庭に勝手に生えてきたネズミモチを鉢植えにし、初めて花が咲いたのは2017年だった。
この一年、植え替えすることもなく放っていたけど、今年も花をつけてくれた。
せっかくなので記録しようと思いながらも日が経ち、あ~忘れてた~夕方だけど撮っておこう~と実行したのが5月29日(土)の午後5時半頃。
既に、一番最初に花をつけた花序は終わっているが、これからというのもあり、何とか間に合った。
ネズミモチ(鼠黐)はモクセイ科イボタノキ属の常緑小高木。和名の「ネズミモチ」は、姿がモチノキに似ていて、果実がネズミの糞に似ていることから名付けられたという可哀想な名前だ。
でも、蕾や花はキレイな白色だし、果実にしても紫黒色で整った形をしている。それに、私の年代なら想像できるけど、この果実を見てネズミの糞をイメージする若者はいないだろうな。
初めて花をつけた2017年は、蕾ができてから果実になるまでをまとめて、別の日記でとりあげたので、リンク先も記しておこう。
http://ino1127.blog57.fc2.com/blog-entry-983.html
なお、その後も狭い庭にネズミモチが2本生えてきて、昨年はそれぞれ数輪花をつけたが、妻が上に伸びた枝を切ってしまったためか、今年は花をつけなかった・・・。
この2本のうち、1本は4月に鉢植えにすることになったので、現在、ネズミモチの鉢が2つと地植えが1本ある。同じネズミモチでも枝振りがまったく違うのが面白い。
先日根岸森林公園の外周外側をまわってみたら、ネズミモチらしき木がたくさんあって、片っ端から調べてみたけれど、すべてトウネズミモチでした。
自宅近くにも木が何本かありますが、すべてトウネズミモチ。
花は多分似たようなものだと思いますが、それぞれかなり成長していて、写真を撮るにはなかなか苦労します。花の細部をわかるように撮りたいのですが…。
庭に勝手に生えてきたように、丈夫な樹なのでしょうね。新しく生えてきたネズミモチもありますが、この鉢植えは、根元から枝分かれしてイイ感じだと思っています。
透かして側脈が見えないのでネズミモチとしています。そういえば、新しく生えてきたのは、まだ確認してなかった・・・。