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シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

十日町市:仙田農村公園~山散歩

2025-06-04 | お出かけ

帰省中の5月5日、道の駅「瀬替えの郷せんだ」から渋海川にかかる吊橋を渡ると「仙田農村公園」があり、そこからの山道を散策してきた。


公園整備と併せて作られた(と思われる)道を上がり、対岸の道の駅を臨む。褶曲により曲がった川の地形をうまく利用しているようだ。


ここから一段上がったところからは、山道になる。整備した20数年前は散策路だったはずだが、経年によりいつからか普通の山道。
天気がよかったので、斜面のブナ林も気持ち良し。

当地は山だけど前回の松之山の「美人林」よりも標高が低く、160~180mほどしかない。それでもブナ林。豪雪地であることの所以だな。


今年は雪が多かったので、林内の窪みには雪が残っていた。
杉林の林床にあるチゴユリの群生は、まだ花を付けていなかった。
ショウジョウバカマは盛期のように咲いていた。


カタクリは花もあれば果実も見られた。


オオイワカガミは急斜面の縁から下にかけて咲いていた。以前見た時よりも多い。


ミツバアケビ(小葉が3枚)は、花を咲かせていた。新芽は“木の芽”と呼ぶ山菜として美味しい。


他にトキワイカリソウやオオバキスミレ、キクザキイチゲ、ミズバショウ、シュンランなど。樹ではマンサクやヤマツツジ、ウワミズザクラ蕾などが見られた。

 

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十日町市:美人林(ブナ林)~桜の散り始め~芝峠温泉 雲海

2025-06-01 | お出かけ

帰省する5月3日(土)、実家に帰る前にプチ観光&癒しで立ち寄ったところ。

新潟県十日町市松之山の『美人林』という名が付いているブナ林に、2019年5月以来6年ぶりに行ってみた。
午後5時過ぎなので、明るい新緑の風景は望めないだろうけど、久し振りなので楽しみではある。

近づくにつれて残雪が見えてくる。今年は雪が多かったからな~。
駐車場こそ雪は無かったものの、周囲には雪が残っていた。除雪した雪山は高い。美人林に向けて歩きはじめると直ぐに雪を踏み締めることになった。


林床の多くは、まだ雪で覆われていた。すらりとしたブナが涼し気に見える。


樹の根元は、いわゆる“根開き・根開け”状態。積雪は50センチほどか。


池があるところは、来られたほとんどの方が撮影するスポット。足元がぬかるんでいて、この先には行けず・・・。


林のさらに奥の方へ行ってみようかと思ったが、遊歩道は雪の道。スニーカーなので遠慮した。


当地の説明板。標高300mで約3haの広さ。原生林ではなく、二次林と呼ばれるブナの林。高密度でブナ林が再生したことで、枝張りの少ないすらっとした樹形となり、美人林と呼ばれるようになったという。


参考〔観光庁のWebサイト:地域観光資源のデータベースより〕
https://www.mlit.go.jp/tagengo-db/R1-02194.html
ブナは高山植物の一種と考えられており、通常は1,000m以上の高度で成長する。海抜わずか300mのこのような場所で成長することはほとんどないが、厳しい冬と大雪によって他の競合種の成長が抑えられることで、ブナが繁殖することができる。斜面に生えるブナの木は、この雪の重さによって不均等に圧迫され、奇妙な形に曲がってしまう。


駐車場では一部花が残る桜を見たが、そこからの移動中、満開を過ぎたところ?散り始め?の桜を発見し、思わず車をとめた。


田に残る雪と桜のコラボ。このような光景は何年も見ていない。日中であればもっと映えたであろう。

 

同市松代地域の『まつだい芝峠温泉 雲海』へ行くのは、約1年半ぶり。ここの貸切露天風呂は日帰り客も利用でき、眺めがよいので、帰省する際にタイミングが良ければ利用したい施設。
今回は18時半予約だったが、早く着いたので15分早めてもらった。まだ暗くないのでかろうじて眺望を確認できた。


売店で売っていたTシャツ。「着る山菜」というもの。イイな~と悩んだ。


調べてみたら、十日町市で作られており、市在住の山菜を愛するカメラマンが企画・採取・撮影・デザインをしているそうだ。他にパーカーやトートバッグ、手ぬぐいなどもある。

Web:山菜Tシャツ(サンタ・クリエイト)
https://sansai-t.com/

 

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石垣島:最終日/seven x seven石垣/レンタカー

2025-05-19 | お出かけ

石垣島旅行の4日目(4月25日)は、旅行最終日で家に帰る日。惜しむような雨が朝から降っていた。
朝食は3日続けてホテルのレストラン。ビュッフェで品数多く、日替わりで異なる料理もあって美味しくいただいた。
部屋に戻ってしばし休憩した後、着替えて後片付けをし、荷物を詰める。
受付でチェックアウトし、10:00に配車されたタクシーで空港へ。

石垣空港のロビーには、そこそこショップが入っている。待ち時間を利用し、妻は買い忘れたお土産探し、私はタバコ探し。少し離れた国際線ターミナルの方にコンビニがあり買うことができた。

