埼玉県嵐山町(らんざんまち)に広大なラベンダー園があることを昨年知ったのだが、コロナ禍の影響で規模を縮小しての開園でイベントは中止。今年は3年振りに「ラベンダーまつり」が開催されるというので、妻と行ってきた。
「千年の苑ラベンダー園」は嵐山渓谷バーベキュー場の近く。都幾川や槻川沿いに広がる水田や畑地だったところを整備し、2019年6月にオープンしたという。
事前に駐車場を調べてみると4ヶ所あり、近くの有料が2か所、少し離れたところに無料が2か所あった。マップでも確認。川好きとしては槻川の様子も見たいので、途中で橋を渡る千手堂駐車場に行くことにした。
マップを眺めていたら、その駐車場の近くに「千手堂のアンモナイト」という文字が目にとまる。何でも、民家の石垣でアンモナイトが見られるというのだ。気になる・・・。
6月18日(土)、梅雨の合間の曇天。青い空は欲しいけど雨じゃなくて良かった。
午前10時前、駐車場に到着。嵐山渓谷バーベキュー場の隣の広い河原は、夏になるとバーベキューや川遊びの方達のタープやパラソルでいっぱいになるが、さすがにこの日は少ない。でも、川はキレイ。
ラベンダーまつりは、2022年6月10日~6月26日。期間終了後は刈り取り作業を行うので入場できない。
受付ではそれほど並ぶことはなく、スムーズに入れた。見学料は500円/人。
イベントでは、ラベンダー摘み取りやラベンダースティック等の手芸体験、町内で収穫された新鮮な農産物、特産品やラベンダー商品の販売などが行われていた。
品種で一番多いのはグロッソのようだ。他にも14種ほどあるという。
摘み取り体験もグロッソ。一人分500円(はさみ貸出含む)で参加する。カットされたパイプを渡され、ここに入る分は摘み取りOKというもの。持ち帰り、現在ドライフラワーへと乾燥中。
下記は見晴台から撮ったもの。写っている範囲で苑の約1/3ほど。
なお、前回紹介した新たなブログ『風彩散歩 日記』で、もう少し詳しくとりあげている。
ラベンダー見学の後、駐車場に立ち寄り車に荷物を置いて、ついでに見に行くことにしたアンモナイトを探しに行く。先客がいて、この民家の石垣かと分かった。
石垣の下部、石と石の間にアンモナイトが埋め込まれていた。サイズ比較のために妻のスマホを置く。
ちょうど、家から奥様らしき人が出てきたので、写真を撮らせて頂いたと報告すると、「どうぞ、どうぞ」と手慣れた感じだった。それにしても、この家のご主人の趣味なのかな。面白いことをするものだ。