シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

鹿児島県:指宿スカイラインから『桜島』、音響道路

2023-12-31 | お出かけ

仕事で出張は滅多にないけど、鹿児島県に12月12日(火)~13日(水)で出張してきた。
レンタカーで南九州市に行く際、指宿スカイライン(指宿有料道路)を利用した。

山々の稜線を通るところでは、所々に展望台があった。桜島や錦江湾を見たいな~と思っていたが、一人ではないので容易に止められない。そろそろ最後のチャンスかと思い言ってみたところ、意見が一致してようやく車を止めた。穂高展望台というところ。

東側、錦江湾を眺望する展望台。対岸となる大隅半島には薄い雲のようなもやがかかっていた。北側に目を向けると、桜島が見えた。


薄雲の上に頭を出し、白い噴煙も上がっている。西側には鹿児島市の湾岸エリアが若干見える。天気でもあり気持ち良し。


南側に目を向けると、手前には原油備蓄基地、遠くには大隅半島の山々が連なっていた。


埼玉県で見る富士山と同じように、高速道路やSA、鹿児島市内でも、開けていればついつい桜島を探してしまう。また機会があれば、眺めたいものだ。


指宿スカイラインを走行している時に、タイヤ音が音楽を奏でた。車の速度が速かったせいで、曲も早くなったが、すぐに長渕剛の「乾杯」と分かった。流石!地元の大スター!私もその昔聞いていたので、これは嬉しい。

音響道路(メロディーロード)は、タイヤとの摩擦で音を発生させるように舗装路面に溝を切り込み、路面上を一定の速度で走行すると音楽が流れるよう細工を施した道路。

場所をWebで調べると、川辺ICと知覧ICの間で、川辺ICから約2.8キロの地点から約350メートルの区間。ついでにGoogleMapで道路をたどってみたら「音響道路(乾杯)」の表示があった。すごいね~長渕。鹿児島出身の方は嬉しいでしょうね~。

ちなみに、私の出身県である新潟県出身の有名な歌手と言えば、三波春夫や小林幸子・・・。音響道路には使い難いかな。
調べてみると、昨年の調査で全国に音響道路は42ヶ所あり、新潟県では2か所。奥只見シルバーラインでは尾瀬に向かうことから「夏の思い出」、磐越自動車道には雪国らしく「春よ来い」。
現住所の埼玉県には無いようだ。驚いたのは間の群馬県で全国最多の10か所ある。メロディーロードの宝庫だった。2位は北海道で6ヶ所。3位が広島県・愛媛県の各3か所。



今日(31日)は、この後しばらくして帰省する予定。
本年の投稿は、今回が最後となった。来年もよろしくお願いいたします。

 

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六本木:イルミネーション/オーケストラコンサート

2023-12-29 | お出かけ

オーケストラのコンサートを観に行ける機会をいただいた。場所は港区赤坂のサントリーホールで、日曜日の19:00開演。
日曜日なのに(通勤以外で)わざわざ都心まで行く?しかも帰りは遅くなるし、とても億劫に感じてしまうが・・・。
これまでの人生で一度もオーケストラを観賞したことはないし、サントリーホールも行ったことがない。たぶん今後もそれらの機会は無いかもしれない。ならばと妻とも相談し行くことにした。

せっかく行くとなれば、目的が一つではもったいない。六本木のイルミネーションも眺めてみようかと事前に調べるてみると、幾つかスポットがある。検討した結果、Roppongi Hills Christmas 2023 けやき坂イルミネーションを見てからホールに向かうことにした。

12月10日(日)、16:00頃に六本木駅に着く。ライトアップは17:00なので時間はある。初めての(?)六本木ヒルズ内を散歩する。
Webに載っていたビューポイントの確認のため、早めに移動してみると、既にけやき坂通りの歩道のガードレールに沿って人が立ち並んでいた。ここで良さそうだ。