ところで、スターバックスの後ろを通ったら、壁面に織物?が飾られていた。後日調べてみると「八重山ミンサー(綿紗)」のようだ。

八重山ミンサーは、綿糸の平織りで、五つの絣柄と四つの絣柄を特徴としている。「いつ(五つ)の世(四)までも末永く幸せ」にという意味合いが込められているそうだ。ステキ。知っていればもう少し見て・・・。

出発が昼なので、機内持込用の食べ物を探していると、石垣島の牧場が経営する「ミルミル本舗」が空港内にもあった。そこでミルミルバーガーを買う。
離陸してベルト着用サインが消灯してからいただいた。けっこうボリューミーだった。
羽田空港~電車~自宅と無事到着し、3泊4日の旅行を終えた。有意義で面白く満足した旅行だった。



宿泊したホテル『seven x seven石垣セブンバイセブン石垣)』について。
公式Webサイトには「世界でも類をみないラグジュアリーとセルフホスピタリティを掛け合わせた新しい体験をお届けします」と。
seven x sevenでは、土地のロケーションに合わせたホテルデザインや、アメニティや食など、贅沢と自由を調和させたホテルステイを提供しながら、QRコードによるスマートチェックインやデジタルコンシェルジュを導入することでセルフホスピタリティを推奨している。

一般道から敷地内に入る位置から、日中と夜の様子。南国リゾート感!


建物は4棟からなり、セントラル棟(上の画の細い建物)、サウス棟、イースト棟、ウエスト棟。あと入口・ロビー、左に行くとレストランやプールがある棟。


部屋は450㎡の贅沢なメゾネットスイートルームや200㎡超のスイートルーム、100㎡前後のデラックスタイプもあるようだ。
我々が宿泊した部屋の様子。スタンダードのスーペリアツイン。40㎡超。これでも充分過ぎるけど。

部屋にはキッチン、シンク、IHコンロ、電子レンジ、ケトル、皿・カップなどが備わり簡単な調理ができるほか、ドラム式洗濯乾燥機まであるので、暮らすように旅ができる。

滞在中はロビーで、世界的な写真家 レスリー・キーのアートマガジン「SUPER(スーパー)」創刊20周年を記念した写真展を開催していた。

私の写真・説明よりも、Webでは情報が多数あるので、記録しておく。
◎seven x seven石垣 Webサイト
https://sevenxseven.com/hotels/ishigaki/
 
◎世界の富裕層に日本のラグジュアリーなホテル・旅館、レストランを発信する取り組み「Luxury Japan Award 2025」のホテル・旅館部門Best10に『seven x seven 石垣』が選出された。
https://ljtm.org/award/
 
◎日経マガジンにオーガニックの取材記事でseven x seven石垣が取り上げられた。
https://magazine.nikkei.com/article/DGXZQOGB10AKO0Q5A410C2000000
 
◎ハイエンドライフスタイル誌『LEON』に掲載された。リラックスしたスタイルで楽しめるラグジュアリーホテルとして紹介されている。
https://www.leon.jp/staytravel/278196
 



レンタカーはホテルに配車・乗捨てが可能なところをWebで探し、保険料・消費税・ガソリン代・送迎料など“全て込み込みの価格表示”のレンタカー屋に依頼した。

白いスペーシア(スズキのハイトワゴン)がきた。車内の高さはあり、ナビ・ドラレコ付きで充分な仕様。満タン返しも不要でガソリンスタンドへ行く心配をしなくてよい。何より配車・乗捨ては便利。これが2日間で11,000円だった。

配車された時に聞いたのだが、昨年創業したそうだ。海外旅行先で全て込み込みのサービスをしているレンタカーがあり、石垣島でも同じようなサービスで広めたいと頑張っているそうだ。私はアリだな~と思った。

 

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石垣島:竹富島(水牛車や浜)と繁華街でお土産

2025-05-16 | お出かけ

石垣島旅行の3日目(4月24日)は、朝から竹富島へ。竹富島は石垣島の南西に位置する最も近い離島で、フェリーで15分ほど。観光ガイド等ではもれなく水牛車観光を紹介している。

〔竹富町のWebサイト〕赤瓦屋根の家々、サンゴの石垣、白砂の道、屋根の上のシーサー、原色の花々が咲き、美しい沖縄の原風景に触れることができる島。島をゆっくりと巡れば、生活の中に生きづく伝統と文化を実感する。

“らしい”ことは経験したい・見ておきたいということで、水牛車観光と石垣港⇔竹富港のフェリー券の付いて割安なプランを申し込んでいた。行きは時間を選び、帰りは自由というもの。

ホテルからレンタカーで石垣港離島ターミナル近くの駐車場に止める。この辺りは100円/1Hのようだ。9:00過ぎに受付へ、出港は9:30頃。竹富港に着きシャトルバスに乗り換えて水牛車乗り場へ。説明・注意など受け乗車。
水牛は義務教育を終えまだ初心者?の水牛ティーダくん。小さめの水牛車を運転してくれる。
三線を抱えたガイドの話には関心を惹かれ、三線の音色に島の唄も心地良い。

