シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

富士山の夕景 / 工場直売パン

2022-12-30 | 日常のできごと

昨日のこと。ショッピングモールの2F屋外通路で、数人が西方面にスマホを向けていた。何があるのかと近寄って同じ方向を見ると、夕焼け空の稜線に富士山がクッキリ。


オーっ!これを皆さん見ていたのね~と納得。スマホカメラの倍率をあげてみる。


ん~まぁこのスマホでは、これが精一杯だな。でも、良い風景を見ることができて何よりだ。
明日は新潟県に帰省するので、今年の投稿は今回が最後となる。富士山が締めって、イイんじゃない~と思ったりする。

《この日記を見ていただいている皆様、いつもありがとうございます。良いお年をお迎えください。》



業務用パンの工場直売所があることを知り、どんなものかと一昨日車で行ってきた。
営業時間は11時で、売り切れ次第終了とのこと。開店10分前に着いたら10人位並んでいた。狭い店内は2名制限で、順次出てくる方を見ると皆さん両手に袋をかかえている。すごい量だが、我が家ではそこまで必要としない。購入したのは以下の画のとおり。


食パン、バンズ3、コッペパン5、白パン3、メロンパン3で合計315円(税込)と格安。おったまげ~。食パンは冷凍したけど、他は(冷凍庫に入らないので)3日間で食べた。
これからも時々行こうかな・・・と思っている。

 

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北本:12月10日の野鳥・生き物、石屋下沼

2022-12-28 | 主に野鳥や昆虫

約1か月ぶりに北本市「北本自然観察公園」散歩に行ってきた。目にとまった植物は別ブログに、こちらでは野鳥などの生き物と沼風景についてとりあげる。

●ジョウビタキ(ヒタキ科;冬鳥)この冬初めてかも。


●セグロセキレイ(セキレイ科;留鳥。世界的には、ほぼ日本特産)


●シジュウカラ(シジュウカラ科;留鳥)葉が落ちて見易くなってきた。


●ガビチョウ(チメドリ科;留鳥)逆光でシルエットに。少し影を調整。賑やかに鳴いていた。特定外来生物で、日本の侵略的外来種ワースト100にも選定。地上採食性なので積雪のある地域では見られないようだ。


●キタテハの「秋型」。翅裏は枯葉のような色合い(↓陽の当たる位置の関係で分かり難い)。一か所だけ「く」の字の白い紋がある。


●ナナホシテントウは、最もメジャーなテントウムシかもしれない。大きい黒斑がクッキリ。暖かいので、越冬にはいる準備で出てきたのかな。

 

石屋下沼
同園西側の桜堤通りを渡ると、天神下公園の駐車場があり、その先には広大な荒川ビオトープの一部となる沼がある。この沼は荒川の旧河道で「石屋下沼」という。へらぶな釣り師にとっては知られた釣り場のようで、見る時にはいつも太公望が竿を並べている。


※荒川ビオトープ (国土交通省関東地方整備局 荒川上流河川事務所のWebサイトより)
荒川の中流部、川を挟んで北本市と川島町の河川敷につくられています。
野生動植物の生息空間を守り、創出するものとしては国内最大規模を誇ります。北本市側に隣接する「北本自然観察公園」とあわせて60ha以上の土地が確保されています。「荒川ビオトープ」は、かつて平坦な麦畑が広がっていた河川敷に、荒川が本来持っていた豊かな生態系を取り戻そうという試み。生態系の頂点に立つサシバの繁殖をみることを成功の目安にしています。
https://www.ktr.mlit.go.jp/arajo/arajo_index028.html

 

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初!砥石、プリンター、クリニック、電子タバコ、年末で

2022-12-26 | 我が家~モノ・作業

ここ1か月くらいの我が家と私の諸々備忘録。

◆砥石
我が家にシャープナーはあるが、砥石は備えてなかった。主な使用者の妻とは、過去に何度か購入したほうが?という話をしたことはあるが、うやむやになったり包丁を買い替えたりで買わずじまい。
先月、包丁をみたら細かい刃こぼれがあったので、ヨシっと奮起して購入することにした。

ネット通販で注文し、届いたのが12月3日。一般初心者でも使えそうな、両面砥石・ゴム台付きに、角度固定ホルダーや砥石面直しが付いたもの。

翌日の12月4日(日)に「どれどれ」と使ってみることにした。私にとっては初体験になるので、まずは「やってみよー」と。砥ぐ包丁は頂き物の三徳包丁の大小とフルーツナイフ。初めてなので、どの程度砥いだら良いのかよく分からない。Web検索によると、一般家庭の一般的な用途であれば中砥石で十分との記載もあり、仕上砥石は使わなかった。
こんなものでイイかな~と止めて、水洗いし、砥石面直しも使って乾燥させる。
その後、使ってみると、それなりに切れるようになったと思う。ヨシヨシ。


