8月19日(火)
8月に入ってから、台風や停滞前線で海も山も予定がぜんぜん消化できない。困ったもんだ・・・
そんな中、19日は久々に天候が安定する予報なので、思い切って日帰りで西穂高岳をやることにした。
西穂は3月の雪山シーズンに独標まで行った山だ。奇麗だったなぁ・・・
この山は一番高い本峰(第1峰)を頂点に、大小13のピーク(岩峰)が連なり岩稜を形作っている。
前回は中級者の登竜門の「独標(第11峰)」までとしたが、その先はガラリと様相が変り、難易度(危険度)が一気に上がる上級者の領域だ。
独標の先、当然気になりますよね!
そんな訳で、夏の間に独標から先の上級者向け全ルートを下見しておくことにした。
朝8時15分の始発のロープウェーで登山口まで行く。最終が17時15分なので、それまでに戻らなければならない。
普通は西穂山荘に一泊の行程だけど、無雪期なら日帰りもギリ可能っぽい。
一応13時を引き返しの目安と設定した。
最初から飛ばし気味に歩き半年振りの西穂山荘に到着。けっこう賑わってますね。
雪があると無いとではまったく雰囲気が違う。さらに来てる人も夏と冬ではだいぶ違いますね。手前の丸山までなら初心者コースです。
問題は天気。晴れの予報なのに本降り級の雨です。皆さんレインスーツフル装備・・・
そんなはずじゃ~ の大合唱。
これは独標の基部かな。
雪がある方が僕的には歩きやすいです。
先ずは独標(第11峰)に到着。
ここまでは経験済みだから不安は無いが、夏と冬では雰囲気はまったく別物ですね。
さて、ここからが本番。
本格的な岩稜歩きの開始だ。ヘルメットも装着します。
概ねこんな感じのところを、手も使って慎重に登ったり下ったりして、ピークを一つ一つクリアしてゆく訳です。
独標から先は人も殆ど居ません。
次なる憧れ、ピラミッドピーク(第8峰)に到達。
冬に来た時、独標の上からいろんな思いを込めて見つめてたピークだ。
手前のナイフリッジはヤバそうでした。
ピラミッドピークで会った15歳のソロ。
ゆくゆくは名クライマーかな。
先行者が見えますね。こんな感じでよじ登ってゆきます。
ペンキで描かれた○印がルートの目安ですが、あくまで目安であり、そこに道はありません・・・
たまにクサリが設置されてるけど、クサリを頼るレベルの人は来ない方が良いかも。
その先も次々と難路が続く。
どこでこけても確実に逝けるわぁ・・・
一瞬たりとも気を抜けないとは、まさにこういう事です。
12:15
西穂高岳本峰 標高2909m 登頂!
ついに来たぞー!!!
ガキの頃から憧れてた穂高4座の一つに、ついに、ついに来ちゃいました!!!!!
やる気になれば出来るんですね!
山頂には先行者2名が居たので、写真撮ってもらいました。
残念ながら山頂もガスに覆われ視界無し。
本当はもう一つの目標である西穂~奥穂間の国内最難関縦走ルートを見ておきたかったが、今回それは出来なかった。
こちら側からジャンダルムを見てみたかったなぁ。
暫らく山頂で雲が切れないか粘ったが、見込み無しと諦め来たルートを戻ります。
来た時と同じ緊張感で岩稜を戻るが、岩の間の高山植物などを愛でる心の余裕も少し出てくる。
丸山あたりまで下ってきた頃に雲が切れてきた。
今歩いてきた稜線です。本峰はまだ雲の中ですね。
上高地も見えました。
危険な場所を歩いている時は景色が一切見えなかったのは、むしろ足元に集中できて良かった気がする。
安全な場所まで降りたら景色がサッと見えるなんて、西穂もなかなか粋なことをしてくれます。
最後に山荘で名物の西穂ラーメンを食べて下山しました。
西穂高岳、無事完登できたし、冬季登攀のイメージも出来ました。
健脚向きとはいえ、こんないい山に日帰り可能というのも新たな発見です。
次は雪景色の時期かな。
8月に入ってから、台風や停滞前線で海も山も予定がぜんぜん消化できない。困ったもんだ・・・
そんな中、19日は久々に天候が安定する予報なので、思い切って日帰りで西穂高岳をやることにした。
西穂は3月の雪山シーズンに独標まで行った山だ。奇麗だったなぁ・・・
この山は一番高い本峰(第1峰)を頂点に、大小13のピーク(岩峰)が連なり岩稜を形作っている。
前回は中級者の登竜門の「独標(第11峰)」までとしたが、その先はガラリと様相が変り、難易度(危険度)が一気に上がる上級者の領域だ。
独標の先、当然気になりますよね!
