シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

ユズリハのその後

2015-08-29 | ご近所、周辺事象

子供たちが通っていた小学校の立派なユズリハが伐られたことを、8月6日の日記で取り上げた。実際に見たのは8月2日だが、何故伐ることになったのか全く分からないので、その後どうなるのか気になっていた。

そこで、8月16日に図書館ついでに見に行くことにした。
すると、なっなんと!ユズリハの苗木が植わっていた。


苗木といっても、高さは2メートル近くありそうだ。

ただ、これでは生長しても以前のユズリハと同じような雄姿は望めないだろう。

小学校のWebサイトを見たら、8月25日が二学期の始業式だったようだ。児童達は「ユズリハがちっちゃくなっちゃった!」とか言っていたのかどうか・・・。

Webのお知らせでは、本日の給食とか通学班指導などはあるが、今もってユズリハに関する情報は無い。それに「ゆずりは物語」というページはそのままで、学校のシンボルとして以前のユズリハの画が掲載されたままだ。「これからも学校の歴史とともに歩んでいきます。」という言葉を添えて。

この小学校というか市の教育委員会(Web管理は教育委員会のようだ)は、卒業生や父兄に対する情報提供をどのように考えているのだろう。私には理解できない。

 

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ヤマボウシの2期咲き

2015-08-26 | 我が家~植物・生物

今、我が家のヤマボウシの花が咲いている。<画は8月23日>
一般的にヤマボウシの花期は6月前後で、我が家のヤマボウシは5月中旬ごろに咲いていた。その時できた果実は径1~1.5cmになり、中にはオレンジを帯びるものもある。それなのに、また咲きだしているのである。

この日記で遡ってみると、2年前の8月にも咲いていた。この時は「南東側の枝に多い」と記している。
今年の様子。まずは、上から南東側の一部。

下の方でも咲いている。

中段下あたり。花は終わりそう。


今年の5月にどれほど咲いていたか(記録していないし)よく覚えていない。ん~7:3位で、今の方が少ないと思う。

例えば、サクラの「十月桜」は年に2回、秋と春に咲くものとされているが、ヤマボウシは年に1回だ。明確な理由も分からないし不思議だけど、「何かの環境の影響で稀に花期が2回あるときもある」と納得するしかないな。

ところで、2年前はもちろん、今年も当初は何気なく見ていただけなのだが、ブックマークをしている「ディック」さんのブログを見て、そういえば!と23日に改めて見て記録した次第。

※ディックさんのブログ(備忘のためリンク先を記載させていただきます)
<8月20日> 3ヶ月遅れのヤマボウシ http://dickhym.blog9.fc2.com/blog-entry-6846.html
<8月25日> 2期咲きについて考える http://dickhym.blog9.fc2.com/blog-entry-6848.html

 

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樹から小さい木くず

2015-08-24 | 自然・環境とか

丸山公園(上尾市)での散歩中、樹の根本から小さな球形のモノが扇状に広がっており、よく見ると樹には穴が開いていてそこから出ているように見えた。〈8月12日〉

近くの他の樹でも同様。日陰なので画は(いつも以上に)ボケボケ。


これは何だろう?単語を並べてカチャってみると、カミキリムシの幼虫がこのようなことをするらしい。何者なのだろう?といっても成虫になって出てくるまで待つわけにはいかないな。それに、樹にとっては何らかの対処が必要だろう。公園の管理人は気づくのかな?


ところで、同公園ではハスの花が咲いていたが、何やら花弁が多い。

 

 キレイに咲いているのが無いな~と思い、数枚しか撮っていないのが残念。ハスのことをほとんど分かっていなかった。カチャってみるとハスにも八重があるようだ。

まぁ、それはそうと、ハスの実の入った花床は面白い形をしている。

 

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田舎の田んぼの風景

2015-08-21 | 家族・帰省・イベント

帰省した時の田んぼ散歩について、もう少し記録しておく。(8月15日)
前回も似たような画を載せたが、この日は本当に良い天気になり、日なたは多少暑いものの土の道で照り返しはないし、日陰はそよ風で涼しい。しかも何十年振りかでこの位置で見る光景にちょっと気分は高揚気味。

