シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

映画館のエグゼクティブシートと会員特典

2023-08-10 | 四方山話…

時々(思い出したように)映画でも観に行く?なんて妻と話すのだが、どちらかに用があったり好みが異なったりしてうやむやになることはよくある。
それが、先月の下旬は「そうだね~」と観に行くことになった。まぁ暑いからね~、私の植物観察散歩に付き合うよりは、涼しい屋内の方が・・・。

予定日は7月29日の午後。何を観るかをWebで検索し、どうせなら早めに『君たちはどう生きるか』を観ておこうかとなった。
我が家から映画を観に行く場合、車なら3ヶ所が候補になるのだが、一番混みそうなところは裂け且つ行きやすいのは、ショッピングモールの中にある109シネマズ

7月29日(土)、午前中は届け物もあるので娘の家に行く。孫と遊ぶ合間に、上映時間とか料金とか映画館(109シネマズ)の情報をひろっていると、最近値上げをして一般は1,900円が2,000円に、我々シニアは1,200円から1,300円になっていた。

また、シネマポイント会員というのがあって、スマホでWeb登録してすぐ使えるらしい。さらに会員になるとエグゼクティブシートというのが通常の料金で利用できるという。エグゼクティブシートは3,000円で私の通常料金は1,300円。入会金1,000円、年会費無料。
ということは、仮にゆったりと足を伸ばせるリクライニング機能付きの贅沢なエグゼクティブシートを利用しようと思ったら、会員になれば1回で元がとれるしポイントによる優遇*もある。エ~それでいいの?と疑ってしまう。
(*入会時に2ptプレゼント、有料1回鑑賞につき1pt付与。6ptにつき1回無料鑑賞)

とはいえ、これは利用する価値があるのではと考え、スマホで会員登録しクレジットカードと紐づける。それから、空席を確認し初めてのエグゼクティブシートを予約する。苦手なスマホでの操作を何とかやってのけた自分を褒めたい。

※イメージ画 出典:109シネマズ Webサイト


さて、実際に利用してみると、とても心地良い。そのせいか、一瞬(?)カクっと寝落ちしてしまった。
映画の内容・感想については・・・差し障りがありそうなので、ここでは控えておく。

なお、ポイント有効期限は、最終利用日より6か月後の月末日。なので、6か月に1回鑑賞すればポイントが消えることは無いわけだ。
次は、6か月以内に何を観に行こうかな。(こういう義務感もアリだな~と、今は思っている。)

 

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三大〇〇には『三大饅頭』もあった

2023-07-19 | 四方山話…

都心のビルのロビーで福島県の物産展が催されていた。ひやかしに立ち寄ってみると様々な産品が並べられていて、その中にはお饅頭もあった。

饅頭ってどこにでもあるな~と思いながら手に取ってみると、「日本三大まんじゅう」とパッケージに記されていた。饅頭にも“三大”があるとは知らなかった。
結局、気になったので『柏屋 薄皮饅頭』を購入し土産とした。


名前の通り薄皮。柏屋Webサイトの紹介文に「こしあんは、上品でなめらか、口どけのよさとさらっとした甘味が身上です」とあるが、その通りだと思った。

三大饅頭を調べてみると、志ほせ饅頭(東京都中央区)、柏屋薄皮饅頭(福島県郡山市)、大手まんぢゅう(岡山県岡山市)の三種。

柏屋のWebサイトに日本三大まんじゅうの説明が載っていた。図解が分かりやすいので拝借する。

※図解の出典:柏屋 https://www.usukawa.co.jp/ 

日本のまんじゅうの始まりは、室町時代だという。歴史のある和菓子だな~。

 

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群馬県吾妻郡東吾妻町(旧東村)での昔話

2023-02-20 | 四方山話…

東村(あづまむら)は、群馬県の北西部、吾妻郡にかつて存在していた村で、2006年3月に吾妻町と合併し、東吾妻町となった。その東村時代のこと。

私の上の子が幼少の頃から、6歳離れた下の子が小学校6年生くらいまでの間、何度もオートキャンプ及びデイキャンプをしに出掛けた。車は最初ツーリングワゴンだったが、何度もキャンプに行っているうちにハイエースベースのキャンピングカー(バンコン)に買い換えることにした・・・。