けやき坂通りは東西に約400m。西側から進んで最初の信号を越えたティファニー付近。


東京タワーと一緒に見られるのがポイントだな。連絡ブリッジの上も渋滞しているようだ。


ブルーのライトは、個人的に珍しいので嬉しい。ブリッジ下の横断歩道は、立ち止まらないで~というアナウンスが続く。


さらに進んで、東側の端辺りで振り返る。右側のアールを描く壁面はテレビ朝日。


東側の信号を渡って、けやき坂通りを望む。人気のイルミネーションということは納得できた。時間的にこの後さらに混雑したことでしょうな~。


ここから六本木駅方面に行き、大通りをアークヒルズ~サントリーホールに向かう。けっこう歩いた。徒歩で25分ほどか。
ホールの近くのカフェで、まずは体を温め小腹を満たそうと、紅茶とクロワッサンをいただく。クロワッサンは食べ応えがあってちょっとビックリ。



ホールには18:20頃入場する。初めてなので、念のため係の方に聞いて席に着く。約2000席ある大ホールで、席は2階席の前から2列目(この公演ではSS席・S席・A席と3種あり、そのSS席だった)。


サントリーホールは、東京で最初のクラシック音楽コンサート専用ホールとして、「世界一美しい響き」をコンセプトに1986(昭和61)年10月に開館した。音に徹底的にこだわり、日本で初めてヴィンヤード(ブドウ畑)形式を採用。演奏家と聴衆が一体となった臨場感溢れる音楽体験を共有できる。

史上最高の第九に挑む Vol.4 コバケンとその仲間たちオーケストラ
“コバケン”とは、作曲家・指揮者の小林研一郎さんで「炎のマエストロ」と呼ばれる1940年生まれの方。


受付で渡されたパンフレットを見ると、公開リハーサル40分ある。そうなの~こういうのは珍しいのでは。ただ、楽しみたいけど家が遠いので少しでも早く帰りたい気持ちはある。40分か~それに休憩20分ね~必要なのかな~必要なんだろうね~などと知見がないので不思議に思うばかり。

演奏はつつがなく終わった。最後のコバケンさんの挨拶で知ったが、目の不自由な方が数名演奏されていた。中には生まれた時から盲目の方もいて、指揮者の呼吸を聞きながら出るタイミングをさぐりながら演奏するという。えらいものだ。


指揮者や演奏者の様子は、YouYubeで無料視聴ができるので、時間のある時に見てみようと思う。
演奏自体は21:10頃終わったが、その後10分以上は拍手、拍手、また拍手と演奏者や合唱団・ソリストとエールを交わすように拍手が続いた。


生の演奏、オーケストラや第九合唱は凄かった(稚拙な感想しか言えないけど)。これでオーケストラ演奏会を観賞したことのある人になってしまった。・・・ということはさておき、貴重な経験をさせてもらったかな。


ところで、前々日から微熱があったので、ホール内空調の風が気になっていた。ホールから外にでて間もなく、寒気で歯がガチガチと。これはまずいと思って別の建物に入って温かい飲物(自販機)を探すが見つからず、手持ちの水を飲んでいたら落ち着いてきた。

帰路は長く感じた。コンビニでレトルトのお粥を買って家で食べ、温まった。
インフルエンザが流行っていたので少し心配したが、その後も大事に至らず良かった。

 

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日光:五十里ダムと川治ダムは隣同士で助け合い

2023-12-27 | お出かけ

日光・鬼怒川旅行の行程を考えている際に、鬼怒川温泉辺りをマップで見ていると、北側(鬼怒川の上流)にダム湖が2つ東西に並んでいた。しかも。2つのダムをつなぐ道路もあり、効率的にまわれると分かった。ダムは「人間って凄いことをするな~」と実感でき見応えもある。是非これらのダムも見ておきたいと思った。

11月11日(土)、『東武ワールドスクウェア』を見終えた後、それらのダムに向かう。
龍王峡~川治温泉を抜け、勾配のきつい山道を進むと右手に男鹿川(鬼怒川の支流)に設けられた五十里ダムが見えてくる。
鬼怒川ダム統合管理事務所 五十里ダム管理支所の駐車場に車を止め、外に出るとかなりの強風で驚く。時折の突風には歩き難くなるほど。

