シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

見沼でカモと緑のトラスト

2012-09-29 | お出かけ

見沼自然公園には池がありスイレンが咲いていた。
アシ(ヨシ)が生えている近くにはカモがいたのだが、ン!?並んでいる!?

もう少し近づいたところから!

真横の茂みの隙間から!・・・杭にのって休憩!?してた。

 

その後、案内板に出ていたお寺に行ってみようと、車で公園の南方向(下流)に移動する。ここも見沼代用水の近くで橋もあったので上からながめてみると。
下流側は曲がっているので先が見えないし、深い森のよう。ちょっと行ってみた。

遊歩道には大きな樹があり、対岸は斜面林で水路の上に木々の枝が覆いかぶさっていた。用水路というよりも自然の川のような雰囲気だ。

手前の方にはカモさんが休んでいた。アレ!?羽が青い。


橋の手前に「緑のトラスト・・・何とか」と看板があった。
帰ってからカチャッてみると、この見沼代用水東縁に面する斜面林は「さいたま緑のトラスト基金による保全第1号地」だった。

さいたま緑のトラスト協会のWebサイトによると、「この斜面林は、県南地域に残された貴重な自然であり、埼玉県の原風景の一つともいえる。この区域の約300メートルにわたる用水路は、両岸及び底がコンクリートのない江戸時代そのままの状態。東西40キロメートルに及ぶ見沼の斜面の中で、唯一、水路と林が一体となった形で保存されている。貴重な動植物の保存とともに、代用水の景観を保存している」という。

なるほど~、確かに護岸は他とまったく違うし、水深も一定ではなかった。そういうことだったんだな。江戸時代そのままの光景を見れたわけだ。ん~学習したので、再訪した際は、もっとじっくり見てこよう。



---+--+-+ 見沼自然公園で気になった○○ +-+--+---

タンポポ!この時期に!?見ていたら虫が飛んできた。

柔らかい土にコオロギがたくさんいた。太ももがスゴイ!

池沿いで尻尾の先が青いトンボがいた。キレイな色だったので撮ってみようと試みたが、こういうのは小さくて上手く撮れないな。

ニレの枝先の花を見ていたら、小さい(4ミリ程)何かが動いていた。よく見るとハエトリさんの仲間のようだ。レンズを近づけると後ずさり。仕草がカワイカッタ。

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウイスキーが、お好きでしょ

2012-09-26 | 音楽と…

いつだったか、綾小路きみまろと香取信吾のTV番組に石川さゆりさんがゲストできていて、♪ウイスキーが、お好きでしょ を歌っていた。

その時に「杉真理」という文字が!かなり久し振り(数十年振り!?)に杉真理さんの名前を見たことと、あ~この歌はあの杉真理(すぎ まさみち)さんが作ったんだ~とプチビックリ。

『ウイスキーが、お好きでしょ』がサントリーのCMソングとして使われていることは、ほとんどの大人が知っているでしょうな。

Wikiによると、「サントリークレスト12年」のCMソングとして企画制作され、1990年から1991年にかけて使用された楽曲である。歌手はもちろんSAYURI(石川さゆり)

その後、2007年10月から小雪出演のサントリー角瓶でリバイバル使用(歌:SAYUR)。以降、同曲はサントリー角瓶のCMソングとして一貫して現在まで使用されている。

歌手は、2009年2月14日~2010年3月はアカペラバージョンでゴスペラーズ。2010年4月からは竹内まりやになった。

ウィスキーや焼酎、日本酒などお酒のCMソングはイイね。


ところで、杉真理さんについては特に詳しいわけではないが、その昔アルバムを聴いたし、売れていた歌もあると思う。
でも“あの杉真理”と思った割には、何が“あの”だったのか思い出せない。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フレッツ光コールセンター!?

