10月25日(金)、会社の休みをとり妻と帰省した。この日の夜、実家に用があったことと、翌日に高校の同窓会(掲載済)があるので、2泊3日の帰省となった。
夕方までに実家に着けばよいので、それまでプチ観光することにした。
晴れていたら苗場辺りの紅葉でも見に行きたいと思ったが、生憎の曇り時々雨模様。
そこで・・・、実家までの途中立ち寄りコースを検討した。
埼玉の家を出発し、関越道を小千谷ICで降りる。
まずは本場の『へぎそば』を食べることにし、『元祖 小千谷そば 角屋』(小千谷市)に行く。『へぎそば』を創業当時(明治22年)より120年間、変わらぬ味を守り続けている老舗蕎麦屋だ。かなり前に小千谷でそばを食べたことはあるけど、この店は初めてのはず。
へぎそば二人前(五合)と天ぷらを注文。メニューによると7個盛が一人前。二人前は15個並んでいた。たぶん三人前(七合)ならきっちり並ぶであろう「へぎ」には、二人前だとスカスカでちょっと寂しい。
蕎麦の色が緑色を帯びているのは、つなぎに使う布海苔(ふのり)による。
味はというと、美味しゅうございました。妻曰く、今までで一番美味しかったと。
この店に限ったことではないが、手振りは一人前で7個が多いと思う。しかし、1個が一口で食べるには量が多い(と妻も言う)。もう少し小さくして10個で一人前にしてくれると良いと思う。
清算するレジ横に、名刺とマッチが置いてあった。
その昔は、店の販促品としてマッチは当たり前だったが、今では滅多にお目にかかれないだろう。マッチの使用はライターになり、主目的のタバコの消費は減り続けている。何で今もマッチなのだろう?と妻に言ったら、ローソクや線香じゃないのと。
その後、旧越路町に移動し、今年のGWに初めて訪れお気に入りになった『岩塚製菓の直売店』で買物。
そこに『越路もみじまつり』のポスターが貼ってあった。期間は10月26日~11月17日なので翌日からのことだが、そういう所があることを知らなかったので、店の方に聞くと、ここから車で6~7分だという。後学のために(?)行ってみることにした。
小高い丘の上にある越路地域の『もみじ園』は、明治の頃に当地の大地主の別荘の庭園としてつくられ、平成元年に旧越路町が寄贈を受けたようだ。園内のカエデ類はまだ紅くなってないが、庭園は楽しめた。
もみじ園への坂道を上る手前で、大きな工場のような建物を見かけた。あの『朝日酒造(株)』の本社工場だ。朝日酒造は、会社名よりも「朝日山」や「久保田」など銘柄名で有名だと思う。
その本社工場の道を挟んだ反対側に、同社のショップ『酒楽の里 あさひ山』があったので立ち寄ることにした。日本酒はもちろん、お酒に関わるグッズがたくさんあって、思わず見入ってしまう。
こちらの棚は、全部「久保田」だ。中に黒い瓶で「雪峰」という銘柄があった。あのスノーピークと共同開発した「アウトドアで日本酒を楽しむ。」をコンセプトにしたお酒。欲しい~と思ったけど、高い~。
その後は、隣の旧小国町へ行く。事前に調べていた時「おぐに森林公園」内に『養楽館』という日帰り入浴施設と、直ぐ近くに『紙の美術館』というのもあるということを知り、立ち寄ることにした。
何故、小国に紙の美術館が?と思ったら、小国地域は紙漉きの里であったらしい。
『紙の美術館』のエントランスホールに入ると大きな和紙が目に入る。壁も和紙を貼っている。
3Fの「紙の部屋」は、天井・壁・床・建具・什器・建具・照明・オブジェなど紙を全面に使用して構成されている。
4Fのギャラリーには、「シードラゴン」と題した大きな紙の作品があった。
1Fの展示室。新潟県では5つの地域で手漉き紙が作られていた。
『養楽館』は、ちょっと小さめの入浴施設だったが、空いていてゆったりできた。
ちなみに、紙の美術館の入館は無料、養楽館は400円と優しく嬉しい料金設定。
この後、実家に向かい午後5時頃着いた。詳しく書けないけど、両親は調子がよくない。兄もそれほどお酒を飲まなかった。
翌10月26日(土)は、午後3時同窓会受付~夜まで。甥っ子に送迎してもらった。
10月27日(日)は、午前10時頃実家を出て、途中立ち寄りを経て午後2時過ぎには家についた。その後、会社の同僚に頂き、一週間水につけていた銀杏の実の果肉取り。翌日から天日干しできるようにした。あと洗車と外周り掃除など。