↑見える範囲の田んぼは、ここの地では広い方だ。反対の奥まった方は棚田になる。

しかし、その昔、棚田はもっと奥まであった。小さい田んぼ、1畳~2畳位の広さがとれるのなら開墾して田にしたのだろう。

川に架かる橋、小さい農耕機くらいしか通れない橋。この先にも棚田があった。確か池もあって水中にサンショウウオの白い卵のうがあったのを覚えている。(この卵のうの親はアカハライモリだと思っていた。いい大人になるまで・・・)この状態では、とても確かめに行けないけど。


こちらはもう少し下流の橋。車も渡れる幅がある。この先には多くの棚田があったと思う。どうなっているのだろう。自然に戻っているのか。


国道に近い田には道路側に小さな白い立て札があった。


タイトルは「新潟県特別栽培農産物認証制度生産登録ほ場」って、漢字が多すぎないか。それに、これは何を示しているのだろう?


兄にも聞いたが、念のためカチャッてみると
新潟県特別栽培農産物認証制度とは?
新潟県内で、農薬の使用回数及び化学肥料の使用量を慣行栽培の5割以下に削減して栽培された農産物を特別栽培農産物として、県が認証する制度。この制度によって、分かりやすく統一された適正な表示を行い、安全、安心な農産物を求める消費者からの信頼を高めてもらうとともに、環境への負荷を軽減した生産方式の拡大などを図っている・・・ようだ。どこの家の田んぼだろう?食べてみたい。

ちなみに「コシヒカリBL」とは、従来のコシヒカリに「いもち病」にかかりにくい性質を付け加えたもので、遺伝子組換えではなく、従来からある「戻し交配」という育種方法で開発され、生育・食味・品質・収量・外観は従来のコシヒカリと同じで、平成17年度から、新潟県内に一斉に導入されている・・・という。知らなかった・・・。

生き物もチラホラ。オニヤンマが日陰で休息中。


黄色い何かが漂っていると思ったら、草に止まった。後で調べたらキイトトンボ♂のようだ。近づいてもなかなか逃げない。画を見たら睨まれていた。


造成して国道を作ったためにできた農道のトンネル入り口、ちょうど目線の辺りにアマガエルが頭隠して・・・状態。

ふと乗っている葉の形が気になり、茎や下の方にあった蕾を見て驚いた。これはママコノシリヌグイではないか(しかも高さは2m以上伸びている)。田舎でも見れたんだな~。(昔のことは分からないけど)


細い国道から主要な国道に出るT字路。車に乗っていると気にもしなかったけど、「止まれ」の標識はけっこう高く、道路側に横に張り出す。

ん~雪国の田舎ならではの標識だな~と納得。(普通の道路脇にあるタイプなら、大雪+除雪の雪ですぐに見えなくなる。)
それにしても、緑色と青色しかないバックに赤は目立つ。


私は年に2~3回は帰省するが、同郷の方でも帰省する方は相当減っているだろう。もちろん、帰っても家族がいない、帰る家自体が無くなっている方の方が多い(過疎化は止まらない)ので致し方ないところではある。それでも、何かの機会を設けて訪れてみてはどうだろう。自分の育った所を、周りの景色を眺めるだけでも良いので、是非訪れてほしいと思った。(でも、私が知らないだけで皆さんたまには来てるのかな?)

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隣の集落の大ケヤキを見に行った。(4年前には別ブログでも取り上げた。

樹齢約800年(とか1,000年とか)、目通りの周囲10m、樹高・枝張り共に50m弱・・・だったが、ここ数年で横に伸びる太い枝が幾本か折れたようだ。

それでも枝には葉が繁り樹勢はあるように見える(そう思いたい)。

 

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夏休み 2015

2015-08-16 | 家族・帰省・イベント

8月12日(水):前夜に会社での暑気払いがあり、日本酒を少し飲みすぎた。午後2時半を過ぎた頃から近くの公園樹見散歩。その後、ガソリン満タンにして、バッテリー交換。夕方は妻と実家に行くお土産買ったり、他の買い物したり。

8月13日(木):休みなのにいつもと同じ時間に起きる(起こされる)。録画TV観て、雑多な用で過ごす。午後、妻が帰宅してから2人で義母宅に行く(同じ埼玉県。車で約1時間)。義妹夫婦と義弟の奥さんが集まる。17時頃帰る。