当時、オートキャンプが流行り始めており(今でいう第一次キャンプブーム)、オートキャンプ場が次々に新設されていたので、同じキャンプ場に行くことはまれ(あっても2回)。
その中で、唯一何度も行ったキャンプ場が、前述の東村にある「あずま森林公園キャンプ場」だった。毎年5月頃、8年(?)ほど連続して行った。最初は家族4人だけで行ったが、その後は毎年7~8家族で行くことになった。

その理由をあげると。
 ・関越道渋川伊香保ICから車で30分ほどと便利
 ・村営の安心感と広いサイト、高くない料金
 ・バンガローもある(滅多にキャンプに行かない家族が利用した)
 ・テニスコートが付設されている(2面あり)

参加する家族は、ご近所や同じ地域の家族で、ママさんテニスの仲間の家族でもある。なので、オートキャンプサイトとバンガロー、テニスコートは半日借りていた。(つきあい程度でパパさんもテニスを始めていた)
子供達は山を駆け回り、探索したり、木製の遊具などで遊びつくす。何人かの親が順番で子供達に付き添う。皆、よその子にもしっかり叱ってくれるので安心。
外での飲食は上手いし、夜は長い。鳥見屋さん、子供達は翌日の朝から元気。飲み過ぎの一部のパパさんはいつも起きるのが遅い。早朝は野鳥の鳴き声がシャワーのようだし、リスを見たこともあった・・・。とても楽しかった。子供達にとっても良い経験だったと思っている。

また、同村内には、環境省「名水百選」にも選定されている「箱島湧水」がある。大杉の根元から大量の水が湧き出て川になっていた。一見の価値がある。



さて、妻と伊香保温泉(渋川市伊香保町)に行くことを決めた際、隣接する町でのキャンプ場や湧水のことを想い出し、久し振り(18年振り?)に見てみたい。是非立ち寄ろうと計画を立てた。 (次回につづく)

 

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申出したマスクが厚労省から届いた

2022-05-05 | 四方山話…

4月28日(木)、帰宅すると私宛に段ボール(荷物)が届いているという。はてさて?何が?どこから?心当たりが?見ると、厚生労働省からの布製マスクだった。

在庫処分に困った(?)厚生労働省が、個人の希望者に配布するとリリースしたのは昨年末。廃棄するよりは・・・と私が希望の申出をしたのが1月12日だった。その後、在庫数に対して申出がかなり多かったとはニュースで見たが、希望者(私)に配布されるのかどうか、いつ配布されるのか分からないまま。なので、いきなりの届いたことに少し驚いた。


段ボールを開ける。大きい袋が2つに、それぞれ個包装のマスクが入っている。


全部で100枚あった。厚労省のWebサイトを見たら「個人の申出の場合、希望の枚数が50枚以上の場合は一律100枚配布する」とのこと。


マスクには平型と立体型があり、私はどんなものか分からないけど「立体型」を希望していた。袋から出してみると。


生地は綿ではなく、フニャフニャした感じのポリエステルのようだ。。ただ、立体?の形状が、現時点でよく見る不織布で中央が縦に空間ができるタイプではなく、左右の中央を詰めて立体型?にしているような形状で、今まで見たことがないモノだった。見慣れてない者からすると、ちょっと変かも。
(メーカーによって異なるかもしれません。あくまでも私に届いたマスクのことです。ちなみに、厚労省のWebによると「平型」の素材は綿らしい。)

せっかくなので、昨日(5月4日)久しぶりにお会いした近所仲間におすそ分け。あと会社にも持って行こうかな・・・と考えている。

〔更新した後、すぐ帰省しますので。取り急ぎ・・・〕

 

