One-Leg Playerの奮闘記

障害を持っていても松葉つえ1本でいろんなスポーツにチャレンジしています。

エアロバイクとの違い?

2012-11-20 15:52:10 | インポート

18日、19日と連日、足こぎ車いすのProfhand(プロファンド)を開発された株式会社TESSの鈴木堅之(けんじ)さんが取り組まれている活動をご紹介したところ、ブログのアクセス数がかなり増えました。

皆さん、やはり興味を持たれた方が多くて、足のリハビリだけでなく、メンタル面での影響が非常に大きいと感じられたのではないでしょうか。

全然自分一人では動けなかった人が、足こぎ車いすに乗ることで自分一人で動ける喜びや転ぶ不安から解放される気持ちは、障害を持つ本人でないとなかなか理解できないことかもしれませんね。

しかし、センターにもトレーニングジム室にエアロバイクマシンが設置されていて、脳疾患障害の方もこれを結構利用されているみたいです。

歩行中枢を足こぎ車いすで刺激できるなら、エアロバイクでもできる筈だと考えるのは至極当然のことですよね。

でも、足こぎ車いすの場合は、今まで歩くのに随分時間が掛かっていたのが、スイスイと動くことができ、他人に気兼ねすることなく自分の力で動かせる楽しさを知り、リハビリを自ら積極的に取り組むようになり、メンタル面でも前向きになられる点です。

エアロバイクでも効果はあるようですが、それが本人には実感として分かりずらい点と、偶には屋外の風を感じ空気を吸い、街へ出ていろんな刺激を受けることが歩行中枢だけでなく脳にも大切なことのように思えます。

その為には、足こぎ車いすの細かな操作や障害物に対応する動きの訓練が必要になって来るワケで、そんな時にセンターのような場所を利用して、楽しくリハビリとスポーツ&ゲーム感覚で機能回復に繋がれば良いんですけどね・・・?。

しかし、足こぎ車いすは、飽くまでも歩く為のファーストステップに過ぎないと言うことも忘れないで下さい。
この車いす動作を長時間続けると足を引き上げる力(腸腰筋)は発達するが、歩くための足を後ろへ蹴りだす力は養われないのでバランスが悪くなり、腰を痛めたり歩き難くなるので、逆の縮んだ筋肉を伸ばしてやる必要があります。

そして、次のウォーキングのステップへ。

コメント
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