シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

その後のラベンダー“グロッソ”/お祭り

2022-07-29 | 我が家のアレコレ

6月18日(土)に埼玉県嵐山町「千年の苑ラベンダー園」でラベンダー“グロッソ”の摘み取り体験をし、自宅でドライフラワーへと天井から吊るしていた。乾燥度合の正解が分からないけど、一ヶ月経つので「もういいんじゃない」と。

7月17日(土)の午前中、リビングの出窓の上の壁に元々別のドライフラワーを飾っていたのだが、これとドライ化したラベンダー“グロッソ”に交換することにした。


リボンは妻がアリもので適当に結わえてくれた。


これまでのはドライフラワーというより、枯れもの埃付きだったので、見映えが増したようだ。近くに寄れば香りもする。来年も摘み取りに行こうかな~なんて思ってしまう。

 

同日の午後は、娘一家が、お祭り見学も兼ね旦那の両親の家(S親家)に行くというので、それに便乗するように私と妻もS親家へ寄らせていただくことにした。ちょうどお中元を渡そうと考えていたし、孫も見ておかないとね。
そういえば、私がS親家へ行くのはお初だ(妻は何度目か)。皆が目の端で孫を見ながらティータイム。その後、孫がお昼寝タイムになったので、おいとましてお祭りを見に行くことした。

通行止めにした道路を避け、駅前のデッキを目指す。デッキの上から南北の道路を眺める。エ~こんな感じだったっけ、人出が多いな~と、ちょっと驚き、ちょっと引き気味になる。


ここのお祭りを見に行くのは何年振りだろう。この時期には我が家で近所の方とBBQを行うようになってからは、その準備もあるため行かなくなった。新型コロナウィルスのおかげで、お祭りは2年間お休み。今年のお祭りは、3年振りで神輿渡御も行われた。
あの人混みに突入する勇気がないので、帰りも並行する脇道を利用した。

 

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岳父の祥月命日

2022-07-28 | 家族・帰省・イベント

7月15日(金)は、岳父の祥月命日なので、妻と一緒にお墓参りと義母宅に行ってきた。これまでは仕事の都合とかで、なかなか祥月命日にお墓参りへは行けなかった。

義妹夫婦とお寺で集合することにしていたので、時間に余裕をみて出かけたのだが、平日の朝で雨ということもあってか、道路は渋滞し市内を抜けるのに時間がかかった。結局、待ち合わせ時刻から10分遅れて、10:40に着いた。

お墓での滞在中は、たぶん一日の中で一番雨が降っていた時間帯だった。妻はスカートの裾がビショビショに。
なので、お墓の掃除はごめんなさい。花を代えお線香をあげて、久し振りに墓前で岳父に挨拶をした。

この後、義母宅に行く頃には雨は弱くなり、しばらくしたら止んだ。
義母は足が弱っていることもあって、お墓には行かなかった。でも、元気そうで何よりだ。
後から義弟の奥さんも来た。子供らも含め、皆が集まれれば良いのだろうけど、難しい年ごろになったというか、大人になったというか。

天気予報(雨雲レーダー)によると夕方にはまた雨になる。そこで、義妹夫婦も我々も午後3時頃に出発した。帰宅した後に妻が電話して聞いたところによると、その後(我々が出発した後)大雨になったようで心配したとのこと。
夕方の雨のドライブは辛い。嫌だ。かろうじてセーフで良かった~。

 

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想定通りに抜歯。不良肉芽のこと

2022-07-27 | 思う事、私の事

昔話・・・虫歯になりにくいので滅多に歯医者へ行くことがなかった。しかし、歯周病は知らずしらず進行していて、左下奥歯の歯茎が腫れて、少しグラグラしてきた。2011年12月に久し振りに歯医者に行ったら「かなり重症な歯周病」だと言われた。

それから治療を重ねたものの、ダメになったものは戻らず、2012年11月に左下の奥歯を2本抜いた
その頃、「左上の奥歯も抜歯予備軍」と言われていたが、成長して前線にでてきて正規軍になったので2015年12月に左上の奥歯を1本抜いた
その際、「左上の2番目の奥歯も将来はダメになるかもしれないけど今は残す」とのことで、案の定数年後からグラグラしてきた。そこで、今年の4月のメンテナンスの際に、次回の7月7日メンテの際に抜くことを決めた。