◆プリンター

たまに使うけど、主に使うのは年賀状印刷になっているプリンター。印刷してみるとかすれる部分がある。調べて、印刷品質チェックをしてみるとキレイに印刷されない。ヘッドクリーニングを何度かしてみるがダメだ。今年は、外注することになるかも?と妻に伝える。
「数日かけてクリーニングしたら直った」という記載もあったので、翌日、翌々日も何度かクリーニングする。すると、印刷品質ではOKになった。外注しなくて済んだ。でも、インク切れ間近。なので、インクカートリッジを購入する。

年賀状裏面を作成し、差し出す人数を決め、年賀葉書を購入。前年までの書き損じ葉書を使って試しに印刷する。思ったように印刷されない。時間をかけてアレコレ設定を変えて試してみたが画質の悪さは変わらない。何年振りかで写真を使うことになったのに、もう(これ以上の調整は)イヤだー!となり、妻と相談し「今年はこれで仕方ない」ということになった。

プリンターは購入してから、ちょうど10年経つ。メーカーが示す装置寿命は3~5年だというので、十分使ったといえるだろう。来年は買い替えるか、年賀状だけ外注するか・・・要検討。


◆かかりつけ医

内科と歯科について、定期的に行くクリニックを家から近い所で新たに探した。
内科クリニックでは、健診による肝機能の再検査で、エコー検査と血液検査をしたら8,500円かかり、高いのでは?と疑っている。検査結果としては、特段のことは無かった。休肝日を設けた方が良いと言うのは変わらない。
酒量は多いと思わないが、晩酌って毎日飲むことが大切なのよね~。休肝日を設けるのはなかなか難しい。
歯科クリニックでは、夏に左上の奥歯を抜いたので、その義歯を入れる段取り中。年明けには義歯ができるらしい。

◆電子タバコ
2017年7月から加熱式タバコを愛用している。当初は紙巻きタバコとの併用だったが、2年前くらいからは加熱式タバコのみに。
3月に脳出血で入院したことを知っている知人には「まだ吸ってんの」と言われることもある。これも止められない。でも、減らしたいという気持ちはある。そこで、ニコチンの入ってない電子タバコを併用してはどうかと考えた。コスパも良い。

今時は様々な種類があるようで、自分なりに調べた結果『DR.VAPE』を購入することにした。一部のコンビニでも売っているようだが、公式サイトでの購入が一番安価とのこと。
12月22日に届いた。試してみると・・・併用でなら使えそうだと思っている。

◆レンジフード掃除
師走になると大掃除とか水回りの掃除のことをテレビでとりあげるのを目にする。
妻が「レンジフードのフィルターまでは掃除したことがあるけど、ファンの部分は外したことがないのよ」と言う。えっそうなの~と。レンジフードは3年近く前にブーツ型からスリム型のモノに交換した。ということは、3年分の汚れがついている!これは大変なことになっているのではと。

改めて掃除の仕方を調べ、後日オキシクリーンを購入してから掃除開始。レンジフードの下の方から順に取り外し、最後にシロッコファン(羽根)も外す。パッと見では本体が黒いので汚れがよく分からない。それを、オキシクリーン入りのお湯でつけ置き洗い。
キッチンのシャワーである程度落ちるかと思ったら、ファンの隙間に白く濁った油汚れが付いていてまったく落ちない。拭けば落ちるけど隙間にスポンジが入らない。それからが大変だった・・・。教訓:一年に1度はファンを掃除しよう。


◆自動車関係

先月の下旬に、冬タイヤに交換すべく、いつものタイヤ屋に行って脱着交換した。
自動車保険の期限が年末なので、これを継続更新した。

◆暖房
12月7日の朝、リビングに石油(灯油)ストーブ登場。使用時はヤカン乗せて、お湯と水蒸気活用。
12月18日、リビングに電気コタツ登場。光熱費が上がる時季になった。

◆やわらかおせち
年末年始に帰省する予定でいるが、両親用にと「やわらかおせち」を注文した。12月30日に実家に届いて、そのまま冷暗所に置いておけば翌日に解凍されるようだ。

 

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我が家:イロハモミジの紅葉

2022-12-23 | 我が家~植物・生物

我が家にはイロハモミジの親子があり、現在、親は地植え。子は鉢植えになっている。

経緯を整理してみると・・・。
イロハモミジは(確か20年以上前のことだと思うが)子供が小さい頃、キャンプに行った時に、道路脇の伐採で切られそうになっていた高さ数十センチのモミジを救出して持ち帰ったもの。我が家では主に鉢植え育ちで、主幹の上部を切ったので低いままだ。
初めて花をつけたのは2011年4月なので11年前。2013年に果実を3個ほど庭に植えたところ、2014年4月に葉を5枚ほどつけた幼木が育っていた(子モミジが誕生していた!)。子モミジは、数年は地植えだったけど位置は移動している。2017年に鉢植えに変えた。
親モミジは、鉢植えのままで、毎年春先に鉢の中をみると甲虫の幼虫がいたし、鉢植えなので横枝も伸びすぎないよう切っていた。
2021年4月に庭に勝手に生えて伸びてきたネズミモチを鉢植えにし、代わりに鉢植えの親モミジを地植えに変えて現在に至る。モミジにとっては落ち着かない生育環境だった。

イロハモミジの紅葉については、当日記で確認すると2011年~2013年、2016年は夏の水不足で葉が少なくなったり、くたっとしながらも紅葉になった。その後は、夏場には枯れて葉を落としていた。(※2021年11月28日の残念な感じ。下段)

しかし、今年は夏を越しても、鉢植えの子モミジと地植えの親モミジが共に葉を多く残しており、紅葉を期待させた。(※2022年9月19日:越夏後のイロハモミジ

その後、12月1日の状況。2Fベランダから見ると、左側の鉢植え子モミジの葉は黄色っぽくなり、一部枯れた葉もある。右側の地植え親モミジの葉は、赤味を帯びてきたのもあるが、ほとんどは緑色のまま。


12月11日の状況。鉢植え子モミジは、残念ながら葉が紅くなることなく枯れてしまったので、葉をむしり取った。親モミジは全体的に紅葉してきた。ヨシヨシ。


12月17日(土)の親モミジ。枝先の紅葉が落ち始めたので、これがピークかと思い記録することにした。


真っ赤ではなく濃い紅色という感じ。以前、鉢植えの時の紅葉は11月で真っ赤という感じだった(※2012年の紅葉)。地植えの場所は日当たりが悪いせいか・・・。


それでも、今年の親モミジは枝が伸びたし、葉が残って紅葉になったので良かったと思う。

前面道路沿いから見ると、手前のナンテンの紅葉がより目立つ。

 

ついでに、我が家のマンリョウの記録。
ヤマボウシの根元近く、ジャノヒゲ(リュウノヒゲ)とクリスマスローズの間で、昨年その存在に気付いたマンリョウ。クリスマスローズの葉の影で勝手に育っていた。今年は、少し丈が高くなったようだ。果実も付け赤くなった。

庭に縁起木があることが少し嬉しい。

 

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我が家:ヤマボウシの剪定

2022-12-21 | 我が家~植物・生物

ヤマボウシ(山法師)は、ミズキ科ミズキ属の落葉高木。といっても庭木として用いるケースでは小高木であろう。
そのヤマボウシが我が家の庭にある。今年はまずまずの紅葉になったので、以前、11月19日の様子をとりあげた。
その際にも記したのだが、家を購入した当初(約24年前)の6本株立ちから、2016年の1月と12月に1本ずつ伐って現在は4本。さらに、できれば手前(北西側)の2本は伐ってもイイかなと思ってもいた。樹は徐々に大きくなるので狭い庭では仕方がないところ。

12月4日(日)、道路側に立ってヤマボウシを眺めながら、改めてどうしたものか?と検討した結果、奥の方の2本の樹は手前側に枝が少ないので、手前の2本は根本から伐るのではなく、上部の枝を切ることにした。他にも少し太めの枝で不要そうなのは切ろうと(強剪定というのかな)。あとは(いつものことだが)徒長枝などの不要だと思われる細い枝も切ることに。・・・ということで備忘の記録。

●Before:剪定前(作業前)
・2Fベランダから


・分枝の多いところ


・手前(道路側)から

 

●After:剪定後(1~2週間後)
・2Fベランダから:特に右側の枝が少なくなり、庭への日差しが多少増えそうだ。


・分枝の多いところ:少し太い枝も切ったのでスッキリした。風通し向上か。


・手前(道路側)から:隣地への影響も軽減されるだろう。

 

全体的にスッキリしたと思うので、これで一年様子をみよう。葉が展開してくれないとわからないし。
ただ、ヤマボウシの花芽と葉芽は、この時季すでについているので剪定時に花芽は残したいところだが、強剪定もあるし下からは見難いので、途中からはあまり気に掛けなくなった。どの程度、花が咲くことやら、少し心配。

(次回は、我が家のカエデの紅葉について)

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さいたま市:鴨川第一調整池(ウェットランド)