十字路を曲がる時は内輪差を考慮して大回りだ。お上手。白砂の道をゆっくり進む。

水牛車観光を終えた後は、順番にティーダくんと記念撮影。ポーズは水牛サインを指示された。観光地でよくあるサービスで有料。プリントとデータをダウンロードできる。折角だからと妻が買った(だよね~と思った)。


赤瓦の屋根で2階建ては島で唯一。何かの文化財に登録されていると聞く(覚えてないのが残念)。


郵便局も景観に合う仕様。木造で赤瓦の屋根にシーサー、そして昔ながらの赤いポスト。


沖縄電力の竹富配電塔も平屋で赤瓦。(見た目以上に重要な施設だな)


マンホールを発見。何年も前に道路を掘り起こしインフラを整備したのでWi-Fiは使える!とガイドが話していた。


集落を散歩し、レンタサイクル屋で手続きに手間取り、借りたママチャリで海辺を巡る。

最初はカイジ浜(星砂の浜)。岩場沿いの陸地側にひろがる砂地に星砂はあるそうだ。(↓画の右側で写ってない…)

カッコいいサバニ(伝統的な木造帆船)が!この後、カップルとガイドが乗って行った。サバニツアーもあるようだ。


コンドイビーチは美しい砂浜と遠浅の海岸。休憩所やシャワー・トイレなどあり。


西桟橋は、かつて西表島で稲作を行っていた時に仕事で向かう人たちが利用したもの。長さ約105m。国の登録有形文化財という。遠くに小浜島、さらに背後には西表島が見えた。

(載せた写真はイマイチだけど挿絵感覚。綺麗な画はWebに沢山あるから・・・)

ちなみに、竹富島および周囲の海域は、西表石垣国立公園の区域内。ゴミを捨てない、花や植物を採らない、動物を獲らない、野生動物に餌を与えない、トイレ以外の場所で用を足さない、生きているサンゴを傷つけない、島の人が大切にしているものや祭事のきまりごとを守る!などなど守れない輩は来ちゃいけない。

レンタサイクル屋さんのバスで港へ移動。短い滞在時間で残念だけど・・・出港!


13:40頃、石垣港離島ターミナルに戻る。ここから繁華街(ユーグレナモール)の方へ歩いていく。まずは、遅いランチとなったが「ゆうくぬみ」で素朴だけど旨い八重山そばを頂く。それからおモール内をグルっと一周し、公設市場の近くで地元のお菓子や小さいシーサーを買う。

さかい商店(ゲンキショップ)で、キャラクターのゲンキくんTシャツ(孫用)やポーチ(頼まれもの)、クールサイダーなどを購入する。5,000円以上になりゲンキクール柄の大きなバッグを頂いた!一旦、荷物をまとめて入れる。店のテラスでクールサイダーを飲みながら一休み。
駐車場に戻る途中、カンムリワシ(具志堅用高)との記念撮影をするため港に立ち寄る。


17:00頃ホテル着。レンタカー屋に駐車場所を連絡して2日間契約終了(配車~乗捨て可)。
翌日の帰りのタクシーを配車予約。(予約料金は無料)
帰宅後の作業軽減のため、部屋に備え付けのドラム式洗濯機をまわす。
Webでレストランのメニューをあらかじめ見ておく。名前だけでは分かり難い。ディナーコースは2種類あった。品数が少ない方で我々には充分だろうからコースの安い方にしようと決める。

19:30頃、ホテル内レストラン「BATIDA(バティーダ)」に入る。ここは宿泊客以外も理由できる。ラテンイタリアンがコンセプトで、石垣島の食材をふんだんに使っているそうだ。プール近くの席に案内された。

一応メニューを確認し、決めたコースを注文すると「こちらは大皿になり4名様からになる」ということで却下となった。改めてメニューを見て、ウェイトレスに質問しながらアラカルトで注文。この女性は気立てが良く、カットやサーブの仕方もお上手。嬉しい~。美味しく頂き、旅行最後の夜も満足。

 

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石垣島:川平湾など王道の綺麗な海めぐり観光

2025-05-11 | お出かけ

石垣島旅行の2日目(4月23日)は、一日ツアーが直前で中止になったので、急遽レンタカーによる観光地巡りとなった。
9:00に配車されたレンタカーで出発。真栄里から島の東側を北上する。

玉取崎(たまとりさき)展望台は、島の北東部に位置し、小高い丘の上にある駐車場からでも見晴らしが良い。ただ、観光バスが4台とまっていて中国語の方々が煩い。トイレ・飲物でしばし時間を使って、それらの人が少しはけてから展望台へ歩いて行く。
展望台から北側を見ると、長く伸びる島の北部(この後行く)が望める。

南側は、青い海にサンゴ礁群、海岸線が続く。緑も豊かだ。

ハイビスカスが迎えてくれて、デイゴやアダン、タコノキなどの亜熱帯の樹々も気になる。

 