7月7日(木)抜歯当日
過去、歯周病で3本、親知らずで1本抜いた実績があるので、多少慣れもできたけど嫌なものは嫌だし、不安になる。麻酔、追い麻酔はなんともビビる。
今回は、上の奥歯でグラグラしているので、抜くこと自体は早かった。しかし、その後の歯肉を除去するのに時間がかかったし、先生はかなり力を入れていた。それはどういうもの?先生に聞くと「所謂、不良肉芽(にくげ)」だという。

Webの情報も参考に認識したのは、歯周病などで抜いてしまう歯には、歯根内部や歯の周りに多くの不良肉芽と呼ばれる歯周病菌に感染した歯肉がある。それをそのまま残しておくと、出血が止まらなかったり、痛みが続いたり、その後の治癒を阻害してしまうため、キレイに除去することはとても大切な処置のようだ。

「(肉芽は)かなりの量でしたよ」と見せてもらった。抜いた歯の半分くらいありそうな塊だが、比較できる知見は持ち合わせてないので「そうなんだ~」と思うしかない。そんなこんなで3針縫うことになった。

メンテ(クリーニング)と併せ約1時間半経った16:00頃に終わった。
夕食はお粥を流し込み、痛み止めと化膿止めを服用した。おかげさまで、その日の夜中も、次の日も痛みは無かったので、痛み止めは以降飲まなかった。

7月14日(木)抜糸と検診
糸を切って抜いて、診てもらって異常無し。ヨカッタ。抜いたところはポッカリ穴があいた。これが落ち着くのは二数がかかりそう。
一か月後に再度検診して、その際には義歯とか無くなった部分をどうするか決めることに。
会社の同僚から「また歯医者?」そう抜糸。「エッ、先週抜いたんじゃないの」…ばっしの「し」は糸の方。なんて会話があったり。

今回の抜歯により悪い歯は無くなったので、残りの(今は)健康な歯を長く保てるようにしたいものだ。

【抜歯などの記録】
2021.10.14 親知らずを抜く  
2015.12.04 歯周病で左上の奥歯を1本抜く
2015.10.13 歯の検査 歯周病 唾液検査(虫歯)
2012.11.20 歯周病で左下の奥歯を2本抜く
2011.12~ 歯科クリニックへ通うことになった

 

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行田市:武蔵水路・水門、木造の建物が・・・

2022-07-22 | お出かけ

7月2日(土)の行田市プチ観光その3。事前にマップをみていたら「さきたま古墳公園」の西側敷地沿いに川があり、さらにそのすぐ西側にも川がある。不思議に思い、縮尺を大きくすると、敷地沿いは「武蔵水路」で、その西側は忍川(おしかわ)との記載があった。
武蔵水路のことは、一年前に「利根大堰」を見に行った時に知ったが、それが通っているのかと。ならば見に行こうではないかと考えた。

武蔵水路は埼玉県行田市の利根大堰で利根川から取水された水を運び、鴻巣市で荒川に注ぐ全長14.5kmの水路。荒川と合流された水は、荒川を約30km下った地点にある秋ヶ瀬取水堰で取水され、東京都と埼玉県に送られ生活用水に用いられている。

「さきたま史跡の博物館」の受付で行き方を聞き、博物館の裏側から水路に向かった。
武蔵水路は中央を壁で仕切られ、左右に分かれた2水路になってる。1967(昭和42)年に完成したときは1水路であったが、改築工事にともない2水路になったという。橋からの下流の様子。


反対側、上流の様子。水路が曲がる所で橋っぽいのが見える。左側壁には切れ目?何だろう。


完成から40年以上たち、老朽化等が進んだことから、安定通水機能の回復、施設の耐震化、内水排除機能の確保・強化と、通水を行いながらの点検や補修を可能とすることを目的に、2010(平成22)年8月~2016(平成28)年3月まで、水路の全面改築が行われた。(現地説明板より)

※参考 Web:けんせつPlaza > 首都圏への水を流しながら改築する武蔵水路
http://www.kensetsu-plaza.com/kiji/post/10594

長期間の工事になったのは、首都圏の都市用水に使用しているので、改築工事期間中であっても水を止めることはできず、水を流しながら工事を行わなければならなかった。さらに、水路本体を施工する時期は都市用水の需要が少なくなる12月~翌年5月までの6カ月間とし、通水量を制限しながらの工事だったという。

