ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

昭和13年-社小学校で陸軍簡閲点呼

2014年03月22日 05時57分18秒 | Weblog
 昭和13年(1938)の夏、社小学校(現加東市立社小学校)の校庭で陸軍の簡閲点呼が執行されるに際し、区長、町会議員、団体長などに参列の案内が出されています。
 簡閲点呼は在郷の予備役兵などが参会して点検するものということですが、町の主な役職の人々に参列、各戸には国旗掲揚、国防婦人会には湯茶接待が依頼されています。当時の社区(現加東市社)の文書綴に綴じられている案内を紹介します。


 昭和十三年八月六日

               社 町 長

区 長 殿
町会議員殿
各団体長殿

  簡閲点呼参列方ノ件

来ル八月八日午前七時三十分ヨリ社小学校々庭ニ於テ昭和十三年度陸軍簡閲点呼ヲ執行相成候条時局柄斯道奨励ノ意味ニ於テ御参列相成度及通牒候也

 尚
区長殿ニお願ひ 当日上司の命により当行事を祝するため各戸に国旗を掲揚せしめられたし

国防婦人会長お願ひ 当日御多用と存じ候も湯茶接待の御願致し度
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