午前中に20km走、風が少しあり湿度が低かったが、気温が28度から29度あったのと日差しがジリジリと暑かったので結構きつかった。走り初めから汗が出始める直前までの身体の慣らし運転中は苦しい。その後は、快適に走れる時間と苦しくなる時間が交互にやってくるのできつい時間を我慢すれば必ず楽になると信じて走っている。
今日は、走りながら読書について考えた。ところで、今読んでいる、読みかけの本は何冊あるのだろうかと思った。人によっては、読み始めたら必ず最後まで読み通すか、その本に見切りをつけてから次の本を読むと決めている人がいる。
私の場合は、「並行読書」といってもいいだろうが、テレビの連続ドラマを週に何本も観るように、何冊も同時に読んでいる。気の向くままこの続き、否、今日購入したの、といった具合にフラフラ浮気しながら読んでいる。時々、よみ始めて一気に最後までというのがあるが、そんな本にめぐり合うのは幸せ。読みかけでそのまま放置状態も結構ある。
印象に残ったフレーズに線を引き、たまにメモを取ったり、ノオトしたり。線を引いたり書き込みをすると古書店での買い取り価格が安くなると言われているが、基本的に古書店に本は売りたくない。
書店では、ブックカバーを掛けますかと言われれば、単行本はお願いすることにしている。読みながらブックカバーにメモすることもある。ただ、ブックカバーの背表紙部分に几帳面に題名を書き込まないので、私の横にある本の山、どんな題名だったのか外観から見ても開かないとわからない。
基本的には、自分の部屋か寝床で読むことが多いが、PCを立ち上げながら、テレビを点けながらといった「ながら読書」もする。集中が必要な本、楽しみ中心の本によって使い分ける。
電子書籍とは将来とも無縁ではないかと思う。私にとって本の厚みが重要である。あとどれ位ページが残っているのか、厚みから実感できる。装丁の手触り感も大事にしたい。
子どもの頃から漫画(コミック)が苦手だった。絵と短いセリフの構成ではどうも理解できないと言うのか、良くわからなかったのだが、最近ようやく安彦義和氏の作品だけは読みたくなる。少し成長したと思う。
昔から小説も苦手だ。登場人物があまり多くないと何とかわかるが、人物がたくさんいるとわからなくなる。テレビドラマも同じである。ストーリーを見失いことがある。ちょっと学習障害(LD)かも知れない。
私の中では、走りの世界が美味しいものを食べたり、本を読んだりすることのできる身体的な基礎になっている。昨年のインフルエンザ罹患、その後長く続いた後遺症の反省から、今年の夏は精一杯走りこんでおきたいと思っている。