シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

急遽、帰省してきた / ふきのとう

2023-03-27 | 家族・帰省・イベント

一週間前、実家(新潟県)の兄から「来れないか」と連絡があった。両親のことや兄自身のことなどで話があるし、できれば作業(掃除・片付け)をしてほしいと。
兄の意向日とは、少しずれることになったが、妻と相談のうえ3月24日(金)~26日(日)に二泊三日で帰省してきた。
その時の状況を書き留めておく。(両親は要介護者と要支援者、兄は指定難病患者なので諸々問題はあり、備忘録として記録しておきたいところだが・・・省くことにする)

午前10時に家を出発し、関越トンネルを抜けると雨。ここから実家に着くまで、まだ雪が残っていることもあり、霧が濃かった。
3日間は、ほぼ雨で。25日(土)の午後、雨が止んだ隙に、外の様子を見に行く。
例年、この時期に帰省することは無いので、田んぼに少しだけ雪が残る風景は新鮮に思えた。


雨と雪解け水により、川の水量は増していた。兄が言うには「今年の雪は、それほど多くなかった」ようだ。


雪が融けたところでは、フキノトウが顔を出す。この時の山菜の旬はフキノトウか。

フキノトウは、フキの花・花茎部分。食材で売られている状態は蕾。葉は後から出てくる。


ネコヤナギだと思うが、枝に花穂が連なっていた。


この後、戻ってから実家の周りでフキノトウを採り、自分用の土産にした。

帰る日は、昼食後に出発。(帰省時の帰りは、いつも午前中に出発するけど・・・)
途中、同じ市内の叔母さん家に立ち寄る。数年振りのご挨拶と、特に従兄弟には実家(兄)への協力をお願いした。辞去する際、作りたてのフキノトウ味噌を頂いた。

上りの関越道では、駒寄PAで休憩。かりんとう鯛焼きが旨かった。
花園ICを過ぎた辺りから渋滞になっているため、花園ICで降りて一般道を使った。道路はそれほど混んでいなかった。家に着いたのは午後6時前。

ところで、実家では、裏の家からもらったというフキノトウ味噌を食べ、叔母さん家で頂いたのは帰宅してから夕食に食べた。食材の切り方や味付けが異なる。今さらながら、各家毎のフキノトウ味噌があるんあだな~と実感した。

 

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北本:改修した木道の様子、ニホンアカガエルの卵塊

2023-03-23 | 自然・環境とか

3月19日(日)のこと。この時季は、国営武蔵丘陵森林公園に行って春の野草を見ておきたいところだが、行くとけっこう歩くことになるので、治りかけの(肉離れ)左足が心配。そこで、2週間しか空いてないけど北本自然観察公園へ行くことにした。

前回(3月4日)は、改修工事を終えた木道が通行可能になる時間の前に帰ったので、まずは公園入口の橋の上からズームで。


それから、改修木道の歩きはじめ。木道のスタート地点でパシャリ。湿地は明らかに人の手が入ったと思われるほどキレイになっていた。


木道は「かわせみ池」の辺りで、一旦通常の園路と合流。その先の木道の様子。


続く木道と園路へと行く分岐があり、ここから木道は幅が狭くなる。
さらに分岐して合流する所は、木道が外されたままになっていた。キツリフネが間近で見られたのにどうするのだろう?


倒れたエドヒガンの手前辺りで振り返る。(木道はもう少し続くが、記録してなかった)

 

ニホンアカガエルの卵塊は順調に増えていた。


自然学習センター内の掲示によると、3月16日に3回目の卵塊調査があり、2回目から90個増えて、累計108個になったらしい。

 

この日は、野鳥を見てもタイミングが合わず、コゲラくらいしか記録できなかった。


他のバーダー同士の会話で「レンジャク撮れた」と聞こえたが、それは見られなかった・・・。

 

