8月15日(火)、柏崎市(旧西山町)にある中華風の外観が魅力の道の駅『西山ふるさと公苑』に行ってきた。
道の駅なのに国道から少し入った丘の上にあり、何故ここに道の駅を造ったのだろうと思っていたが、後で調べたところ、公苑は田中角栄氏が学んだ小学校の跡地を利用し造成した施設とのこと。
また、公苑も日中国交回復の基礎を築いた証として中国風の建造物が建てられ、公苑の隣接には田中角榮記念館が建てられている。
道の駅なのに国道から少し入った丘の上にあり、何故ここに道の駅を造ったのだろうと思っていたが、後で調べたところ、公苑は田中角栄氏が学んだ小学校の跡地を利用し造成した施設とのこと。
また、公苑も日中国交回復の基礎を築いた証として中国風の建造物が建てられ、公苑の隣接には田中角榮記念館が建てられている。
駐車した目の前が『田中角榮記念館』だったので、折角と思い入ってみた。
館内には角栄氏の年表、偉業を讃える資料、遺品・遺墨などが展示され、目白の邸宅の応接室を再現した部屋もあった。見ていると間もなく係員の方から「映像が始まりますよー」との声掛けがあり、他の方も揃ってインタビュー映像を観た。
館内には角栄氏の年表、偉業を讃える資料、遺品・遺墨などが展示され、目白の邸宅の応接室を再現した部屋もあった。見ていると間もなく係員の方から「映像が始まりますよー」との声掛けがあり、他の方も揃ってインタビュー映像を観た。
驚いたのは角栄氏の書。書道に疎い私だが、氏の書は見やすく柔らかい感じで政治の「ブルドーザー」イメージとは違うな~と思った。(妻もそう言っていた。)
こちらで角栄氏の生家の案内図を頂いた。なお、館内は撮影禁止なので、外観のみ。
こちらで角栄氏の生家の案内図を頂いた。なお、館内は撮影禁止なので、外観のみ。
公苑内の中国風庭園「西遊園」には、西遊記の石彫像や中国江蘇省から寄贈された釣鐘や九猿壁などがあり、庭園入口には「三座門」、奥には中国の宮廷建築を取り入れた「西遊館」が配され、庭園の隣には「ふるさと館」がある。
道路からの入口となる三座門。
中央の入口から庭園内を覗く。入口の彫刻に、触ると病を取り除き平安を保つことができるといわれている石猿がある。
門をくぐると、芝生の広場に石彫像、奥に本堂のような西遊館。
石彫像は西遊記に出てくる3人と白龍馬で、西に向かう主従一行の姿。
石山から見る鐘楼(淮音亭)~西遊館。
西遊館は、案内板によると中国北方皇家園林古建築の様式で、中国伝統建築の風格を表現しているとのこと。内部は飾り天井が目をひく。
『ふるさと館』は2階に600人収容の大ホールがあり、1階には広いロビーに展示コーナーや会議室がある。道の駅にもいろいろあるものだ。
展示コーナーでは、友好提携を結んでいる中国淮安市と西山町の文化・民族資料などを展示している。1972年日中国交正常化での乾杯酒は、柏崎市の原酒造(株)「越の誉 八年秘蔵古酒もろはぐ」が使用されたという。
ロビーには無料のお茶やコーヒーが用意され、県内の観光情報誌やイベントのポスターがある。ポスターが新鮮で面白かった。
公苑から数分、角栄氏の生家にも行ってみた。緩い坂道の途中、敷地の後ろは山裾、集落の中では外れの方だった・・・。ひっそりとし、石垣上の植栽越しに胸像が見えた。
この後、『夕日が丘公園』に向かう。
ところで、40年ほど前に(公苑近くの)国道116号線を利用した時、何もない農道みたいな道なのに、立派な4車線で驚いたことと、さすがお膝元と感心した記憶がある。