通称『大地の芸術祭』は、越後妻有地域(新潟県十日町市・津南町)の広大な里山を舞台に、2000年から続く世界最大規模の国際芸術祭。3年ごとにトリエンナーレを開催している。
前回も帰省する途中立ち寄りの『大地の芸術祭』作品をとりあげたが、帰省中の8月10日(土)にも、実家から街へ出かけるついでに『大地の芸術祭』の作品を見てきた。
ナカゴグリーンパークでは、広大な芝生を舞台に「動物」をモチーフとした作品などがあった。
作品《トラロープ》は、駐車場から芝生に入る所にあったけど、気付かない方がいるかも。
奥の方には同じ《トラロープ》として、大きなトラがいた。標識ロープを使用しているが、トラにしか見えない。
《うさぎ》は、陶土を用いているようだ。大きい。すくっと立ち、遠くを見つめている。東側を見ているので八海山?
《食事の風景》は、フェンスの網が動物の頭部状に飛び出て、草を食べているように見える。この画では分かり難いかも。
《アニマルピクニック》は、様々な動物が切り絵で描かれているような作品。横から見たら分からない・・・。
カンガルーが大地を蹴って着地する動作を造形した作品。(作品名は不明)
《くるくるさんば》は、廃材?で造形された木馬のメリーゴーランドで音色が響く仕掛けあり。子供でも動かせる。
《Dance of prayer -seeds-》は、カラフルで目をひくが何か分からない。seedsなので種から何が生まれるか?平和かな。
同所には他にも作品が多数ある。過去の常設となった作品もあって、時間があればゆっくりまわりたいところ。(真夏以外で)
「道の駅 クロステン十日町」の隣にある「越後妻有里山現代美術館MonET」では、エントランス周り(入館料不要)でも作品が見られる。
建物内中央に配された《Palimpsest: 空の池》の上に、水上歩道《阿弥陀渡り》が設置されている。歩いていないが、トリックアートになっているらしい。
奥の方に見える巨大なクモの巣状は《Tape Echigo-Tsumari》で、回廊上の方は中に人が入っているのが見えた。
《神獣の猫龍》は、逆さまの頭が猫で体が龍。中国では不吉とされる猫と吉祥の象徴である龍との組み合わせ。
透明で頑丈な水風船を多数組み込んだ作品。1つ1つに周りの景色が映り込み、自分が動くことで表情が変わっていく。
芸術というと堅苦しいし難しく感じるけど、見た目面白く感じれば、それはそれでありかと。
他にも作品はあったが、この後の予定があるので見学終了とした。
〔夏の帰省・・・つづく〕