シーブレ日記

愛艇と綴る釣り日記
最近は登山や自転車へと 遊びの範囲が拡大中

地図読み登山

2016年01月17日 12時13分39秒 | 山遊び
1月16日(土)

登山の基本技術として、地図とコンパスを駆使して山中を自在に行動する技術がある。
これが出来ないと、整備された登山道や、誰かに連れて行ってもらう山行が限界でしょう。
僕の場合、若い頃にこの技術を徹底的に叩き込まれ、さらに仕事柄、地形図は日常的に使ってきたので、登山でも地形図を不自由なく使いこなしてきたつもりです。

今日はクライミング繋がりのメンバーで、改めて地図読み山行を実践してみようと、奥多摩の川苔山へ出掛けた。皆さん、相当コアな山屋さんです。
登山道を離れたバリエーションや、トレースの無い雪山などを目指す上で欠かせない訓練です。


前半は登山道を歩きながら、現在位置の特定や山座同定、地形図と実際の山容の対比など、基本技術の確認。
こんな事するのって何十年ぶりだろう。

後半はいよいよ登山道を外れ、地形図を頼りに自分達で自由にルートを定め、目指す場所へ下山するという流れ。
特にリーダーは定めず、皆んなで相談しながら進みます。

微妙な枝尾根や危険な急斜面に迷い込まぬよう、現在位置をロストせぬよう、などなど、地図情報と現場情報を突き合わせ、一つ一つ解明しながら進む作業はゲーム感覚に近いものがありますね。
急斜面の下降や藪漕ぎなどは、山の釣りでは普通にあるが、登山シーンでは意外と無いんですよね。(普通の登山中にこの状況はもはや遭難。笑)
勿論、最後は目指す場所へドンピシャ下山出来ました。

僕自身、若い頃は登山道以外を平気で歩き回ってたクチなので、今日は実に楽しかったです。
ソロだったら自分一人で徹底的に考える局面でも、パーティーの場合他メンバーの意見に追従してしまう心理など、なかなか興味深い経験も出来ました。
グループ登山の合意形成ってとても重要なものだなぁと、学ぶことの多い山行でした。












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