2022-12-17 | お出かけ

さいたま市(大宮)に行く用事があったので、ついでに立ち寄れるところはないかとWebのマップを確認する。
緑色(公園・緑地?)を探していると、三橋総合公園というのがあった。総合公園の施設に関心はないけど、その東側に広い緑地がある。マップ上で南北約350m、東西約90m。鴨川第一調整池(ウェットランド)というらしい。

調整池ということは、然るべき時(川が増水した時)には一時的に雨水を貯め洪水から守る施設だが、普段は湿地帯で木道が設置され、散策できるようになっているという。

12月8日(木)13:50頃、三橋総合公園の広い駐車場に着く。園内を通って広場の辺りを東側に進むと堤のような開けたところに出た。鴨川第一調整池(ウェットランド)の北西側で、ここから一旦、歩道を南側まで進む。途中にウェットランドMAP(案内図)があった。図では左側が北なので、下側の歩道を左から右に進んだことになる。


木道へ下りる途中でウェットランドを眺める。木道の東側はほぼヨシ原なので、その向こうは見えない。ウェットランドの大半はヨシ原ではないかと思う。(下の黒い影は撮影者)


木道を南側から北側に向かう。南側では木道の周囲に立ち木もあった。


木道はクネクネ曲がりながら進む。夏であれば水生植物の中を縫うような感じあろう。


木道の中央辺りを過ぎると、右側のヨシが途切れ池が一望できた。池の離れた縁に水鳥たちがいた。


木道沿いには、メダカやトンボ、カエル、水辺の植物、野鳥などそれぞれの生き物の案内図が設置されていたが、設置当初からは環境が変わったところもあるだろうし、木道の間際まで水生植物が繁殖するだろうから、どの程度見られるのか想像し難い。

初冬のこの日、生き物は少ないが、目にとまったのを記録しておく。


木道の北端に着いてからは、調整池としての施設も見ておこうと、鴨川との間の堤を越流堤・減勢池まで進む。
途中のウェットランド側の様子。MAP(案内図)では、カワセミ営巣場があるそうだがヨシ原で確認できず。


越流堤は、万一の時に鴨川の水が調整池に流れ込んでくる堤で、上部は歩道橋になっている。
その越流堤の上からのウェットランド側。手前は減勢池で、ヨシの先に少し見える水辺が、先ほどの見た池。


ここでUターンして戻る。右側がかつて氾濫していた鴨川。


ウェットランドを北側から見る。周囲から一段下がったくぼ地であることが分かる(?)。


着いた時に歩いたウェットランド西側の歩道。ソメイヨシノの並木があり、春は花見目的の方も来られるだろう。


また、こちら方面に来ることがあれば、夏の時季も一応見てみたいと思った。

 

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「たまり漬チーズ」にベビーチーズ/情熱カレー

2022-12-15 | 我が家のアレコレ

塩原温泉郷旅行で自分用土産に購入したたまり漬チーズ。売り場の掲示では、「ヒルナンデス!」で紹介され、チーズ好きな竹内涼真さんが試食して、日本酒を欲しそうにしていたという。「仮面ライダードライブ」が言うことであればのっかるのも止む無し。一瓶購入した。

帰ってからサイコロ状のたまり漬チーズを食べながら。那須塩原の地酒をいただくと、確かに合うな~と思った。
ただ、チーズは食べると減っていく(当たり前)。でも“たまり”の方は、飲むわけではないので、ほぼそのままだ。であれば、チーズを追加してもイイんじゃね!と。冷蔵庫に入れて置くので、1~2週間はイケるんじゃね!と勝手に判断した。

ただ、家にはチーズといってもベビーチーズしかない。どうなんだろう。Webで検索するとベビーチーズのたまり醤油漬けを作る方もいるようだ。無問題だな。なら、試してみよーと決めて、記念撮影。


ベビーチーズを3等分にして、ビンの中にイ~ン。翌日、様子見で食べてみると、ベビーチーズの表面はキレイに着色され、ギュッとしまった感じになり、たまり漬けの風味がベビーチーズをアダルトチーズに変えてくれた(褒めすぎ?)。焼酎お湯割りのお供になった。



妻が『千葉産直「情熱カレー」ポーク 中辛』というレトルトカレーを頂いてきたので食べてみた。
「千産千消」(千葉県版地産地消)ということで、千葉県産の豚肉やタマネギ、ジャガイモ、ニンジンを使い、千葉県の食品会社が製造したもののようだ。


タマネギはルーに溶け込んでいるけど、豚肉・ジャガイモ・ニンジンは大きめだと思う。レトルトらしい味はするにしても、一般的に売られている一般的なものよりも美味しいと思った。(いろいろ比較ができるほどレトルトカレーを食べてないけど)

ところで、パッケージに「ちばのイッケー(大きい)野菜と豚肉で・・・」とある。カッコ書きで大きいという意味なのは分かるけど、「イッケー」は方言なのだろうか。Webで調べてみると、千葉県の方言で「大きい」は、「ずんねぇ 」とか「てっぱつ」「すてれっぱつ」とか言うようだが、「イッケー」の該当はなかった。何だろう。

 

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塩原温泉:古刹 妙雲寺/駅舎跡、尾崎紅葉の石碑など

2022-12-12 | お出かけ

塩原温泉郷旅行記の最後になる。11月27日(日)、紅の吊橋の次に訪れた「妙雲寺」と回顧の吊橋・滝の駐車場付近で見かけた史跡、石碑について。

◆甘露山 妙雲寺(みょううんじ)
市のWebサイトや他のサイトも参考にして自分なりに縁起をまとめると・・・
妙雲寺創立は、平清盛の嫡男で平重盛の妹と云われる妙雲禅尼が、平貞能(たいらのさだよし)と共に、1184年(寿永3年)に当地で草庵を結び、重盛が帰依したという釈迦如来を安置したことに起因する。
その後、1312年(正和元年)に臨済宗の寺院として、甘露山妙雲寺と称し伽藍を建立した。(ということのようだ)

街道沿いに大門があるものの参道の間口は狭く、大きな看板の類がないので、知らないと車では通り過ぎてしまう。駐車場も分かり難かった。(私だけではないと思う)


並木に挟まれた参道を進む。石段を上ると山門で、くぐると正面に本堂。


本堂は1740年(元文5年)に再建されたもの。市の有形文化財に指定されている。また、本堂内陣の宮殿というのも同文化財に指定されている。

寄棟造りの大屋根が美しい。(正面向かって右側から)


本堂の正面向かって左側には小川が流れていて庭園のよう。
画↓の左側のお堂は「塩渓文庫(旧閻魔堂)」、隣に蔵、その先に「薬師堂」がある。


塩渓文庫と薬師堂も市指定有形文化財。ともに1731年(享保16年)建立といわれており、妙雲寺では最も古い建造物だという。

小川に沿って進むと水の落ちる音が大きくなり、なっなんと「常楽滝(じょうらくのたき)」と名のついた滝があった。落差約5mの段瀑。境内にこれほどの滝があるなんて、塩原らしい・・・。


滝の手前左側の林の中、立入禁止になっているところに石段があり、上段の大杉の根元には妙雲禅尼の墓という九層石塔がたっていた。

石段の右の石碑は、夏目漱石の誌碑。境内には、他にも芭蕉や尾崎紅葉、斎藤茂吉などの歌碑・句碑などが点在している。

駐車場との出入りは東門を利用する。スッキリした門だ。


なお、境内には3000株以上の色とりどりのボタンが咲く牡丹園があり、例年5月には「塩原妙雲寺ぼたんまつり」が行われ、植木市や抹茶席などが催されるという。



回顧の吊橋・滝の最寄りの駐車場を含む周辺は、ガマガエルに似た石があることから「がま石園地」と呼ばれているそうだ。そこに、史跡案内と石碑があった。

史跡 塩原軌道「塩原口」駅舎跡
説明板によると、昭和の初めまで電車が通っていたというので驚いた。

 塩原口駅舎は塩原温泉の表玄関として、塩原ガマ石園地にあった。当時、駅舎周辺には土産物屋や人力車の乗り継ぎ所があり、運転手の宿舎もあって大変賑わった。
 塩原軌道は、蒸気機関車により1912年(明治45年)に西那須野~関谷間が開通し、後に新塩原駅(現在の入勝橋付近)まで延伸された。
 1921年(大正10年)に西那須野~新塩原間が電化され、翌年の1922年(大正11年)に路線を塩原口まで延伸した。
 電化後は運行本数を増やし、多い時には一日八往復を数えたが、大不況や乗合自動車の普及も影響し、1932年(昭和7年)1月に運転を休止し、1935年(昭和10年)12月に軌道廃止並びに会社解散となった。

当地周辺は山間で集落はおろか人家も無い。駅舎跡は現在、駐車場として利用されているので、往時の状況を想像し難い。ただ、ここから塩原温泉までは7kmほどある(昔はもっと距離があっただろう)ので、電車から自動車に代わってしまうのも時代の流れだったのであろう。

とはいえ、私が育った田舎は電車が通らず駅もないので、そんな昔に電車を(近くまででも)通すべき場所と判断された塩原温泉郷というところに、改めて「スゴイな~。栄えていたんだな~」と感心する。

なお、ここから国道400号で塩原温泉郷に向かうと直ぐに、長くて曲がるトンネルに入るが、トンネルの名前は「ガマ石トンネル」というので、ガマ石というのは地元にとって愛着のある名称なのだろう。

◆尾崎紅葉の石碑
小説家:尾崎紅葉、文学に疎いが名前だけは知っている。「金色夜叉」が代表作。
紅葉は1899年(明治32年)6月に塩原を訪ね、後に「塩原紀行」と題して発表している。また、「続々金色夜叉」の始めの部分で、言葉をつくして塩原の風景を賞賛しているそうだ。この碑は、塩原の名を全国に広めた紅葉の功績を記念して、塩原温泉の入口であるこの地に建立されたもの。

現代と違って、当時「名を全国に広める」って、新聞や雑誌くらいしか思い当たらないけど、大変なことではないかと想像する。仮に知りえたとしても、地方の山間の温泉地なので簡単に「じゃあ、行こう!」とはならないだろうし。
尾崎紅葉が訪れた時にしても、まだ塩原軌道が開通する前だ。西那須野駅からは馬車なのか、徒歩なのか。徒歩なら5時間以上はかかりそう。

検索していると、塩原温泉は尾崎紅葉だけでなく、夏目漱石や谷崎潤一郎など当代一流の多くの文人が訪れたということが分かった。御用邸があったことも、今回の旅で知ることとなった。・・・・・私の認識以上に塩原温泉は有名だったのかもしれない。



●竜化の滝への遊歩道に、何気なく説明板がたてられていた「フィトンチッド」について。
前回とりあげた「竜化の滝」駐車場から滝までの沢沿いの遊歩道の途中に、さりげなく(or取って付けたように)フィトンチッドの説明板があった。手書きのような書体で、しかも汚れている。自治体や公共団体ではなく“個人”によるものなのかもしれない。

植物の不思議な力「フィトンチッド」
 フィトンチッドとは、「フィトン」は植物、「チッド」は殺菌という意味です。
 このフィトンチッドは、植物の葉から発散されて樹木に害を与える微生物を殺しながら人間の病気予防にも大いに役立つといわれています。
 森の中には、保健万能薬のようなフィトンチッドがシャワーのように降り注いでいます。

森林・林業学習館のWebサイトによると、フィトンチッドとは、植物にとって有害な微生物や昆虫から身を守るために、植物自身が自己防衛のためにつくりあげてきた物質で、医学的には心身に深いリラクゼーションに導く効果が明らかになってきているという。所謂“森林浴”の効果をエビデンスをもって説明しているわけだ。
その効果には「脳の活動や血圧を鎮め、怒りや緊張などを和らげる」「肝機能を改善する」ということもあげられている。季節的に森林浴不適かもしれないけど、なるべく浴びないとな~と思う今日この頃。

※森林・林業学習館のWebサイト
https://www.shinrin-ringyou.com/mokuzai_jyu/phyton.php

 

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塩原渓谷:竜化の滝への遊歩道で4滝、回顧の吊橋・滝

2022-12-09 | お出かけ

塩原温泉郷観光、渓谷の風景:その2。
11月27日(日)の竜化の滝や竜化の吊橋、風挙の滝・抛雪の滝・布滝。回顧の吊橋・回顧の滝などをとりあげる。

前回の「野立岩」最寄りの駐車場から、さらに東に(箒川の下流に)車で3~4分行くと竜化の滝入口駐車場。ここから竜化の滝まで遊歩道が山の斜面~沢沿いに整備されている。片道約20分。
この遊歩道から様々な風景が見られたので、位置が分かるよう大まかなマップを作ってみた。

駐車場から、まず山に向かって階段を上る。そこから斜面を横切るように進む。しっかり整備された遊歩道だ。国道沿いに沢沿いまで歩いた方が近いし楽なのだが、国道には充分な歩道幅がとれないため、山側に遊歩道が設けられているようだ。

◆材木岩
岩面が材木を並べたように見えることから通称「材木岩」と呼ばれている。いわゆる柱状節理だが、他で見るモノより“柱”が細いように思えた。


◆竜化の吊橋(りゅうかのつりばし)
清らかな流れに架けられた吊橋。長さ25m、幅1m。可愛らしい吊橋だが、そこそこ揺れる。
全景を撮るため、橋を渡ってから記録した。


◆風拳の滝(ふうきょのたき)
落差10mほど。近くで見ることができ、流れる姿が美しい。上から見ると、落ち口の流れはウォータースライダーのようになっていた。

 