五十里(いかり)ダム
1956(昭和31)年完成、男鹿川、重力式コンクリートダム、提高112m・堤頂長267m、五十里湖。
流域面積271km2、有効貯水容量4,600万m3、年間流入量36,200万m3
※大規模ダムの草分けで、完成当時は日本一の高さを誇った。

天端は車の通行はできないが、歩くことは可能だった。


天端から下流側を望む。


天端中央辺りから洪水吐を見下ろす。利水のための放流をしているようだ。


天端から望むダム湖「五十里湖」。水位は下がった状態。


標高も高く強風なので手がかじかむ。管理支所に避難・見学する。妻はダムを少し見ただけで既に室内休憩中。

駐車場から500mほど上流に行き、左に曲がってトンネル(約800m)を抜けると川治ダムのダム湖が見える。道路はダムの天端を通る。

川治(かわじ)ダム
1970(昭和45)年完成、鬼怒川、アーチ式コンクリートダム、提高140m・堤頂長320m、八汐湖。
流域面積323km2、有効貯水容量7,600万m3、年間流入量13,800万m3
※昭和48年に施行された水源地域対策特別措置法の適用を受けた全国で第一号のダム。

まずは天端の手前、川治ダム管理支所の駐車場に車をとめ、アーチ式の堤体を望む。


三脚にカメラを固定している若者がいたので「何を?」と聞いてみると、紅葉シーズンに合わせて臨時列車が運行され、その電車待ちだという。私は普通に下流側を望む。


天端を渡った先にも公衆トイレの駐車場があり、道路反対側には資料館があった。ここからもアーチを望む。画の右上は管理支所。


資料館の駐車場からダム湖「八汐湖」を望む。ダム名は周辺に自生するヤシオツツジにちなんでいる。ちなみに妻は寒いからと一歩も車から出なかった・・・。

 

ダムを見た後は鬼怒川温泉地域に戻り。国道沿いの蕎麦屋で遅めのランチとした。店主らしき方は不在なのか、とても残念な蕎麦をいただいた・・・。

ここから帰路につく。埼玉県の我が家に着いたのは午後4時前。妻は翌日仕事なので、この時間に着くと旅行の片付けなどもでき良いそうだ。

日光田母沢御用邸記念公園、憾満ヶ淵(渓谷)、金谷ホテル歴史館、会員制リゾートホテル、東武ワールドスクウェア、五十里ダム・川治ダム。有意義な2日間だった。



ダムの全景は撮れないので、参考にリーフレット表紙。何故か女の子キャラ。


今回とりあげた2つのダムは連携施設でもあり、導水トンネルで結ばれている。
五十里ダムは、規模が小さく貯水容量が少ないため、貯めきれない水が下流へと使われないまま放流されてしまう。一方、川治ダムは、貯水容量が大きく、いったん貯水位が下がるとなかなか回復しないといった特徴がある。
そこで、主に五十里ダムでの利用しきれない水を川治ダムに貯めるため、五十里ダムと川治ダムを導水路で結び、より有効な水運用を図っている。
雨水は自然任せ。折角の大規模設備でより有効に使えるよう工夫がなされている。エライものだ。

なお、五十里ダム・男鹿川の上流には 湯西川ダム〔完成2012(平成24)年、重力式コンクリートダム、有効貯水量7,200万m3〕が、川治ダム・鬼怒川の上流には、川俣ダム〔完成1966(昭和)41年、アート式コンクリートダム、有効貯水量7,310万m3〕があり、鬼怒川流域は4つのダムで治水・利水が行われている。
ちなみに、鬼怒川は利根川の支流の中で最も長く、茨城県の守谷市において日本で最大の流域面積を誇る利根川に合流する。

 

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日光:東武ワールドスクウェアは30周年

2023-12-22 | お出かけ

日記の間が空いたけど、11月の日光・鬼怒川旅行のつづきで二日目のこと。

11月11日(土)、朝9:30前に会員制リゾートホテルをチェックアウトし、車は駐車場に置いたまま徒歩で『東武ワールドスクウェア』へ向かう。

この日は元々晴れの予報だったので、この機会に久し振りに行ってみようと思っていた。その昔、開園して数年もしない頃(?)に訪れたことがあり、「何年前かな~」「30年近く経つんじゃない」などと歩きながら話していたら、なんと!今年の4月で30周年を迎えていた。

東武ワールドスクウェアは、世界文化遺産に登録されている48物件を含め、合計102点の有名建築物を25分の1スケールで精巧に再現しているテーマパーク。
容易に見られない建築物を(ミニサイズだけど)実感し、本来は目視できない高さや角度から眺めることができる。さらに、同じスケールなのでサイズの比較もできる。

開園以降、新たな建築物も追加展示されており、2010年4月に「東京スカイツリー」、2015年に台湾台北市の超高層ビル「台北101」、2018年に台湾新北市富貴岬「富貴角灯台」、2019年にタイ王国「ワット・アルン」の展示を開始している。


その後は、2021年4月に沖縄の歴史・文化の象徴「首里城」がお披露目をした。


この首里城やノートルダム大聖堂、世界貿易センタービル、旧帝国ホテルは、現存していない。それがここでは(ミニチュアだけど)存在する。・・・貴重かも。

東大寺大仏殿姫路城を同じ距離感で見る(撮る)。大仏殿ってこんなに大きかったか~と。同じスケールならではの個人的発見もあるかな。


建築物もさることながら、それらの周りに植えられた本物の木(盆栽)も小さな世界を見事に演出している。一部擬木もあるそうだが園内の99%は本物の木だという。銀閣寺もより“らしく”見える。


他にも幾つかとりあげる。サンピエトロ大聖堂は、広いし人出が多いね~。


ヴェルサイユ宮殿は、これぞ宮殿という感じ。大きくて高貴な建物だ。


ニューヨークハーレムは、エライこっちゃ状態。以前見た時の印象が残っているほど。


日本の四季。秋の田園、稲刈り風景。子供連れて麦わら帽子の・・・カールおじさんがいた。


東武鉄道の新型特急「スペーシアX」は、既に走行展示をしていた。実物に乗ってみたいものだが、我が家からは便が悪い。


気になる建造物は多いし、見応えもあるし、カメラ撮り過ぎに注意。
今回、取り上げるのもきりがないのでこのへんにしておく。

園内の説明板にも記されていたが、世界文化遺産等の建築物の中には、公害や風化・内乱などによりかつての姿を失いかけているのもある。造った先人の英知や情熱、偉大さを次世代に引き継ぐためにも、“建築博物館”として当園の存在価値があるようにも思う。

ところで、この日はワンちゃんを連れた方をよく目にした。なんでもリードを装着していれば飼い主と愛犬が一緒に園内を歩ける「わんちゃんフリーDAY」だった。リードがあっても超デカいワンちゃんには距離を開けがち。

(つづく)

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映画『ゴジラ -1.0』/ヤマボウシ紅葉

2023-12-17 | 映画・TV・ヒーロー

ゴジラ70周年記念作品となるゴジラ −1.0を観たいと思っていた。
11月3日公開だが、なかなか行くタイミングが合わなかった。

12月2日(土)、妻を誘い観に行くことにした。この夏に会員になった映画館のWebサイトを確認する。公開から日が経ったことで一日の上映回数は少なくなり、座席数の少ないシアターになっているようだ。

会員メリットを活かし、エグゼクティブシートを通常料金で観ようと考えていたが、シートは全て予約済みで、そもそも観ようとした時間に間に合いそうもなくなってきた。その後の回になると帰りが遅くなる。
 
