晴走雨読

晴耕雨読ではないが、晴れたらランニング、雨が降れば読書、きままな毎日

UTAET(ウタエット) 

2018-01-27 13:37:37 | Weblog

事件があるとチカホなどで、TVカメラが道行く人にコメントを求めています。瞬時に求められているだろう答えを数秒という短い時間にまとめてコメントをしている方がいます。抜群にセンスを持っている人が多いのだと思います。最近、TVを観ていて関心しています。

 

UTAET(ウタエット)             

東急ハンズの健康器具売り場にありました。大声を出しても外部に迷惑をかけることがないというメガホンを逆さにしたような形のものです。自分の声もイヤホンのような部分で聞くことができるので、カラオケの練習にも適しているとPRされていました。なぜ健康に良いのかというと、大きな声を出すので腹筋が鍛えられるからだそうです。

昨年の4月から無業者になりました。大きな声でしっかりと話す機会も無くなり、というか声を出して会話をする機会が激減しました。それまで、口だけで仕事をしていましたから。それで、最近は声量が落ちてきて、声が小さくなり、滑舌も悪くなってきているような気がしていました。このままでは、声が衰えてしまうという危機感です。

今日からですが、毎朝発声練習をしようと思っています。「ウタエット」に向かって、「ア、エ、イ、ウ、エ、オ、ア、オ、オ、ア、オ、エ、イ、ウ、エ、ア」「カ、ケ、キ・・」。声の大きい人に悪い人はいないと言われています。僕も毎朝、善人に生まれ変わろうと思います。

でも、唄を歌うのには、躊躇があります。歌はヘタだと自覚していますが、ひどい音痴だったどうしようと思うからです。自分の歌は聞きたくないなあと思います。

 

 

 

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僕の冬道ランニング術

2018-01-18 19:58:36 | Weblog

11月末、京都宝が池の周囲には、ランニング(ウォーキング)コースが整備されていて、多くのランナーが走っていました。

僕の冬道ランニング術

以前は、気温が零度以下でもランニングをしていたが、現在は体調を考えて気温がプラスで風が弱い時間を選んでいる。服装は、第一に防寒を重視し、毛糸の帽子、ネックウォーマー、手袋、ヒートテックの長そでシャツ、時にはTシャツを重ね、ウィンドブレーカー(上下)、陽が射しているときは紫外線が強いのでサングラス。これで、結構たっぷりと発汗する。人間は、寒くて風邪をひかないが、暑くてその後冷えてしまうと風邪をひきやすい。戻ったら、早く熱いシャワーで汗を流し、身体を温める。

北海道の冬道は、アイスバーンが一番危険。除雪車の通った後の磨かれたツルツル路面、雨や暖気で融けた後に凍った路面は、凸凹氷で足をとられて転倒の危険が高い。雪道やザクザク路面は、キックはしにくいが転ぶことはない。もちろん、アスファルトの出ている所、雪の融けている所を選んで走る。靴は、スノーランニングシューズの性能が日進月歩だ。軽く、雪のグリップも向上、足首まで覆うタイプもある。

走る時は、夏よりも重心を落として、左右にぶれないように身体の中心を保持することをする。足が滑っても、滑った足は外側に流れるようにし、内側に足がきてしまうと踏み出した反対の足ともつれてしまいバランスを崩す。足底の感触は、親指と足の内側に路面からの力がかかるように意識する。

手は身体のバランスをとるのに重要。ペンギンのような格好で手のひらを外側に開き、指も大きく広げる。また、人間も進化を遂げる前は、四足の生き物だったということで、前足としての手を使って路面を走るイメージ。

歩道の幅が狭い場合、前を行く人に対して、足音を大きくする、あえて咳払いをするなど自分の存在を気付いてもらう。道を譲っていただいた方には、「すいませーん」とお礼を。向い側から来る人には、自分が近づく前に自分の方からどちら側かに寄る。もちろん、追い越し、すれ違いの時は、スピードを落とす。お年寄りが驚いて転倒などして怪我などしたら思わぬ加害行為になってしまう。

早く走ることが目的ではなく、身体を動かすためならば、ゆっくりと、転ばぬように、楽しみたいものだ。

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矢部宏冶 『知ってはいけない 隠された日本支配の構造』

2018-01-12 17:09:58 | Weblog

明治維新は1868(明治元)年のこと。蝦夷地が北海道と命名されたのは翌年の1869(明治2)年。今年2018年は、「明治150年」と「北海道150年」が同時に祝うということですが、明治は満で、北海道は年目になるという数え方です。ちなみに1968年の100年の時も同時でした。でも、なんか1年早くない?

