昨日の選挙結果は、与党の民主党が過半数割れに追い込まれ、ねじれ国会になることは免れようのない事実となり、国民がそう言う結果を望んだのか、そうでないのか分かりませんが、また元の木阿弥で何も法案が通らず混乱した政治が続くのかと思うと政界大連立の動きが活発化することは避けられない情勢になって来るかもしれませんね。
こんなことを何時までもやっている場合じゃないのに、一体この国の政治家たちやマスメディアは日本をどの方向へ導こうとしているのか全く理解できない行動を繰り返し、国民も厳しい状況下の中で一刻も経済や財政を立て直して欲しい気持ちは痛いほど分かりますが、長年に渡り問題を先送りし、８００兆もの借金を膨らませ公共事業を繰り返し、天下り団体を放置して来た旧態依然の垢が半年やそこらで一遍に変わるはずがないのに、、ここらへんで消費税や一連の政策で現政権にお灸をすえたつもりかもしれませんが、まんまと官僚たちが描く筋書き通りのシナリオに乗せられているだけです。
今回の国民の審判は旧態依然の官僚政治に戻り、この国は本当にギリシャのように経済破綻に限りなく近づき、また混沌としたデフレが続くかもしれず、党利党略のことばかりで、本当にこの国の将来を思い、命がけで政治を行う気骨のある（坂本竜馬のような）政治家が出て来ない限り、この国の政治は何にも変わらず同じことを繰り返し衰退の一途を辿ることでしょう。