そこで、別のシアターを確認すると約1時間遅れで始まる回があった。これなら時間的にはOKだ。ただし、そこは4DXのシアター。別途料金が発生するが、仕方がないので予約して出かけた。
個人的には、必要以上に動くシート・メガネつく水滴は抑えめでお願いしたいところだ。手元のミストはOFFにした。


映画は面白かった。迫力もあった。人間ドラマも嫌ではない。後半はやたらと涙が・・・。(個人の感想です)
妻もまんざらでもなさそうだ。観て良かった。



11月26日、紅葉した我が家のヤマボウシを記録する。2Fベランダから。

昨年12月に強めの剪定をしたこともあり、全体的に葉が少ないように見える。

玄関脇のヒメシャラも、この時が紅葉のピークか。

 

こちらは11月24日に都心で見たイチョウの黄葉。東京都はイチョウの街路樹も多い。


これらの紅葉も、今ではほぼ落葉してしまった。冬近し。

 

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チューリップの球根を頂いたので・・・

2023-12-15 | 我が家~植物・生物

チューリップの球根を24球(6球/袋×4種類)頂く機会があった。植えるならどうぞ~と言われた時には、「球根から育てたことはないけど、大きいプランターに植えてみようか。残るようなら付き合いのあるお宅におすそ分けをしようか。」と考えていた。

ところが、家で確認すると大きいプランターは使わなくなってから劣化し、既に処分していた。球根の植え方を調べてみると、鉢等では深さ(高さ)が必要ということも分かった。球根を植える向きも大事。水やりも必要だ。諸々簡単ではないらしい。
ということは、簡単に他人にあげられるものでもないわけだ。仕方がない。自分で器を用意し育てよう!となった。

11月23日(祝)、朝一でいつもの床屋に行くが、今まで土日にしか行ってなかったので、まさか木曜日が休みだったとは知らなかった。
そこで、車に乗って別の安価な床屋に行く。あるのは知っていたけど入ったことのない床屋。その昔「10分1000円」で広まった。チケットを購入する時に今の料金を知って驚いた。1,350円になっていた。ちなみに、いつも行く床屋は1,100円。

それはさておき、午後はプランター探し。Usedでもよいのでリサイクル屋をあたるが小さいものしかなかった。結局、ホームセンターに行き、高さ30センチ弱の丸型プランターを2つ購入した。

11月25日(土)、午前は娘と孫がクリニックに行くというので、妻と一緒に娘宅に行き、孫と遊び、クリニックに送り、戻って遊び、一緒にランチを食べる。

午後からは球根植え付け作業開始。元々家にあったプランター1つと併せ3つを使用する。
見た目に比べて土はかなりの量が入る。使用済みの土を置いといて良かった。腐葉土を混ぜて使う。
花色が4種類あるので、球根の配置も悩むことに。3つのプランターに球根を7:7:10に分けて植えた。Webサイトで調べた植え方は、けっこう土をかぶせる印象。
植えるまでの作業は屋外なので、完了後は2階のベランダに持って行って据える。


緑色の2つが新たに購入したもの。数年前からベランダにプランターを置くのは止めたのだが、まぁ今回は春までと割り切ろう。


発芽する前も球根は生長しているので、土が乾いたら水やりをする必要がある。大丈夫かな~。何とか春には可愛い花を見たいものだ。

 

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記念日会'2023:我が家でランチ

2023-12-10 | 家族・帰省・イベント

11月19日(日)は、恒例の「記念日会」として、家族全員が集まって我が家でランチ。
自称「記念日会」は、10月~11月に結婚記念日や誕生日を迎える家族がいるので、それにかこつけて飲み食いしよー!というもの。
最初の2016年は、同居家族(私・妻・息子)と娘家族(娘・娘婿)の5人。一昨年から、孫を加えて6人。

テーブルで食事をするのに、孫の椅子問題があった。そこで、娘が小さい頃に使っていた木製の学習椅子で、座面を一番高くしてセッティングしてみた。ほぼぴったりだった。娘が使った椅子を孫が使っていることにプチ感動。

