シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

ジャコウアゲハ他(北本)

2016-08-30 | 自然・環境とか
8月21日(日)、北本自然観察公園散歩から。
珍しいチョウ(私にとって)がパタパタ飛んでいた(ヒラヒラという感じではない)。まったくとまらない。仕方ないので飛んでいるのを撮ったが、慣れないことでボケボケ。(でもコレしかないのでしょうがない。トリミング)
 
 
調べてみると『ジャコウアゲハ(アゲハチョウ科)』の雌で翅は黄灰色。雄の翅は黒色のようだ。さらに、幼虫の食草であるウマノスズクサのはえている草地やその周辺で見られるという。
ウマノスズクサの文字には見覚えがある。同公園に生えていて夏に変わった形の花を咲かせる・・・らしい。私は未だ見ていない。そして、ジャコウアゲハが飛んでいたのは、まさしくその周辺だった。


弱々しく飛んでいたアカボシゴマダラ(タテハチョウ科)もいた。葉から枝に移り、逆さまで上っていった。画を見たら翅が傷ついている。そろそろ・・・。
 
 
 
アカボシゴマダラは外来種なので、この公園では見たら捕獲すると以前に職員の方が言っていた。
国立環境研究所のWebサイトによると、奄美亜種を除く種アカボシゴマダラは要注意外来生物(外来生物法)。中国から移入されたと考えられ、“放蝶ゲリラ”による人為的な放蝶により、1995年に初確認、2010年以降は関東全域に分布を拡大している。困ったものだ。

 
ツクツクボウシが鳴いていた。鳴き方からして間違いないだろう。(鳴き方を書くのは難しい)
 
 
こちらは、ツクツクボウシの抜け殻(たぶん)。何故かこの梅の木にはたくさんあった。
 


シオカラトンボかな。上が雄で下が雌。念のためカチヤってみたら、「オスは精子を腹部の先端で作るが、交尾の時にメスの首をつかまえるので、そのままでは雌に精子を与えることができない。そこで、雄は事前に精子を腹部前端に移しておく」という記載があった。雄として理不尽のような感じもするが・・・いろんな方法があるものだ。
 
 
 
そして、またまたカワセミ。6月の終わりからこの日まで同公園には5回来て毎回見ていることになる。今回は「かわせみ池」と「高尾の池」でそれぞれ1羽がいた。↓は高尾の池で、トリミング。
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神田須田町の納涼会

2016-08-27 | 飲んだときに…
今週は週初と週末に飲む機会があり、週中の丸2日間は出張があったことから、PCに向かう時間が無かったな~。
出張時に朝散歩したのでその時の様子を載せたいところだが、まだ写真の整理などついていないので、先に週末(昨日)のことを記しておく。
 
昨日の昼、ときどき角打ち(酒屋での立ち飲み)に行く『加島屋酒店』さんから電話があった。「納涼会があるので、夜来たら」というありがたいお誘い。納涼会があるのは一昨年(?)には聞いていたが、一昨年も昨年も逃していた。この納涼会というは、神田の須田町北部町会の納涼会のこと。
 
同僚2人と行ってみると、路地裏5叉路を中心に道路を通行止めにして、飲物やおつまみ、ヨーヨー釣りにかき氷などの露店が並び、来客用にはテーブル・椅子席、立ち飲みテーブル、地べた席(?)などがあった。
 
納涼会は町会の方々と企業の方々が協力して行っているようだ。神社の祭礼や駅前での夏祭りとは一風変わった趣きがあったし、町内会とはいえ都心の町内会は違うな~と思う様相。来客数も多い。
 
 

生ビールのコップは450ml、それを3杯と焼きそばやソーセージ焼き、玉こんにゃく、枝豆、目玉焼きを煎餅で挟んだヤツなどをいただきお腹いっぱい。福引では黒酢リンゴジュースが当たってお土産に。とても満足。
加島屋酒店さんにはお世話になってしまった。ありがとうございます~。
 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