水路中央に隔壁(厚さ25センチ)を有する2連の鉄筋コンクリートフルーム水路に改築されたことにより、今後は、通水を確保(片側通水)しながら水路内点検や補修が可能となり、施設の長寿命化が図られることとなった。

水路の橋を渡ったところで上流に行くと、忍川と水路を結ぶ佐間水門があった。


水門から水路に放流される所。隔壁が一部外され、左右均等に流れるようになっていた。下流から橋っぽく見えたのはここだった。ここからUターンして引き返す。

「佐間水門」の役割は、大雨の時に流量が増した忍川の水の一部を武蔵水路内に取り込み内水排除をするため。その際は水路の利根川からの取水は停止されるようだ。
調べてみると、非常に強い雨となった今月12日~13日にかけて、今年度初めての内水排除を実施した。忍川の佐間水門地点で約1.15mの河川水位の低減をしたものと推定される。
※参考 Web:水資源機構 利根導水総合事業所 武蔵水路 内水排除を実施(pdf)
https://www.water.go.jp/kanto/tone/pdf/news/2022/220713.pdf

武蔵水路は大変有用な施設だ。日本の土木は(昔から)エライものだと思う。


橋の交差点で水路の反対側にある木造の建物が目にとまった。SUBARUの看板に、ジェット機が置かれている。

いったい何の施設なのか、近くに行って確かめたかったが、もうタイムアップ。後ろ髪を引かれる思いで戻ることにした。

興味があったので、後日調べてみたら埼玉スバルの日本航空館で、埼玉スバルさきたまガーデン内にある資料館だった。

日本初の国産ジェット機「富士T-1」ほか、航空機のエンジンや様々な資料を展示し、日本の航空機技術発展の歴史を紹介しているようだ。木造の建物がシブい、且つノスタルジックな感じ。

橋を渡ってすぐの右手には、武蔵水路に沿って広い遊歩道が続いていた。
埼玉県営さきたま緑道で、JR北鴻巣駅前の鴻巣市赤見台近隣公園から、武蔵水路に沿って、さきたま古墳公園に至る延長4.5km、幅員25mの遊歩道と自転車道のある緑道。森林浴をしながら、安全で快適な散歩ができそう。


この後、駐車場に戻り、出発したのは11:40頃。
午前中のみの行田市プチ観光だったが、十二分に楽しめた。

 

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行田市:埼玉古墳群に登る/博物館・展示館

2022-07-18 | お出かけ

7月2日(土)の行田市プチ観光その3。「さきたま古墳公園」を訪れた。
過去、2015年5月に「忍城」の帰路に立ち寄ったことはあるが、園内を少し歩いた程度。その時に、墳丘に登れることを知ったので、今回は墳丘登山(?)や博物館などに行こうと考えた。
★「埼玉古墳群」は、2020(令和2)年に国の特別史跡に指定された。

事前に調べてみると公園はかなり広く、最初に行こうと考えた将軍山古墳展示館は駐車場から600mはある。レンタサイクルがあるとの情報があったので期待したが、レストハウスで聞くと「今はやっていません」でガッカリする。暑い中、木陰の少ない遊歩道をトボトボ歩く。↓案内図は左斜め下が北側。

 


◇将軍山古墳展示館
将軍山古墳(前方後円墳・墳丘長90m)は、1894(明治27)年に発掘され、横穴式石室からは馬具や副葬品が多数出土したが、その後に墳丘はかなり崩れてしまった。そこで、遺構や遺物を保存活用するため、墳丘や堀の復原とともに展示館を設置(1997年)したという。


展示館内部の2階では、透明な間仕切り越しに石室の様子が間近で見られ、配置された遺物(復原)からは当時の姿を知ることができる。


室内の壁に積まれた石は「房州石」で千葉県富津市の産出。東京湾から川をさかのぼって運ばれたと考えられている。6世紀後半のこと。建造者は相当な権力があったようだ。

 

◆稲荷山古墳 5世紀後半・前方後円墳・墳丘長120m
埼玉古墳群のなかでは最も古い古墳で、前方から後円まで墳丘の中心を登って縦断することができる。↓全景の画は丸墓山古墳の頂上から撮ったもの。


階段がある前方部分までの遊歩道と階段を見て、少し弱気になる・・・。


前方部頂上から、後円部頂上を見る。緩やかに下って、階段を上る。


1968(昭和43)年の発掘調査で、後円部の頂上(地下)に埋葬施設が発見された。舟形に掘った竪穴に河原石を貼り付けて並べ棺を置いたもので「礫槨(れきかく)」という。頂上には礫槨の実物大模造画がある(以前は、模型が置いてあったようだ)。

 

◆丸墓山古墳 6世紀初め・円墳・直径105m
日本最大級の円墳として知られ、埼玉古墳群で最も高い17.2m。(2015年の日記では高さ約19mと記しているが、その時の根拠が分からない。変わったのかも?)


円墳の南北に階段があり、稲荷山古墳の後円部に近い北側から登る。北側の階段は真っ直ぐではなく、何故か歪んでいる。頑張れ!と自ら鼓舞する。


頂上部は平らで、直径約20mくらいありそう。高木はソメイヨシで桜のスポットでもあるそうな。


市街地の北西側を眺めると、カメラのズームで忍城の御三階櫓を確認することができた。左の画では中央だが目視では分からない。(デジカメ 35mm換算で70mmと800mmの望遠)


南側(駐車場側)階段から降りる。↓画の中央上部に駐車場、その先に博物館がある。この後、博物館に向かう。


埼玉(さきたま)古墳群」は、5世紀後半から7世紀中頃にかけて築かれた、前方後円墳、円墳、方墳など9基の大型古墳や小円墳群で構成される古墳群。最も大きな古墳は「二子山古墳」で前方後円墳・墳丘長約132m。

 

◇埼玉県立 さきたま史跡の博物館
国指定史跡「埼玉古墳群」及び国宝の「武蔵埼玉稲荷山古墳出土品」をはじめとする貴重な文化財を将来にわたって確実に保存、管理し、その活用を図る施設。
1969(昭和44)年に「さきたま資料館」がオープン。その後、埼玉県の県立博物館再編計画に伴い、2006(平成18)年に「さきたま史跡の博物館」になった。展示施設は本館と前述の将軍山古墳展示館。観覧料200円で両施設利用できる。

国宝展示室には、稲荷山古墳の埋葬施設から出土し、一括で国宝に指定されている金錯銘鉄剣や副葬品をはじめ、将軍山古墳から出土した馬具などが展示されている。


博物館の象徴で超一級資料は、金錯銘鉄剣(きんさくめいてっけん)。長さ約73.5センチ。鉄の剣に彫刻した溝(文字)に金を埋め込んでいる。文字は115文字。保管と展示を可能にするため、鉄の酸化を防ぐ特別なケースの中に飾られている。

なお、展示室内の写真撮影は可能で、フラッシュ撮影や接写およびケース真上からの撮影は禁止されている。

館内では「勾玉作り体験」も実施している。鉄剣と共に出土し、国宝に認定されているヒスイの勾玉と同じサイズの勾玉を作れる。もちろん材質はヒスイではないので250円から(色によって異なる。2022年9月からは50円アップ予定)。時間の関係でパスしたが、またの機会があれば作りたいと思う。

◇埼玉県名発祥の碑
この碑は、博物館の近くにある。「さきたま古墳公園」の所在地は行田市埼玉(さきたま)で、古くは埼玉郡埼玉村。ここが埼玉県名の発祥の地と云われている。


碑文によると、1871(明治4)年11月14日、現在の県域に「埼玉県」と「入間県」を設置するとの太政官布告が出された。これが埼玉県の誕生である。以後、幾度かの変遷を経て、1876(明治9)年8月に現在の埼玉県の区域が定まった。「埼玉」が県の名称とされたのは、当初の県の管轄区域の中で、最も広いのが「埼玉郡」であったことによる。(中略)
ここ行田市埼玉(さきたま)の地は、巨大古墳群の所在地であり、また「前玉神社」の鎮座する場所でもある。おそらく埼玉郡の中心地であったと考えられるので、ここに碑を建て、県名発祥の記念とする。

ちなみに、1971(昭和46)年に埼玉県設置100年目を記念して、11月14日を「県民の日」と定めた。

(この後、あまり時間はないけど武蔵水路を見に行く。)

 

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行田市:成就院三重塔、辯天門樋

2022-07-15 | お出かけ

7月2日(土)の行田市プチ観光その2。せっかく「古代蓮の里」に行くのであればと事前に近くの観光名所を調べたので、古代蓮の後に2か所立ち寄った。
位置を説明すると長くなるので「地理院地図」に○印をつけた。数字は巡った順番で、今回は 2-1:成就院、2-2:辯天門樋。

※地理院地図Webを利用させていただいたが、規約上支障があるようなら修正します。

◆成就院(じょうじゅいん)三重塔
成就院、山号:五智山は、天正年間(安土桃山時代)に創建したと伝えられている。山門をくぐると正面に本堂、左側の奥の方に重みのある朱塗りの三重塔がある。


(説明板より)この三重塔は、享保14年(1729年)に建立されたもので、葉衣観世音菩薩が本尊として安置されている。総高11.18m、間口奥行2.24m、相輪高2.92m。


三重塔としては小さいかもしれないが、埼玉県内で江戸時代の三重塔は3基のみで、大変貴重なものとのこと。ちなみに他の2基は、比企郡吉見町の安楽寺(総高約24.3m)と川口市西立野の西福寺(総高約23m)。

正面斜め右からと右側(真横)から。


境内には、寿老人(七福神)、子持ち石、ぴんころ地蔵尊が並んでいた。個人的にぴんころ地蔵はお初。





◆弁天門樋(べんてんもんぴ)

(説明板より)元々は江戸時代に、沼の水を旧忍川(おしかわ)に排水するために設けられた門樋を改築したもので、明治38年(1905年)に竣工したイギリス積みの煉瓦造。この門樋の特徴は、川表側の壁が左側は直線、右側は曲線と土木構造物としては珍しい左右非対称であること。

旧忍川の対岸から門樋を見る。冬ならもっと見やすいのだろうけど、水生植物で全景を見ることは叶わなかった。


見た目でサイズ感がつかみ難いが、説明板には「規模は桁行最大長8.5m、川表梁間最大幅4.5m、最大高3.38m」と記されてる・・・でも、単語の意味が分かり難い。
使用した煉瓦は、深谷市の日本煉瓦製造の約24,000個。同会社製造の煉瓦造としては東京駅舎の先輩だ。

弁天門樋の上まで移動する。門樋は橋の役目を兼ねており、橋の上から旧忍川側を見る。左右に塔があるのも橋梁のイメージか。

左右非対称の壁。煉瓦造の水門・門樋としては、壁が曲線になっているのは珍しいようだ。


反対の水路側は、片方の塔部分が無くなり、もう一方は塔頂部のとんがり帽子が無くなっている。少し残念。

水路側は両壁とも曲線。雑草で見難い。


ところで、門樋(もんぴ)という名称になじみがないので調べてみると、逆流防止水門の昔風の呼び方とのこと。一般に本川からの洪水の逆流入を防ぐために、支川に設けられた施設のようだ。

弁天門樋(辯天門樋)は、土木学会の「日本の近代土木遺産」に掲載されている。同市内には他にも選定された橋梁や堤などがあり、埼玉県内において行田市は近代土木遺産の宝庫といえる。

(この後、さきたま古墳公園に向かった。)

 

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行田市:今年も「古代蓮の里」へ

2022-07-12 | お出かけ

7月2日(土)、埼玉県行田市にある「古代蓮の里」や「さきたま古墳公園」などの周辺プチ観光に行ってきた。

古代蓮の里は、約1,400年から3,000年前のハスとされる行田蓮(古代蓮)をはじめとする42種類、約12万株の蓮が植えられている。蓮の開花時期は6月中旬から8月上旬まで、花の見頃は午前中。

過去、2018年8月4日2021年7月24日に訪れているが、いずれも古代蓮会館の高さ50mの展望室から見下ろせる「田んぼアート」が見頃になってからで、蓮とアートとを併せて見ることを目的にしていた。今回は、違い?を知るためにも、これまでよりも早い7月2日に行くことにした。