2012-09-22 | 日常のできごと

我が家はケーブルテレビ系でインターネット(+テレビ+電話)を使っている。
2週間前の日曜日だったかな?「フレッツ光のコールセンターです」と名乗る男性から電話があり、早口にまくしたてる。
だまって聞いていると、先方の言いたいことは「フレッツ光が安くなったので、現在の使用料金と比較してあげるから今の契約と料金を教えなさい」というのだ。

カチンときた!(この時はウトウトしかけの所をジャマされたうえに、)何で頼んでもいないのにそんなことを教えなければならんのだ!
それに、フレッツ光以外を利用していることを分かったうえで電話をしているのもどうなんだ、その個人情報の扱いは!

そう思ったので、こちらからアレコレ質問していると、先方から電話を切った。なんて失礼なんだ!それに、あやしい。


翌週、またかかってきた「フレッツ光のコールセンターです」と、今度は女性だった。同じように一方的に話す。しょうがないな~、

Qどちらの方ですか?「フレッツ光のコールセンターです」
Qそうではなくて、NTTなんですか?「NTTではないです」
Q代理店ですか?「違います」
Qじゃぁどちらですか?「ですからコールセンターです!」

先方はちょっと怒り気味、こちらは呆れ気味。
マニュアル化された内容でしか話せないのだろうけど、そのマニュアルは間違っているようだ。その後も意味の無いやり取りをしていると、また急に電話を切られた。

本当に失礼な奴らだ。でも、少し状況を考えてみた。
奴らは基本早口で、とにかく相手の話を聞かないようにして自分の話を前に進めないといけない病にかかっている。
たぶん一人の電話にかける時間も各段階で決められているのかも知れない。私の場合は途中でタイムオーバーになったのだろう。そういうことにしておこう。

どんな仕事でも働いている方は大変だな。
さて、明日も電話くるかな~?あっ明日は彼岸なので居ないわ!

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ダブルレインボー!

2012-09-20 | 自然・環境とか

今日は夕方から急に出かけることになったけど、直帰になったので珍しく午後8時前に家に着いた。
これなら、コッチとアッチの日記が書けるかな~と思ったのだが、とりあえず晩酌を始めたら・・・今日は和風総本家!しかも「日本を支えるスゴイ機械」2時間スペシャルだ!面白いね~。イイ番組だな~。しっかり2時間見てしまった。

その後、友人と食事をしてきたという娘が帰ってきた。
そして「昨日、ダブルレインボー見たんだよ!」という。

時期外れの夏休みの最終日の昨日、娘はディズニーシーに行ったのだが、その際に見ることができたようだ。
どれどれ、とケータイで撮った画を見る。ほっほ~見たかったな。でも、午後5時頃でコチラは仕事中、しかも千葉の一部での目撃情報のようだ。仕方がない。

折角なので、私のケータイに送信!ダウンロード。大きな虹だったらしい。

普通に撮ると外側の虹が見にくいので“何とか加工”をして保存すると明確になるようだ。それがコレ↓。

お~なるほどダブルだね~。ん!?虹色の順序が逆?

娘に説明されたのだが、一応カチャッてみたところによると「ダブルレインボーは、虹の外側にもうひとつの虹が見えること現象。外側の虹は内側の虹に比べると色が薄く、7色の配列も内側の虹と反対になる」ようだ。不思議~!

虹の発生が多いハワイでは、この虹を見るのはラッキーなことと言われているらしい。そりゃ~良かったね。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クールスポット:三貫清水緑地

2012-09-18 | お出かけ

薄荷脳70さんの「新訂 旅と歴史」で『彩の国クールスポット100選』というものの存在を知った。
Webサイトはこちら=> http://www.kannet-sai.org/coolspot/

昨年度、特定非営利活動法人環境ネットワーク埼玉が県内276件のクールスポットを選定したようだ。276件あるのに何で100選なのだ!と思うのだが、そこは大人の考え方をしなければならない。そ~っとしておこう。

先日、さいたま市の「秋葉の森総合公園」に行こうと思ったので、事前に近くのクールスポットを調べてみると『三貫(さんがん)清水緑地』というのがあった。

~鴨川通りに面する斜面緑地にあり、鎌倉街道が通っています。緑のトンネルは涼しく散歩ができます。~という紹介文だった。
・・・ということがきっかけで、三貫清水緑地に行ってみた。

この辺り?というところで周辺を行き来するが駐車場が見あたらない。そこで緑地の北側の路上に車をとめる。某高校のグラウンド隣接だ。

入口に行くと新しそうな「鎌倉街道」の看板。

その先には、真っすぐな道が伸びていた。

↓こちらは途中で振り返った時の画。

明るい木陰だ。普通に散歩するにはイイ感じだ。
でも、案外道幅があるし、樹はそれほど大きくない。鎌倉街道という名前のイメージは薄いと思う。
また、針葉樹が少ないので、冬になるとスカスカじゃないかな。

しばらく歩くと市の看板があった。ここは三貫清水湧水保全区域だという。

“大田道灌の故事で名高い”かどうかは知らないが、湧水があるようだ。
街道の方側は低地になっているので、そちらをさがしてみると小さな池があった。

三貫清水湧水池という看板はあったが、湧水の部分は確認できなかった。渇水期ということもあるが湧出量はかなり少ないと思われる。

帰宅してから調べてみると、「三貫清水緑地は南北に約350m、東西で約40mから70m、面積が約2万平米の雑木林。南北中央に鎌倉街道が通り、その西側の低地に、水深1m程度の沼地が2箇所あり、これらを三貫清水と呼んでいる」そうだ。
しまった、あと1箇所湧水池がある。またの機会に。

“名高い”話は「三貫清水の会」Webサイトに載っていた。詳しくはそちらに。
また、このサイトによると、この地は昭和30年頃までは、ホタルが飛びかう豊かな自然があったが、その後都市化の波が押し寄せ、ホタルは姿を消し林の中はゴミの不法投棄が目立つようになった。

「雑木林や湧き水などがある貴重な自然を残したい」という地域住民の訴えに応え、市が一帯の土地を買い取って公園化する方針を決定したのは、平成になってから。
地元の方によるこの会が発足したのが平成4年、翌年から清掃活動が始まり・・・・・このようなキレイな林になったようだ。12年前からはホタルも自然発生している。

鎌倉街道というわりに新しさを感じたのは、このような歴史によるものだった。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋葉の森、ゴルフボールのような・・・

2012-09-16 | お出かけ

今日の午前中、晴れていたので少し散歩しようと思い車で出かけると・・・すぐにウィンドウに小雨が当たってきた。そのまま「秋葉の森総合公園」に到着。まだ多少降っていた。
仕方がないので透明のビニール傘をさしながら、自然保護ゾーンの遊歩道をテクテクと。ん~さすがに誰もいない。

最初の雑木林を抜けると、雨もほぼ同時に止んだ。傘がジャマになる~!
ところが、後でこの傘が活躍した。

この公園には小川に沿って人の手がほとんど入らないエリアがある。夏にここに来るのは初めてで、小道はあるのだが葉っぱはエライことになっていた。さらに、クモの巣をまともに顔で受けてしまった。
そこで、傘の出番となった。ビニ傘を半開き状態で進む。透明傘は便利だ。