十日町市:節黒城跡の周辺

2016-08-23 | お出かけ
前回からの続き)8月14日(日)十日町市(旧川西町)の『節黒城跡』周辺山道散歩から。
節黒城跡から東側に下ると『節黒城跡キャンプ場』がある。城跡の周りを見た後は散策路(山道)をキャンプ場に向かう。
節黒城は幼い頃に遠足で来て以降、幾度か来ており、ここの坂道散策路はイイ感じだと思っていた(田舎に居たのに・・・である)。何がイイと感じたのか・・・言葉にするのは難しい。
 
散策路では様々な植物に出会えたが、それはいつものように別ブログで取り上げる(かもしれない)として・・・・・、キャンプ場に下る途中には枝道ができていた。試しに行ってみると、なかなか奥が深い。なので、途中で引き返す。↓散策路の様子。
 
 

節黒城跡キャンプ場は、コテージ、バンガロー、テントサイトなどがある。キャンプ場の標高は300mほど。春や秋はいいかも。↓バンガロー裏側の広場。 
 

キャンプ場近くの池。一周できる。水生植物でいっぱい。 
 

十日町市は「越後妻有 大地の芸術祭」が行われる地域で、この辺りにも作品が常設されている。
展望台の傍らには大きな石が置かれて、上の部分だけ削られていた。この石は2000年のアート作品で『さわれる風景Ⅰ 城主の座』というものだった。八海山をなでてきた。

散策路にもアート作品が置かれている。
 
     


キャンプ場からさらに下ったところには小ぶりな『川西ダム』がある。見下ろすのは初めてだ。水量は少なめ。 
  
 
 
〈オマケ〉
展望台の土間にいたニホントカゲ。埼玉の散歩ではカナヘビをしょっちゅう見るが、ニホントカゲを見ることは稀なので久し振り。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

十日町市:節黒城跡、展望台

2016-08-21 | お出かけ
帰省時の8月14日(日)に十日町市(旧川西町)の『節黒城跡(ふしくろじょうせき)』に行ってきた。ここの駐車場に車を止めて周辺を山道散歩することにした。
 
節黒城とは;南北朝時代の正平7年(1352)に築城、新田一族の拠点になったと伝えられている。急いで築いたために、とりでの木が素材のままで節が黒々と残っていたことから「節黒城」と名付けられたと言われている。戦国時代には、上杉謙信傘下の上野氏の居城になり大改造されて妻有地方で最大級の代表的山城となり、慶長年間まで使用されていた。(市のWebより)
 
まずは、城跡に向かう。目を向けると・・・「何アレ?」見慣れない建物がある。
 


ここへ直近に来たのは二十年前かな~(?)、そのころの展望台は鉄骨製だった。それが木造2階建ての櫓風に変わっている。面積は小さくなったが立派になった。
 
 
 
現地の説明板によると、『節黒城跡展望台』は、老朽化に加え平成16年の中越大震災により致命的な被害を受けた。(それ以降、立入禁止に)そこで、地元の方が建て替えの要望書を市に提出。平成25年10月に改築された。
 
展望台は、戦国時代末期の節黒城最後の城主・上野中務長安の天守台を想定し、史実確認の上で規模・構造を検証し設計したようだ。実際、内部の造作をみると、古い方法ではないかと思われた。
 
展望台からは、河岸段丘に広がる田んぼと信濃川、対岸の十日町の街なみと魚沼丘陵、はるかにそびえる越後三山が見られるが、この日の眺望はかすんでイマイチ・・・。
 
 

説明板に記されていた『節黒城本丸周辺図』。図には入ってないけど西側に駐車場がある
 
 
 
展望台のあるところは狼煙台だったようだ。その北側にある広場(?)と上野氏の大きな石碑。

一番先の石碑。


展望台から少し離れたところにある本丸跡。きれいに刈られている草地と石碑。
 
 
 
次回、城跡周辺の様子をとりあげよう。
 
 
-*-*--*--*--*---*---*---*---*--*--*-*-
 
 
ところで、駐車場にこんな立札があった。『緑100年物語』って?

