【注意】なかなか強烈な画だと思うので、苦手な方はすぐにウィンドウを閉じるか別のサイトに移動することを薦める。念のため、画は下段にまとめた。(動画ではないので、そうでもないかも・・・)
8月1日(土)の武蔵丘陵森林公園散歩の続き。
野草コース北入口を進むと、階段を下りて小さなトンネルをくぐる。そのトンネルの中の湿った地面で奇妙なモノを見た。太くて長い紐(?)が濡れてテカっているような感じ・・・、もしくは異常に長いヒルのような・・・生き物だ。しかも、2本(匹)。直線的に伸びているのとグチャっとしているのがいた。
私だけでなく、一般的には「グロテスク」「気持ち悪い」と思うビジュアルだ。でも、何だろう?という好奇心もあって我慢して見ていると、頭の部分を左右にふりながらゆっくり動いている。頭部はイチョウの葉のような形だ。
この頭部の形は、たまたま一週間前に「所さんの目がテン!」で見た生き物の頭部の形に似ていると思った。大きさは全然違うけど。
帰宅してから調べてみると、公園で見たのは『オオミスジコウガイビル』で、目がテン!で見たのは『プラナリア』だった。両者とも扁形動物門ウズムシ綱ウズムシ目で、仲間とも言える。だから頭部の形が少し似ているのかな(?)。
◆ オオミスジコウガイビル
ウズムシ目コウガイビル科の一種で、中国南部原産の外来種。体長は50センチから1メートルほど(場合によっては1m超も)。長くとも幅はそれほど変わらないようだ。
縦に細く3本の線があり、名前の由来になっている。
ヒルの名が付くが、吸血のヒル(蛭)は、環形動物門なので仲間ではない。
頭部は感覚器官で、体の中央腹面に肛門を兼用する口があるという。頭には目鼻口があるはずだと思っているのは、自己中心的な考えで井の中の蛙だな。
日本に生息している主なコウガイビルは、オオミスジコウガイビルの他に『クロイロコウガイビル』と『クロスジコウガイビル』がおり、これらは在来種で長さ10センチほどと小型。
近年、外来種のオオミスジコウガイビルは都会にも侵入しているそうだ。
“切っても死なないプラナリア”同様に再生能力が高く、開いた穴や切られた部分は後日再生するらしい。
この日は、他にも草地の中で一匹、舗装路の脇で一匹、計4匹見たのだが、舗装路の脇のは短かった。自切なのか切られたのかは分からないけど直後のような感じ。せっかくなので記録しておこうと思ったが、自主規制で止めておく。
でも、KAEDEさん、生き生きしているように見えますが。
舗装路の脇にいたのは、家族連れの皆さんが「ワー」「ギャー」「何これ!」「気持ち悪りー」と叫んでいたので、後から確認しにいきました。
個人的にもけっこうなものに感じますが、もっと苦手なヤツがいるので、それよりはイイかと思うことにしました。
それ以上に、環境が良いのでしょう。マムシはもう何年も見てないです。