インターネットの利用については、Webデザイナーが常に認識しなければならない考えがあります。それがアクセシビリティと言う誰もが平等にインターネットを利用することが出来るように作るのが基本であることがアメリカなどでは徹底されています。
日本では、アクセシビリティはまだまだ遅れていて、デザインやインパクトのある動画やFLASHのWebページが重要視されたりして、聴覚障害者の方や目の不自由な方に配慮したWebページが少ないのが現状です。私のハンディキャップ京都のHPもアクセシビリティーに70%ぐらいは配慮したつもりですが、改善の余地が依然として残っているのです。
今回、YOU TUBE動画には、オートキャプションと言う自動字幕機能が付いていて、英語でしゃべっている音声を文字変換により字幕に変える技術が開発され、2010年の3月4日からYOU TUBEの全ユーザに提供が開始され、インターネット社会に大きな影響を与えることは間違いないと思います。
これで誰もが利用できるネット時代が到来し、IT格差も解消されることに喜びを感じています。