シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

JR東日本 宮中取水ダム

2018-08-29 | お出かけ

8月15日(水)、『東京電力 信濃川発電所』を見た後、その下流にある『JR東日本 信濃川発電所 宮中取水ダム』(新潟県十日町市)を見に行った。信濃川中流域には2つの信濃川発電所があった。狭い山道の途中から雨が降り始めたけど、かろうじて・・・。

■JR東日本 信濃川発電所 宮中取水ダム
このダムから取水された水は、千手発電所・小千谷発電所・小千谷第2発電所の3つの発電所に送られている。JR信濃川発電所は、この3発電所の総称で使われている。
・千手発電所:昭和14年運転開始、有効落差約52m、最大120,000kW、
・小千谷発電所:昭和26年運転開始、有効落差約48m、最大123,000kW
・小千谷第2発電所:平成2年運転開始、有効落差約107m、最大206,000kW

東京電力の信濃川発電所から狭い道路をくねくねと上って下っていくと、ダム湖が一望できる所があったが、車をとめられないのでやむなく進む。
取水ダムの手前まできて、道端が広くなり車も止められた。


さらに下って、ダムの放流側を眺める。向こう側には魚道がみえる。


全部で11ゲート(?)あるようだ。この時は内4つが開いていた。


宮中取水口から水が入ってくる取水路(沈砂池)の様子。6つのゲートがある。ここから遠い調整池まで運ばれる。

 

取水口から3つの発電所へ、水は以下のように運ばれる。
(1)宮中取水口→(水路トンネル)→浅河原調整池→千手発電所へ、(2)千手発電所→山本調整池→小千谷発電所へ。(3)宮中第2取水口→山本第2調整池→小千谷第2発電所へ。
分かりにくいので、JR東日本のWebサイトから「信濃川発電所概要図」を拝借。


千手発電所から放出された水を、さらに山本調整池に導き、再度発電に使うのが凄いところだ。

調整池にいったん水を入れてから発電するのは、JR保有の発電所らしいところであろう。関東一円の列車運転等用に供給されることから、発電量は調整池の運用で調整され、関東圏に対しては朝と夕方のラッシュ時に合わせて集中的に発電が行われ、ピーク時の電力需要に対応している・・・らしい。

水力発電の運用方式による分類には
(1)流れ込み式:河川を流れる水をそのまま発電所に引き込んで発電する
(2)調整池式:短期間の電力需要変動に対応するため、調整池に水を貯めて水量を調整しながら発電する
(3)貯水池式:貯水池に水を貯めて発電する
(4)純揚水式:揚水発電には貯水池式水力発電をさらなる重負荷へ対応させるために揚水発電機を設置した混合揚水式と、上池を山の頂上近くなどに置いた自然流入量がほとんど無い純揚水発電がある

宮中取水ダム~信濃川発電所の場合は、「水路式」で落差を得て「調整池式」で運用していることになる(のかな)。

歴史を振り返ると、・・・石炭節約に関する国策として、鉄道の電化及びその動力源として信濃川に水力発電所を整備することになり、昭和6年(1931年)に着工。計画は調整池を各発電所の近くに1箇所ずつ設けるもとのだったので、これらの工事は大規模かつ巨額の費用が必要なため、4期に分けて開発された。完成は昭和44年(1969年)。その後、更なる電力需要の大幅増加に対処するため第5期工事に着手し、平成2年(1990年)に完成した。

山本第2調整池と小千谷第2発電所ができたのは、ちょっと前のことだった。知らなかった。それと、たまたまこの日の午前中、山本第2調整池を眺めていた・・・ということが分かった。これも何かの縁みたいなものかと思わないでもない。

 

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東京電力 信濃川発電所

2018-08-27 | お出かけ

8月15日(水)の午後に清津峡渓谷トンネルを見た後、清津川が信濃川に合流する辺りにある『東京電力 信濃川発電所』(新潟県津南町)を近くの道路から眺められないものかと行ってみることにした。(以前からチラッと見えて気になっていた)

東京電力 信濃川発電所
上流にある西大滝ダム(長野県飯山市)で取水し、約21kmの導水路で水をここまで運んでくる。水圧鉄管の落差は約110m、長さは約360m、内径3.8mで5本あり、発電機も5台。最大出力は181,000kW(177,000kWかも)。
昭和14年に運転を開始し、一般水力において累計総発電電力量が日本一の水力発電所。また、一般水力における年間発電電力量は、現在、電源開発佐久間水力発電所に次いで日本第2位のようだ。