カチャッてみると、にいがた「緑」の百年物語は、21世紀の100年をかけて県民が主体となって、木を植え緑を守り育てて、22世紀の県民に「緑の遺産」を引き継ぐための運動とのこと。「緑の募金」活動を展開している。
 
当地では、平成26年に【緑の募金~森づくり事業】として、松苗10本と山取苗木5本の植栽を、節黒城跡保存会員・有志協力者によって行われたようだ。
来世紀まで続きますように。
 
※にいがた「緑」の百年物語 http://www.midori100.com/
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

帰省 2016夏/中学の同窓会

2016-08-20 | 家族・帰省・イベント
8月13日(土)
妻の実家では、隔年で住職がお盆の棚経に来られる。今年はそれに当たるので草加市の義母宅に9:00頃に到着。その後、15:00に出発し自宅に向かうが、自宅近くになって下り道路が混んでいて普段1時間のところ1時間半かかった。
 
鉢植えの水やりや帰省の荷物準備などをし、18:00に出発。東松山ICから関越道に。高崎まで車はそこそこあるものの渋滞せず、21:00に新潟の実家に到着。3時間の所要時間は普通。ペルセウス座流星群を期待したが、星さえ見えなかった。
それから兄と一杯。ビールと持参した四合瓶の日本酒+地元の地酒をいただいた。
 
8月14日(日)
いつもなら実家最寄りで山散歩をするのだが、たまには別の所に行こうと思った。車をかって尾根道を間違えながら(無駄に時間がかかった)9:00過ぎに『節黒城址』に到着。城址とそこから下ったキャンプ場の周辺などを散歩。約2時間、標高差もあるし汗だくに(散歩のことは次回に)。実家に戻り、シャワー、軽い昼食、ごろ寝。
 
13:20に中学の同窓会に参加。13:00開始を何故か13:30開始と思っていた(でも開始が遅れたそうで乾杯したばかりと)。
中学は3年生の時に当時の町内にあった4つの地域の中学が合併したので、1年だけ一緒という者が多い。中学2年までの同級会は3~5年毎に実施しているが、卒業時の同窓会は15年振り。会場は旧町内でということから旧町役場に近いコミュニティセンターの一室を借りて行われた。
 
お盆ということで、私のように参加し易い者もいれば、地元でも参加し難い者もいる。今回は参加し難い者の方がけっこう多かったようだ。
2次会は近くのスナックへ、7割がた参加(?)。そこからの記憶は明確ではないが、いくつかのグループに分かれたようだ。市街地のスナックに移動した3次会では7人(?)。
 
楽しい時間を過ごした。ただ、今思うと折角の機会だったのに話し足りない、聞き足りないこと多し・・・。(酔っぱらうからだ!)
幹事や準備に関わった方には感謝しかない。そして、年数を空けずに次回の開催を望む。
 
8月15日(月)
前日の影響で食事はするものの、昼過ぎまでポンコツ状態。
深夜~明け方にスゴイ雨で、その後も雨が降ったり止んだり。
15:00頃にお墓参りに行く。
この日から腰が痛くなる。どこかで軽くやっちまったようだ(原因が分からない)。
 
8月16日(火)
朝、お土産にと家の近くの畑に枝豆を採りに行く(腰をかばいながら)。他にもたくさん野菜をいただき、10:30頃に出発。途中休憩しながら渋滞無しに帰宅した。
 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

丸山公園のヒマワリ、カワウ他

2016-08-17 | 自然・環境とか
8月12日、丸山公園(上尾市)南入口駐車場に車を止めて散歩開始。公園南側は約2ヶ月弱振りかな。荒川の方に向かうため園内の小川を渡ると見慣れない光景が・・・、ヒマワリ畑だ。
 

以前は無かったので、いつのまに?という感じ。それでも夏はヒマワリがお似合いだ。
 
 
 
この空地(草地)はけっこう広さがあるが、遊歩道からは平均約1メートルほど高い位置にある。そこで、斜面を上がって見てみると、ヒマワリは空地全体ではなく周囲に植えられていた。市もここを何に使いたいのか決まってないのだろう。まぁ、いっか。
 
 
遊歩道からヒマワリを眺めていると、後ろの樹からセミの羽音が聞こえてきた。(そういえば、セミの羽音って分かるものだな。)音の主を捜してみると、アブラゼミだった・・・がオオカマキリ付きだった。
 
 
 
林縁を歩いているとき、つる性植物の葉に大きな蜘蛛を発見。(調べてみたが、名前分からず)

何やら袋みたいなものを抱いていた。卵のうかな?
 
