謹賀新年 幸多き一年となりますよう 心よりお祈り申し上げます
12月31日(日)10:00頃、妻と二人で車で出発。関越道の渋滞は無かった。
谷川岳PAでランチにする。私は「もつ煮定食カレー味」をいただく。県産「下仁田ポーク」を100%使用。ネギやコンニャクも県産であろう。旨かった。
塩沢石内ICで下り、日本酒を持参し忘れたので「魚野の里」という土産物屋で日本酒の四合瓶を購入する。
『天領盃 川原屋 本醸造」というお酒で、利き酒コーナーの店員から話を聞いて選んだもの。十日町の川原屋という酒販店が佐渡の酒蔵に依頼して作っているという地酒。この日の夜に実家で頂いた。旨かった。
14:20に『まつだい芝峠温泉 雲海』に着く。宿泊と日帰り入浴が可能な施設で、過去に何度も利用している。今回も事前に貸切露天風呂を予約できた。
受付で鍵を受け取り、移動して風呂の入口に立つと違和感。部屋がいつもと違う・・・。
貸切露天風呂は「朝霧」「夕霧」の2ヶ所あり、今回は「夕霧」だった。ということは、昨年の8月やその前は「朝霧」だったようだ。自分で選んでいるわけではないので、今まで2つの違いを気にしてなかった。
※昨年8月の雲海 https://blog.goo.ne.jp/ino1127/e/bf6717d5fadbba252fb53e0fb9d99653
脱衣所の洗面の位置、内風呂のカランの位置、露天風呂の屋外の目隠し壁などが異なる。
目隠し壁は朝霧は両サイド直線だが、夕霧は片側が途中で隅切りのような角度をつけて開いているので、露天風呂から見る景色がより広い範囲で見え、開放感がある。(天気はイマイチだけど)
脱衣所の洗面は、朝霧の方が使い勝手が良い。・・・というような違いを実感できたが、まずは予約で空いているかどうかが重要なので、どちらでも良いかな。
2年前の年末は、予約していたが大雪だったので、頻繁に除雪されない峠道では普通の車は動けなくなる可能性があるため、直前でキャンセルしたこともある。
ロビー・通路からの眺望。
16:20頃、実家に着く。皆変わらない(良くはなっていないけど、現状維持なら良しとしよう)。
私が注文した両親用の「やわらかおせち」は予定通りに届き、冷蔵庫で解凍されていた。
昨年4月から平日はケアホームにお世話になっている母親、一年に2回入院した兄。この一年で5回帰省しているが、我々を含め全員が揃うのは久し振り。
兄は「今日くらいは少しなら・・・」と、身体と相談しながらの様子見ではあるがお酒を飲んでいた。
1月1日(元旦)、朝から小雨が降ったり止んだり。迎えに来たケアホームの車に母親を乗せる際、濡れないよう隣で傘をさす。
10:00頃、集落の神社に初詣へ行く。甥っ子の車に我々と父親が同乗して4人。兄は歩くのが大変なのでパス。
神社の入口まで20mほどは雪道だった。杖をついた父親の後ろから進む。一年振りの神社。お参りした後は、私と父親で置いてあった御神酒を少しいただいてから戻る。
午後、私と妻で親戚2軒へ年始の挨拶に行く。最初に少し離れた隣の家。もう1軒は車移動で10分強。この一年、帰省の度に挨拶していたが、改めて何かあったときは・・・とお願いする。
15:30頃に実家に戻る。夕食の前に順番で全員が風呂を済まそうと言っていた兄が風呂から出る所で、次に甥っ子が入る。甥っ子がチャチャっと出た頃に地震があった。当地は震度2。これくらいならと、妻が風呂に向かう。すると間もなくスマホから緊急地震速報のアラーム!その後、大きな揺れがきた。なかなか収まらなかった。甥っ子の棚からフィギュアや箱が落ち続けた。
地震が収まると妻が戻ってきた。顔を洗っていたら地震がきたので動けずにいた。入浴中でなくて良かったと。本当にそう思う。
大きな揺れ(当市の震度は震度5弱)の後は、また順に風呂に入り、皆で夕食をいただく。小さな揺れは何度も、時々震度2くらいの揺れもあった。
親戚から実家に連絡があり、我々にも子供や知り合いからメールなどがあった。おかげさまで・・・と感謝。
1月2日(火)、天気は晴れて気温低下。朝食時に兄から「今朝は凍みてるぞ」と聞いたので、食後に外に出て様子を見てきた。
昨日まで湿っていた雪の表層が、夜間の放射冷却でガチガチに凍る「凍みた」状態になり、田畑に積もった雪の上を大人でも足が埋もれることなる歩ける。当地では「凍み渡り(しみわたり)」と言う。
普段歩けない所を歩けるので、その気になれば田畑に限らず山でも沢でも行ける。子供の頃は「すご~い」「面白~い」と思って、雪の上を歩いたものだ。こういう時は冬期でも晴れているので、それだけでも嬉しかったと思う。
短時間ではあるが、近くの田んぼで「凍み渡り」散歩を楽しんだ。何年振りだろう。
11:40頃に実家を出発。道路沿いは来た時よりもさらに雪が無くなって、春の雪融け時季のように思えた。
関越道は、数分~10分程度の渋滞は何度かあったものの、比較的スムーズ。15:00頃には家に着いた。
実家から群馬県までは晴天だったが、埼玉県に入ると曇り空で、大量の洗濯にがっかり気味の妻。
薪ストーブで暖かい実家に比べ、我が家は寒いね~などと言い合うのは毎年のことか。
能登半島地震は、今日現在でまだ被害の全容が分からない状況。
被災された皆様の安全と被災地の一日も早い普及・復興を願わずにはいられない。