信濃川の対岸まで行ってみると、狭い道路が水圧鉄管の上を通るところまで行けた。その手前の駐車場からの眺め。


鉄管にかかる道路(橋)から見上げる。大きな鉄管はそれなりに迫力があった。


道路反対側から見下げる。建物の中に発電機があるのだろう。


変電所(?)側の様子。


鉄管沿いの道路を上ることができたので、途中まで上ってみた。

 

信濃川の反対側で高い位置から見ると、発電所の全体像が分かり易いと思うのだが・・・。
東京電力のWebサイトに「発電設備ギャラリー」があり、ここの発電所の画像があった。「画像をダウンロードしてご利用いただくことができます」というのでお借りする。

 

さて、歴史を振り返ると、「昭和11年(1936年)に信濃川発電所建設工事が着工となった。翌12年には日中戦争が開戦となり、時代は戦時色を強めつつ電力は国家管理・統制の時代へと入っていった。昭和14年(1939年)、労働力不足と資材入手難に苦しみつつも、着工以来3年3ヶ月の短期間で第一期工事を完成させた。昭和16年(1941年)に全5台が完成し、当時は東洋一の出力を誇った。この年、太平洋戦争勃発。日本軍は真珠湾を攻撃した。」
国策とはいえ、大変な時代に、大変な工事をしていたわけだ。今後は、このような水力発電所が造られることは(環境問題もあり)難しいだろう。

ところで、一般的に“水力発電所”と聞くと、ダム湖があって、そこからの落差を利用した発電所をその直下に置くようなイメージがあると思う。
水力発電の落差を得る方法によって分類すると、そういう水力発電は「ダム式」で、信濃川発電所は「水路式」に該当すると思われる(以下参照)。

水力発電の落差を得る方法による分類
(1)ダム式:水をせきとめるダムを築いて人造湖を造り、その落差で発電する
(2)水路式:長い水路で適当な落差が得られるところまで水を導き発電する
(3)ダム水路式:ダム式と水路式の組み合わせ。ダムで貯めた水を下流に導き発電する
(4)揚水発電式:上部と下部の2ヶ所に貯水池をつくり、電気が多く使われる時、水を落として発電する。電気を使わない時は、下池からポンプで上池にあげる

 

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清津峡渓谷トンネル 改修

2018-08-25 | お出かけ

8月15日(水)の午後、帰省中の実家から新潟県十日町市の『清津峡渓谷トンネル』に行ってきた。直近では6年前に訪れたが、今年4月にリニューアルしたと知り、久しぶりに行ってみることにした。

清津峡は、上信越高原国立公園内にあり、黒部峡谷、大杉谷とともに日本三大渓谷のひとつに数えられている。清津峡渓谷トンネルは全長750mの歩行者専用トンネルで、トンネルの途中に3つの見晴所、終点にはパノラマステーションがあり、そこから渓谷美(柱状節理の岩肌とエメラルドグリーンの清流)を楽しむことができる。

トンネルの利用料は、大地の芸術祭期間中(H30年7月29~9月17日)800円だった(通常は600円なのかな)。

1. 第1見晴所:特に変わってないと思うけど、以前は壁に説明パネルがあったように思うが・・・。

 

2. 第2見晴所:中央に小さなドーム!?これが大地の芸術祭とのコラボで、作品としては「トイレ」のよう。中には入ってないけど、マジックミラーで外の景色が見られるようだ。

 

3. 第3見晴所:背面が光るカーブミラーのようなものが幾つも取り付けられていた。これも大地の芸術祭とのコラボだろうけど、芸術に疎い私にはよく分からない

 

4. 見晴所から渓谷を見ると、目の前に「柱状節理」の壁が拡がる。

 

5. 一番奥のパノラマステーション:床を十数センチ持ち上げ、そこに水が張られ、景色が鏡のように反射し、丸いトンネルのようにみせていた。天井などはステンレス板が貼られているので、天気が良ければもっと外の景色が映し込まれるだろう。

 

6. 左右の幅1mほどが歩道部分で水は超浅。子供が深い所に足を入れて水面が揺れた。人が増えるのはどうかと思ったけど、人のシルエットも面白い。

 

7. パノラマステーションからの眺め。

 