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50周年の『さいたま水上公園』がひっそりと閉園

2021-08-16 | 四方山話…

数日前、スマホのニュースを見ていて驚いた。「かつて東洋一の水上公園 コロナ禍、さよならも言えず幕」って!?なんということでしょう。

上の娘が幼い頃から、二番目の息子が小学校の頃までだから十数年は利用した。それ以降は行くことはなかったけど、近隣の市や町の子供がいる家族にとってはなくてはならない施設だと思っていたので、閉園ってありえないな~。
羽鳥慎一さん、的場浩司さん、小柳ゆきさん、ハライチらも子供の頃には利用したと思うけど、なかなか残念なことだ。

↓画像出展:公益財団法人 埼玉県公園緑地協会 さいたまの公園Webサイト 上尾運動公園(さいたま水上公園)


ニュースなどによると、数年前から施設の老朽化などを理由に営業終了が検討され、7月に今年限りでの閉園が正式に決まった。新型コロナの影響で昨年は営業できず、今年は入場制限など感染対策をした上で最後の営業をする予定だったが、7月半ば以降、県内でも感染者数が急増し営業中止になった。
子供らの歓声も、感謝&さよならの言葉もなく、フィナーレを飾ることもなく終わってしまった。

『さいたま水上公園』は埼玉県誕生100年記念事業で、1971年(昭和46年)7月に県内初の水上公園として開業した。場所は上尾市と大宮市(現さいたま市)の境付近。
7haの敷地に7種類のプールを備え、オープン当時は水面積では東洋一の規模であった。夏季プールの利用者は1978年(昭和53年)度の86万279人をピークにその後は減少を続け、1988年(昭和63年)度では22万1069人と最盛期の1/3以下に減少。
施設の老朽化や利用者数の減少のため、2012年度に流水プールが、2015年3月31日に室内プールが廃止。近年は形の違う3つのプールと高さ10メートルのウォータースライダーで7月末~8月末に営業。ここ数年は期間中5万~6万人が訪れていた。

子供らを連れて行ったときは流水プールでプカプカ浮かんでいたものだが、その時に比べると近年は格段に来場者は減少していたようだ。夏の子供の遊びも多様化し、野外で遊ぶ子供が少なくなってきたのだろう。

県内の県営プールは、他に1979年開業の「しらこばと水上公園」、1988年開業の「川越水上公園」、1992年開業の「加須はなさき水上公園」がある。海なし県でもリーズナブルで様々なプールのある水上公園は素晴らしい施設で県民に親しまれているはずだ。長続きしてほしいものだ。


ところで、そんな海なし県でイジラレ県の埼玉だが、あの『翔んで埼玉』の続編が作られ来年公開予定だと発表された。「埼玉の皆様 続編作ってゴメンなさい。」というキャッチコピーは、本心なのか何なのか。まぁ、そこら辺の草でも食いながら公開された後のテレビ放映を待ってあげよう。

 

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外車の1年無料モニターキャンペーン

2021-06-04 | 四方山話…

●取らぬ狸の皮算用:手に入るかどうか分からないものを当てにして、計画を立てること
●気で気を病む:必要のない心配をして、あれこれ自分ひとり苦しむこと。

外車メーカーが、1年無料モニターキャンペーン(1名様)を行っていることを知り、こりゃ~私のためにあるのかもしれないと前向きに申し込んだ。
当選すると、「好きなプラグインハイブリッドモデル1台の1年間無料モニター」が当たるというもの。
条件には「モニター実施期間終了後にインタビュー取材、またはお写真とアンケートのご提出にご協力いただける方」というのもあるが、それは支障ない。

こういうモニターに応募する方はどれほどいるのか想像もつかないが、1台1名なので、確率は超低いだろう。
とはいえ、もし当たったらどうなるだろう。
モニターなので一年後にそのまま買い取ることも可能のようだ。それは~無理がありそう。
モニター期間終了後には、返すしかないかな。
ならば、今保有している車はどうしよう。車は1台あれば充分だけど、手放したら一年後にまた何かしら必要になる。