平久保崎(ひらくぼさき)は、島の最北端にあり東側の太平洋~西側の東シナ海が見渡せる。

灯台からの眼下には、サンゴ礁が群生するリーフが広がり、青のグラデーションが美しい。


なお玉取崎展望台で見た観光バスが、ここでも先着していたら・・・と心配したが、駐車場は狭くバスが来るような場所ではないことが分かってホッとした。

この後、昨夜のツアーガイドから聞いていたお薦めの明石食堂に行ったら休日だった・・・。南下して新垣食堂が営業していたので並ぶ。直営牧場の石垣牛をふんだんに使った牛そば・牛汁・ビーフカレーが人気のようだ。我々は牛そばをいただく。これで1,000円!と唸る。旨かった。

食事の待ち時間に、川平湾のグラスボートを申し込む。何でもスマホで予約する時代になったんだな~と思いつつ、慣れない作業に挑戦した。

店を出てしばらくすると、草を食む牛たちがいた。これが石垣牛・黒毛和牛かと車の中から。

 

島の西側をしばらく走っていると「米原のヤエヤマヤシ群落」の看板が目にとまる。ツアーで行くはずだったスポットではないか!時間は少し余裕がありそうなので立ち寄ることにした。

石垣島と西表島にのみ自生するリュウキュウヤエヤマヤシで、国の天然記念物とのこと。山の斜面に広がっていた。沖縄県に自生するヤシの仲間では最も高木になる。

 

川平湾(かびらわん)西側の公園駐車場からすぐの所が、グラスボードの受付けだった。浜の待機場所でしばし待って乗船。女性の船長で、乗客は計12人。移動しながらポイントをまわる。
クマノミなどの熱帯魚はもちろんだが、シャコガイが密集している様子に目を見張る。

「運がよければ・・・」のアオウミガメが海底にたたずんでいた。

海中だけでなく、エメラルドグリーンの海面と珊瑚でできたな島々が点在する光景も気になる。

乗船後、公園展望台から眺める。川平湾は海外の旅行ガイドで三ツ星を獲得した石垣島随一の景勝地とのこと。


近くの川平観音堂。航海安全と無病息災を見守る観音様。参道から空気感が違う。

オマケのブルーシールカップアイスを頂いて出発しようとする時、雨がポツポツあたってきたが、予報ではそれほどでもないので、さらに西へ向かうことにした。

御神崎(おがんざき)は、屋良部半島にある岬で島の最西端に位置する。駐車場から徒歩で坂道を上り、凛々しく白い灯台の左側から岬の突端まで階段で行く。

右手を見ると断崖絶壁の荒々しい絶景。

遠く西側に浮かぶ島は西表島。晴れていれば素晴らしい夕日が見られるスポット。

周辺にヒルサザキツキミソウやテッポウユリなどが咲いていた。(テッポウユリの画は平久保平久保崎)

 

ここからホテルに近いスーパーへ行き、地元らしい総菜やお酒を購入する。ホテルでの部屋食用にするためだ。(初日の居酒屋で、2日目は部屋食、3日目はホテルのレストランにすることを妻と相談していた)

18:00頃にホテルへ着く。それから折角なのだからと用意した水着に着替えてプールへ行く。ホテルには屋外に2つのプールがある。1Fがファミリープールで2Fはインフィニティプール(大人のみ)。主に2Fでプール・ジャグジー・サウナを一通り体験。バーカウンターは使わなかった。最後はシニアらしく水中ウォーキング。

お風呂の後、部屋のカウンターで一杯やりながら夕食。(キッチン備品もあるので料理も可能。我々はお皿を使うだけ)
ツアーは中止になったが、ツアーで立ち寄る先のほとんどをまわったし、夕方の小雨は短時間で止みラッキー。石垣島を堪能した一日だった。

 

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石垣島:サンセットナイトカヤックツアー

2025-05-07 | お出かけ

石垣島旅行の初日(4月22日)は、サンセットナイトカヤックツアーを申し込んでいた。
ホテルに着いてベランダから外を眺める。このままなら夕日を期待できる青空だ。15:30頃。


ツアーにかかる時間から夕食は遅くなるので、空港に着いたときに※ゲンキショップで購入しておいたゲンキクール(乳酸菌飲料)とうずまきパンでつないでおく。(※株式会社八重山ゲンキ乳業は、石垣島にある日本最南端の地元乳業で販売店が島内3か所ある)


ツアーはサンセットナイトカヤック専門店で、数か所のポイントの中から、その日ベストな場所を選ぶ。写真を撮ってくれてツアーに参加した方はインスタなどSNSで写真を利用できるという。(以下、利用させて頂く)

 

17:20頃迎えの車で出発。途中、ガソリンを入れ、若い女性2人をピックアップし、店に着いて受け付け。18時過ぎに再出発。ポイントに到着後、カッパ(水・寒さ予防で任意)とライフジャケット装着。カヤックの準備待ち。漕ぎ方などのレクチャー、記念撮影などをし、カヤックに乗ったのは18:50頃かな。
なお、車の送迎から事務手続き、カヤックの準備、ツアーガイドまで全部一人。ワンオペでこなしていた。