今回のリニューアルに伴うものなのかどうか分からないけど、トンネル内から取り払われたものがあるようだ。6年前に訪れた時の日記をみると「清津峡の成り立ちや四季をパネルやビデオで紹介していたり、照明を工夫したりと変化を持たせている」と書いている。何で無くしたのだろう。そういう影響もあってか、トンネル内が暗すぎ。人が多いと肩や手がぶつかりそうだった。


8. エントランス施設の2階にある足湯。蒸し暑く不快指数はかなり高い。夏場は不向き。

 

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玉原高原・ダム湖・滝

2018-08-22 | お出かけ

前回、夏季休暇のことをまとめて記したが、今回からは出かけた先のことを記録しておく。(写真を整理したり、調べたりして日記を書くと忘れ難くなるものだ。)

まずは、8月14日の玉原高原でのこと。まずは『たんばらラベンダーパーク』に行き(別ブログで取り上げた)、その後に玉原湿原に向かった。
センターハウスという建物(トイレのみ使用可)から先は車両通行止めになっていたので、センターハウスの駐車場に車を止めた。車は他に5~7台あり。

遊歩道の案内板を見ると、玉原湿原から『ブナ平(平らなブナの森)』に入って一周するコースがあった。湿原を一週するコースもあったが、木道修理中で半分(湖側)は通れない。私的には湿原からブナ平を回るコースに行きたいが、時間がかかりそう。妻はラベンダーパークで「もう疲れた」と言っている。そこで提案「ブナ平にショートカットで行く道があるから、そこから上ってブナの森を見たら引き返そう。1時間くらいか?」ということで納得してもらった。

自然環境センター(という小屋)まで舗装路を歩き、そこからは木道になる。新しくしたと思われる木道はキレイ。


湿原に出ると陽を遮るものがない。12:30頃でこの日は暑かった。時間帯のせいか湿原も目に留まるような植物はなかった・・・早く抜けたいと思った。

 


分岐にきてショートカットの山道に入る。最初は木陰になったので喜んだのもつかのま、なかなかの急斜面が続き、歩道らしくない獣道のような所もあるし、小川近くは下って滑ったり。足は疲れるし大汗状態だ。
初めてなので先が分からないから、「(この道?で)合ってんの?」と言われても、大丈夫だよ~と言うしかない・・・不安だけど。ましてや、引き返すなんて(ハナから思ってないけど)考えられない。「分岐なり、尾根道なり、できれば“ブナ平”っていうんだから平のところまで行こう」と励ます。

周囲の斜面では徐々にブナが濃くなってくる。ふと見る光景に「オー!」と感嘆するが、「そんな余裕ない!」と言われたり。


緩やかな坂道になった時には、もう直ぐだ!と楽になる。森はますますブナだ。


その後、無事に分岐にたどり着き、ブナ平を通って、緩やかな坂道を下って駐車場に戻った。約1時間半と少しかかったかな。(『ブナ平』の様子も別ブログで取り上げた)

駐車場に近づいた時、赤いスポーツカー系の車がやってきた。場違いな車がやってきたな~と思ったのだが、車から降りた男女2名はトランクからバッグを出し、靴を履き替え、素人目にもしっかりした山装備だ。こっちはスニーカーで、つばの広い麦わら帽子と日傘を小脇にかかえた、ヘロヘロの中高年。通ってきた山道を考えても、場違いはこっちだなと苦笑い。

改めて、歩いたコースを確認する。Webに玉原高原遊歩道のマップがあったので、歩いた足跡を追ってみた(下図の黄色いマーカー)。ショートカットであることは間違いない。「水源ルート」というのも見た。ただ「足元注意」は見逃していた・・・。もし“次回”があるなら、逆回りで行きたいと思う。

 


次に、『玉原ダム』に立ち寄ってみた。ダム湖畔まで車で行けた。本来なら大きさに圧倒されるロックフィルダムの堤体の上を歩いて行きたいところだが、見るからに遠い(570m)のでパス。↓の画は、途中の道路沿いにあった展望所から。


概要図を見たら、玉原発電所は上池を玉原湖、下池を藤原湖として揚水発電を行っていること。発電出力は1,200MWもあること。そもそも藤原湖って北方向の山向こうで水上ICから宝台樹スキー場とかに行く途中にあって川も別なのに・・・等々驚く。

 

それから、車で4~5分下った所にある『強清水の滝(こわしみずのたき)』で車を止める。ここは、来るとき目にとまり、帰りに寄ろうと思っていた。駐車スペースは3~4台分しかないので空いていてラッキーだった。