 
池で水質浄化の実証実験をしている区画を囲う丸パイプの上にカワウが1羽いた。6月18日にも1羽見たが同じカワウだろうか。
 

今回もどこか遠くを眺めていた。
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メトロで仮面ライダー

2016-08-16 | 映画・TV・ヒーロー
今月の初めころ(?)だったかな。会社の同僚Sが「どうぞ」と言いながら私に何かの冊子を手渡す。えっ何!?


仮面ライダー!スタンプラリー!おっメトロで!へ~、JR東日本&ウルトラマンの二番煎じ的な、そのスタンプ帳か~・・・って、何で私に?えっ、やんないよ~。いやいやホント、メトロはそんなに使わないし・・・。
 
でも、折角なので感謝しつつスタンプ帳は頂くことにした。改めて見てみると、ゴーストの映画公開に合わせて実施するもので、仮面ライダーゴーストのキャラクターの他に、歴代の仮面ライダーたちも全てスタンプラリーに登場している。
となると、どの仮面ライダーがどの駅にいるのかが気になるところだ。

 
 
・スタンプ設置駅 クリックで大=> 

1号:浦安、2号:王子には驚いた。今年で45周年を迎える礎を作ったライダーなのに、東と北の方の離れに追いやられている。でも、次のV3は東京だー。
 
子供と見始めた平成ライダーはクウガからでオダギリジョー主演。TVシリーズとしては6年ぶりで、クウガの人気があって今がある。そのクウガは小竹向原・・・。
 
まぁ、そんな個人的偏見はさておき、このスタンプラリー、メトロを使わないので分からないけど、JR&ウルトラマンのように盛り上がっているのだろうか。ちょっと心配。
 
ところで、現在の仮面ライダーゴーストは9月までで、10月からは新シリーズ「仮面ライダーエグゼイド」が始まる。PRで「アメトーーク!」の“仮面ライダー芸人“に出ていたな~。
何でも、仮面ライダーシリーズ史上初めて、人々を守るため、蔓延する謎のゲームウイルスと戦うそうだ。時代だね~。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

五輪観中感/暑さ、カワセミ

2016-08-12 | 日常のできごと
五輪っていつからだっけな~、開会直前まで巷ではそんな感じではなかったか。
その昔、『ミュンヘンへの道』では、カシャカシャ・・・「あと○○日」と教えてくれて、否応なく待ち望む気にさせられていたものだ。まぁ、そこまで行かなくとも、開会まではもっと盛り上がっていたように思う。(私だけでなく五輪に対して関心が薄くなってきている方もいるだろうしね。もちろん、関心の高い方がいることも知っているけど。)
 
そんな感じで迎えた開会式。開会式だけは、いつの大会でも気になる。(LIVEではなくとも)演出や聖火台への点火の様子は見たいと思う。
これまで開会式を終えると、その後しばらくは(日本人の活躍が少なく?)まったりしていたようなイメージがあるのだが、今回は毎日見どころ満載の感じだ。結果も伴っているので、TVでも何度も取り上げる。開会までとは大違いではないか。
 
勝負なので、負けるのは弱いからである。仕方ない・・・・・とは言うものの、娘と同じ年月生まれで、ちょっと似ている愛ちゃんにはメダルをとって欲しかった(というかメダルをあげたかったね~)。
 
「○○年振り」とか「日本初」とか、出来すぎじゃないかと思うけど、後半も同じような活躍を期待したくなるな~。
 

-*-*--*--*--*---*---*---*---*--*--*-*-
 
 
7月下旬から夏らしい猛暑が続いている。35℃前後の時の外出は気を付けよう。
前回の日記(に登場した公園では『小動物コーナー』があり、立ち寄ってみたら、いつも元気に動いている小動物が・・・
 
 