娘婿は昨年・一昨年と禁酒状態だったが、今夏から解禁になったので大変嬉しい。
その娘婿から誕生日のプレゼントで日本酒をいただいた。さらに嬉しい。
ビールを飲んだ後は、早速その日本酒を飲んだ。旨かった。おかげで、娘家族が午後3時前に帰った後、2時間近く昼寝してしまった。

集合写真とか料理の一部とか記念に撮っておこうと思っていたけど、楽しくお酒を飲んでいたら忘れていた。なので、残った日本酒を記念に記録しておこう。


環境省選定 日本の名水百選 黒部川扇状地湧水群 岩瀬の清水
幻の瀧 純米大吟醸
雄山錦 雫酒(しずくざけ)
皇国晴(みくにはれ)酒造株式会社 (富山県黒部市)


ラベルを読んだだけで美味しそう。富山の日本酒は個人的にあまり飲む機会が無かった。今回のお酒は初めましてだ。
調べてみると、「幻の瀧」は、皇国晴酒造の代表銘柄の名前。「雄山錦」は、富山県生まれの酒米。もろみを搾る際、袋で吊るし滴り落ちる雫を集めた純米大吟醸で、雄山錦らしいきりっとした酸のシャープさが感じられる味わいが特徴。300本限定発売。瓶の栓(蓋)は「器械栓(気開栓)」と呼ばれるタイプを採用。

飲み手にとっても「和醸良酒」だったな~。家族に感謝しつつ、記念日会をできるだけ続けていきたいな~と思ったね~。


先月のいつだったか、朝に外から野鳥の声が聞こえたので、ベランダから覗いて見ると、庭の樹の枝にジョウビタキの雄がいた。ここでこの野鳥を見るのは初めてのこと。見られたのは嬉しいけど、撮れなかったことが残念。

 

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北本自然観察公園:チョウなどの昆虫とマガモ

2023-12-07 | 主に野鳥や昆虫

11月18日(土)に北本自然観察公園散歩に行ってきた。その時の生き物たち。

チャノキの花を抱えているのは、ハナバチの仲間であろうか。


野菊にとまっていたのは、シジミチョウの仲間(これも同定できず)。


黄色を帯びたチョウは、キタキチョウか。


ツマグロヒョウモンは、雄と雌でペアなのかもしれない。


淡い褐色のイトトンボをたまたま見つけた。越冬するオツネントンボかも(?)。


アメリカイヌホオズキには幾つかのテントウムシ。ナナホシテントウムシのようだ。


樹にジョロウグモがじっとしていた。その足元には卵のうがある。ジョロウグモは、卵のうを作り終えても、卵を守るために離れない個体もいるそうだ。


池ではマガモの雄がバタバタと。


近くにいたマガモの雌は・・・静観。


何を待っているのか、鳥見屋さんは忍耐がある。

 

 

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日光:金谷ホテル歴史館は文化遺産&建築遺産

2023-12-03 | お出かけ

11月10日(金)のつづき。憾満ヶ淵の駐車場を出発し金谷ホテル歴史館へ向かう。
金谷ホテル歴史館は、国道122号沿いにあり、日光田母沢御用邸記念公園からは歩いて5分とかからない距離にある。

金谷ホテル歴史館は、日本で最も古い西洋式リゾートホテル「金谷ホテル」の前身である「金谷カテッジイン」の創業家屋であり、江戸時代の武家屋敷と明治初期の増改築を現代にとどめている。
長く大切に保存されてきた「金谷侍屋敷」と「土蔵」は、平成26年(2014年) 国の登録有形文化財となり、平成27年(2015年)3月より「金谷ホテル歴史館」として一般公開されている。
西洋式リゾートホテル発祥の地としての文化遺産的な価値だけではなく、武家屋敷の様式をそのまま残す建築遺産としても価値のある建造物でもある。(公式Webサイトより)

東照宮の雅楽師を勤める金谷善一郎は、外国人が安心して泊まれる宿として自宅を改造して、明治6年(1873年)に部屋を貸す宿業として「金谷カテッジイン」を開業。武家屋敷であったことから、外国人客は「Samurai House (侍屋敷)」と呼んでいた。 
その後、明治26年(1893年)に、善一郎は大谷川沿いの高台に本格的なリゾートホテル「金谷ホテル」を開業し、現在に至る。

金谷ホテル歴史館の駐車は、お隣の金谷ホテル「カテッジイン・レストラン&ベーカリー」の駐車場を利用する。歴史館の受付けもレストラン店内。レジで入館料を支払い、入館ゲート用コインを受け取る。レストランの中を通って専用の出入口から出て、渡り階段を上ってゲートを通り、館内に入る流れとなっている。

入館してスリッパに履き替える。最初の部屋は、創業150年の金谷ホテルの歴史を紹介する資料展示室。


年表の創業年と150年後の現代を抜き取る。150年も前に外国人専用の宿泊施設をここで・・・と思いを馳せる。

 

次に屋敷の勝手口(?)から入り、スタッフの方から説明を聞いた。
台所や居間の天井が低いのは、刀を振り回し難くするため。階段は上り口を板戸で締めることができ、直ぐには階段の所在が分からない。2階の小さい扉からは1階の様子を窺うとともに、いざとなれば1階に飛び降りることができる。敵から主や客を守り、逃がすための工夫がなされている。武家の屋敷なんだだな~と実感する。
廊下の途中から天井が高くなっているのは、明治の増改築で客室部分のためと納得。

説明を聞いている時に、室内の写真を撮っていたが何も言われなかった。しかし、見学しながら撮影禁止を示す掲示を見て、あれッ?と。どういうこと?気になったので、後日に電話で聞いた。曰く、屋外での撮影はOK。館内は個人の記録として撮影するのは構わないが、SNSなどに載せるのは禁止とのこと。
なので、写真は屋外及び屋外からの建物のみ掲載する。(面白い室内の様子が載せられず残念)

前面の道路から冠木門をくぐり、池や庭を見ながら、緩い石段を上って玄関に至るアプローチ。


正面玄関の壁に「金谷侍屋敷 SAMURAI HOUSE」の看板が掛けられていた。
落ち着いた明治初期の建物。(といっても、私の幼少期の住まいより現代風)


苔むし紅葉が映え、よく手入れをされている素敵な庭。その庭と建物がとても馴染んでいる。


変わった形の石灯篭があった。調べてみると「三すくみ※」という彫刻がなされている。(※なめくじを嫌いな蛇が動けず、ヘビに睨まれたカエルが動けず、カエルに食べられそうになってるナメクジが動けない。)


裏山からの沢水が小川となって庭にひかれ、池へ流れ込んでいる。画の右側の建物は土蔵。


井戸にはつるべ(釣瓶)が置かれて、今でも使えそうな雰囲気。
ししおどしの音に誘われ見に行く。取り替えたのか新しいようだ。

 

明治の初期、日本人には外国人に対する深い偏見があり、外国語や異国文化を簡単に受け入れられる環境ではなかったはず。
そのような中、英語も話さず、海外にも行ったことのない金谷善一郎が、日光という地で外国人専用の宿泊施設を作ることは並大抵のことではなかった。(公式Webサイトより))

外国との関係で歴史をみると、岩倉使節団が帰国したのが明治6年、あの鹿鳴館ができたのは明治16年、外国人を主な顧客とする帝国ホテルが開業したのは明治23年のようだ。

外国客が自由に国内旅行ができなかった時代に、日光という土地柄外国客と接する機会があったにしても、東京からは遠く離れた山間地で、21歳という若さで金谷カテッジインを開業した金谷善一郎。その思いを推し量ることはできないけど頭が下がる。

なお、金谷善一郎のホテル開業を多大な融資で支援したのが「小林年保」。元々日光奉行所の同心を勤めた幕臣の家柄で、明治の実業(銀行)家。前々回の日記でも紹介したが、日光田茂沢御用邸は、小林年保の別邸だった屋敷に他の建物の移築や増改築を加えた集合建築群である。