ツアーはカヤックを漕いで移動、アンカー(錨)を落とす、眺める・・・を何度も繰り返す。
アンカーを落としても風や波の影響で向きが変わるので調整が必要。妻は数か月前から右肩が不調なので、私がその分頑張る。


山の方からアカショウビンなど野鳥の鳴き声が聞こえる。
日没も確認できた。地平線から空が紅く染まる。それを眺めている我々。


夜光虫が光ると聞き、海中を見ても最初分からなかったが、パドルを入れた際に一瞬の小さい煌めきが見えるようになる。


星は暗くなるにつれて確認できる数が増える。代表的な星や星座、冬の大三角などを教えてもらう。
夕日~日没~マジックアワー~暗くなるまで堪能できた。


カヤックツアー終了は、出発地点とは少し離れている所に上陸。

浜から遊歩道?に移り、歩きながら蛍鑑賞。えっ!ここで!と内心驚く。4月・5月は蛍観賞ツアーもあるとWebサイトで確認していたが、当然のように山へ移動するのかと思っていた。まさか海沿いの林縁で見られるとは。

ただホタルの灯は想像よりも少なく、光っている場所は下の方で(暗いのでよく分からないけど地面?)ガイドの方がライトを当てた姿は幼虫(幼虫も光る)。この時はほぼ羽化前のようだ。
ホタルは、石垣島・西表島などにしか生息していない「ヤエヤマヒメボタル」と聞く。

林縁ではミミズクもいた。鳴き声が近いところでガイドがライトを照らす。下の枝にとまっていて顔が良く見えた。「リュウキュウコノハズク」で全長20センチほどの小さなフクロウ。かわいい~と若い女性らの声。確かに可愛い。ミミズクは2度確認した。嬉しいオマケだった。(撮れなかったのは残念)

店に戻り ガイドが撮影した写真を送る。私はAndroidのスマホなのでLINEで送られた。(なので解像度をかなり低くしたようだ)
ここでもガイドの水洗いや後片付け待ち。その待ち時間にホテル近くの居酒屋に電話して営業時間や席予約を確認。

21:00頃に店を出発。繁華街で他2人を降ろし、居酒屋で降ろしてもらう。
居酒屋はガイドもご存知の店で、地元の方が行かれる居酒屋だという。石垣牛鉄板焼き・島魚マース煮・島豆腐・イカスミチャーハンなど、飲物はオリオンビールと泡盛で“らしさ”を味わう。
ガイドから「地元の人は泡盛を水とコーヒーで割る。飲みやすい。メニューにもある」と聞いていたが、確かに「コーヒー割り」がメニューにあった。(私はお湯割りなので試してない)

お腹も酔いも満足して店を出る。ホテルまで歩いて6~7分のはずが・・・アレ?マップを確認。店の前で左右を間違えて歩きはじめたようだ。トホホ・・・・・結局ホテルまで約20分かけ23時過ぎに着いた。長い一日だった。


【オマケで日没前後の様子など(自分カメラから)記録しておく】

 

 

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初めての石垣島に3泊4日で行ってきた~!

2025-04-30 | お出かけ

将来、沖縄本島には再度行くかもしれないな~ということは漠然と思っていたが、この度、会社の関係で宿泊がお得になることから妻と初めての石垣島に行ってきた。4月22日~25日の3泊4日。
4月に決めたのは妻の誕生日月間だからで、ホテルの空きを確認したうえで、ANAのタイムセールでチケットを購入したのが1月初旬。めでたく廉価な航空券をゲットした。

石垣島のことは知らないし、妻と情報共有しやすいよう「るるぶ」を購入。もちろんWebや周りの人からも情報を得る。
観光ツアーには参加しようと思った。ホテルまで送迎可のツアーもあり、それによりレンタカーの予約も変わる。

南国らしいアクティビティを体験するのもアリだが、妻はスキューバダイビングはもちろんシュノーケリングも絶対ダメと。(これは我々の年齢的にも参加は難しいようだ)
最初に決めたのは『サンセットナイトカヤックツアー』で、晴れることを想定してのこと。カヤックは初めてだけど、海上から見る夕焼けにそそられた。ホテルへの送迎もあるので、石垣島に着いた初日にしようかと。
次に、主な観光スポットを約7時間半で巡る地元ガイド付き観光フォトツアー。これもホテルへの送迎ありで、レンタカーは不要。2日目にしようかと。
それから、竹富島での水牛車ツアー。“らしい”ことは経験したいと。これは間近の予約まで大丈夫のようだ。ホテル送迎はないので3日目に予定し、ホテルに配車・乗捨て可のレンタカーを借りようかと。

このような予定を立てたが、初日にガックリ事態が発生!ホテルに着いた時にメールをチェックしていたら、翌日のツアーが携行人数に達してないため中止になったという。何てこった。代わりのツアープランは希望に合わず結局キャンセルとした。他のツアーを探す時間は無く(初日ツアーの迎えがくるので)、とり急ぎ、3日目に予約したレンタカーを2日目から借りたい意向を連絡し承諾を得る。

