シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024

2024-08-24 | お出かけ

通称『大地の芸術祭』は、越後妻有地域(新潟県十日町市・津南町)の広大な里山を舞台に、2000年から続く世界最大規模の国際芸術祭。3年ごとにトリエンナーレを開催している。

前回も帰省する途中立ち寄りの『大地の芸術祭』作品をとりあげたが、帰省中の8月10日(土)にも、実家から街へ出かけるついでに『大地の芸術祭』の作品を見てきた。
ナカゴグリーンパークでは、広大な芝生を舞台に「動物」をモチーフとした作品などがあった。
作品《トラロープ》は、駐車場から芝生に入る所にあったけど、気付かない方がいるかも。

奥の方には同じ《トラロープ》として、大きなトラがいた。標識ロープを使用しているが、トラにしか見えない。


《うさぎ》は、陶土を用いているようだ。大きい。すくっと立ち、遠くを見つめている。東側を見ているので八海山?


《食事の風景》は、フェンスの網が動物の頭部状に飛び出て、草を食べているように見える。この画では分かり難いかも。


《アニマルピクニック》は、様々な動物が切り絵で描かれているような作品。横から見たら分からない・・・。


カンガルーが大地を蹴って着地する動作を造形した作品。(作品名は不明)


《くるくるさんば》は、廃材?で造形された木馬のメリーゴーランドで音色が響く仕掛けあり。子供でも動かせる。


《Dance of prayer -seeds-》は、カラフルで目をひくが何か分からない。seedsなので種から何が生まれるか?平和かな。


同所には他にも作品が多数ある。過去の常設となった作品もあって、時間があればゆっくりまわりたいところ。(真夏以外で)


「道の駅 クロステン十日町」の隣にある「越後妻有里山現代美術館MonET」では、エントランス周り(入館料不要)でも作品が見られる。
建物内中央に配された《Palimpsest: 空の池》の上に、水上歩道《阿弥陀渡り》が設置されている。歩いていないが、トリックアートになっているらしい。


奥の方に見える巨大なクモの巣状は《Tape Echigo-Tsumari》で、回廊上の方は中に人が入っているのが見えた。


《神獣の猫龍》は、逆さまの頭が猫で体が龍。中国では不吉とされる猫と吉祥の象徴である龍との組み合わせ。


透明で頑丈な水風船を多数組み込んだ作品。1つ1つに周りの景色が映り込み、自分が動くことで表情が変わっていく。


芸術というと堅苦しいし難しく感じるけど、見た目面白く感じれば、それはそれでありかと。
他にも作品はあったが、この後の予定があるので見学終了とした。

〔夏の帰省・・・つづく〕

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

十日町:高靇神社には龍の・・・/杉玉と石の芸術

2024-08-20 | お出かけ

8月9日(金)、帰省の立ち寄り2番目(前回の「ryugon」の後)は、十日町市の「高靇神社」および社叢に設けられた「大地の芸術祭」の作品を見に行くことにした。

「大地の芸術祭」に大きな杉玉の作品があることを知ったのが先で、その場所が「高靇神社」の隣だった。といっても、この神社には参拝したことが無いし、存在自体知らなかった。なので両方見に行こうかと。

高靇神社(こうりゅう又はたかおがみ神社)は、十日町市中条の山麓に所在する。
名前の「靇」の字は、雨冠に口を3つ、その下に龍。「おかみ」とも読み、雨や雪など、水をつかさどると信じられている神のこと。

鳥居と横には社名が刻まれた大きな石があった。右の方には池も設けられていた。


スギの巨木は御神木。社叢は市の天然記念物で、十日町市博物館のWebによると直径1m以上のスギは30本あるそうだ。


背の高いスギに挟まれ・守られた石段の上に社殿(拝殿)が見える。


拝殿の一段下は平地になっており、土俵が設けられていた。昔は奉納相撲があったのかな。


拝殿を正面から見上げる。(横から見ると勾配のある屋根)


拝殿の後ろには本殿がある。間は神様の通り道のため立ち入り禁止。


本殿への石段前の狛犬は、獅子に似た霊獣ではなく龍(の頭部像)。龍神様を守る神の使いは、やはり龍なのでしょう。

 

「大地の芸術祭」の作品がある場所は、合祀した十二社の跡地のようだ。
突然現れた直径5mの杉玉は存在感ありあり。タイトル『ここにおいて 依り代』


杉玉の真下に樹が植えてあり、しゃがんで近づく。プレートが掛かっており「2022年7月30日植樹 御神木」と記されていた。


内側は縦に抜けている空洞だった。立つと杉に包まれた。


一段上がったところに、手水屋のような屋根がかかり、中心に石の彫刻。『MAN ROCK V』というタイトル。


信濃川の石を用い、石本来の造形を生かしながら、抱きしていているような人形が刻まれている・・・ということを後で知った。


短時間だったけど、特異な様相の神社と自然を活かした芸術作品は面白かった。この後、実家に向かった。

〔夏の帰省・・・つづく〕

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

六日町:ryugonの【デイユース】で癒され和らぐ

2024-08-16 | お出かけ

8月9日(金)~8月11日(日)の二泊三日で帰省してきた。
帰省の際は、車で移動することもあり、どこかに立ち寄ってから実家に着くのが通例になっている。

今回は、新潟県南魚沼市(旧六日町)に所在する古民家ホテルryugonの【デイユース】を利用することにした。位置的には、越後湯沢駅から車で約30分北上したところにある。六日町ICから6~7分。
『龍言』は、建物群の大半が今から約200年以上前の庄屋や豪農の館を移築したもので、民俗建築を今日に伝える重要な役割を果たしている。
2019年に『龍言』は、豪雪地帯の風土を体感してもらうための宿『ryugon』として生まれ変わった。克服すべき対象だった「雪」を、価値へと転換するための工夫が凝らされている。

正面入り口は荘厳な屋敷の趣き。(道路を挟んだ反対側に駐車場がある)


門をくぐると、左側には土間クッキングスペースやカフェ・ショップの棟があり、右側の奥がホテルへの入口。


【デイユース】は、12:00~15:00の3時間、天然温泉とラウンジが利用できるプラン。この時は2,750円/人。飲物・スナック、タオル付き。
写真撮影はOKとのことで、せっかくなので記録する。チェックアウトとチェックインの隙間時間を活用しているので、人が少なく自由に過ごせた。

ラウンジには囲炉裏が設けられていた。カウンターにあるレモン水とコーヒー、スナック菓子を頂く。


こちらのラウンジは内側に落ち着いたカウンター。外向きには背面の高いソファ。テラスにも出られる。


和室の建具は見応えあり。テーブルは余裕のある配置。天井が高い。縁側?ソファで妻の風呂待ち。


大きく円いソファが置かれた部屋もある。ソファは固めで中央が高くなっているので背中をつけるのも良い。こちらも天井が高い。


大浴場へは畳の廊下を移動する。回廊になっている?庭を眺められるところは嬉しい。


大浴場は木造平屋土蔵造りの風情ある浴場&露天風呂。坂戸山の麓に抱かれた豊かな自然を眺めながらゆったり。独り占めだった。

昔から六日町インター近くに看板があり、一度は泊まってみたいと思いつつも、費用を調べたら敷居が高すぎだった。今回は雰囲気を味わえて良かった。機会があれば真冬にも利用したいものだ。

〔夏の帰省・・・つづく〕

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホオズキ鉢替え/ツバキの果実/センリョウ

2024-08-12 | 我が家~植物・生物

頂いたホオズキの鉢植えは、鉢のサイズが小さいし、水をかけると直ぐに下から流れていく。そこで、8月3日(土)の午前中、それよりも大きく使っていない鉢に植え替えることにした。
翌4日(日)9:45頃に記録(以下、同日)。ちょっと鉢が大きすぎか。(数日後に玄関前に移動した)

 

先月のこと、庭に水やりをしていて気付いた。サザンカ(?)に果実ができている!?(上の画ではホオズキの上部の右側奥。)(以下、画は8月4日)


この樹に実ができたのは初めてだ。でも、あれ?サザンカか?サザンカかと思ったのは、当初ヤマボウシの周りに3本のサザンカを植えた記憶による。しかし、この樹は後に植え替えたものだ。他の可能性もある・・・これはツバキではないか?と。

ん~いつ?どうして?思い出せないので、この日記で記載がないか調べてみると・・・・・。
2012年4月に『花と緑の振興センター』でツバキの苗木を無料配布で頂き、庭の空いたスペースに植えた。2014年にサザンカを1本処分し、そこにツバキを移植したことが分かった。苗木を頂いてから12年経って実をつけたわけだ。

赤く色づき始めている果実。


他にも2個、まだ緑色の果実もあった。


果実ができているので花が咲いていたはずだが、低い位置のせいかあまり覚えてない。この後は、熟して裂けるところを見届けたいものだ。


ヤマボウシの根元近くで勝手に育っていたマンリョウが、赤い実をつけたのが3年前だった。
その奥に、別の幼木が勝手に育っているのを昨年気付いた。↓株立ちヤマボウシの右奥(手前はマンリョウ)。(位置をが分かるよう、この画だけ8月12日)


見ると枝先に緑色の粒々果実。秋から冬にかけて赤く熟すだろう。


ひょっとして!?と思っていたが、やはりセンリョウではないか!


落とし主の野鳥が何者か分からないけど、マンリョウ(万両)に次いでセンリョウ(千両)も運んでくれた。縁起の良い樹とされているので、嬉しいし、あやかりたいものだ・・・。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

我が家に初のホオズキ鉢植え/モミジの翼果

2024-08-05 | 我が家~植物・生物

ホオズキのことは小さい頃から名前を知っていたと思うが、身近には無かった。
東京では例年、7月6日~8日に「入谷の朝顔まつり」が、続く7月9日~10日に「浅草寺のほおずき市」が催されるが、朝顔まつりは行ったことがあるけど、ほおずき市には行ったことが無い。

ホオズキ(鬼灯)は、ナス科ホオズキ属の一年草または多年草。ぶら下がった赤い袋状は萼で、このおかげでホオズキと分かる。

先月、ホオズキの鉢植えを頂ける機会があった。我が家では初めてのホオズキだ。とりあえず玄関前に置く。彩りが増した・・・かな。


写真は7月21日(日)。こちらに置こうか、あちらに置こうかと試してみる。


まだ緑色の袋もあるので、まだまだ楽しめそうだ。鉢を買えた方が良いかも。


他所で見るものよりも、全体的に少し小型のようにも感じるが、経験値が足りないのでどうだろうか。品種にもよるのかな。



同日、鉢植えのイロハモミジの下に、翼果が落ちていたので、拾って保管(?)することに。


翼果を蒔くとしたら狭い庭の植物の隙間か?それとも鉢か?そもそも、いつ植えたら良いのか?
まぁ、急ぐこともないのでおいおい考えよう。まだ翼果は落ちそうだ。

 

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北本:カエンタケ発生中!猛毒キノコに注意!

2024-08-01 | 自然・環境とか

約1か月前に北本自然観察公園へ行った際、見た目から受け入れがたい、目を背けたくなるようなキノコを見た。

カエンタケ(火炎茸・火焔茸)という名前は、どこかで聞いたことはある(たぶんニュースかな)。
切り株の根元から赤いのがうにょうにょ出ていた。


近くには注意を促す看板もある。促すというより命令だ。


厚生労働省のWebサイトによると、ブナやコナラなどナラ類などの広葉樹林の地上に群生して発生し、表面はオレンジ色から赤色。細長い円柱状または棒状で、土から手の指が出ているように群生または単生する。毒性は強く、食べても、触っても毒である。


こんな見た目では食べる気にもならないだろうと思うが、薬用と勘違いして酒に浸して飲んで中毒が起き、死亡した例があるようだ。

もう一枚はボケていた。カメラも嫌だったのだろう(ということにしておこう)


とはいえ、自分にとって間近で見るのは(たぶん)初めてのことなので、珍しいものを見れたという満足感が少しはある・・・かな。

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする