晴走雨読

晴耕雨読ではないが、晴れたらランニング、雨が降れば読書、きままな毎日

良くわかっている方

2006-05-31 21:06:05 | Weblog
 書き残しておきたい言葉
「桓武天皇の生母が百済の武寧王の子孫であると
『続日本紀』に記されていることに韓国とのゆかりを
感じています。」 2001年12月23日誕生日の発言

 園遊会にて東京都の教育委員、将棋の米長名人を
戒めた言葉

 この方が、今のこの国で、最も真っ当に思えてしまう。






 



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第24回ラニング・オン・サッポロ

2006-05-28 15:34:47 | Weblog
 第24回ラニング・オン・サッポロ10kmに参加
天候は、あいにくの雨、でも意外と雨は体の体温上昇を
抑えてくれて走りやすい。

 そのためか、タイムは昨年より短縮。近年は前かがみに
なっていたので、少し背筋、腹筋を意識したのが良かったのか。

 初めて、出場したのが15年程前のこの大会、バナナとアンメルツの
匂いが強烈だった。そして、毎年走れることの喜びと、徐々に
体力が落ちていることの自覚、がんばっている仲間たちから元気を
もらって、幸せを噛みしめる。



 たかが、ランニング、されど生活の大きな位置を占めている。


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立花 隆

2006-05-27 11:07:10 | Weblog
 立花隆「滅びゆく国家 日本はどこへ向かうのか」(日経BP社)
日経BP社の総合サイトの連載「立花隆のメディア ソシオーポリティクス」
をまとめたもの。(現在も連載中)

 立花隆の仕事は、特に彼によるオリジナリティのある思想や発見ではなく、
様々な分野の専門家の仕事や言説、マスコミ情報を分析、再構成して、素人の
私たちにわかりやすく伝えているだけにすぎない。いわば専門家と素人の
通訳(ファシリテーター)のようなものである。
 頭の整理のためには役立つが、深い真実には触れないのでは。

 この本でも、ライブドア事件では、堀江氏が起業時からブラックマネーとの
付き合いがあり、野口氏の沖縄での「変死」との関係があるように語るが、
それ以上の深読みはできていない。
 女帝論では、憲法第1条の国民の総意によればいいとしているが、当たり前
以上のものではない。
 私には、そんなことより、彼女が笑わないことの方が気がかり。

 靖国問題は、アジア諸国とこの国の間に刺さった棘だが、そろそろ商売に
差し支えるので財界は小泉離れとの分析。
 次期総裁選挙の論点になるのだろうか。既に答えは出ているのでは。
アメリカとの戦争で亡くなった人を祭ってある神社にアメリカは不快感
を持っているはず。
アジア諸国からの抗議でこの国は動いているのではなく、アメリカの
顔色ひとつ。
福田氏がアメリカへ行ってきた意味もそんなとこか。

 憲法論では、「壊れていない車は修理するな」だそうだ。



 

 





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クレーム対応

2006-05-19 19:55:04 | Weblog
 クレーム対応の極意を紹介しましょう。
●謝罪すべきは謝罪し、理不尽な要求には徹底抗戦する。
●全知全能を振り絞った人間としての総合的な判断力が必要。
●怒った相手から感情的な抗議を受けている間は、理屈など一切主張しない方が賢明。
●相手に意向をとことん聞いて、聞き役に回る。
●トラブル処理の基本は、自己責任の気概で、相手の意向を察知して対処、責任の所在を明確に。
●プライドや世間体より実を取る発想。
●クレームを受けた場合、何を優先的に守り、何だったら捨てられるかをすばやく選択すること。

 以上は、岡留安則著「編集長を出せ! 『噂の真相』クレーム対応の舞台裏」(ソフトバンク新書)より。

 会った事も、話した事も無いのに、久しぶりに再会したような気持ち、かつての愛読書『噂の真相』が休刊して早2年。
 語り口がいつもの岡留節、20余年もつきあってきたので、そのテンポもリズムもわかってしまう。
 再刊も望むが、晩節を汚すようこともあってはほしくない。しかし、この時代だからこそ、大手マスコミ以外の言論も必要。




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コンサドーレ札幌

2006-05-14 19:53:48 | Weblog
 コンサドーレ札幌1-6ヴィッセル神戸(厚別競技場)
屈辱的大敗、今日の負け方は柳下コンサがとどめを刺された
日として歴史に残るのではないか。
 伝説の厚別不敗神話、FWバルデスがロスタイムに2得点、
延長Vゴールで川崎フロンターレに逆転勝利、その試合が
私のJリーグ初観戦、以来コンサを応援してきたが・・・