8月14日(金):妻と長男との3人で帰省(長女は仕事)。10時頃出発したせいで少しだけ渋滞あり。それよりも関越トンネル抜けて石打ICあたりまでの猛烈な雨にはまいった。前が見にくかった~。実家の辺りは雨上がりという感じだった。
兄と甥っ子と一緒にお墓参りに行く(要長靴の類)。

早めに(18時過ぎから)夕食となった。実家で、お盆にこんな時間から夕食なんて物心ついてから初めてかもしれない(商売を止めたので)。
ビールから日本酒。お酒をいただくのは主に私と兄。ちょっとピッチが早かったようだ。お土産の一升瓶が空いて、次の瓶になる頃から記憶があやしい。最後は洗いものを手伝って、お風呂にはいって、歯もちゃんと磨いて寝たようだが、記憶が・・・。

8月15日(土):朝起きて、皆と一緒に朝食、だが2~3口しか食べられなかった。やはり飲みすぎた。その後、昼食近くまでほとんど寝ていた。涼しく窓から入る風も気持ち良い。気づくと妻も息子も寝ていた。(この日の気温は最低20度~最高28度ほど。)昼頃、東京から姪っ子が到着。

昼食をいただいてやや復活。近くを散歩することにした。スタートして100メートルほど歩いたらトレッキングシューズ(左)の底が取れてきた。戻って車に着く頃には完全に抜けた。このシューズとは20年ほどのつきあいかな。頑張ってくれたな~という感傷もさておき、スニーカーに履き替え再出発。

雨上がりの翌日は快晴だ。珍しく川向うの田んぼの方に行ってみた。(↓クリック大)

 
その後、いつもの吊り橋~山に上がり隣の集落までぐるっと回って帰る。約2時間強(かな)、最後の方はヨロヨロだった。
この日の夜は、兄が地元のお祭りのお手伝いということもあって、軽く頂いて早めに横になった。(姪っ子も前日飲みすぎたらしく控えると言っていた。)


8月16日(日):地元のお土産をいただいて午前10時頃出発。関越道は花園渋滞が10キロほどあったが、まずまず順調に帰宅。その後は、靴磨きや図書館、録画TVなど。んで、今、22時半。備忘のため記録中。
明日から仕事だ。一週間長そうだ~。

 

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海洋堂50周年『ダンボー』

2015-08-13 | フィギュア・コミック

前回からの続き)秋葉原でiPhone5を売却する手続きに少し時間を要するというので、ラジオ会館にある「海洋堂」に行くことした。(8月4日)

数か月前に立ち寄った時、『リボルテック ダンボー・ミニ 海洋堂50周年記念ver.』が売られていた。限定品で直営店のみでの販売。その時は「50周年記念でダンボー!イイな~」と思いつつも買うことはしなかった。

しかし、我が家には1体のダンボー(約一年前に購入した『ゆうパックダンボー』)があるのだが、1体では寂しかろうと思うし、チョコラザウルス(参照1.参照2)でお世話に(?)なった海洋堂の50周年を祝うことも必要ではないかと(こじつけ理由を)考えるようになった。また機会があれば、その時は・・・と。
(当たり前のように書いているが、ご存知ない方にはチンプンカンプンでしょうな。最後に少しだけ補足しておこう。)

さて、待ち時間を利用して「海洋堂」に入ると、50周年記念ダンボーはまだ売られていた。ならば、もう買うしかない!とお買い上げた。(iPhone5を予想以上で売却できたしね・・・、ダンボーは1,300円なんだけどね)
帰宅後、『ゆうパックダンボー』と『50周年ダンボー』が並ぶことになった。家族も喜んでいる(はずだ)。

ダンボール箱のサイズは約9.5×6×6センチ。ダンボーの身長は約8センチ。手・足・首などが自由に動き、目は光る。


ダンボーはこのような状態で売られている。箱はダンボーの頭部仕様。

 
海洋堂:1964年にプラモ店として開業して以来、独創的なアイデアとそれまでにないマニアならではの造形力をもって国内外にフィギュアを発信する模型メーカー。

リボルテック:海洋堂開発の汎用関節「リボルバージョイント」を使用した、新時代の可動フィギュアシリーズ。容易に着脱が可能で、組み換え遊びも可能。

ダンボー漫画作品「よつばと!」に出てくるダンボール製ロボット型スーツで、主人公の友達が夏休みの自由研究で作ったもの。登場回数は少ないが、その愛らしさから海洋堂でも様々なverが発売されている。

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昨日、車のバッテリーを交換した。GSのチェックでは10段階中最低の1、約3年半経過している。帰省も控えているし・・・。バッテリーはモノだけ買って自分で取り付ける方もいるでしょうが、ENEOSで交換(80B24、\15,000)。

 

 

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Y!mobileにしiPhone5売却

2015-08-11 | 我が家~モノ・作業

私と妻の初めてのスマホがauのiPhone5(16GB)で、2年経ち今年の6月が更新月だった。
2人ともそれほどスマホを使わないし割引もあったので月に約4000円/人ほどかかっていた。しかし、割引が一部終わるので高くなる、ならば他のに乗り換え用ということで、6月21日にY!mobileのnexus5にした。

Y!mobileは大手通信会社と所謂格安SIMの中間に位置すると言われているようだ。詳細は分からないけど、通信網はソフトバンクそのままで、格安のように混んでいるときに大手優先で遅くなることはないし、通話は月に10分間×300回までどこでも無料(こんなにかけない)。私の場合、データ通信量はあまり使わないので月1GBでも充分。

nexus5にしたのはY!mobileのキャンペーン+店のキャンペーンがあったから。通常はプランSで2,980円だが、容量は+1GB追加され、料金は約2,000円(約というのは上ではなく下)、2台目は500円引きで約1,500円だった。2人で約8,000円が約3,500円になったので充分OK。それに、機種代は2台とも無料(要ネゴ。家電量販店だからこそ)。

格安SIMは通話すると高くなるし、店舗もほぼ無い。私のような者&使い方ならY!mobileの方が安いし良心的だと思う。そういえば最近ネコのCMをよく見るな~。


さて、iPhone5はデータの移行も終えたので売却することにした。
Webで調べてみると、同機種で「20,000円(上限)」とか出てくる。驚いて詳細をみると対象は「未使用品」。なんじゃそりゃ~業者さん向けですかね。

店舗で直接売りたいので、秋葉原の店をWebで調べて、何店かTelもしてみた。だいたい上限は8,000円~13,000円のようだった。上限というのは、箱や付属品が全部揃っていて傷が無くて・・・とかとか。
この点については大丈夫だろうと思っていたが、中には白は高く黒は安いとか、バージョンアップしていると安くなるとか(理由は分からない)いろいろだった。

先週、Web+Telした店に行ってみようと向かったのだが、途中で買い取りをしている店があったので見てもらうことにした。
結果、2台とも13,000円だった!さらにネゴで、もうちょい追加してもらって、この店で売ることにした。対応も普通だったしね。

めでたしめでたし。でも、また2年後に「どうしよっかな~」という状況になるだろう。まぁ、その時はその時に。

以上、買い買えと売却の出来事として記しておこう。

(売却した店で、中身を調べるのに10~15分かかるというので、近くの「海洋堂」に寄ってきた。この時のことは次回に。)

 

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2年目のミョウガ

2015-08-09 | 我が家~植物・生物

昨年の5月にミョウガの苗を2ポット買って狭い庭に植えた。花が咲いていたことに驚いたが、一般に食材として「みょうが」と呼ぶのは花穂の部分。10月に3個ほどの「みょうが」を確認した。

さて、2年目(今年)の現状を記しておこう。
株は昨年よりも増え、葉も長く草丈も高く、全体的に大きくなった。(画は8月2日)


昨年の購入時に「今年は秋に、来年からは夏に採れる」と言われた通り。これまでに6個ほど収穫した。


週末にしか見ないので、気づくと花が咲いていたりする。
念のため収穫時期についてカチャってみると、花が咲く前の方が美味しいようだが、開花しても食べられないわけではない。また、花後は腐り始めるのでなるべく早く収穫食べた方が良いとのこと。なるべく気をつけよう。

さらに読んでみると、ミョウガは乾燥に弱く、水を好むという。
(午前10時、これを読んでミョウガを見たら、土の表面がカラッカラ。早速水やり)
肥料は6月~10月に1ヶ月に1回はやった方が良い。但し肥料が無くとも収穫はできるし生育に問題はないとのこと。放ったらかしが基本だが、少し気にしよう。

ん?10月?何々・・・、どうやら9月~10月のころまで収穫できるようだ。でも、先ほど見たらもう花芽らしきものはなかった。「1~2年目はそれほどとれず、3年目以降に増える」という記載もあったので、来年に期待しよう。

 

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ユズリハが大変な事に!