ということは今の車も維持する必要がありそう。2台置くのか~、まぁ狭い一軒家だけど何とかなるか~。
1台はビルトインの屋根付き、1台は青空。ん~どっちをどっちに置こうかな~。青空の方は狭いんだよな~。
ただ、家族には、自転車置くのに邪魔なんだけど!って言われるかも。
近所の方からは「何事!?お父ちゃんどうしたの?」って不安に(?)思うかもしれない。

そもそも、モニターの維持費はどうなるのだろう。
 :
 :
取らぬ狸の皮算用で、気で気を病むのであった。

 

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特別豪雪地帯:昔の除雪、雪おろし・・・上げ!?

2021-02-16 | 四方山話…

特別豪雪地帯』については、前々回の日記で概要をとりあげたとおり。
私の実家は新潟県の特別豪雪地帯にある。平野部ではなく山間部の集落。
私が幼い頃は、家の前の道路に除雪車(当時は、普通のブルドーザー)は入ってこなかった。除雪車による除雪は国道くらいだったと思う。
積もった雪は2階くらいの高さになったが、(雪国と言えば!で云う)2階から出入りすることはなく。玄関から雪の階段を作り、積もった雪の上の歩道(道路)と上り下りしていた。朝は、隣近所の大人たちが「かんじき」で歩道を作って(踏み締め)いたはずだ。
昔のことなので明確ではないけど、小学生の途中からブルドーザーが入るようになったと思う。家の前の道路の向こうは、川にむけた斜面になっていたので、ブルの雪捨て場になっていた。ブルが斜面に向かって幾重にも押した雪は硬くて子供にとってはちょっとした遊び場だった。
ブルドーザーは、やがてロータリー除雪車に代わり、道路はよりキレイに除雪できるようになった。

今では国道や主要な道路では、ロータリー除雪車や除雪グレーダなど用途に応じた働く車が活躍する。家庭でも小型除雪車や小型除雪機を購入し、私有地の除雪をしているケースもある。

子供でも屋根の雪おろしは手伝った。まぁ、小学生の頃は手伝いになってなかったかもしれないけど。2階の屋根から落ちたこともある。でも雪は深いので、ズボッと雪のなかにもぐり身体は平気だったけど、抜け出すのが大変で・・・それはさておき。

雪おろしは、なるべく家から離れたところに落とした方が良い。窓の雪囲いもするけど、家屋自体に雪が密着するのは、水分だけでなく圧もあるのでよろしくない。つまり重たい雪を投げることになるので大変。大屋根の場合は距離的に投げきれないので、「雪とい」を利用し滑らせて落とすこともあった。雪おろしの後は、家屋の周囲の雪を除く(雪山に上げる)作業もした覚えがある。

今は、1階をコンクリート造りにして、その上に木造2階建てを載せるような家が多くなった。利点は、自然に雪が滑って落ちるようにした落雪式の屋根が可能になった。他には、屋根をあたためて雪をとかす融雪式の屋根もある。
さらに、雪国の家は頑丈に造られているが、それをさらに頑丈にした耐雪式の住宅もある。3mくらい積もっても耐えられる。
昔も今も、時代時代で克雪の工夫があった・・・。

ちなみに、作るのは大変だけど。雪おろしをして適度に硬くなった雪の山の下を横から掘り進めると「かまくら」ができる。あと、窓の雪囲いと高くなった積雪のおかげで、1階は一冬中暗かった。(ついでに言うと、昔は照明もそれほど明るくなかった。)


ところで、山間部育ちなので市街地での除雪や雪おろしのことは実感としてない。
現代では、道路の「消雪パイプ」は市街地でなくとも見るものの、雪の中で通路を確保する「雁木」、道路沿いに設けられた雪を流すための「流雪溝」など市街地ならではの工夫がある。