実際の行程は、ざっと以下のとおり。

【初日】15:00前に南ぬ島(ぱいぬしま)石垣空港に到着。タクシーでホテル(seven x seven石垣)へ。17:20にツアーの車が迎えに来て、カヤックからの夕暮れタイムを満喫。ホテル近くの居酒屋で降ろしてもらい旅の始まりに乾杯。


【2日目】9:00レンタカー配車→玉取崎展望台平久保埼灯台→12:00新垣食堂で牛そば→川平湾でのグラスボート〔ここまで王道のキレイな海めぐり観光〕→御神崎灯台→ホテル近くのスーパー→18:00ホテル着~プール・ジャグ・サウナ~部屋食。


【3日目】8:50レンタカーで離島ターミナル→竹富島へ。水牛車で村散歩~レンタサイクルで浜めぐり→離島ターミナルからユーグレナモール周辺繁華街散歩(八重山そばランチ、お土産等買物)→17:00頃ホテル着。ホテル内レストランでディナー。


【4日目】10:00タクシー配車→南ぬ島石垣空港~お土産、機内持込用にミルミルバーガー~12:00過ぎに搭乗。


3泊の旅行は滅多になく、かなり久し振り。また、南国の非日常滞在&リゾートホテルなどから、プール(水着)問題やサンダル問題、短パン問題など事前の検討もあった。(些末なことだが南国は30年振りくらいなので…。まぁそんなことも旅行のうち)

平日に休みをとれたことには感謝。時期的には、春休みが終えてGWの前ということで混雑時期は避けられた。雨らしい雨は帰る日のみで天気にも恵まれた。十二分に満喫した石垣旅行だった。
ということで、次回からも石垣島旅行をとりあげたい。

 

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横浜:せっかくなので見どころアレコレ

2025-03-13 | お出かけ

2月7日~8日の横浜観光散歩から、せっかくなので取り上げておきたいアレコレ。

シーバス(SEA BASS)は、横浜東口(ベイクォーター)~ハンマーヘッド/ピア赤レンガ~山下公園を結ぶ海上アクセス。横浜港の風景を楽しみながら、ミニクルーズ気分が楽しめる。
受付で「これから小学生の団体が来るので先に並んだ方が…」と助言をいただく。画は乗り込む時と、降りる時の客室内。


窓が無い後部デッキの方が見やすいと思ったが、当日はまだ風が寒いので客室に入った。案の定、窓越しの写真は反射が写る。

最初に見る横浜の風景が"海から"ということに(あまり意味ないけど)悦に入る。手前は大さん橋。

 

ハンマーヘッドクレーン」は、日本初の荷役専用クレーンとして、1914年(大正3)に横浜港・新港ふ頭に整備された。金づちに似た形状が愛称の由来。役割を終えてからも歴史的遺構として残されている。周辺は公園化され、間近で見られる。画はシーバスから撮ったもの。

同型のクレーンは日本に3基あり、他は佐世保市と長崎市にあり、現役で働いている。昨年、長崎では遠くから「ジャイアント・カンチレバークレーン」を見た。


山下公園は1930年(昭和5)に関東大震災のがれきを埋め立てて作られた公園で、見どころが多い。
カモメの水兵さん歌碑」は、作詞家が叔父をハワイに見送る際に、当地の空をかもめが飛んでいたことから、歌詞につづったという。
赤い靴はいてた女の子像」は、童謡「赤い靴」をモチーフに作られたオブジェ。歌碑も像も1979年(昭和54年)設置。

意味は解らないけど「赤い靴」を聞いた幼い頃、♪異人さんにつれられて~ の「異人さん」という言葉を知らなかったせいか、ず~っと「ひい爺さん」だと覚えていた。


山下公園の西側には「インド水塔」がある。横浜市が外国商人への救済措置を講じた返礼として、インド商組合が寄贈した“水飲み場”で1939年(昭和14)建立。個性的な様式で美しい、市の歴史的構造物。

 

中華街の道路頭上でランタン?が連なっていたのは、この時が春節にあたっていたから。
中華街内の山下町公園には動くランタンが置かれていた。鳳凰と白龍馬+四神(青龍、白虎、朱雀、玄武)があったようだ。他所でもオブジェのようなランタン?を見た。


中華街で見かけたATMは、ご当地らしさあり。
元町通りでは、キタムラの元町三丁目店と元町メンズショップが並んでいた。

 

港の見える丘公園の上り口に歴史ある洋館?かと思ったら「山手迎賓館」という結婚式場だった。
公園の中に山手西洋館の一つ「横浜市イギリス館」がある。1937年(昭和12)に英国総領事公邸として建てられたもの。


港の見える丘公園では、レトロ感のある赤い風車が回っていた。かつてフランス領事館と領事官邸へ井戸水を汲み上げるために風車が設置された。当時のフランス山を偲ぶモニュメントとして多翼型の風車が設置されている。オシャレ。

 

大観覧車「コスモクロック21」は、世界最大の時計機能付き大観覧車。ふと時計を見るともうすぐ「1」が並びそう・・・・・並んだ!
エンジェルナンバーで「1111」の意味は「願いがもうすぐ叶う」そうだ。


ランドマークの近くで目を見張るオブジェがあったので、後日調べてみると「モクモク ワクワク ヨコハマ ヨーヨー」という高さ約17mのステンレス製のアート作品だった。手前の大きなギターは「ハードロックカフェ」の看板?かな。


横浜ランドマークタワーの足元にある屋外イベントスペース「ドックヤードガーデン」は、旧「横浜船渠第二号ドック」を移築復元したもの。1896年(明治29)の建築で現存最古の石造乾船渠(ドライドック)。渠内深さ約9m、総延長約128m、上幅約19m。昔のドックを間近で見たのは初めてだ。

第二号なので第一号は?同所から道路を挟んだ反対側の入江のような所で、帆船日本丸が係留されてる場所が第一号だった。1号なのに建築は2年後の1898年。全長約168m、上幅約29m、渠内深さ約10m。第一号・第二号ともに国の重要文化財。


横浜マリンタワー」は、横浜開港100周年の記念事業として、1961年(昭和36)に建設された。高さは106mあり、当時は日本で最も高い灯台として、長く横浜の港を見守ってきた。今も横浜のシンボルで、眺望が良く根強い人気があるという。美しいタワー。


初日のランチでの食べかけ台湾揚げと青島ビール。これに焼小籠包1/2を食べて充分。
駅で購入したお土産の定番らしい「横濱ハーバー ミニ」を帰りの電車内でいただいた。

 

 

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横浜:大さん橋・3塔・象の鼻・赤レンガ・ランドマーク

2025-03-05 | お出かけ

横浜観光散歩の2日目(2月8日)は、ホテルをチェックアウトし、山下公園を通って大さん橋の屋上「くじらのせなか」へ行く。
かなり長さがあるので、前日にホテルの部屋から撮った全景の画を載せておく。


Web横浜市の「大さん橋ふ頭」の説明によると、バースは延長450m。大さん橋国際客船ターミナル施設の建築物の長さ約430m、幅約70mとのこと。この建物の屋上が「くじらのせなか」で24時間オープン、入場無料。

屋上は、一部の芝生以外はブラジル産のイペ材を使用したウッドデッキ仕上げ。ちょっとした丘の起伏が床材になっているよう。TV等で見たことはあったけど、やはり凄い。

屋上広場だけでも長いけど、マップでふ頭の付け根部分にある横浜水上警察署からふ頭の先端まで距離を測定すると、約700mはある。行って来いで1.4kmはなかなか。
でも、その距離があるおかげで、海上からしか見られない景色を見られるのはステキ。


「くじらのせなか」の高い所から赤レンガ倉庫を見ていたら、アパホテルと横浜コレットマーレの間に雪をまとった富士山が見えた。


少し戻って、少し北側を見ると、ランドマークタワーからコスモクロック21などが背景に。手前のクルーズ船は♪マーリンルージュに・・・。


来た方(南西側)に目をやると、ビルの上に塔がある建物が見える。昭和の初めごろ船員がトランプのカードに見立ててキング、クイーン、ジャックと呼び始めたとされ、戦争等をくぐり抜け建ち続けた横浜三塔は、いまも多くの観光客が訪れる横浜のシンボルとなっているそうだ。(横浜在住の方のブログで知っていた)


キングの塔:神奈川県庁本庁舎/ジャックの塔:横浜市開港記念会館/クイーンの塔:横浜税関


大さん橋の根元の辺りから西側にカーブを描いて突き出ている所は、「像の鼻」と呼ばれている。これは、いわゆる遺構として残されたもので、港町「横浜」が発展した起源である。

1859年(安政6年)に横浜は開港し、港には東波止場(イギリス波止場)と西波止場(税関波止場)の2つの波止場が作られた。その東波止場が時代とともに少しずつ形を変えて湾曲した形になり、いつしか「象の鼻」と呼ばれるようになったそうだ。160余年前と同じ場所に姿を残し、今も変わらずに往時の空気を伝えている・・・。
ちなみに、税関波止場は西側に埋め立てが進み、今は像の鼻パークになっている。


横浜赤レンガ倉庫
は、明治末期から大正初期に模範倉庫として建設されたレンガ造りの歴史的建造物。当時の面影を残したまま、現在は、文化・商業施設として営業している。
1号館の南東側から見る。外廊下?バルコニー?は、それなりに広そうだ。


1号館の北東側から見る。手前のテントは喫煙所。中に入ると、JTスタッフがPRをしており、加熱式タバコのスティックが試し放題だった。


1号館と2号館の間のイベント広場では、この時「ストロベリーフェスティバル」を開催していた。


岸壁から見る、大さん橋の先端部分と後背はベイブリッジ。ワールドスクエアでこんな光景を見たような気がした。あれは砂漠だったか?