2015-08-06 | ご近所、周辺事象

8月2日(日)の11時頃、図書館に行って文庫本を借り、その後、暑いので近場の樹見散歩!ということで近くのお寺と久し振りに子供たちが通っていた小学校にも寄ってみた。

小学校は昨年まで新築と大改修を行っており、外観がキレイになったのは見ているが、外周りの植樹などがどうなったのか見ておこうと思ったわけだ。
でも、新しくなった所は野菜を植えている広い畑があったものの期待はずれだった

それではと、校庭の正面にある同学校のシンボルツリー「ユズリハ」を見に行くことにした。
ユズリハはユズリハ科ユズリハ属の常緑高木。譲り葉のとおり、春に新葉が生長し出揃ってくると、前年の葉がそれに譲るように落葉する。これを、親が子を育て成長したのを見届けて家を子に譲る、世代交代、子孫繁栄に例え縁起木とされている。

校舎の角を曲がるとユズリハが見えるはず・・・だが、無い!アレ、何、どうしたと思いながら近づくと、伐られていた。何て事だ。
工事車両や祈祷のあとも見られ、前日もしくは前々日に伐られたと思われる。何故?


5年前に別ブログで取り上げた時の内容を確認すると、この樹は昭和35年12月、小学校開校の周年記念事業の一環として植樹されたもの。立派な古木といえる。
それでも、画のように株立ちになっている半分は切り口がキレイだ。素人考えだが2~3本でも残すことはできなかったのだろうか。

記念樹でシンボルツリー、これは何かしらのお知らせがあるだろうと思い、小学校のWebをみたが何ら関わる情報はない(そもそもの発信量が少ない)。それどころか『学校のシンボル「ゆずりは」』という紹介ページは存在したままだ。 どうなってんだ!

ユズリハの隣には、卒業生寄贈による、河井酔茗氏の「ゆずり葉」の詩がたてられていて、それは残されたまま。なんだか悲しい光景だ。

 

子供にも教えてあげた。小学校の辺りは通常通ることがないので、当然知らなかったようで「エッ、何で!?」と。

2010年2月にこのユズリハを撮っている。別ブログでは紹介しているが、この日記でも在りし日の姿を残しておこう。


 

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クモの隠れ帯・白帯

2015-08-03 | 自然・環境とか

クモの糸の張り方は、一般には中央から同心円状に細かく張られた円網(えんもう)というもの。その円網につけられた糸の装飾に「隠れ帯(かくれおび)」とか「白帯(はくたい)」と呼ばれるものがある。(昨年の9月に初めて知った。)

8月1日(土)に北本自然観察公園に行った際、2種類見ることができた。この隠れ帯・白帯の機能はいったい何なのか?改めてカチャってみると・・・。

一説には、姿をカモフラージュするためや、より大きく見せることにより、クモを守るため(隠蔽説、威嚇説)。とか、網を破られないように目立たせて鳥などにアピールするため(強調説)。はたまた、網の不具合いを調整している(調整説)とか、網を補強している(補強説)とも考えられていた。

しかし、最近の研究では、
白帯が紫外線を反射していることと、網自体は紫外線をほとんど反射しないこと、白帯があるほど網に昆虫がよくかかることから誘引説を証明したという。(但しコガネグモの仲間に限るようだ)

下のクモはコガネグモ、もしくはその仲間だと思われるので誘引しているのだろう。キレイな線的装飾をした隠れ帯だ。


もう一つはクモの種類さえ分からないが、隠れ帯は幅広の装飾で中心はごちゃごちゃしている。こういうのを見ると、隠蔽?強調?補強?とも思えてしまうな。


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ところで、園内の自然学習センターでは「カミキリムシ大集合」という展示を催していた。カミキリムシ好きおじさんがいることを知っているが(近くにいるので)、子供でもカミキリムシは人気があるのかな。まぁカブト、クワガタでは満足できなくなった虫好きっ子はいそうな気もするが。

 

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