 現状の選手の質には、柳下監督のパスサッカーは無理。
ガチガチの堅守速攻、カウンターサッカーでも勝たなくては。
J1で通用する前にJ2で勝てなくては。
柳下サッカーの限界が見えた日としてフロントも区切りをつける
べき。


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お花見

2006-05-13 20:06:17 | Weblog
 ようやく春らしくなってきました。
生住滅氏のご指摘にも従い、この摩滅した感性を少しでも
回復すべく、お花見に行ってきました。
 私のお勧めスポットは、白石サイクリングロード、路上
サイン3,000mから3,500m付近(南郷通り13丁目から10丁目)
の桜のトンネルです。

 この間、田原総一郎「日本はなぜ負ける戦争をしたのか」
(アスキー2001年)、これはテレビ朝日「朝まで生テレビ」
を単行本化したもの。
 田原総一郎「日本の戦後(上)私たちは間違っていたか」
(講談社2003年)、戦後史を振り返って、田原氏が政治家の
証言などを交えて、社会党支持だった氏が、どうして今に
至っているかを滔々と述べている。
 いずれも駄作、氏はよく言えば、今でも演出家、でも今
やっていることは、政治家の太鼓持ち。
 桃井かおりのデビュー作「あらかじめ失われた恋人たち」
(ATG:アートシアターギルド、何と懐かしい響き、1974年頃か)
を撮った、あの感性はどこに。

 伊藤誠「幻滅の資本主義」(大月書店2006年)、小峰隆夫
「日本経済の構造変動」(岩波書店2006年)いずれも対象は
経済、しかし後者が経済構造のメカニカルな分析とテクニカルな
処方箋なのに比べて、前者の対象は歴史的で対極的。
 1991ソ連の崩壊の後、誰かが言っていた。
「これは、社会主義の崩壊ではなく、資本主義と社会主義の
負け比べで、少し早く社会主義が負けたのだ」と。

 もうひとつ、思い出した言葉。
「株と思想は、今一番落ちているのを買え」と。

明日は、かな。コンサがんばれ。





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なぜ人は読書するのか

2006-05-08 20:53:02 | Weblog
 『悠吾よ、明日のふるさと人へ』(小宮山量平著 こぶし書房刊)
 90歳の著者が、ひ孫の悠吾へ送るメッセージ、この時代の、この国の
「絶望」を、言葉を探して紡いで、的確に表現している。それは、ひ孫
への「希望」の言葉。
 戦後の出版界をリードしたといわれている編集者小宮山氏がひ孫に
残した全編詩のような言葉。元気を無くした時には、再読しよう、
そうすれば力も湧いてくる。

 『社会学入門』(見田宗介著 岩波新書)
 思うに社会学という学問は、体系の無い社会の素描なのか。
 ひとつひとつの社会に対する切り口、分析はするどいものが
感じられるが、政治学も同様、切り口を変えれば、この社会を
いく様にも捉え描き分析できる。論点が見えない。
 私には、経済学のような大きな体系が無いので、全体を掴んだ
という実感がない。

 で、人はなぜ、読むって。
 知識を得るために、心を落ち着かせるために・・・
 それは、「全世界を獲得するために」さ。



 
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ハーフマラソン

2006-05-05 15:52:56 | Weblog
 豊平川ラン&ウォーク なんとか完走、バレオ(真鍋薬品)が
スポンサーの時代、日刊スポーツ春さわやかマラソンと呼ばれて
いた時代もあった。
 札幌近郊のランナーにはその年の走り初めの大会。
21.0975km、平均1km5分を切るペースで昨年より3分余り短縮、
寒く、復路は上り坂、向かい風の割には足が最後まで動いた。

 「人は、今持っている力で精一杯生きるしかない」浜田寿美男
氏の言葉を実感しながら、何年か前の自分はもっとずっと先を走って
いるのだなあと。
 衰えもまた受け入れないと。

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少子化

2006-05-03 11:42:31 | Weblog
 ところで、世の中、少子化、少子化と騒いでいますが、
少子化は「結果」でもあり「原因」でもあるのでよう。
 生住滅さんの危機感と共通する何かを感じている若者たちは
この国において進んで子どもを生もうなどとは考えていません。
 その「結果」が現状です。
 そして、これが「原因」となって、国の土台が蝕まれているのです。
 
 子育ての環境整備や寸志程度の手当てなどで解決できるような
簡単な話ではないのです。
 この社会全体が、生きていて楽しい、命が大切にされる方向を
向いていれば、少子化は自然と解決されるでしょう。
 生住滅さんに触発され、こんなことを考えてみました。

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