それでは、昔の市街地はどうしていたのだろう。除雪や雪おろしをしようにも、雪を捨てる(除けておける)場所を確保するのは難しいと思う。
Webで検索していたら、興味深い画像があった。 ※写真の出典元は十日町市(市には掲載承諾済)。

上の写真のキャプションは、「はしごを使い上へ上へ雪を積む(昭和11年)」
右に家屋、左の雪の壁(雪山)は家屋より高い。壁にはハシゴが掛けられている。これが何をやっているところか分かるだろうか。
たぶん、通路を確保するために、通路に積もった雪・雪おろしで落とした雪を、上へ上へと積み上げている状態だ。これは、町内の方が協力して一斉に行うのであろう。大変だし危険な作業だ。(写っている方々の装いがパリッとしているのは、この日は撮影があると言われていたのか、何かの行事があったのか・・・何だろう?)


次は、さらに珍しい光景だ。キャプションは「雪を串ざしにして捨てる(昭和9年)」

道路に雪を積み上げていき、高くなったところで、屋根から板を掛けて雪を運んでいる。屋根の雪はもちろんだが、串ざしにした人が列をなしているのを見ると、通路の雪も家の中を通って、もしくは屋根に梯子をかけて運んでいるのかもしれない。


さらに雪が降ればこうなってしまうだろう、という光景もあった。
キャプションは「屋根よりも高く積まれた雪の山(昭和20年)」

日々の生活は大事だけど、この雪山の状態は決して安心感は無いと思う。もし先日のような地震があったら、通路を歩いている人はひとたまりもないし、家も損壊してしまうだろう。(ひょっとして、雪山には支柱が立てられていた・・・とか?定かではない。)

山間部は元々不便で大変なことが多いけど、写真のような昔の市街地の除雪・雪おろしについては、より大変かもしれない・・・。そんなことを考えさせられる、克雪今昔物語の1シーン。

十日町市のホームページ>雪国とおかまち(雪の生活の紹介サイト)>歴史
http://www.city.tokamachi.lg.jp/yukiguni/Y003/index.html
ここでは、昔の雪国のくらしについて紹介している。

 

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雪国、豪雪地帯・特別豪雪地帯、今年の積雪

2021-02-11 | 四方山話…

●雪国とは?
降雪量の多い地域のことだが、範囲を定めるとしたら「豪雪地帯」がそれを指すようだ。Webで検索すると、雪国=豪雪地帯との記載もある。

豪雪地帯は、豪雪地帯対策特別措置法で「積雪が特にはなはだしいため、産業の発展が停滞的で、かつ、住民の生活水準の向上が阻害されている地域」として積雪の度その他の事情を勘案して指定されている。

北海道から中国地方の山間部まであり、その面積は国土の51%をも占めるという。この数字だけを見ると、想像以上に広い面積ではないかと思われるが、日本は国として世界で有数の雪国のようだ。

関東でも栃木県の那須塩原、群馬県の渋川などの辺りより北側もしくは山間は豪雪地帯。滋賀県のマキノ町や京都府の福知山も含まれる。都道府県で全域が豪雪地帯なのは、北海道、青森県、岩手県、秋田県、山形県、新潟県、富山県、石川県、福井県、鳥取県と主に日本海側。

さらに、豪雪地帯のうち、積雪の度が特に高く、より住民の生活に著しい支障を生ずる地域は特別豪雪地帯として指定されている。国土の約20%を占める。
新潟県についていえば、全域が豪雪地帯で、その大半は特別豪雪地帯だ(佐渡と新潟平野の辺りは含まれない)。
特別豪雪地帯の中でも積雪の度は異なるが、地域についてこれ以上の指定はない。

参照:国土交通省 豪雪地帯対策の推進
https://www.mlit.go.jp/kokudoseisaku/chisei/crd_chisei_tk_000010.html
>>豪雪地帯及び特別豪雪地帯の指定について(概要)
https://www.mlit.go.jp/kokudoseisaku/chisei/content/001344957.pdf