 

『知ってはいけない 隠された日本支配の構造』(矢部宏冶著 講談社現代新書 2017年刊)           

沖縄で米軍ヘリの不時着事故が相次いでいる。翁長沖縄県知事は、「言葉を失う。日本政府も当事者能力のなさを恥ずかしく感じてもらいたい」と述べたと報じられている。本書を読むと、日本政府が米国に対して物を申すことができない理由が明確にわかる。それは、日米安全保障条約と日米行政協定、日米地位協定、そして日米間に密約も存在するためだ。

3Dで表現すると解りやすいのだが、例えば、首都圏上空の大部分は横田基地の専用空域として米軍以外は飛行禁止。民間旅客機はその隙間を縫うように飛んでいるのが実態。僕は行ったことがないので実感がないが、沖縄では空港を利用する民間機がリスクの高い超低空飛行を長い時間しないとならないそうだ。また、米軍機(ヘリ)は米軍宿舎の上は飛ばないが、沖縄の人々の民家の上空は平気で飛んでいる。このようなことに異議を唱えることができない現実があり、軍事面からみるとこの国は第2次大戦後の占領状態そのままで米国への従属状態が続いている。

この現実を見せつけられたのが先日のトランプ訪日だ。大統領機が直接横田基地に乗り入れたことに違和感を持った方も多かったのではないか。まるで厚木基地に降り立ったマッカーサー元帥のようだ。それは、米国がこの国を完全にコントロールしているということをアッピールする狙いだったのではないか。

こんな国は世界中のどこにもないのではないか。憲法改正よりも急を要するのは地位協定の見直しだと思う。しかし、沖縄は気の毒だと同情を示すまでで、米国に対して正面切って安保条約、地位協定の見直しを言い出す政治家はいないようだ。皆、米国の虎の尾を踏むことを恐れているのだろう。「護憲、憲法9条堅持」をスローガンに掲げていれば免罪されるという問題ではない。現状のままということは、日本中が沖縄に泣き寝入りを強いていることではないか。

アへ首相は、憲法改正を急いでいる。何をどう変えるということよりも、改正が自己目的化している。誰もが思っていることは、なぜ憲法を変えなければならないのか。今、変えないことで何か決定的に困ることがあるのか、という点だ。急ぐべきことは別にある。

沖縄問題の解決のためにはどうしたらいいのだろうか。ラジカルに考えると方法は2つあると思う。ひとつは、現行の地位協定などを前提にした場合で、沖縄の米軍基地、軍事演習をこの国全体で引き受けることで、沖縄の負担を軽減することだ。各地域による基地・演習の誘致活動だ。当然、反対の声は大きいだろう。もう一つは、安保、地位協定の見直しによる米軍基地の縮小・撤去だ。真の独立をめざす運動と言っていい。明治政府も徳川幕府が列強と締結した不平等条約の解消のために大変なエネルギーを使った。明治150年、今やるべきことは何だろうか。

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2018 『人生、下り坂 最高!』                    

2018-01-04 15:49:04 | Weblog

2018 『人生、下り坂 最高!』                    

大みそか、紅白歌合戦を小学校依頼だと思うが最初から終わりまで視聴した。何故って。『ひよっこ』の有村架純が司会だったから。出場者の何人かの歌詞に気付いたのは、「他人に合わせる必要はないのだよ」、「自分の思い通りにすればいいよ」、というメッセージが今のトレンドなのかなということである。若者たちは自分を殺して周りに合わせているからな、と思った。

積雪は10cm程度、気温もプラスになり暖かく穏やかな新年の始まりである。

2017年の心構えとして、「全てのことで前年を上回ること」を掲げた。それはそれで昨年を通してモチベーションの維持に繋がったと思う。自転車で各地を回る番組、NHK-BS『にっぽん縦断こころ旅』で火野正平が言っている「人生、下り坂 最高!」と言う気分も悪くないなと思うようになった。心と体の相互作用を実感するこの頃である。

年末からやっこい本を読みたくなり、内田樹氏と釈撤宗氏が旅をしながら語り合う『聖地巡礼』を読んだ。第1巻Beginning(2013年刊、再読)は大阪、奈良、京都、第4巻Continued(2017年刊)は対馬でそれぞれ聖地を巡りながらの結構深い話だ。で、理性も感性も大事であるが、霊性も面白いと思った。

ネクタイをしない生活も早9か月が経ち、日々労働力商品としての価値が無くなっていくことを自覚する毎日です。定年後の敵は、孤独とかと言われているが、ひとりの時間も結構いいなと感じている。その方が、誰かと話す時間がかかけがえもなく楽しくいい時間と感じることができる。

 

年頭に当たり内容の薄い埋め草的な文章ですいません。今年も読んで下さい。

 

 

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