晴走雨読

晴耕雨読ではないが、晴れたらランニング、雨が降れば読書、きままな毎日

転んでもタダで起きるな 日本共産党

2008-07-12 19:32:41 | Weblog
 スーパーで買って食べた後のしっぽを植えた「山わさび」の花が咲きました。それで、辛口の話しをしたくなりました。



 1月22日のこのブログで、「もっとしたたかに、日本共産党」と題して、次期総選挙において従来のように全選挙区で候補者を立てないことを決定した日共に対して、この戦略では、基礎票が草刈場になってしまうとの危惧を示し、せめて他党との政策協定を結び、一定の政治情勢に楔を打ち込む努力をすべきではないかと提言した。

 昨日の日共中央委員会で、次期総選挙の戦略としては、自公政権を批判すると共に、民主党批判も行なって、支持を拡大するという方針を掲げた。

 これに対して、いくつかの疑問が浮かぶ。(政策論議ではなく、足し算、引き算だけを使うゲームのような話しです。)

 まず、従来からの日共支持者は、候補者のいない選挙区で、誰に投票したら良いのか。

 民主党批判が、結果的に自公に有利に働いてしまうことをどう考えるか。ひとつは、候補者を立てない選挙区では日共の基礎票は民主党に流れる可能性が多いといわれているが、そこでの民主党批判は、自公を利するのではないか。

 自公は、日共を助けるため、すなわち自公のため、公職選挙法を改正し、法定得票率のハードルを下げ、供託金が没収される可能性を少なくするような動きをしている。そうなれば、財政難の日共が候補者を増やすことができ、民主党への票の流出を食い止めることができる。

 自公と日共の間に、政策とは別に、利害共同体ができている。日共は、これをどう捉え、どう乗越えるような戦略を立てるか。



 志位、小沢、福田、実社会で生きてきた臭いが感じられるのは、福田。志位も小沢も政治の世界しか知らないのでは。



 
 
 
 
コメント
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