●今年の積雪の深って?
気象庁のホームページでは、様々な雪の情報を開示している。「数値データ、簡単な表・グラフ等は著作権の対象ではありません」ということで、自由に利用できる。
『日最深積雪』では、上位10地点のランキングがあった。

▼2月10日の日最深積雪ランキング

※出典:気象庁ホームページ 雪の情報
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/mdrr/snc_rct/index_snc.html

雪が降れば積もるし、降らなければ締まって(あるいは融けて)深さは低くなるので豪雪地のランキングは日々変わるので目安と思っていれば良いだろう。
ちなみに、過去の2月中の最深積雪は、1位の青森県酸ヶ湯566cm、新潟県は津南416cm、十日町391cm、守門463cm、安塚337cmで、この過去最高に比べれば1m前後は少ない。ただ、十日町市のホームページに過去100年間の年最大積雪深の平均値が234cmとあったので、それよりは多いようだ。
いずれにしても、新潟県は雪が良く積もる観測地点が多いようだ。

今シーズンは、12月から「雪が連続して降っている」とか「雪の降る日が多い」とも聞く。
気象庁のデータには、『累積降雪量』といって11月1日から当日までの降雪の深さの日合計を積算したものもある。データは都道府県別。

▼新潟県の11月1日から2月10日までの累積降雪量

数値の「 )」は統計を行う対象資料が不足しているが、原則として正常値として扱う。「 ]」は対象資料が許容範囲を超えて不足しているでの通常は統計に用いない。その値の前後である。

毎日降った雪の深さを合計すると津南は9m超、十日町・守門は8m超、安塚は7mで、平年よりも多いようだ。
柏崎の数値は低い。平年よりも少ない。でも旧柏崎市の地域は特別豪雪地帯だという。市内には山間部もあるけど・・・(?)。


◎ところで、冒頭の「雪国とは?」の件
川端康成の長編小説で『雪国』というのがある。私は読んだことがないけど、湯沢温泉が舞台になっていること、冒頭「国境の長いトンネルを抜けると雪国であつた。」くらいは知っている。トンネルは、湯沢町とみなかみ町を結んでいる。

言葉の定義のことだが、今時点でウィキペディア(Wikipedia)での「雪国」には、意味「降雪量の多い地域のこと。豪雪地帯。」とある。
みなかみ町は豪雪地帯に指定されている。湯沢町は特別豪雪地帯だ。
小説:雪国の冒頭の「雪国」=豪雪地帯とすると、(豪雪地帯から)トンネルに入って、出たら豪雪地帯だった。となる。これは表現としておかしい。
なので、ウィキペディア(Wikipedia)に限らず、「雪国とは?」の答えとして、『特別豪雪地帯』としてほしい。

◎そうではなくて
時間をかけて調べて、日記としてまとめて、最後は雪国の言葉の定義の話になったが、今回の日記を書こうとした目的は、雪国の雪国たるゆえんを記しておこうと思った次第である。

 

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新潟県の米菓メーカー/近所のスーパー

2021-01-27 | 四方山話…

他の方の日記で越後の米菓を取り上げているのを拝見し、気になったので新潟県の米菓メーカーについて、Webで情報をひろってみると、ちょうど良い感じで全国のメーカー別売上高のランキングがあった。

全国の米菓メーカー売上高 2019年度』から新潟県メーカー抜粋 
 順位  社名     所在地  売上高(億円)
  1位  亀田製菓  新潟市   770  亀田の柿の種、ハッピーターン、うす焼
  2位  三幸製菓  新潟市   558  雪の宿、三幸の柿の種
  3位  岩塚製菓  長岡市   224  黒豆せんべい、味しらべ、鬼ひび
  5位  栗山米菓  新潟市   200  ばかうけ、瀬戸の汐揚、星たべよ
  9位  アジカル  新潟市    67  (亀田製菓の子会社)
  10位  越後製菓  長岡市    61  ふんわり名人
  13位  阿部幸製菓 小千谷市   48  かきたね
  14位  ブルボン  柏崎市    45  チーズおかき、羽衣あられ
 (越後製菓、阿部幸製菓、ブルボンは米菓のみ)