ちなみに、日光田母沢御用邸記念公園と金谷ホテル歴史館の両施設を2日以内に併せて利用した場合、レシートを提示すると2番目の見学料金が割引になる。

〔日光・鬼怒川散歩(この後は、間に備忘録等を挟み)、つづく。〕

 

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日光の隠れ名所:憾満ヶ淵(小渓谷)・並び地蔵(化け地蔵)

2023-12-01 | お出かけ

11月10日(金)、前回とりあげた日光田母沢御用邸記念公園を出た後は、金谷ホテル歴史館へ行く予定にしていたが、「憾満ヶ淵」の案内板を目にし先に行ってみることにした(清流・渓流好きなので)。

日光田母沢御用邸記念公園の東側にある小さな公園に車をとめていたので、そこから下流側に坂を下り、橋を渡り、上流側に行くと駐車場があった。位置的には、記念公園から大谷川を挟んだ反対側の上流になる。

駐車場から少し距離があった。本当にここでイイの?と思いつつ、でも、外国の観光客らしい方が前方から歩いてくるのでそのまま進む。すると山門があって、何これ?と再度不安になった。


山門をくぐりお堂の前を通ると、右側に樹々の間から渓谷が見え隠れするのでもう直ぐかと安堵・・・。

憾満ヶ淵(国指定名勝)は、男体山から噴出した溶岩によってできた奇勝で、古くから不動明王が現れる霊地といわれている。川の流れが不動明王の真言を唱えるように響くので、晃海(こうかい)僧正が真言の最後の句の「カンマン」を取り憾満ヶ淵と名付けたとされる。
晃海僧正は、この地に慈雲寺(じうんじ)や霊庇閣(れいひかく)、不動明王の大石像などを建立し、往時は参詣や行楽の人々で賑わったという。(現地説明板より)

清冽な流れの小渓谷といった様相で、人も少なく静かな景勝地だった。
溶岩が川の流れで削りだされたつるつるとした独特の地形や、大きな甌穴のような穴も見えたが、その辺りは樹々の枝葉が多くて撮るのをあきらめた。開けたのは霊庇閣の辺りから。


霊庇閣から深い淵を覗き見る。対岸の絶壁(巨石)には、弘法大師が筆を投げて彫りつけたという伝説のある「かんまん」の梵字が刻まれているそうだが、探しても分からなかった。


上流から霊庇閣のある下流側を見る。対岸の巨石の上には、かつて不動明王の石像が置かれていたが、明治35年(1902年)の大洪水で流失してしまった。この時に慈雲寺本堂、霊庇閣も流されたが1970年代に再建された。


現在、巨石の上に手すりがあり階段も見えるが、これは、日光植物園の園路の一部で展望台のようになっているようだ。(ということを後で調べている時に知った。日光植物園にも行ってみたいものだ)


そして、想定外の驚きがあった。歩道の山側には数多くの地蔵が並んでいるのだ。

並び地蔵は、天海(慈眼大師)の弟子たちが「過去万霊、自己菩提(かこばんれい、じこぼだい)」のために寄進したもので、全ての地蔵が川の方を向いている。
前述の大洪水で親地蔵と他の地蔵のいくつかが流された。また、参詣者がこの地蔵の数を数えてみると、そのつど数が違うというところから「化け地蔵」とも呼ばれるようになった。(現地説明板より)


上流側は歩道が緩やかにカーブしているため、座った地蔵の整列している姿が見渡せる。川の流れの音はしていたはずだが、静謐で神秘的な趣きだった。(こちらは戻りに撮ったもので右が山側)


地蔵はお腹のあたりから足の上は、苔でフカフカになっていた。


赤い帽子と前掛けは皆同じだが、首の向きや表情は地蔵ごとに異なる。こちらの地蔵は笑みを浮かべているような、何かを語りかけているような・・・。


観光客は少なかったが、思いもかけずの名所だった。

(日光・鬼怒川散歩、つづく)

 

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