One-Leg Playerの奮闘記

障害を持っていても松葉つえ1本でいろんなスポーツにチャレンジしています。

乗り越えてゆく逞しさ

2010-07-26 09:10:37 | インポート

99歳の詩人、柴田トヨさんの「くじけないで」と言う本が売れたり、植村花菜さんの「トイレの神様」などがヒットし、何がそんなに今の世の中の人たちが、こう言う本や歌に引き付けられるのかを考えてみると、やはり、先が見えない社会不安や将来に夢が持てない現実から来るものだと思われてなりません。

自分を励ましてくれているかのような詩や荒んだ社会の中で心に優しい歌が沁みて共感する所が多くの人たちが求めている気持ちかもしれませんね。柴田トヨさんのように99歳でいまなお一人暮らしで孤独な生活の中からこの詩が生まれたことや花菜さんのように幼いころに両親が離婚し、お婆ちゃんに育てられた彼女は、ストリートミュジシャンから初めて何枚ものアルバムを出すもパットせず、お婆ちゃんに恩返しが出来ずに、皮肉にもその後悔を歌にしたトイレの神様がヒットしたのです。

このような優しさ、思いやり、励ましは、とても大切ですが、最近のニュースを見ていると先のことも考えずに簡単に大学を中退したり、仕事や就職で上司に叱られたぐらいで引き籠りになったりする人が増えているとか、何事にも耐えれるような強いハートを持って欲しいのです。

少しぐらい嫌なことがあっても、それを乗り越えてゆく逞しさがもっと今の若年層の方に必要だと感じたからです。

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