シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

イトトンボ、アシナガバチの巣、ツリアブ、アメンボなど

2023-08-14 | 主に野鳥や昆虫

8月5日(土)、北本自然観察公園散歩より生き物たちの様子。(植物は別ブログで取り上げる予定)

●アオモンイトトンボ(イトトンボ科アオモンイトトンボ属)
水辺でイトトンボの仲間が飛んでいた。どちらかというと小さめ(3センチ強)。調べた限りでは「オモンイトトンボ」のメスではないかと思う。画はトリミング(以下同様)
オスは胸部側面が美しい淡緑色で腹端が青色。メスはオスと同色かオレンジ色のタイプもあるそうで、そのオレンジタイプだと思われる。小さいけどキレイな色だった。

 

●ムモンホソアシナガバチの巣(アシナガバチ亜科ホソアシナガバチ属)
林内の樹の幹に何かの固まりがあった。アシナガバチの仲間の巣のようだ。4年前に枝からぶら下がる巣を見たことがあり、胸部の模様が似ているので同じアシナガバチだと思われる。

体長は2センチほど。巣は大規模になりやすい。安易に巣に近づくとおそわれることがあるので要注意。

 

●クロバネツリアブ(ツリアブ科)
全身が黒っぽい昆虫が、ホバリングしながら2~3匹飛んでいた。腹部が太く白い帯模様がある。翅の位置が体の中心に近いのは、早く飛ぶよりもホバリングしやすいためか。初めて見るかも。これも後で調べてみた。

ハエより大形(15ミリ前後)で、複眼は大きい。ホバリングしながら空中に静止している様子が、吊下げられたように見えることからツリアブの名が付いたようだ。クロバネは見たまんまだけど、勇ましい感じ。

 

●おんぶアメンボ
小川にはいつものようにアメンボはいたが、おんぶしているのもいくつか。メスが(一回り小さい)オスをおんぶしている。

パートナーのメスを見つけたアメンボのオスは、交尾した後も必ず自分の卵を産んでもらうため、他のオスが近づいてこないように産卵が終わるまで、メスの背中から下りないらしい。

 

●ナミテントウ(テントウムシ科)?
葉の上に5ミリほどのテントウ虫がいたのだが、これは何だろう。オレンジ色の地に淡い黒の紋がいくつかある(これから濃くなるのか)。頭部は白い。調べたところ明確ではないが、ナミテントウの紅型ではないかと思われる。

ナミテントウは色や斑紋に変化が多く、紋のないものから19個のものまで模様のバリエーションは多いようだ。
漢字の「並天道」の通り、多くの地域で普通に見られる代表的な種とのこと。

 

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ringo)
2023-08-15 15:58:00
イトトンボは、とてもほっそりしてますね。
アシナガバチもいくつか種類があるのですね。去年、ローズマリーの鉢植えにアシナガバチが巣をつくていたので、殺虫剤で退治したら今年はいなくなってしまいました。蜂は刺すので怖いけど、いなくなってしまうのも、いけないかもしれませんね。
いろんな昆虫さん、みんな頑張って生きているのですよね。
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イトトンボ (地理佐渡. .)
2023-08-18 06:14:25
おはようございます。

色々種があるイトトンボの世界。
毎年撮影していますが、面倒な
世界でもあります。でもそれだけ
奥が深いですね。
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Unknown (ローリングウエスト)
2023-08-18 17:05:13
今年の猛暑は昆虫にとってはイキイキなの、疲れ果てているのかどちらなのでしょうね?台風一過の不安定な雨も過ぎてコチラは漸く快晴の青空となりましたが、またもギラギラ太陽光線と体温を上回るような猛暑が復活してきました。そろそろ小さな秋を見つけたいのですが9月まで待たなきゃならないのかな・・。引き続き体調管理に努めご自愛下さい。
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ringoさん こんばんは (KAEDE)
2023-08-20 22:49:12
小さめのイトトンボなので撮れて良かったです。
人家の蜂の巣は危険であれば除去するしかないですね。でも、野鳥や昆虫などが家の庭に来るってイイな~と思います。
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地理佐渡さん こんばんは (KAEDE)
2023-08-20 22:49:33
イトトンボも様々ですが、ジッとしてないですし、
細く小さいのでピントを合わせにくいです。
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ローリングウエストさん こんばんは (KAEDE)
2023-08-20 22:50:08
昆虫にとっても猛暑が辛いとしたら、得意な昆虫が南の方から出張ってくるかもしれませんね~。
当面暑い日が続きそうです。8月中は仕方ないかな~。
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