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孫が一歳半に / カタクリ・江戸彼岸・枝垂桜

2023-03-19 | 家族・帰省・イベント

ここ2か月くらいは、週に1回くらい孫と会っている。ジジばかの認識はないけど、見ていれば和むし、癒されるし、嬉しい。
今月、無事に一歳半になった。平均体重より下で生まれ、成長曲線の下の方に入るか入らないか(娘曰く)で育ってきたので、決してハイハイや歩きなどが早い方ではなかったけど、今後も健やかに育ってくれれば何よりだ。
ただ、娘は我々(私と妻。孫にとっては祖父母)のことを、じいじ・ばあばと言うので、孫は拙い言葉(単語)ながら「ジジ」と言うようになっているのは気に入らない。苗字から「○○さん」と読んでほしいと言っているのだが・・・。



今日は、いつもの北本自然観察公園散歩に行ってきた。左ふくらはぎの肉離れがなかなか完治しないけど、そこそこ歩いても大丈夫だった。(明日どうなるか?)
ついでに、北本市高尾の『カタクリ自生地』と『阿弥陀堂のエドヒガン』を見てきた。
カタクリは、まだ蕾も多くこれからという状態だが、数年前よりも株数が少ないように思えた。


エドヒガンは満開だった。墓地の中にあるので、ちょっと気が引ける。お彼岸なので人はそこそこ。皆さん「まんか~い!」と。


隣地に大きな枝垂桜があった。こちらも良いタイミング。


なお、当地でのソメイヨシノの見頃には、あと一週間(?)ほどかかりそうだ。

 

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頂いたツバキを花瓶に / もうハクモクレンが

2023-03-15 | 我が家~植物・生物

娘夫婦は、2018年の夏に新居を構えた。その隣の家は、普通の家が一軒建つ位の庭がある。娘の家に行った時に、その庭で作業をするお爺さんを見かけることがあり、頭を下げるような挨拶はしていたが、話をするようなことはなかった。
昨年の夏くらい(?)から、目が合うと「オゥ!」と気さくに声をかけてくれるようになった。娘婿と間違えている?なんてことはないと思うけど、何でそうなったのかよく分からない・・・。

3月11日(土)のこと。自転車で娘の家へ行くと、隣の家のお爺さんが庭作業をしていた。挨拶すると、「一年に1回のことだから持っていきな・・・」と、庭に植えられたツバキをハサミで切りはじめた。さらに「娘さんにも」と、もう一枝。
ツバキの花は、赤に白が少し混じる色合いで八重の大輪(花径が大きい)だった。帰宅してから、妻が適当に切って花瓶に活けた。

翌朝見ると、一輪の花が開いていた。テーブルの上だと、より大きく見える。


さらに次の日の朝、別の花も開いていた。生長が早いと思うが、部屋が暖かいせいかな。


今度お爺さんに会ったら、改めてお礼を伝えよう。ただ、少し耳が遠いようで、ツバキを頂いた時も、ほぼ一方的に話を聞くだけで会話になり難かった・・・。

 

同日、図書館に行ったついでに近くのお寺をのぞいたら、ハクモクレンの花が満開だった。いつの間に!とビックリ。


このハクモクレンは、過去に日記でとりあげたことがあるので日付を比べたら、満開の状態が今回10日ほど早かった。↓向きを変えて2枚。


サンシュユも咲いていた。


それにしても、私のスマホカメラは写りがイマイチだ。画像を多少調整しているのだが・・・まぁ、仕方ないか。

 

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北本:野鳥・キタテハ・カエル卵塊/改修工事終了

2023-03-11 | 主に野鳥や昆虫

3月4日(土)、北本自然観察公園散歩での生きものやセンター・木道工事などのその後。(追記:植物は別日記
野鳥は幾つか見たものの、画はイマイチ多し。見たという記録でとりあげる。

シジュウカラ:いつもと違う鳴き声に聞こえた / コゲラ:日影で暗かった。もっと良いタイミングもあったけど・・・


ヤマガラ:日影の高い位置にいたので困った・・・ / カシラダカ:群れで落ち葉をあさっていた


ヒヨドリ:後ろ姿。長い尾が意外と幅広で先丸 / ジョウビタキ♀:今シーズンも楽しませてくれた


他にはアオジも見た。森の中から、今シーズン初のウグイスの鳴き声が聞こえた。

この日は、1か月前に比べると鳥見屋さん(バーダー)が少なかった。多くの方がカメラを向ける時がある湿地でもご覧の通り。そろそろなのかな。

 

キタテハがひらひら飛んでいた。秋型で越冬した個体だろう。


ニホンアカガエルの卵塊。「おたまじゃくしになるのを、優しく見守ってください」と案内板に書いてあった。

Web北本自然観察公園日記によると、3月2日に1回目の卵塊調査を行い、12個の卵塊が見つかった。その後、3月9日の2回目では6個増え、累計18個になったという。昨年の公園日記を確認すると、4月7日の6回目の調査で、累計410個になったというので、これから産卵が増えるのであろう。

 

設備工事のため約3か月間休館していた自然学習センターは、3月1日に再開館した。久し振りにセンター内に入ったが、設備工事なので中の様子は特に変わってなかった。
新たに、木道開通のお知らせと、園路の一部通行止めのお知らせがあった。


北側の木道の改修工事も終了し、この日(4日)から開通とのことだが、渡り初めのイベントが終了してからなので、一般来園者の通行は昼頃からになるとのこと。私はその前に帰った。↓木道の様子。


また、この日は標柱9~10番間の園路が、倒木の可能性があるため通行止めになっていたので、桜堤通りの土手を使うグルっと一周はできなかった。公園日記によると、3月9日の午後に通行止めを解除したようだ。

 

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ワームムーン/CMソングで

2023-03-09 | 日常のできごと

たわいもない話。

◆Worm Moon(ワームムーン)
今年の3月の満月「ワームムーン」は7日。できれば、低い位置で見たいものだ、と前日までは気にしていたけど・・・。
当日になったら頭から抜けていた。午後9時頃に「そういえば!」と、遅ればせながらベランダで確認した。もう高~い位置にあった。


アメリカの先住民が、暖かくなってミミズが出てくる頃、または甲虫類の幼虫が木から出てくる頃ということから、3月の満月を「ワームムーン」と呼ぶようだ。
日本でも前日の6日は「啓蟄」で、冬籠りの虫が這い出る頃としている。アメリカも日本も同じように自然を見ているのだな~と。

ベランダでの撮影は、カメラを構えて手すりに置くようにして撮ったが、過去の撮影よりブレている気がする。花粉のせいかな・・・(違うか~)。

 

◆CMソングで
製粉会社の ♪あったかな、○○○○
住宅メーカーの ♪家に帰れば、○○○○ ○○○
トラックの ♪い~つ~までも、どこ~までも~
とかとか、心が温かくなるような、耳に残るようなCMソングが人によってあると思う。

その中で、最近、何気に気付いたこと。
コンロのCMで ♪ぼくは○○○、きみの味方
「ぼくは」って、このコンロは男の子だったのか~と。

 

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大宮第二公園:梅まつり、梅図鑑

2023-03-07 | お出かけ

3月2日、さいたま市(大宮)への用事ついでに「大宮第二公園」に立ち寄ってきた。ちょうど「梅まつり」が開催中とのこと。また、昨年から梅図鑑が売られていると知り、それも見てみようと思った。
午前10時前の駐車場は空いており、梅林内の花見客もそこそこだったが、時間の経過とともに徐々に増えていった。梅は全体的に満開だと思う。


ざっと見た後、ギャラリー棟に行く。受付に梅図鑑が置いてあった。パラパラと見て、買うことに決めた。
梅図鑑は、A5判サイズ(148mm×210mm)で全20ページ。税込価格300円。*以下、撮り方がイマイチ