 

横浜ランドマークタワーは、地上70階、高さ296mの超高層ビルで横浜のシンボル的存在。
高い所に行けるなら上って景色を見たいのは、人のさがだろうと思っている。
展望フロアは太陽光が差し込まず見やすかった。せっかくなので、展望フロアからの景色を取り上げておく。

東京方面、左側に東京タワー、中央右側に東京スカイツリー(1月に上ってきた)。


東側の新港およびベイエリア一帯。歩いてきたところを一望できた。


赤レンガ倉庫や大さん橋~像の鼻、その奥に氷川丸をズームで確認。


ベイブリッジの左側は大黒ふ頭。ベイブリッジをくぐれない巨大客船は大黒ふ頭に寄港するとか。遠くには、海ほたるからのアクアラインも。


南東側を見れば、横浜スタジアム。ということは中華街も近くだが、よく分からない。


その先をズームで。森林部分は三渓園かな(行ったことないけど)。


西側を望めば、彼方に雪山が。冬の快晴は遠くまでキレイに見える。富士山ありがとう。

 

 

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横浜中華街:牌楼(門)、関帝廟、媽祖廟/元町通り

2025-03-01 | お出かけ

横浜観光散歩の初日(2月7日)は、シーバスで山下公園に着いてから中華街~元町~港の見える丘公園などをまわって、ホテルニューグランドに着いた。
事前に中華街のことを調べた際に、街の東西南北に門があることを知ったので、それを見ることも目的にした。(漠然と見て回るよりも良いだろうと)

なるべく一筆書きで行けるよう考えたが、ランチ探しの市場通りと元町通りは行って来いになってしまった。
実際に歩いた経路をWeb「YOKOHAMAP中区のマップ」をベースに記録してみた。


中華街のシンボルともいえるのが、各所にある10基の門「牌楼(パイロウ)」。
街の東南西北の方向には、風水思想でそれぞれの方角を表す色と神獣を配した牌楼を設けて街を守るとともに、中国文化を紹介し、観光資源としても活用されている。

牌楼上部の額に門名があり、街の外側はいずれも「中華街」で、内側がそれぞれの名前になっている。
東:朝暘門(ちょうようもん)…青色で、守護神は「青龍」。間口が広く大きな門だった。


北:玄武門(げんぶもん)…玄(黒)色で、守護神は「玄武」。道路の向いはスタジアム。


西:延平門(えんぺいもん)…白色で、守護神は「白虎」。高校と中学校の間の角にある。


南:朱雀門(すざくもん)…朱(赤)色で、守護神は「朱雀」。見た目、スマート。

 

朝暘門から西へ進む中華街大通りは賑やかな雰囲気で、平日の昼間のわりに人出があった。


善隣門(ぜんりんもん)は、その先の五差路のところにあり、街のシンボルとして最初にできた門(1995年)で豪華な感じ。

親仁善隣(周囲の国や人と仲よくする)」を掲げた善隣門は中華街の象徴。反対側には「中華街」と書かれ、中華街という呼び名の起源だという。門の完成以前は南京町(なんきんまち)と呼ばれていた。


横浜 関帝廟は、道路から階段を上がって楼門がある。見上げる門はきらびやか。

関帝廟は、多くの人々から尊敬される武将、関聖帝君が祀られている。三国志の英雄として有名な実在の関羽将軍は、後世神格化され、関帝廟における崇拝の中心像となっている。
本殿も凄い。建物は中国から工匠を招き伝統建築工芸の粋を駆使して建造されたという。

楼門も本殿も、屋根の極彩色で細かな彫刻は否が応でも目を見張る。

楼門は裏から見ても装飾が素晴らしい。

参拝の仕方が分からなかったが、楼門をくぐった右側に受付があり教えてもらう。まずは中国式の線香を5本購入し、5つの香炉に供える。次に本殿に入り、係りの方から参拝の仕方を教えてもらい、順に参拝した。


関帝廟通り(関帝廟の前の通り)は、東端に「天長門」、西端に「地久門」の牌楼がある。崇められているんだな~と感心する。こちらは天長門。横浜大世界の看板が目立つ。


ランチ先を探しに市場通りへ入った。幅の狭い道だが、この通りにも北端と南端に牌楼があった。
焼小籠包は食べ歩き(立ち食い)で、台湾揚げと青島ビールは座れる店でいただいた。


横濱 媽祖廟(横浜大天后宮)は、道教の神様を祀る廟で、媽祖は道教の神々の中で位の高い女神であり、最も人気のある崇拝神の一人。航海・漁業の守護神として知られる。
大きく重厚感のある楼門。


本殿は上から見ると八角形になっているようだ。

 


中華街を朱雀門から出て、前田橋(下は川、上は首都高)を渡り、元町通りを歩く。


元町通りは、1970年代から80年代に流行した「ハマトラ」の発祥地だが、当時は田舎にいたし男なので、情報は少なくブランドで知っているのはキタムラくらい。妻の方が詳しい。小綺麗な通りだった。


この後、階段を使って港の見える丘公園に上がったが、階段はけっこう堪えた。

ところで、いわゆる「中華街」と呼ばれている街は、日本全国に幾つもあるようだが、中でも「日本三大中華街」といわれているのが、横浜中華街、神戸の南京町、長崎新地中華街。長崎は昨年歩いてきた。横浜は今回。神戸は・・・まだ。

 

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