大きな滝ではないが、斜面を滑り落ちるような急流は、下流にいる我々に冷気のような涼しい風(と時々水飛沫)を運んでくれる。真夏にこれは大変気持ち良し。
市のWebには「石の間を縫うように幾筋もの流れが、末広がりに落ちていくようすは、水量が豊富なだけに、見ごたえ十分。」そのとおり。


強清水とは、あまりの水量と冷たさに思わず「強(こわ)い」と言ったことから誰言うことなく強清水と呼ばれるようになったと言う。
ここで少しリフレッシュした後、新潟(実家)に向かった。

 

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2018夏季休暇

2018-08-17 | 家族・帰省・イベント

今年は、8月13日(月)~15日(水)までが会社の休みで、有休も2日とれたので併せて今週は全休になった。その備忘録。

8月13日(月)
お盆なので妻と義母宅へ行く。住職がお盆の棚経に来る(隔年)のに合わせ、9:00過ぎに着く。
義弟夫婦、義妹夫婦が集まる。子供らは来れず。17:00には家に戻る。

8月14日(火)
朝、妻と出発。9:50頃群馬県の『たんばらラベンダーパーク』に到着。遅咲きのラベンダーや山野草を見て歩く。
その後『玉原湿原』からブナ平などを巡る玉原高原の遊歩道を歩く。特に坂道が大変だった。日傘を持った軽装おばちゃんが行く道ではなかった。1時間半、標高1000mを超える地だが全身汗まみれに。
それから『玉原湖』と『強清水の滝(こわしみずのたき)』を見て、14:20頃に玉原高原を出発する。

途中、旧六日町にある『むいか温泉ホテル』で13,000歩超の汗を流して、18:00前に実家に着く。夜は地酒をいただきながらゆっくりとお腹一杯。
この時に、親戚S家の縁遠くなっていた従兄弟が5月の末に亡くなっていたことを知り、近くの従兄弟にも連絡し、急きょ翌朝にお参りに行くことになった。

8月15日(水)
実家から車で約40分。まずはS家宅に行く。子供が小さかった頃、花火大会の時に寄らせて頂いたが、それ以来なのでかなり久し振りだ。その後、霊園に行く。ここは初めてだ。お墓のある場所は一番上の段で眺めが良かった(足が悪くなったら上がれないとの愚痴も聞く)。
昼前には実家に戻り、昼食後には甥っ子と一緒に実家のお墓参りに行く。

その後、天候不順で雨が心配だったが、4月にリニューアルした『清津峡渓谷トンネル』に行く。大地の芸術作品とのコラボレーションもあったようで、駐車場待ち渋滞で30分費やした。
トンネル内から渓谷を眺める所に作品(?)らしきものがあったが、それよりも清津峡の渓谷美が良い。

トンネル入口には、エントランス施設として1Fにカフェとショップ、2Fには足湯があるというので行ってみると、壁から円錐状になった部屋の真ん中に足湯があり、エアコンとか無いので部屋自体がちょっとしたサウナ状態。夏は不向き。引き返す。

この後、『東京電力信濃川発電所』と『JR信濃川発電所宮中取水ダム』の2か所を道路から眺めて実家に戻る。宮中取水ダムからは大雨だった。

8月16日(木)
朝8:30頃に実家を出発。電源開発の『奥清津発電所・二居ダム』に行く。日本最大級の出力を誇る揚水式発電所で、発電所建屋がそのままピーアール館・Okkyミュージアムになっており、無料かつ所員の引率なしに本物の機器を間近で見られるのが特色。面白い所だった。ダム湖も眺めて1時間半ほど楽しめた。
今回は私の希望で発電所とかダムをまわった。付き合ってくれた妻に感謝(しているので、ちょっとした愚痴は寛容)。

『道の駅みつまた』で昼食をしているときから雨になった。雨に対してはギリギリでのラッキーが続いた。
その後、自宅に向かう。止まる様な渋滞はなく、15:00頃無事に家に着いた。

(出かけた先については、写真の整理がついたら再掲する予定・・・)

 

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三角テーブルを作ってみた

2018-08-14 | 我が家~モノ・作業

8月5日(日)、娘夫婦の新築祝いに、義母と妻の妹弟夫婦等が来ることになり、まず、我が家に集まり皆でランチをした後に、近くの娘夫婦の家に行ってきた。
この日程が当日の2~3週間前に決まり、我が家でのランチは7~9人になると考えられた。