そんな訳で、夏の間に独標から先の上級者向け全ルートを下見しておくことにした。
朝8時15分の始発のロープウェーで登山口まで行く。最終が17時15分なので、それまでに戻らなければならない。
普通は西穂山荘に一泊の行程だけど、無雪期なら日帰りもギリ可能っぽい。
一応13時を引き返しの目安と設定した。
最初から飛ばし気味に歩き半年振りの西穂山荘に到着。けっこう賑わってますね。
雪があると無いとではまったく雰囲気が違う。さらに来てる人も夏と冬ではだいぶ違いますね。手前の丸山までなら初心者コースです。
問題は天気。晴れの予報なのに本降り級の雨です。皆さんレインスーツフル装備・・・
そんなはずじゃ~ の大合唱。
これは独標の基部かな。
雪がある方が僕的には歩きやすいです。
先ずは独標(第11峰)に到着。
ここまでは経験済みだから不安は無いが、夏と冬では雰囲気はまったく別物ですね。
さて、ここからが本番。
本格的な岩稜歩きの開始だ。ヘルメットも装着します。
概ねこんな感じのところを、手も使って慎重に登ったり下ったりして、ピークを一つ一つクリアしてゆく訳です。
独標から先は人も殆ど居ません。
次なる憧れ、ピラミッドピーク(第8峰)に到達。
冬に来た時、独標の上からいろんな思いを込めて見つめてたピークだ。
手前のナイフリッジはヤバそうでした。
ピラミッドピークで会った15歳のソロ。
ゆくゆくは名クライマーかな。
先行者が見えますね。こんな感じでよじ登ってゆきます。
ペンキで描かれた○印がルートの目安ですが、あくまで目安であり、そこに道はありません・・・
たまにクサリが設置されてるけど、クサリを頼るレベルの人は来ない方が良いかも。
その先も次々と難路が続く。
どこでこけても確実に逝けるわぁ・・・
一瞬たりとも気を抜けないとは、まさにこういう事です。
12:15
西穂高岳本峰 標高2909m 登頂!
ついに来たぞー!!!
ガキの頃から憧れてた穂高4座の一つに、ついに、ついに来ちゃいました!!!!!
やる気になれば出来るんですね!
山頂には先行者2名が居たので、写真撮ってもらいました。
残念ながら山頂もガスに覆われ視界無し。
本当はもう一つの目標である西穂~奥穂間の国内最難関縦走ルートを見ておきたかったが、今回それは出来なかった。
こちら側からジャンダルムを見てみたかったなぁ。
暫らく山頂で雲が切れないか粘ったが、見込み無しと諦め来たルートを戻ります。
来た時と同じ緊張感で岩稜を戻るが、岩の間の高山植物などを愛でる心の余裕も少し出てくる。
丸山あたりまで下ってきた頃に雲が切れてきた。
今歩いてきた稜線です。本峰はまだ雲の中ですね。
上高地も見えました。
危険な場所を歩いている時は景色が一切見えなかったのは、むしろ足元に集中できて良かった気がする。
安全な場所まで降りたら景色がサッと見えるなんて、西穂もなかなか粋なことをしてくれます。
最後に山荘で名物の西穂ラーメンを食べて下山しました。
西穂高岳、無事完登できたし、冬季登攀のイメージも出来ました。
健脚向きとはいえ、こんないい山に日帰り可能というのも新たな発見です。
次は雪景色の時期かな。
怖い~
私なら絶対無理だな~
本当に冒険家ですね!
海へ山への大活躍、今後も楽しみのしています(^o^)
お盆は式根島周辺、冷水塊で水温低くカジキは不発でした(≧∇≦)
今年の伊豆は三宅は鉄板で、他は何処も頼りないですよね。
でも、式根島の素晴らしい景色は最高ですよね!
僕は、、、またへんぴな所へ来てしまいました…