生・中学生の優秀な美術作品を展示する「埼玉県小・中学校児童生徒美術展覧会」というのが、昨日と今日、県内10地区(?)で開催された。ここから、特にすぐれた作品を選出して、3月には『中央展覧会』が開催されるようだ。

今日は、地区で開催された会場に行ってきた。昨年も同会場に見に行った。・・・というのも、各学校からどのように選出するのか全く分からないが、何故か、息子の作品(?)は昨年も今年も選ばれている。そこで、どんなものかと、息子の作品を見つつ、他も見つつ・・・。

息子の作ったものは(親の目から見ても)、悪いとは思わないけど、すぐれているとも思えない。でも、私よりはマシかな?ただ、他の子の作品を見ても同じようなものかな~とは思う。
推測するに、本当に美術能力の高い子を別にすると、そこそこ丁寧に作ってあるモノが選ばれているのかな~とね。授業中のことだから、ヤル気のない子もいるし、てきとうに作る子もいるしね。

会場は、某市の免許センターに近い小学校の体育館。壁や間仕切りを利用して、各学校毎に展示してある。息子の学校のコーナーはこんな感じ。

息子の学年では、寄木で作ったモノが展示してあった。

で、これが息子の作ったモノ。

『安らぎの場』というタイトルで・・・ソファーだね。「丸みを帯びさせるためにヤスリを頑張りました。」という感想が記してある。まぁ小さいからね、ヤスリは大変だったろう。
ソファーで「安らぎの場」って、よくこんな言葉がでてきたもんだ。

おや?座面の手前が段になっている。これは?何だ?と思った。
夕方、部活から帰ってきた息子に聞いたところ、「ここは、下にスッポリ入って、平らになるんだよ」と。よく見ると、確かに一段上がっているように見える座面が、斜めになっている(写真では左が高く、右に向かって低くなっている。分かりにくい?)。

搬入している最中に動いてしまったのだろうが、これがキチンとおさまっていたら、見ため違うだろうし、ちょっと残念だったね。
それにしても、他の子よりも大きさが小さいし、動きとか一工夫足りないんじゃないか?
息子「大きいのは大変だし、引き出しみたいなものを作ると、隙間の調整が面倒で・・・」って、お前もやる気無いんか~い。
ちなみに、我が家の斜め前の、息子の同級生のMちゃんの作品もあったが、2つ引き出しの付いたタンスだった。


作品の中で良いものには金紙が貼ってあり、さらに『中央展覧会』に出されるものには、「出展」の文字入り。出典作品は、見たところ、平均して各学校で1つ位じゃないかな(流石に少ないよね)。
昨年の方がスゴイと感じたものが多かったと思うが、絵画系は「何でこれが選ばれるの?」と思うモノもあり・・・要は解らないのだ。難しいね~美術。

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「ぼてふり」って?

2009-01-24 | 豆知識的な…

江戸時代の小説を読んでいると「ぼてふり」はよく出てくる。当初、ぼてふりって何?と思ったが、漢字で表記すると「棒天振り」で、あ~そうか!とイメージできた。

棒天振りは、天秤棒の両端に魚や野菜などを入れた桶や箱などの容器をぶら下げて、売り声を上げながら売り歩くこと。また、その商売をする人のことである。「振売(ふりうり)」ともいう。行商の一種だね。

この、比較的狭い範囲を巡回する形態に多く見られる業態は、室町時代からあったようだが、最盛期はやはり江戸時代。何故?そうなったのか、カチャッてみたところ・・・

江戸はもともと江戸城を中心として周囲に武家地を造り、そこに商人や職人を移住させる形で発展し、世の中が平和になるにつれて、江戸に移住する人が増え、狭い地域なのに100万人を超えるほどになった。しかも、人口の3分の1は、まったく生産的活動を行わない巨大な消費階級(武士)だ。

大量の食料品を外から江戸の街の隅々に供給するために、流通システムは巨大で複雑で細かなものに発展していき、そのシステムの末端が、棒天振りの人々だった。
つまり、急増した人々に食料を供給するため、棒天振りも増えていったわけだ。

棒天振りは、食品を扱う商売のなかでも、特別な技術や知識がいらない、店もいらないので簡単に開業できた。なので、社会的弱者も棒天振りによって健全に働き、生活できていたようだ。ある意味、良い時代なんですね。

棒天振りの売り物は食品だけにとどまらず、ホウキ、風鈴、もぐさ、暦、樽、ざる、蚊帳、草履などの日用品や、金魚・鈴虫・松虫、錦鯉などの昆虫やペットもあった。また、壊れた物の修繕や看板の文字書きなど、生活の中で必要なサービスを売り歩くものもいた。

ということは、買い物にいかなくても、家にいながら何でも揃い用はたせるわけだ。
「先々の(町々の)時計になれや小商人」…時計代わりにもなっていたのね。
棒天振りって…エライね。棒天振りが盛んだった時代を、ちょっと覗いてみたいものですね~。

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「ふなずし」で悪玉減少

2009-01-23 | 巷のニュース

滋賀県名産の「鮒鮨」の乳酸菌の1種が、悪玉コレステロールを低下させる作用があることが分かった。機能性食品などが開発できれば、過剰なコレステロール摂取による動脈硬化など生活習慣病予防につながるらしい。

歴史のある日本の料理に、そのような効果があるとは…感心な鮒鮨ですね。しかも、その乳酸菌は鮒鮨からしか見つかっていないそうだ。唯一無二の存在なわけです。

鮒鮨は発酵による乳酸の酸味と臭気が強いので、どちらかというと苦手だ。
お値段は?とカチャッてみたら(希少なのでソコソコと思ったけど)、予想以上に高い!にごろ鮒スライス90gで4,500円、子持ち鮒樽本漬けは正味10kgで68,000円

鮒寿司の主原料となるのは、琵琶湖で捕れる天然二ゴロ鮒(いお)。代用されるのは銀鮒(ひわら)のようだ。通の方々に言わせると、やはりニゴロブナはクセがなく美味しいとの評判。リーズナブルなのは当然銀鮒だ。
二ゴロ鮒は湖岸のヨシ原減少や水質の悪化、湖岸のコンクリート護岸化にともなう産卵床破壊、外来魚などにより減少していることで価格が1尾数千円と高騰している。

折角素晴らしい乳酸菌だというのに、このままでは滅多に食べられなくなる(今でもそうか?)。何とかならないものか!?


琵琶湖といえば・・・こんこんと自噴するわき水を引き込んだ、いわば屋内の井戸端がある地域がある。わき水は、壷池に溜められ、調理や洗い物に利用され、使い終わった水は、コイの泳ぐ端池(はしいけ)から水路へと流れ出す。このコイが米粒や野菜くずなどを食べ、水をきれいにしてくれる。
以前、NHKで何度か放映していた、川端(かばた)のある風景だ。行ってみたいな~。

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