前回と同じ、6月30日(日)の北本自然観察公園散歩での生き物たち。
樹皮に白いXの文字・・・ではなく、樹の手前のクモの網で、白帯とか隠れ帯と呼ばれる。形・デザイン・大きさは様々ある。これは整ったX字型。
製作者のクモは、足を2本ずつXに広げているので分かり難く、隠れているようにも見える。(トリミング)
白帯の役割として考えられているのは他にもあり、その一つは紫外線をよく反射するという特性から、獲物をおびき寄せるためとのこと。また、デザイン(形)によって役割が違うともいう。
Webでザっと見たところ、現代の研究でも明確になっていないようだ。白帯・隠れ帯は不思議で面白い。
葉がレース状になっている。犯人はカシルリオトシブミ。葉脈を避けて食べるため、葉の形を残しつつもレース模様の食痕ができるそうだ。
なお、本人不在だったが、体長3.5センチほどで金属光沢が美しい小型のオトシブミらしい。
八つ橋の手すりの上にいたカップルは、ムシヒキアブの仲間でシオヤアブかも。体長3センチ弱。肉食。
画を拡大して驚いたのは脚先。爪・トゲ(?)が凄い。獲物をしっかり押さえこむのだろう。(トリミング)
セリの草叢に隠れているのは、ヒメギスであろうか。褐色のキリギリスだ。
オオシオカラトンボと思われる求愛中の2匹を追って撮ったもの。2匹が交差した一瞬は良いとして、やはりボケボケだ。
ガビチョウが水浴びしていた。