大宮第二公園には、約40品種500本の梅が植えられており、本書ではその中の24種について掲載している。
それぞれの梅の分類や特徴・開花時期・観察ポイント等がまとめられ、白色・薄桃色・紅色などの花弁の色ごとにページを分け、色や形から探せるようになっている。


「豊後」であれば、豊後系、花よりも実を楽しむ、開花は3月中旬、花の径約3cm、一重・薄桃色・平たい、開花すると萼が反り返る・・・などなど。


また、梅が植えてあるマップも付いているので、見たい品種があれば品種ごとにふられた番号で、どこで見ることができるのか容易に案内してくれる。


一見すると色でしか違いが分からない梅だが(人によるけど)、このような公園に特化した図鑑があれば、花を見て、どれどれと図鑑を開くことにつながる。ここの梅を見るにはうってつけの一冊だと思う。
この後、図鑑を見て、見たい品種の実物を探すことにした。(気になった梅は、別日記でとりあげた

梅を見ていたら、やけに人が集まっている樹があった。メジロの群れが移動中のようで、皆カメラを向けていた。しかし、梅は「緋桜」のようだが、高さがあり枝がじゃまなうえにメジロの動きが素早くて追えない。


動画で撮って画像を抜き出す。ついでにトリミング。


梅に寄ってくる野鳥を見るのも、梅林の楽しみ方の一つだろう。

ギャラリー棟では、おしば美術作品の展示をしていた。葉だけでなく、花や実も使って作品が作られていた。ちょっと感動。


また、期間中は、全国大陶器市やコンサート、お茶会、フリーマーケットなど様々なイベントを開催している。
全国大陶器市をのぞいてみると、たくさんの人で賑わっていた。これを目的に来ている方もかなりいると思われる。帰りの駐車場は、ほぼ埋まっているように見えた。

 

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左ふくらはぎ/クリスマスローズ '2023

2023-03-06 | 我が家~植物・生物

2月12日(日)に北本自然観察公園散歩へ行った際、歩いている途中で左足のふくらはぎが痛くなった。屈伸したり、伸ばしたりしたが変わらないので、左足をかばいながら(引きずりながら)歩いていた。

これが、数日経ってもなかなか治らない。朝、良くなったかな?と思っても歩き始めると痛くなる。改めて左足を見ると、むくんでいる感じ。脛に近いところを押すと低反発素材のように凹む。妻が心配し、病院に行って!となった。

2月25日(土)に整形外科クリニックに行って診てもらった。結果「肉離れ」とのこと。これまでの人生で肉離れになったことはないので、思いもよらなかった。では、どうすれば?「歩く時は左足をかばうように歩いて」と。
え~時々つま先立ちをしてみたり、伸ばしたりして負荷をかけてたけど。「それは、傷口を広げているようなもの」だそうで、治りを遅くしていたわけだ。
今のところ、だいぶ良くなってきたが、ふくらはぎを押すと違和感がある。長くかかるものだ。



3月4日(土)、我が家のクリスマスローズが開ききっていたので、記録することにした。


2年前の記録はこちらだが、勝手に生えたネズミモチを地植えにしたり鉢植えにしたりで、クリスマスローズを一部移動することがあったため、手前と奥の株の間に隔たりができてしまった。(それが分かり難いように記録したけど)
この狭い庭にも歴史がある・・・ってことだな。

 

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伊香保温泉:水沢観音・水沢寺、水沢うどん

2023-03-04 | お出かけ

2月17日(前回のつづき)、ホテルの駐車場を出発し、旅程最後の水沢観音と水沢うどん街道に向かう。車ではさほど遠くない(石段下のバス停あたりから水沢観音まで約4kmで10分ほどか)。この辺りに行くのはニ十数年振りになる。

水沢観音の駐車場に入る。かなり広く400台はとめられそう。この日は空いていたので、お寺に近い場所にとめることができた。そこから歩いて行くと、直接境内に入るので、一旦坂を下り、正面の山門から入ることにする。

◆五徳山 水澤観世音(水澤寺)
水沢寺は、古来より「水沢観音」の名で親しまれる 天台宗の古刹で、坂東三十三ヶ所の十六番札所となっている。現在の本尊は、木造の千手観音菩薩像で平安時代末期に造られたもの。
寺伝では(およそ1,300年前)高句麗僧の恵灌(えかん)が推古朝に開山したと伝えられているが、詳細は不明。(渋川市のWebサイトより)

山門(仁王門)を見上げる。左側の石柱には「水澤観世音」、右側には「阪東拾六番」とある。


仁王門(市重要文化財)は、天明7年(1787)に完成したとされる。近世建築特有の華麗さを遺憾なく発揮し、上下の均整のとれた楼門として、最高の位置を占める名建築である。(現地の案内より)


門の左右には、仁王尊(金剛力士像)風神・雷神の像が祀られている。画では上が右側、下が左側。


門の先は、再度石段を上がって本堂となる。当地は水沢山の東麓にあり、段上の斜面になっている。

本堂;観音堂(市重要文化財)は、天明7年(1787)の再建で、近世建築特有の華麗さと中世建築様式の面影を残した五間堂。


六角堂;六角二重塔(県重要文化財)は、天明7年(1787)の建立で、地蔵尊信仰の代表的建築物。一辺は下層が2.7m、上層が1.3m。
地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人間界、天人界の六道を守る地蔵尊を祀り、六道輪廻の相を表している。 回転する地蔵尊を左に3回廻して、真心の供養を望む・・・。


赤い鳥居から急な石段が上に伸びていた。左足が痛いので登ることはしなかったが、額には飯縄大権現とある。寺のWebサイトによると、「古くから当山をお守りいただいている鎮守」とのこと。


駐車場側にある鐘楼から境内を見ると、奥に本堂が見え、手前の六角堂は、山の斜面で隠れている。飯縄大権現の鳥居は本堂の先に位置する。


13:00頃、駐車場に戻る。ホテルでの朝食と石段街でのケーキセットで、お腹はそれほど空いてないけど、きまりが悪いし、何より水沢うどんを食さねばならない。
秋田の稲庭、香川の讃岐と並び、日本三大うどんのひとつに挙げられる水沢うどん。

飛鳥時代に水沢寺の創建に尽力した高麗からの渡来僧がうどんの製法を伝授したと伝わり、天正4年(1576年)頃に湯治客や参拝者に地元産の小麦と水沢の湧水で打ったうどんを供するようになったのが、始まりとされる。(観光協会のWebサイトより)

水沢観音から県道15号を南に下る約1.5kmの間は「水沢うどん街道」と呼ばれ、十数件の水沢うどん店が軒を連ねる。それぞれの店構えは大きく、駐車場も広い。
「本舗 丹次亭」に入る。テーブル席や小上がりの他、奥には大広間もあった。


ざるうどん(中)とかけうどん(小)、天ぷらを注文する。コシの強さとツルツルとした喉越しが良い。あらかじめ麺にのっているシイタケもイケる(普段は、シイタケを遠慮する私)総じて美味かった。
なお、広めのテーブル席は、一席おきに未使用としており、昨今の都市部の感染症対策よりも徹底している感じだった。娘家族用のお土産と一緒に清算し、店を出る。

ここからは帰路につく。ナビをセットすると、県道をそのまま南に向かうようだ。アレっと、渋川伊香保IC方面ではない?行き先をたどると、関越道にのるのは駒寄スマートICだった。そうか、今はこのルートになるんだな~と。こんな発見も少し嬉しい。帰りも渋滞無く、16:00前には無事帰宅した。

妻に言わせると、「今回の旅は前回(塩原温泉・渓谷旅)に比べると、いろんなところに寄れた」と言う。いやいや、前回の方が多数の滝や橋を見たから、立ち寄った先の数で言えば前の方が多いはずだけど・・・。どうやら、妻の認識としては吊橋や滝はまとめて一つという認識のようだ。それはあまりにも・・・。

 

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伊香保温泉:御用邸跡、伊香保神社、石段街・カフェなど

2023-03-01 | お出かけ

2月17日(前回のつづき)、伊香保ロープウェイを下ってからは、伊香保神社の方に向かって坂道を進む。すると、崖のような斜面に「伊香保御用邸跡」の石碑を見つける。ここに御用邸があった?歩道は雪が残るけど大丈夫と思い進んでみる。


御用邸は1893年(明治26年)に建設され、1945年(昭和20年)に廃止された。建物は1952年(昭和27年)7月の火災によって焼失。往時の面影は、玄関で使用された沓脱石に今も残されている。(案内板より)なお、現在、跡地には「群馬大学伊香保研修所」が建てられている。


この地が御料地に選出されたのは、ベルツ博士の「日本鉱泉論」発表(明治13年)により伊香保が広く知られるようになり、博士が眺望の絶妙と空気の爽快を称賛したことも背景のひとつにあったのかも知れない。

さらに進むと参道でもある石段の途中に行き着く。ここから、鳥居や社殿が見え、ズームで確認する。(電線が気になる)


石段を仰ぎ見る。石段の途中に鳥居、狛犬がある。その左には手水舎。右側の石柱には「縣社 伊香保神社」とあるので、旧社格で県社ということだろう。


365段目の石段をのぼり着き、二の鳥居をくぐると、右側に伊香保神社の社殿がある。境内には雪が残り、厳かな感じが増す。
拝殿の鈴&縄は5本もある。拝殿の大きさの割に数が多いようにも感じるが、それだけ人気があるのだろう。


拝殿の後ろ側にある本殿の様子も記録。右側に「車両進入禁止」を示す案内がある。石段街の道は狭いけど、ここを同じように通る輩がいたってことかな。


ここからは、石段を下っていく。途中、宿の壁面に明治44年の「上州伊香保温泉場全景図」が掲示されていた。伊香保の町は石垣で出来ていて、石段の両側に二層三層の旅館が不規則に並んでいるとの紹介文が添えられていた。今よりも石段の幅が広く見える。


左右の石段の間にある碑文によると、石段温泉街は1576年(天正4年)に形成されたとあり、石段の中央に湯樋を伏せ、左右の屋敷に引湯して浴場を作り、温泉宿を経営していたと。当時としては異色の温泉街は我が国第一号の温泉都市計画であり、先駆的役割を果たしていた。と記されている。


この湯の花まんじゅうの看板がある風景は、伊香保石段街のイメージ画として、他のWebサイトでも見られるところだ。


数日前、「行きたい店は調べておいて」と妻に伝えていたので、歩きながら「どこかあった?」と聞くと、「ラクスイラクザンが良さそうだった」という。そうなんだと言いつつ、目の端に「楽水楽山」という看板が。エッ!ここじゃない!?とタイミングの良さに2人ともビックリ。看板から脇道に入って店に着く。
レトロ感のある落ち着いた店内で、紅茶のケーキセットをいただく(クーポンで)。室内壁面の照明、軒下の行燈、庭、遠望などを無理くりおさめてみた。


ホテルの駐車場に戻る小道で“手造り”“元祖”を掲げる湯の花まんじゅうの店があった。しかし、店内は暗く「本日売れ切れ」との貼り紙。まだ昼前なのに、人気の店なのだろう。


なお、プレバトのスプレーアートは、伊香保ロープウェイの隣にもあり、記念写真を撮っているグループがいたので、我々もと(たまたま歩いてきた)女子高生にお願いする。もう中学生と小野利昌の作品。また、文学の小径付近では、レーザーラモンHGと光宗薫の作品を見かけた。これで、前日と併せて全部見たことになる。


ホテルの駐車場に戻ったのは昼12時少し前。駐車場は空きもあったので支障はなかったようだ。平日に来れたおかげかな。
ここから、水沢観音に向かう。(つづく)

 

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