期間中は駐車場が有料で500円。早朝5:00から利用可(早っ)。私もなるべく早めにと思ったものの、着いたのは8:15頃。

早速、メインとなる「古代蓮池」へ行く。八つ橋を渡りながら蓮を見て、向こう岸から振り返って池を見る。建物は古代蓮会館の展望タワー。


花弁が散ったあとの花托は淡い緑色。この後、生長しながら果托に変化し、同時に、褐色化した硬い果皮を持つハスの実になる。


一つの蓮の花は、毎日開いて閉じてを繰り返し4日間で終わる(詳しくは別ブログに)。右下の花は最大に開いているので3日目か。


開花期の初旬なので、やはり過去に見た時よりも花茎の丈は低く、葉も含めて全体的に小さい。その分、見やすいともいえるかな。

水生植物園」の蓮の様子。花数が多そうなところを記録する。


左右の花は1日目の花で、閉じている途中。中央の花は3日目。その隣は2日目か。

 

駐車場に近い「世界の蓮園」には40種類あるようだ。うち4種類を記録。
①原始蓮(げんしはす) ②剣舞蓮(けんまいれん)
③たぶん、巨椋の白鳥(おぐらのはくちょう) ④小舞妃蓮(しょうまいひれん)

 

以前来た時には、古代蓮会館の入口に蓮のシャワーが設置されていたけど、今回はそれが無い。何で?受付の方に聞くと「明日からです」って。ん~いろいろと少し早かったのかな。

「見晴らしの丘」周辺の広場は、一面のシロツメクサ。これはこれで見応えがある。

 

行田名物のゼリーフライ屋さんは同じ場所に開店中。ゼリーフライはおからの入ったコロッケのようなもの。1個130円は観光地値段かも(違っていたら御免なさい)。昨年、市内の別の店でテイクアウトした時は1個100円だった。


さて、他も見て回って昼前に行田を出発しなくてはならないので、慌ただしい。しかも暑い(行田のこの日の最高気温は38℃)。

 

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ネジバナ(ねじり草)2022

2022-07-10 | 我が家~植物・生物

13年前(2009年)、放置していた鉢に何故かネジバナが1本生えていたことから始まった、我が家の鉢植えネジバナ栽培。(栽培というほどでもないけど)
毎年恒例のように記録しているのだが、最近はほとんど手をかけてないので、今年の開花も今一つのように思える。でも花をつける経過は目を楽しませてくれた。※昨年の様子

6月25日(土)午前9時前、スマホで記録する。鉢は昨年のままだ。


ざっと24本くらいありそうだ。(でも、本数以上に少なくなったと感じる。丈も低い。)


昨年の夏、近くに置いていたナンテンの鉢から、弱々しいネジバナが3本生えて花を咲かせた。


今日現在は、もちろん花が終わり果実生育中だが、いつもよりも少なく小さいように見えた。はてさて・・・。

 

 

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加須市(旧騎西町):アジサイ、騎西城、玉敷神社、CESS

2022-07-06 | お出かけ

埼玉県のアジサイといえば、幸手市の『権現堂堤』がある。でも別のところにも行ってみようと思い、アジサイの名所を検索すると、「騎西あじさいロード」があった。

調べてみると、加須市の騎西地域(旧騎西町)で玉敷公園~騎西総合公園~文化学習センターを結ぶ、約1,500メートルの遊歩道「ふじとあじさいの道」に、約1万株の色とりどりのアジサイが咲き乱れるという。この散歩道の中で真っ直ぐな市道部分を「騎西あじさいロード」と呼ぶらしい。

画像のマップは加須市のWebサイトからダウンロードしたが、文化学習センターで同じものを頂いた。


6月26日(日)
午前9時前、文化学習センターの駐車場にまずは車を止める。暑いので全部歩くのは最初からあきらめる。
騎西城は元々平屋の館だったが、天守閣を持つ城として復元したそうだ。内部は郷土資料展示室。


文化学習センターと総合公園の間の真っ直ぐなアジサイロード。ここは車両通行禁止。


車で総合公園に行き、先ほどとは反対側からアジサイロードを見る。騎西城も見える。アナベルの白さが水田の緑に映える。


次の真っ直ぐなアジサイロードは、歩道に藤棚が配され木陰を作っていた。散歩には良い休憩場所になるだろう。



玉敷公園に移動する。「玉敷神社神苑」とあり神社に付属する庭園のようだ。ここでもアナベルが多かった。

 

せっかくなので、神社も見に行くことにした。神苑から三の鳥居の手前の参道に入る。


神社の行事で「茅の輪くぐり」が行われていた。6月の最終日曜に催されるようだ。予約すれば宮司のもとで正式に参加できると聞いたが、私は地元ではないし遠慮した。


よくよく見るととても立派な神社だ。ご由緒によると、平安時代初期に公布された当時の法制の書「延喜式神名帳」にその名が記されている由緒ある古社で、江戸時代まで「久伊豆大明神」とも称し、元荒川流域に数多く所在する久伊豆神社の本社的存在とも言われている。また、旧埼玉郡(埼玉県東部)の総鎮守であり、広い地域の住民から「騎西の明神様」の名で親しまれ、深い信仰を受けていた。

社殿は明治時代の拝殿と江戸時代の本殿・幣殿がつながっている形式。


左側:拝殿正面。重厚感があり、重なる破風や彫刻などに格式を感じる。
右側:本殿妻側の軒下、組物や彫刻が繊細でキレイ。


なお、平成30年(2018年)に社殿と神楽殿、両方の屋根を葺き替える『平成の大改修』が行われ、金箔飾りも施されたようだ。
神楽殿は茅葺屋根を維持しており、祭事になると国指定の重要無形民俗文化財である玉敷神社神楽が奉納される。

 

この後、マップで見つけた(車で7~8分のところにある)「埼玉県 環境科学国際センター」に立ち寄った。
当センターは2000年に開設。身近な環境問題から地球規模での環境変化への対応まで、試験研究・環境学習・国際貢献・情報発信という4つの機能を柱にして取り組んでいる。小学生から大人まで学べる施設だ。入場料一般個人は300円。


触れる地球コーナー」というのが推しのようなので見に行く。直径80センチの半球型ディスプレイに、宇宙から見たリアルタイムの地球の姿などを映し出すことができるデジタル地球儀。でも、感染症予防対策のため、解説員が作動させていた…。


ここに立ち寄ったのは、汗をかいたので着替えるという副目的もあった。
センター敷地内には「生態圏」があって、昭和30年代の埼玉県東部の里山をモデルにビオトープとして整備されていた。復元された屋敷林、社寺林、雑木林、竹林、畑、水田、小川、ため池、石垣など興味をひかれたが、見て回るのはあきらめた。着替えたし。なので、また訪れようと思っている。

 

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ノンアイロンシャツ / 孫ハイハイ

2022-07-03 | 我が家のアレコレ

紳士服の量販店が近場に3店舗あり、その内1店舗では会員になっている。
そこから「メルマガ会員様限定スペシャルキャンペーン」のメールが届いた。ハズレなしで最大50%OFFのクーポン券が当たる!というので試しにやってみたら「30%OFF」が当たった~。
でも何か必要なものはあったかな?妻に聞くとワイシャツが1着あっても良い、ただ「ノンアイロンが良いけど、結局アイロンしないとダメなのよね~」という。そうなのかな?それなら一応見に行こー。となった。

ものすごく暑くなった6月25日(土)午前中。妻と量販店に行く。一口にノンアイロンといっても価格は様々。5,000円しないものから6,000前後のものもある。店員に聞くと、形態安定性には1~5までの等級があるとのこと。5級が本来のノンアイロンだ。

せっかくなので5級で探すと、ここでもブランドにより価格が異なる。白のBDで廉価なモノは合うサイズが無い。合ったのは約6,400円(税込)のが一着のみでコレになった。
 1.支払に際しては、まずは30%OFF
 2.アプリでポイントを貯めて割引券を獲得したのが1,000円分ある
 3.カード会員(有料)に送られてくる特別割引券3,000円を使う

結果、500円ほどで買えた。クレジットカードのカード会員は年会費約1400円かかるけど十分な買い物になった。
なお、5級はやはりモノが違う。以前購入したのは多分3級だと思われる。



買物の後、娘の家に行き、数週間ぶりに孫と会った。LINEで送られた動画では見ていたけど、ハイハイを生で見たのは初めて。ちょっと感動。
若干手足が伸びたような気もするし、指の使い方も上手くなってきたようだ。日々成長の年頃だね~。

また、昨日(7月2日)の午後、娘の買い物に付き合った(というか車を出した)。ベビー用品店内に“ハイハイひろば”があったので、娘の買い物の間に少し遊んだ。囲まれた3m四方には他の赤ちゃんが居なかったのでのびのび。
この日の午前中、屋外で1万歩くらい歩いたことと、マットなので横になりたかったが我慢し、娘の家に行ってから昼寝した。

 

コメント (6)
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