このエリアで、ゴルフボール!?のようなキノコがあった(たぶんキノコだろう)。球状の直径は3.5センチある。

決して食べる気にはならないけどキレイなものだ。
また、近くには鮮やかな黄色のキノコもあった。妖しいわ~。


小川の橋の上にはカナヘビがいた。いつ見てもイイね。

このカナヘビは、通常よりも模様がにぎやかだと思う。

池には何匹もカエルがいた。ただ、遠くて何だか分からない。

蝶はお疲れのようだ。歩道でじっとしていた。


この公園には天然芝のサッカー場がある。何気なく眺めていて、オヤ!?っと。中央部分が少し盛り上がっているように見える。これが普通なのかな。

多目的広場では野球の試合をやっていたが、このサッカー場は使われていなかった。何だかんだ野球人気は裾野が広いと感じた。


この後、別の場所を散歩してから家に戻り、昼食後に妻と出かけようという予定もあったのだが、何となく日本映画専門チャンネルで『アマルフィ 女神の報酬』を観はじめた。

しばらくするとバケツをひっくりかえしたような大雨。これには驚いた。「出かけなくて良かったね~」と。でも、しばらくして雨はあがった。
映画も終わった。すると引き続き『アンダルシア 女神の報復』があり、これも観てしまった。両方とも初めて観たのでそれなりに楽しめた。

その後は、流石に動かないとダメだと思い、図書館と床屋に行くのであった。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネットで見つけた驚きの・・・

2012-09-14 | ネットやブログ

2日間ほど帰宅が遅くなり(遅くからお酒を飲みはじめるのが原因といえば原因なのだが)、また更新の間が空いてしまった。

近頃は心身共にお疲れ状態が続いているので週末になるとグッタリするのだが、今週はよけいにグッタリだ。明日からの3連休、何もしたくない感じだ。(と今は思っている。日曜日には心変わりすると思う。)

それはさておき、タイトルのインターネットでたまたま見つけて驚いた件。

一つ目は、長~~~い会議名。
漢字が途切れなく続いているので「何?」と思ったら、会議の開催通知のヘッドラインだった。

『総合資源エネルギー調査会省エネルギー基準部会住宅・建築物判断基準小委員会 社会資本整備審議会建築分科会建築環境部会省エネルギー判断基準等小委員会 合同会議(第3回)及び総合資源エネルギー調査会省エネルギー基準部会住宅・建築物判断基準小委員会 社会資本整備審議会建築分科会建築環境部会省エネルギー判断基準等小委員会 中央環境審議会地球環境部会低炭素建築物に関する専門委員会 合同会議(第2回)-開催通知』

9月10日に行われたようだ。委員会の合同会議の合同会議!?
会議のタイトルを言ったり書いたりするだけでも大変だな~と想像する。

ただ、こういうのをみると元々無駄があるのではないかと穿った見方をしてしまうな。その委員会とこの委員会は一つで済むんじゃないの?とかね。


二つ目は、独立行政法人水資源機構の『映像コーナー』。
http://www.water.go.jp/honsya/honsya/eizou/index.html

ダムの「放流映像」を見ることができる。たくさんあるので一部しか見ていないけど、迫力あるし凄いし面白い(表現は陳腐)。
その下には「遡上映像」もある。昨年のオオサンショウウオの遡上には、おもわず手を差し伸べたくなる。

ダムというのは、それ自体に魅力があると思うのだが、やはり中にはマニアさんがいらっしゃるようだ。
TOPに「日本一周ダムファン写真展」のバナーがあり、クリックしてみると、「造形物としてのダムの魅力を知りつくしたダムファンがお贈りする、日本一周ダムファン写真展へようこそ」ときたもんだ。
『ダムカード』や『ダムマニア』というガイドブックもある。何だか凄い。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

房総~海ほたる

2012-09-10 | 仕事・会社関係

先週の金曜日は、仕事で房総の方に行ってきた。私が出掛けるのは珍しいのだが、しかも房総の方までいくなんて・・・。私用でも数回しかないのでは!?

目的地は房総の山の中なので特段なんということもないのだが、
行きで渡った「レインボーブリッジ」は初めてだ。下層の「ユリカモメ」も1回しか使った事がないので、眺めはおのぼりさん状態だ。

帰りは東京湾に浮かぶパーキングエリア「海ほたる」に立ち寄った。ここも過去1回しか寄っていないと思う。
平日の夕方のせいか、けっこう空いていた。これで、ガスってなければ眺めも良く夕陽を見る事ができたのに。この日はこんな感じ↓。

埼玉に住んでいると、千葉県と神奈川県は近いようでも出かけることはまずない。それより近い東京でさえ、勤め先の周辺や通勤途中駅以外は行かないな~。この夏、社用で少し出かけたときに使った大江戸線、初めて乗った。まぁこんなものだ。


ところで、海ほたるはトンネルから橋に移る部分までが全長約650メートル、全幅約100メートルの長方形をした島のようだ。面積で65,000平方メートルになる。

これがどれくらいなのか、他の島と比較してみた。
尖閣諸島の大正島という島が60,000平方メートル、長崎県の端島(軍艦島)が63,000平方メートルで同じくらいだ。ん~ピンとこない(行ったことないし)。

幕張メッセの連なった国際展示場1~8ホールの建築面積は88,000平方メートル(展示面積は54,000)、東京ドームの建築面積は46,000平方メートルなので、足して2で割ったくらいの大きさだ。
ん~わざわざ調べてみたけど、結論としては「だから何なんだ!」のようだ。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

線香花火の歌♪

2012-09-08 | 音楽と…

一昨日の夜、久し振りにカラオケのあるお店に行った。
それほど時間もないので1曲だけ・・・何にしよう?しばし考えた。
長渕剛の『夏祭り』にした。

 夏もそろそろ終りねと 君が言う
 ゆかた姿で せんこう花火
 きれいだよきれいだよ きれいだよ とても

季節柄合っていると思ったし、前回取り上げた線香花火のことがどうしても・・・。
サビのところは↓。線香花火はこういう使われ方だね。

 いつまでこうして君と よりそい肩をならべて
 来年の夏も せんこう花火 できるといいのにね 
 燃えて散るのが 恋ならば
 そのまま消えずに かがやいてくれ

カチャッてみると、この唄は1981年のLP「長渕剛LIVE」に収録されている。まだ、さわやかな頃の長渕さんだ。


実は、というか(カラオケで)優先したかったのは、NSPの『線香花火』だったのだが、無いのよね~。(日記タイトルにも借用しているように、その昔NSPというフォークグループをよく聞いていた。)

 はじっこつまむと 線香花火
 ペタンとしゃがんで パチパチ燃やす
 このごろの花火は すぐに落ちる
 そうぼやいて きみは火をつける

線香花火はペタンとしゃがんでするのがイイ感じだ。
天野さん、「“はじっこつまむと”昔は短かったからそれでもいいけど、今は長いからダメなんですよ。“このごろの花火は すぐに落ちる”そうそう、私も昔そう思いました。純国産の線香花火だったらよかったのに。」と教えてあげたいものだ。

この歌を作った(詞・曲)天野さんが逝ってから、もう7年が過ぎた。


当時は、他にも線香花火をタイトルにした歌があった。
吉田拓郎さんの『線香花火』は、

 線香花火が欲しいんです 海へ行こうと思います
 誰か 線香花火をください 一人ぼっちの私に
 (略)何でもないのに あ~泣きました

さだまさしさんの『線香花火』は、

 きみは線香花火に 息をこらして
 虫の音に消えそうな 小さいな声で
 いつ帰るのときいた

この2作も好きだったな~。
ところで、拓郎さんは鹿児島~広島、さださんは長崎県、長渕さんは鹿児島なので、3人がイメージしていたのはお線香のように上に向ける「スボ手」なのかもしれない。NSPは岩手県なので長手だ。

今まではスボ手・長手を知らなかったので、線香花火と見聞きした時には当たり前のように長手をイメージしていた。これからは確認しよう!