この子たち(ワオキツネザル、ミーアキャット)にとっても、暑さは厳しそうだ。でも、日本よりも暑い国の動物ではなかったかな。
 

この日(7月30日)は、この後に北本自然観察公園に移動した。そして、またカワセミを見ることができた。これで直近4回(6月26日、7月3日、7月24日、7月30日)は、全てカワセミを見たことになる。
 
6月26日7月3日については以前に取り上げたとおり。
7月24日は「かわせみ池」で、
 
7月30日は「高尾の池」だった。(画は両方とも若干トリミング)
 
これまで、こんなに続けてカワセミを見ることは無かった。周辺でカワセミの生息地が少なくなっているのだろうか。
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カメムシの脱皮

2016-08-06 | 自然・環境とか
7月30日(土)、近くの公園でコブシの果実を見ていたら、羽化直後と思われる白っぽいアブラゼミを発見。

 

位置を変えながら見ていると、30センチ程離れたところにある葉の裏に、長さ1センチ強(?)の白黒の物体がついていた。何だろうと思ったが、小さいしよく分からない。
アブラゼミの経過が少し気になったこともあり、果実、セミ、時々謎の物体と交互に見ていたら、物体の白い部分が増えてきた?と思ったので撮り始めた。
 

アップの画をみれば顔も目も分かるが、目視では分かりにくい。

翅がハッキリしてきて、前足が横に広がり始めた。

触角がピーン。

後ろ足も抜けきった。

そして・・・・・その瞬間は見逃した。

ゆっくり歩き始め。

この位置で止まり、じ~っと。

カメムシの仲間のようだ。これに限らず脱皮途中を見ることは稀だが、カメムシの脱皮は初めて見た(と思う)。
何者か分からないので体色が落ち着くまで見ていたい気持ちはあったけど、別の公園(北本自然観察公園)に移動したかったのでココまでに。ちなみに、画の最初から最後までで約15分。
 
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

機械遺産の自動車

2016-08-03 | 巷のニュース
先週(7月26日)、日本機械学会は歴史的に意義のある現存する機械「機械遺産」に、「てんとう虫」の愛称で親しまれた富士重工業の軽自動車「スバル360」など7件を選んだと発表した。「機械の日」の8月7日に認定する。
 
スバル360』は1958年に発売されて大ヒットし、1970年までに39万台が生産され、軽自動車では最初のヒット作になったという。私が小学生の頃、黒縁メガネのマキノ先生が乗っていたのを覚えているが、若い方は知らないだろうな。こんな車だ(所有のフィギュア:タイムスリップグリコ)↓。

 
この時の軽四輪の規格は、全長3m(現行3.4m)以下、全幅1.3m(1.4m)以下、高さ2m(同)以下、排気量360cc(660cc)以下なので、今の軽自動車に比べると小さい。私が若い時に一時期乗っていた中古のホンダZも小さかった。
 

機械遺産の認定は2007年に始まり、認定総数は83件になるそうだ。ということは、他にも機械遺産の自動車はあるのだろうか。
気になったのでカチヤってみると、2009年の認定で『ロコモビル(国内最古の自家用乗用自動車)』、『アロー号(現存最古の国産乗用自動車)』が、2010年の認定で『たま電気自動車』があった。
 
たま!?電気自動車!?気になる。説明をみると、大戦直後でガソリンの供給が非常に不安定であったときに、立川飛行機という会社が供給に余力のあった電力に着眼し開発。1947(昭和22)年に完成した乗用車タイプの電気自動車。「たま」は会社所在地の名前を取ったらしい。
 
2年後に発売された二代目は、1充電200kmの走行が可能。これは現代の電気自動車と同等の航続性能であったが、ガソリンの供給状況の好転と蓄電池材料の価格高騰により、一連の開発が中止された・・・。
「たま号」が継続されていたら、電気自動車の歴史は変わっていただろう。
 
さて、この「たま号」だが画をみると外観は非常にカワイイ。オフホワイトのような色も今ではあまり見ない。復刻したら売れるかも知れない。
 
画の転載は難しそうなので、リンクを貼っておく。
・一般社団法人 日本機械学会
 http://www.jsme.or.jp/kikaiisan/index.html
・機械遺産『たま電気自動車』
 http://www.jsme.or.jp/kikaiisan/data/no_040.html
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする