(4月4日(土)の外出のことだが、緊急事態宣言が出る前の事とはいえ、常識がない・意識が低い・鈍感・・・とは思ってないので、三密にならないよう考えたうえでのこと。ということをあえて記すと、言い訳がましい感じがしないでもない。)
都心では花見の自粛が求められ、立入禁止にした公園もある。
今シーズンの桜の見頃情報を提供しているWebサイトを見ても、大勢の人が集まるような有名な処は情報を出していなかった。
でも、今年はまだ花見というかソメイヨシノらしい光景を見ていなかった。年に一度のこと、できればどこかで見られる処はないものかと探したところ・・・。「あーココだったらOKかも!」という処を見つけた。そこは、懐かしい処でもある。
子供が幼い頃なので、もう30年前の頃から川遊びデイキャンプにはじまり、テント泊のキャンプにもよく出かけるようになった。
当時は、Webでの情報サービスなどまだまだの頃で、アウトドアやキャンプ場などの情報収集は雑誌がメイン。BE-PALはもちろん、オートキャンパーは創刊から見ていた。
その影響もあって、その後、現地での準備や後片付けの時間を短縮しようと思ったことと、何かと便利なのでハイエースベースのキャンピングカーを購入することにもなった。それくらいハマっていた。それはさておき。
河原でBBQとか川遊びをするのに、我が家から近いのが荒川水系入間川の流域。支流はいくつかあるが、気に入ったのが都幾川だった。越辺川と合流するところから上流まで、河原まで車で行ける所をくまなく探した。川釣り(雑魚だけど)を兼ねて。
その中で「ここなら家族を連れても大丈夫かな」という所(トイレが近くにあるとか)にまずは家族と行き、そのうち近所の方とも行くようになった。一番数多く行ったのが都幾川の嵐山町の辺りの5~6か所。広いところもあれば狭いところもある。
その中で、鎌形八幡神社の近くには、狭いけどキレイな川と周囲には自然しか目に入らない所があってワクワクしたものだ。一人でも家族でも何度も行った。増水のたびに河原までのアプローチがちょっと変わったりする。
近所のH家と一緒に行ったときは、鳥見屋Hさんのフィールドスコープで、初めてカワセミを見たのを覚えている。パエリアを作ってもくれたな~。
懐かしさを語るときりが無いし、まとまらないので、この辺にしておこう。
■都幾川桜堤 4月4日(土)9:30~
嵐山町(らんざんまち)Webサイトの紹介文より
「八幡橋(はちまんばし)~学校橋の都幾川右岸およそ2kmに約250本のソメイヨシノが弓なりに連なり遠くまで桜並木が続く美しい景観を楽しめます」
八幡橋は、鎌形八幡神社のすぐ近くだ。ここから下流の学校橋まで堤が築かれていて、そこに沿ってソメイヨシノが並木が続いているわけだ。
ただ、当時川遊びでやたらと通っていた頃は、まだ植栽されてから数年しか経っていなかったと思う。“桜堤”という印象はまったくない。妻に聞くと「日陰のない堤」。それが、いつからか「嵐山さくらまつり」が行われるほどに成長したわけだ(今年は中止)。
冒頭の「あーココだったらOKかも!」というのは、並木に沿って細い車道も通っているので、もし人出があった場合でも車の中から眺めていれば十分だろうと思ったからだ。
さて、国道254号線から学校橋を渡ると、見頃のソメイヨシノとアブラナ(菜の花)が待っていた。人は・・・探すほど。
並木沿いの道路を上流に向かって進む。
中程のソメイヨシノ。並木の最上流と最下流の樹に比べると、幹の細いのが多い。
並木上流側の八幡橋近く。
せっかくなので、都幾川桜堤の光景は別の日記にも記録しておく。
八幡橋のたもとには、当時トイレがあったが、いつからか無くなった。でも、その隣の駐車場(何の駐車場かは?)はそのままだ。車をとめて八幡橋から下流を眺める。昨年の台風の影響もあったと思うが、かなり変わったという印象をうける。(残念な方に)
鎌形八幡神社に立ち寄る。(神社については、次回とりあげよう)
その後、さらに上流にも行ってみる。その昔は、荒れた雑木林で歩いて行けるような雰囲気ではなかったが、見晴らしのよい小綺麗な感じに造成されていた。しかも、桜並木があり、トイレや水道、広い東屋(?)などもあり公園化していた。
ただ、それも実質は過去のことのようで、水道の蛇口は無く、終わった(?)感じがした。
穴場的花見スポットだと思うのでもったいない。今年だからかもしれない。夏にくれば違うのかも。川まではちょっと距離があるけど。気になるところだった。
ということで、都幾川桜堤には、来年以降また行こうと思う。