昨日、朝の情報番組で柿の種の新しい商品を紹介していた。何でも柿の種に付属のディップソースをつけて食べるという。
柿の種には様々な味があり、ディップも明太子ドレッシングやチョコバナナ等があるので多種多様の組み合わせが楽しめるようだ。
とはいえ柿の種の大きさはそこそこ小さいので、どうなんだろ~と思わないでもない。個人的には普通の柿の種で充分OK。できれば(新潟出身なので)♪元祖 浪花屋の柿の種~が一番だな。(他の地域の方はご存知ないと思うが。)あとは、メジャーな亀田製菓か。
子供の頃、アラレはガラスの容器に入って売られていて、○円分と言って頼むと量って売ってくれた。アラレやセンベイ等の米菓は現代よりも、生活に密着していたと思う。
そんなことを思い出したので、娘に「アラレとセンベイの定義は?何が違う?」と問うてみた。もちろん分かっているから聞いてみたのだが、言った先から「アレッ何だっけ?」と。思い出せないでいた。(知っていたハズなのに。何てこった。)
なので、調べてみた。「センベイ」はうるち米、「アラレ」「オカキ」はもち米からできている。原料が違うわけだ。(そうだった!)
ついでに「アラレ」と「オカキ」には明確な区別がなく、小粒のがアラレで、若干大きめのサイズをオカキと呼んでいるのが一般的のようだ。
柿の種はもち米を使っているので「アラレ」の一種ということになる。
柿の種の発祥は、浪花屋の創業者がアラレ作りに使う小判型の金型をうっかり踏み潰してしまい、元に直らずそのまま使用していたら、「こんな歪んだ小判型はない。形は柿の種に似ている」といわれ、そのヒントから大正13年「柿の種」が誕生した。※浪花屋のWebサイト参照
ところで、センベイとアラレとの比較としては前述の通りで良いと思うが、センベイ(煎餅)と称するものは材料が米だけではないな~と。
所謂、醤油煎餅や海苔煎餅、ぬれせんべいは米だが、南浮煎餅や海老煎餅などは違う。“煎餅”は薄くて固い菓子の総称ということなのでしょうな。