この他にも新潟県内には(順不同)、元祖「柿の種」の浪花屋製菓、雪国あられ、竹内製菓、末広製菓などがあるようだ。

私の田舎は新潟県でも中越地方の山間地にあり、上記のメーカーの工場があるようなところではないけどCMのおかげで大半の名前くらいは知っていた。まぁ新潟県は米処なのでせんべい・おかき・あられ等が多いのも当然のように思っていた。

しかし、全国の売上高では、ランキング15位の中に8社ランクインだ。皆、全国区ってことだな。それに売上高をみると、上位の4社で全国の“ほぼ”ではないかと思われる。

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我が家の近く(徒歩1分ほど)にディスカウントスーパーがある。一般的なスーパーに比べると店舗面積は狭いし生鮮食品は少ない。ここで、会社の帰りに晩酌用の焼酎やつまみ(肴・あて)になる乾き物を購入することは多々ある。

先日、この店に行った際に、置いてある米菓はどこのメーカーなのか改めて確認することにした。この店ではせんべいや柿の種の類は、お菓子とは別の棚に置いてある。メーカーとして覚えているのは三幸製菓と岩塚製菓だが、果たして・・・。


棚の多くを占めているのは、やはり前述の2社だった。この棚では亀田製菓は見ない(少ない。かも?)。なので、他の方の日記で越後製菓「かちわりの種」を紹介していた時、「かちわり」はこの店で買った覚えはあるけど、2社うちどちらかだろうと思っていた(メーカー名を気にしていなかったので)。しかし、改めて見ると越後製菓だったー。


では、久しぶりにこれを買っていこうかと思った。・・・だが、岩塚製菓の「大人のおつまみ えびカリ」というのが目にとまった。これは食べたことがない。買うしかない。

小袋の裏面に、「オリジナル ガラムマサラ使用」とか、~「えびカリ」は、人気カレー専門店「札幌カレーヨシミ」とのコラボから生まれた。スパイシーな味わいでおつまみに最適な逸品です。~と記されている。
食べてみると、確かに単なるカレー風味ではなく、カレー味に深みを感じると思った。ただ、新潟県内ではなく、札幌の店とのコラボというのはちょっと残念に思えたけど。

 

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朝の変な雲とイチョウの黄葉/その他

2020-12-26 | 四方山話…

12月14日(月)の朝、家を出て歩いていると、雲が変な形をしているのに気付いた。まとまった幾つかの雲が、北東から南西方向になびいていた。

↑大きな樹は、何年も前に先端を切られたイチョウ。昔は樹形が整っていてキレイだった。


埼玉の地元ではイチョウの葉が落ちていたが、秋葉原~神田の街路樹のイチョウは黄葉が残っていた。
ちなみに、下の方に「17」と見えるのは国道17号線のことで、東京都中央区から新潟市の中央区まで行く国道で、埼玉県の我が家の近くも通る。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

●12月13日~14日は、ふたご座流星群のピークとのことだったが、雲なのか霞なのか星があまり見えなかった。残念。


●この日記で使っているgooブログの件数は、全部で約300万ブログあるようだ。もちろん作ったけど既に使用していないとか、ほったらかしとかも含まれての件数だと思う。
12月9日に驚くべき事態が発生した。アクセス件数が17位/300万になっていた。目を疑った。普通は4桁位だしありえない数字だ。何故だろう???と思い、直近の日記を確認すると『息子の机一式を処分/JA前で交通事故』の記事だ。

机を処分することには、それほど関心は集まらないだろう。とすれば『交通事故』のワードが何かの目的でひろわれたと思うしかないけど、そういう方(企業・団体・行政?)が多いということなのかな。ん~分からない。

ちなみに、『JA前で交通事故』のタイトルは、私自身が事故を起こしたと思われたコメントをいただいたので、数日後に『JA前の交通事故』に修正した。

 

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