谷沿いにある塩原の自然が迫ってくるような感じだが、癒され気持ち良し。
沢が狭くなり、小さい橋を渡りながら、竜化の滝に近づいているはずだが、目の前の先には滝が見えず。

階段を上がり、先に進むとSRC造?の小さいけどしっかりした建造物が見えてきた。

◆竜化の滝(りゅうかのたき)
塩原随一の名瀑として知られ、落差は約60m、幅約5m、長さは130m。三段に流れ落ちる様子が、白竜が天に昇っていく姿に見えることが名前の由来。

建造物は竜化の滝観瀑台で、落石などから守れるよう頑丈な造りになっているようだ。
観瀑台は正面と左側がコンクリートの壁で右側が開けている。観瀑台に入ると右側にいきなり滝が現れたが、それほど落差は無さそう・・・。

しかし、ほんの数メートル先の奥の方からは、岩山に隠れていた滝の全景が姿を現した。落ち口はかなり奥の方にある。水量豊富で落差のある三段爆は見応えがある。

ソーシャル・ディスタンスを考慮すると、観ている位置が唯一の観瀑地点か。後から母娘の2人組が来たので、どうぞどうぞと場所を譲った。

◆抛雪の滝(ほうせつのたき)
戻って、遊歩道が一旦国道脇に出る所から、国道を少し歩いて橋の上から滝を見る。落差20mあるそうだが、陽の向きと樹の枝で見難かった。

 

◆布滝(ぬのたき)
箒川本流を流れ落ちる滝で、落差は小さいものの、本流の水量が巾1mほどの隙間を流れる勢いは迫力がある。国道からと遊歩道からも見下ろす滝の景色を記録。


竜化の滝入口駐車場に戻り、さらに東に(箒川の下流に)車で5分ほどの回顧の吊橋最寄りの駐車場に移動する。



駐車場の看板には「塩原渓谷歩道 回顧の吊橋 回顧の滝」と記されているが、車を降りても箒川は見えない。川はかなり下の方で、標高差がありそう。案内図を見ると、吊橋までの遊歩道は健脚コースと緩やかコースがある。そこで、行きの下りは健脚で、帰りの上りは緩やかを利用することにした。吊橋・観瀑台まで往復約30分ほど。
なお「回顧」は「みかえり」と呼ぶが、滝の美しい景色に「旅人が振り返らずにいられない」と言われたことが名前の由来。

◆回顧の吊橋(みかえりのつりばし)
塩原渓谷歩道の起点となる吊橋。四季折々に表情を変える渓谷美を堪能できそう。雄大なもみじ谷大吊橋とはまた違った趣がある。1987年(昭和62年)完成。長さ100m、幅1m。高さ約30m。

ほぼ階段だけの坂を下り、吊橋に到着する。これまで見た塩原の吊橋の中では歴史を感じさせる。説明板によると、主となるケーブルは直径4cmあり「体重55kgの人が360人乗っても耐える力を持っている」そうだ。

橋を渡ってからのほぼ全景。橋の上の手すりからは、遠方も下方も見やすい。

橋上から下流側を見る。箒川といっても、ここは「もみじ谷大吊橋」が架かる塩原ダム湖の上流にあたり、穏やかな湖面だ。湖岸の様子からすると、この時の水位は低い。

 

◆回顧の滝(みかえりのたき)
回顧の吊橋を渡り、右に10m程歩くと観瀑台(展望台)があり、そこから滝を眺めることができる。落差53m。
観瀑台に上ると、滝はもちろん後背の山々が展望できた。滝の左上の白いラインに見えるのは、旧道のガードレール。右斜め上に見えるラインが先ほど通ってきた国道のガードレールで、箒川からはけっこう標高差がある。

回顧の滝は、落ち口から滝壷まで一気に落下する直瀑のタイプ。湖面の水位が高い時であれば、直接湖面に落花することになり、違った印象になるであろう。(Web上では、そのような画も多数みられた)

 

駐車場に戻るため、緩やかコースを上っていくと、急斜面を川の水が落ちるように流れていた。これも滝といえば滝なのかもしれない。名も無き滝か。

 

険しい山々に囲まれて深い谷をつくる塩原は、滝の宝庫で大小合わせると100以上あるという。名のある主な滝を「塩原十名瀑」と呼んでおり、今回とりあげた竜化の滝・布滝・回顧の滝は、それに含まれる。
ということは、まだまだ滝はある(吊橋もある)。また、機会を設けて滝・吊橋巡りに訪れたいと思った。

次回は、塩原温泉郷の古刹や史跡など。

 

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塩原渓谷:もみじ谷大吊橋、紅の吊橋、七ツ岩吊橋,野立岩

2022-12-07 | お出かけ

塩原温泉郷観光、渓谷の風景:その1。
11月26日(土)のもみじ谷大吊橋と、27日(日)の紅の吊橋、七ツ岩吊橋、野立岩などをとりあげる。

◆もみじ谷大吊橋
東北自動車道の西那須野塩原ICから国道400号を北上し、標高が上がって山間の道路になってから最初の観光スポット。塩原温泉郷の東端に位置する。
もみじ谷大吊橋は、塩原ダム湖(塩原ダム:重力式コンクリートダム、堤高60m)に架かる吊橋で、1999年(平成11年)完成。トラスなどの補剛桁を用いず、無補剛桁歩道吊橋としては本州最大級の長さ320mを誇る。幅は1.5m。通行料は300円/人。

吊橋を渡った左側に展望台が設けられていた。カエデの紅葉が残っていたのが嬉しい。そこからの風景。


展望台の手前には「恋人の聖地」※という銘板と猛禽類のモニュメントがあった。銘板には、NPO法人地域活性化支援センターと桂由美さん(聞いたことある)の名前が記されている。


大吊橋を渡って、塩原ダムまでの間は公園化されている。私一人ならダムの堤体まで見に行きたいところだが・・・戻ることになった。
ちょうど人が少なくなった。ケーブルの元からの吊橋の様子。主塔の高さは26m。


当たり前だが真っ直ぐで気持ちが良い。中程は床がグレーチングで真下が見える。左側通行とあるが、何故だろう。


橋上の途中、西側の谷に歴史のありそうな道路橋が見えた。曇天に落葉後の樹々で目立たないのが残念。


※「恋人の聖地」というのを調べてみると、プロポーズにふさわしいロマンティックなスポットを「恋人の聖地」として認定し、地域の新たな魅力づくりと情報発信を図るNPO法人による事業で、桂由美さんは同法人の理事。モニュメントは、もみじ谷大吊橋周辺の山に生息する希少な野鳥「クマタカ」のつがいをモチーフにしてカービングで削り上げたものだという。

◆紅の吊橋(くれないのつりばし)
塩原温泉街の中心部にありながら緑に囲まれ、紅葉の名所としても知られるスポット。橋の名前もカエデが紅く燃えるように染まることが由来。2003年(平成15年)完成。長さ52.5m、幅1.5m。

ナビを頼りに行くと「塩原もの語り館」の駐車場に着く。資料展示室に売店、レストラン、足湯などが併設され、テラスからは箒川と対岸の散策路が見渡せる。紅葉は終わったが気持ちの良い眺めだ。


吊橋は主塔が1本で、片側からのみ吊るタイプ(片持ち型)。


対岸には「もみじの湯」という開放的な公共露天風呂がある。感染症対策の観点から、しばらく利用停止とのこと。


ここから塩原街道を車で3~4分ほど東に(箒川の下流に)行くと、七ツ岩や野立岩があるエリアになる。

◆七ツ岩吊橋(ななついわつりばし)
景勝地「七ツ岩」がこの橋の下流にあることが名前の由来。(でも、七ツ岩は橋上から見えない)。駐車場にはトイレや足湯(休止中)もあり、散策の休憩地になっているようだ。吊橋は長さ87m、幅1.5m。


この吊橋も片持ち型。渡ったところで振り返る。


階段を上る散策路があり、塩原温泉ビジターセンターへ続く。途中で吊橋の全景が見られるのではと期待したが、樹の枝が賑やかだった。

 

◆野立岩(のだていわ)
箒川渓谷の中でもひときわ大きな巨石で、道路からは橋が架けられ、石の上に行くとができる。
江戸時代、宇都宮から会津への再移封を徳川家康に命じられた蒲生秀行が、進軍の際に塩原に泊まる宿がなく、この岩の上で野宿し、一夜を明かし野立(身分の高い人が野外で休息すること)したことが名前の由来。(説明板より)


野立岩の隣には、大きな岩の上に高木が育っていた。岩の割れ目に生えたのか、樹が育って岩を割ったのか?


野立岩周辺の巨石のたもとでは、厚いマットを持参している方が何人もいた。キャンプ?ではなくボルダリングのようだ。

もう少し上流を眺めると、岩が突き出ていたり、巨石がゴロゴロしている。たぶん「七ツ岩」ではないかと思う。


巨石の多い渓谷だが、道路側の後背もそそり立つ岩肌が迫ってくるようだ。「天狗岩」という岩山だと思う。


なお、塩原温泉郷を含む、国道400号の塩原ダムの辺りから日塩もみじラインの辺りまでは、日光国立公園の特別地域なので、自然・動植物を大切に。

次回も、渓谷の風景(その2)。

 

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