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

線香花火の楽しみ方

2012-09-05 | 四方山話…

純国産線香花火が復活したことを取り上げた番組を見たことがある。番組の内容自体興味をひくものだったし、何年か振りで線香花火をやりたいと思った。

線香花火のことを調べてみると・・・。(以下、ほとんどコピペだが覚書として記しておく)

「線香花火には『起承転結』がある。起は牡丹、承は松葉、転は柳、そして結はちり菊。昔の人は、花火の変化を植物にたとえて愛で、人の命のはかなさをそこに見て、楽しんだんです。粋だよねぇ」・・・東京蔵前の花火問屋『山縣商店』の店主。

“粋な”線香花火は4段階に分けられ名前がついている。
1.牡丹:最初に「玉」ができる。短い火花が重なり合い「牡丹」といわれる所以。
2.松葉:玉から激しく火花が飛び散る美しいとき。その様は、「松葉」のよう。
3. :火花が低調になり、下に伸びる。風に舞うように描いた孤が趣を醸し出す。
4.散り菊:菊の花びらが散るように、線香花火の物語も終わりをむかえる。

このような段階、起承転結があることを知らなかったし、意識したこともなかった。
また、火玉の移ろいを「蕾→牡丹→松葉→散り菊」と表現する記述もあった。

火を点けてからしばらくくすぶり、やがて火玉が成長し、光の矢束となって放散。それを幾度か繰り返した後、力弱く垂れ曲がり、ゆっくりと落ちていき、淡く儚い夏の宵闇が残る。はかなく、美しい。日本の美学がそこにある。という。

国産の線香花火は、「柳」からが長くいつまでもいつまでも余韻を残して漂う。
他にも、火玉があまり大きくならない。「松葉」が大きく遠くに飛び散る。「柳」が長く垂れ下がる。火玉が落ちないで最後まで燃え尽きる。という記述もあった。

純国産の線香花火を楽しむ際は、このような点を少しだけ意識しながらも「あ~やっぱりね~」という感じがイイのかも。


また、使用方法にも注意したい点があるようだ。
これらについては、試してみる価値もあるだろう。

1.柄が長いからといってあまり上の方を持つと線香花火が揺れて、玉が落ちやすくなる。中間辺りがベターか。
2.火薬が詰まっている玉の部分のすぐ上、少しくびれた部分をほんの少しひねると持ちが変わるようだ。
3.真下に向けるのではなく、斜め下(45度)に向けた方が火球が落ちにくく、長く美しく楽しめるという。
4.点火はライターのように勢いの良い火で点火すると、一気に火花が出て玉になりにくい(火傷のおそれもある)。線香花火の先に小さな火(点火用の線香など)で付けるのが良い。


ところで起承転結の4段階には“線香”のイメージは出てこない。それでは、何故「線香花火」というのだろう?

線香花火には、「スボ手」と「長手」の2種類ある。よく見るのは江戸の主流で「長手」。「スボ手」は、細い葦や藁の管に火薬を入れた上方風で、線香のように立てて楽しむ。この「スボ手」の形や立てて使う方法から、線香花火という名称が生まれたと言われている。

何でよく見る長手ではなく上方のスボ手から命名?と思う向きもあるかもしれないが、花火と言えば「鍵屋」と「玉屋」で鍵屋の始祖は奈良に始まり、上方風の花火を江戸に持ち込んだ。江戸風の長手花火は、鍵屋から独立した玉屋のアイデア。

江戸では葦や藁が取れなかったため、火薬を和紙で包み、縒った「長手」のタイプが主流になったと言われている。
元は上方風の「スボ手」なので、そこからの“線香”であってもうなづける。
前述した持ち方は長手の場合で、スボ手は斜め上に向けた方が良いようだ。


さて、純国産線香花火のことを取り上げたのは・・・・・手元にあるからだ。
折角なので調べた事を踏まえて楽しもうと思っている。


なにしろ、日本製の線香花火は完全に姿を消したのだ。そして復活した・・・・・!
興味のある方は、前述の山縣商店のWebで「コラム」が参考になる。
あと、らくらくニッポン探訪の「幻」の国産線香花火製造工程、花火の楽しみ方も。

 

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする