6月30日(日)、久し振り(3か月振り)に北本自然観察公園へ行ってきた。
自然学習センターの横にグリーンカーテンがある。事前に公式Webの「公園日記」を見た際に、“グリーンカーテンでつるを伸ばしていたウマノスズクサが、ラッパ型の花を咲かせ始めた”という記載があったので、グリーンカーテン見てみると、
花は無かった。終わった?念のため公園日記を再度確認。・・・6月5日の記事だった。花はあきらめよう。でも・・・
ウマノスズクサの葉は、ジャコウアゲハの幼虫が食草としている。探してみると・・・いた。独特の白黒カラーに全身の突起。突起の先端は赤い。
他にもいないかと探すと、大屋根の軒天にも幼虫発見。さらに、近くの軒先(鼻隠し?)の白っぽいのは蛹か。
カメラを高倍率のコンデジに替えて確認する。幼虫はほとんど動かないし、葉が無いところにいるので、蛹になるのが近いのかも。
蛹を見るのは初めてなのでWebで画像を確認。やはりジャコウアゲハの蛹だ。蛹も独特な形状。幼虫の白い脇の模様がそのまま残るようだ。
遠いので見難いのが残念だけど、初めましてなので挨拶したということでヨシとしよう。
最初に見たジャコウアゲハの幼虫の近くには、別の種類の幼虫もいた。大きくて黒地に白い横縞模様。目玉のような斑点が並ぶ。
元来イモムシ系は苦手だ。じ~っと見ていられない。なので、写真は撮ったけど載せるのは遠慮しておく。一応画像で調べたところ、セスジスズメの幼虫らしい。
葉の上に白い綿毛のような・・・。これは見たことがある。初見は3年前の同園だった。
アミガサハゴロモは、ハゴロモ科の昆虫。幼虫はお尻からロウ状の物質を出し放射状に広げる。
直径1センチ弱の糸状のロウ物質は開いたり閉じたりできる。自分の身を隠すためだとか。
葉の上で幾つか見かけたが、極めつけは葉の上ではなく、茎に密集していた。何事なのだろう。
アミガサハゴロモとしたが、同じ仲間のベッコウハゴロモやスケバハゴロモ、アオバハゴロモの幼虫も同じ特徴を持つので、ひょっとしたらそれらかもしれない。