そこで、以前からたまに(年に1回ほど)“あったらイイな”と思っていた『三角テーブル』を作ってみることにした。
コーナー用の(三角形に近い)五角形のダイニングテーブルの一辺に、小さい三角テーブルをつなげて四角テーブルにしようという魂胆。通常での6人掛けから8人掛けになる。

作るうえでの苦心は後に記すが、何とか出来たのがコレ。


コレを、ダイニングテーブルの一辺につけて置くわけだ。


当日、ランチの直前はこんな感じに。とりあえず目的は達せられたので、まずまずだ。

 

苦心したのは、この三角テーブルは普段使わないので、脚を取り外せるようにしたい・・・こと。どうやって?それが問題。簡単にできる方法はないものかと思案。

7月28日(土)の夕方、ホームセンターに行き材料探し。イメージはボルトの付いた脚を天板に付けられれば良いのだが・・・。それらしいモノが見つけられない。店員さんに聞くと「そういうのは置いてないねー」とそっけない。

さらに探していると、板付きのナットを見つけた。あとは脚用のボルトだが、そういうのはあるのだろうか。別の店員さんに聞いてみると「ハンガーボルトならあるけど」と言う。それ何?初めて聞く名前だ。見ると、片方(木に埋め込む方)が木ねじになっているボルトだった。これだーっと。でも、木ネジ側をどうやって入れるのか?ついでに聞くと「ダブルナット」でボルトを固定して締めていくというやり方だった。そういう方法を知らなかったので、とても感心した。これで先行きが見えてきた。

翌29日(日)、朝から作ろうと思ったら、勘違いで脚の材が足らず再度買いに行ってから作業開始。塗装も含め、夕方までには終わった。
組み立ててみると、脚が少しグラグラする。まぁ、非常用なのでこれでもイイかと思ったけど・・・、8月4日(土)の午後、脚を受ける天板側に材を足すことにした。

テーブルをひっくり返した状態での脚の接合部。


脚から5~6ミリ出したボルトで取り付ける。


四角く穴をあけた正方形の部材が、最後に付け加えたもの。これで安定した。


ハンガーボルトとその使用方法を知った今なら、もう少し別の取り付け方も考えられるけど、作っている時はこれでも程なくできた感じでヨシとしたい。

ちなみに、このダイニングテーブルは約30年使っていて、昨年10月に天板を補修した。あの時の補修は本当に大変だった・・・。

 

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行田市:古代蓮の里

2018-08-12 | お出かけ

前回、8月4日(土)に行ってきた行田市の『田んぼアート』を取り上げたが、今回は、『古代蓮の里』のそれ以外について。

古代蓮は花の終盤だったが、古代蓮池、水生植物園、水鳥の池の3つの池で見ることができた。※いつものように植物は別ブログでも取り上げた

 


展望室のある『古代蓮会館』の入口では、水道ホースと蓮の茎をつなげて、葉脈の先から水が出る様子が見られた。葉の縁は、水が出やすいようにカットしているようだ。着いた時は水滴が落ちるような感じだったが・・・

昼近くになるとシャワーのようになっていた。これが正解だろう。どうやら来園者が少ない朝のうちは絞っていたようだ。



古代蓮会館には、展望室の他に展示室がいくつかあった。行田の自然をジオラマ風にして紹介していたり、古代蓮の生態がわかるコーナーや、古代蓮の一年を追ったシアター等々。

特に印象的だったのは、花蓮のレプリカが花色のグラデーションのように並べた飾り。これは、古代蓮の里に咲く21種類で、微妙に違う色合いや形などを見比べることができる。せっかくなので、右からと、左から。



日本遺産に認定されたようだ。日本遺産のことは・・・ちょっと分からない。



世界の花蓮の近くに歌碑があった。「蓮の故郷」という歌で、ダークダックスの喜早さんが平成12年に当地を訪れ、行田蓮の美しさに感動し友人である小林亜星さんに作詞作曲を依頼して作られたという。

 

蓮の葉にとまるチョウトンボがたまたま撮れた。翅は金属光沢だ。



田んぼアートの近くの小川に、長さ10センチ位で模様のある小魚が泳いでいた。これは何だろう。在来種ならいいけど。



 

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行田市:田んぼアート

2018-08-11 | お出かけ

ニュースで行田市の「田んぼアート」が見頃になったと知り、興味がわいたので調べてみたら、田んぼアートは古代蓮会館展望室から見られるという。行田市は古代蓮出生の地で、これも気になっていたので併せて行ってみることにした。

