1月10日(日)、玄関周りで伸びたアイビーを伐ったり落葉掃除をしていると、隣家前にとまった車から振袖を着た娘さんが2人降り、こちらにちょこちょこ歩いてくる。お隣のMちゃんと斜め前のAちゃんだ。
「馬子にも衣装」ではないけれど、和服は大人っぷりを上げるし、振袖は華やかだ。やはりイイネ~振袖。おっと、お二人だからよけいにね(ということだ)。
両家の皆さん、この度はご成人おめでとうございました。
ところで、今年の当市の成人式は1月10日だったが、隣り合った南北の市では1月11日。美容院問題による調整だろうか、毎年一日違いで開催する。
他ではどうなのだろう。検索してみると埼玉県の調査があった。これによると、
・成人の日=1月11日(月曜日・祝日)の実施は18市町
・成人の日ではない1月10日(日曜日)の実施は45市町村
で、10日が倍以上だ。やはり3連休の間だからかな。
というのが多くの場合かもしれない。しかし、私の田舎(新潟の雪国)では、成人式は5月のGWに行われている。地元を離れる人は多いし、冬は雪で大変だし、全員20歳を超えるしで、帰省し易いGWで行うことに一抹の不自然さも感じなかった。
ただ新潟県の平成27年度の成人式実施予定というのを見て驚いた。実施月の市町村数でいうと、1月=2、3月=4、4月=1、5月=12、8月=13で夏も多かったし、3月などもある(平成の大合併の影響で、同じ市内でも地域で違うところがある)
他の県、例えば長野県では1月1日~3日及び1月9日・10日の1月実施と、8月14日~16日の8月実施がほぼ半々。秋田県では8割超の市町村が8月に行うという。
冬季の厳しさをさけ、帰省者が多い時季に実施するのは理にかなっている。
そう今は冬だ。東京周辺にしても成人式に雪が降ることも起こり得る。昨日のような雪が1月10日・11日に降っていたら・・・大変なことになるだろう。
ハッピーマンデー制度導入前は、1月15日が成人の日だったが、そもそも何故1月15日だったのか。調べてみると、「この日が小正月であり、かつて元服の儀が小正月に行われていたことによる」とのこと。なるほど~、でもそれがハッピーマンデーで変わった。
それに、ハッピーマンデー以降、参加対象がいわゆる学齢方式となり、20歳に満たない者も成人式に参加し、その後飲みに行くということが公然と(?)まかり通っている。
だったらもう冬の1月じゃなくてもよいのでは。