8月5日(土)、北本自然観察公園散歩より生き物たちの様子。(植物は別ブログで取り上げる予定)
●アオモンイトトンボ(イトトンボ科アオモンイトトンボ属)
水辺でイトトンボの仲間が飛んでいた。どちらかというと小さめ(3センチ強)。調べた限りでは「オモンイトトンボ」のメスではないかと思う。画はトリミング(以下同様)
オスは胸部側面が美しい淡緑色で腹端が青色。メスはオスと同色かオレンジ色のタイプもあるそうで、そのオレンジタイプだと思われる。小さいけどキレイな色だった。
●ムモンホソアシナガバチの巣(アシナガバチ亜科ホソアシナガバチ属)
林内の樹の幹に何かの固まりがあった。アシナガバチの仲間の巣のようだ。4年前に枝からぶら下がる巣を見たことがあり、胸部の模様が似ているので同じアシナガバチだと思われる。
体長は2センチほど。巣は大規模になりやすい。安易に巣に近づくとおそわれることがあるので要注意。
●クロバネツリアブ(ツリアブ科)
全身が黒っぽい昆虫が、ホバリングしながら2~3匹飛んでいた。腹部が太く白い帯模様がある。翅の位置が体の中心に近いのは、早く飛ぶよりもホバリングしやすいためか。初めて見るかも。これも後で調べてみた。
ハエより大形(15ミリ前後)で、複眼は大きい。ホバリングしながら空中に静止している様子が、吊下げられたように見えることからツリアブの名が付いたようだ。クロバネは見たまんまだけど、勇ましい感じ。
●おんぶアメンボ
小川にはいつものようにアメンボはいたが、おんぶしているのもいくつか。メスが(一回り小さい)オスをおんぶしている。
パートナーのメスを見つけたアメンボのオスは、交尾した後も必ず自分の卵を産んでもらうため、他のオスが近づいてこないように産卵が終わるまで、メスの背中から下りないらしい。
●ナミテントウ(テントウムシ科)?
葉の上に5ミリほどのテントウ虫がいたのだが、これは何だろう。オレンジ色の地に淡い黒の紋がいくつかある(これから濃くなるのか)。頭部は白い。調べたところ明確ではないが、ナミテントウの紅型ではないかと思われる。
ナミテントウは色や斑紋に変化が多く、紋のないものから19個のものまで模様のバリエーションは多いようだ。
漢字の「並天道」の通り、多くの地域で普通に見られる代表的な種とのこと。
アシナガバチもいくつか種類があるのですね。去年、ローズマリーの鉢植えにアシナガバチが巣をつくていたので、殺虫剤で退治したら今年はいなくなってしまいました。蜂は刺すので怖いけど、いなくなってしまうのも、いけないかもしれませんね。
いろんな昆虫さん、みんな頑張って生きているのですよね。
色々種があるイトトンボの世界。
毎年撮影していますが、面倒な
世界でもあります。でもそれだけ
奥が深いですね。
人家の蜂の巣は危険であれば除去するしかないですね。でも、野鳥や昆虫などが家の庭に来るってイイな~と思います。
細く小さいのでピントを合わせにくいです。
当面暑い日が続きそうです。8月中は仕方ないかな~。