8月4日(土)午前9時頃に到着。蓮の花の見頃時間は午前8時頃と記されていたのだが遅れてしまった。
まずは、初めてなので古代蓮会館の受付に行き田んぼアートと蓮のことを聞く。展望室から写真をとる場合は、朝は窓ガラスに反射してしまうのでその後の方が良いという。蓮の花については終盤とのこと。

入館料を払い一応展望室に上がって見る。高さ50mから360度の関東平野が見回せる。その東側に「田んぼアート」というか「稲による地上絵」が拡がっていた。
ただ、確かに見た目にも反射がヒドイ。反射防止用に真ん中に穴の開いた真っ黒い円盤が置いてあり、試しにこれを使って撮ってみると反射はかなり軽減するが一部に残る。

なので、古代蓮や園内を見て回った後、午前11時前に再度行ってみると・・・エレベーター前に行列ができていた。1回待って上る。けっこう陽の向きが変わっていて、一応円いレフ板みたいなのを使って撮る。反射無し。


私のカメラでは左右の隅まで入らないので、右下の蓮、左下のナスカの地上絵を入れたものを載せておく。



稲の濃淡をどうするのかが気になる。近くまで(手前の道路まで)行ってみると、ボラティアの方がいたので聞いてみると、3種類使っているらしい。
葉の緑色のが普通の稲で、黒っぽいのは「古代米」と言っていた。白っぽい稲については???


それはさておき、行田の田んぼアートは、2015年に「最大の田んぼアート」としてギネス世界記録TM(公式認定記録:27,195平方メートル)に認定されているという。エライものだ。
昨年は「イナダヒメノミコトとスサノオノミコト」とTBS日曜劇場「陸王」とのコラボレーション、一昨年は「ドラゴンクエスト」とのコラボレーションの地上絵だったようだ。
田んぼアートの地上絵は、地上50mから斜めに見ることを想定して作らないといけないので、設計はそれなりに大変なのだろう。



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今日は天気がイマイチの予報だったので、出かけること(散歩とか)を放棄したこともあって、朝起きて食事をしたものの、その後は昼までソファで寝てしまった。午後もうつらうつらしながら撮りためていた番組を観て、エ~もうこんな時間ん~と思ったのが午後6時近くになってからで、これではマズイと久し振りにウォーキングとジョギングに50分を費やした。
でも、その後にシャワーを浴びてから、焼酎のお世話になったので・・・。

 

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「角打ち」で初めての・・・

2018-08-04 | 飲んだときに…

酒屋の店頭で桝酒を(四角い桝の角に口をつけて)飲むことが、「角打ち」の語源とされ、酒を売るのがメインである酒屋なのに、その場で飲むこともできる、というのが角打ちの定義のようだ。(立ち飲みタイプの居酒屋は、角打ちではなく「立ち飲み(居酒屋)」かな)

先週、神田にある馴染みの角打ちに行った時のこと。
会社関係の3人で入店。台風が心配なので軽く飲んで帰るはずだったのだが・・・。

一緒に行ったK氏はタフな身体の持ち主だが、お酒を飲むようになったのは数年前からで好んでは飲まない。そのK氏がプチ断食中(一週間で7キロ減)なので洋酒が良いと言う。店主にミニボトル的なものがあるか聞くと「無い」とのこと。じゃあハイボールの缶でいいんじゃないと薦め、一口飲んだら「甘いやん。糖分あるやん」と。

あーだこーだのすえ、酒屋なので普通の「角瓶」1本とロックアイスを買ってロックで飲むことになった。残ったら、誰かが持って帰ればよいということで。
私も缶チュウハイ1杯と残った缶ハイボールを飲んだ後は、角をいただく。

冒頭のように角打ちの基本は日本酒なのに、これは角といっても洋酒。角打ちで初めて洋酒を飲んだー。

と、ここで既に“軽く飲んで”の軽くではない。これには理由があって、我々が入店してしばらくしたら一人の女性が来店し冷酒を飲み始めたのだが、じきに我々と一緒に飲みはじめたこと(と角瓶)による。
さらに、後からオッちゃんが一人で来店して、すぐに我々に加わり、5人で一緒に楽しく飲んでいた。
そして、角瓶は空いた。

台風は近づいているし、お酒が無くなったというこれ以上ない帰るタイミングなのだが、盛り上がった勢いで神田の駅に近いフォーク酒場へ行くことになった。
いや~なかなか個性の強い方々だった。
帰りは終電間際に。

 

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