細菌検査で、気管洗浄液からほぼ純粋に培養されているのはご存知Rhodococcus equi。
忙しい中でも、きちんと気管洗浄して菌分離を心がける獣医師には頭が下がる。
推測と憶測で抗生物質治療していたのでは、中途半端で治療を止めることになる。
そして、しばしば再発する。
膿瘍を作る細菌なので、しっかり確定診断して治療にかかることが必要なのだ。
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PペニシリンもAMアンピシリンも効いているようだが、阻止円の中にも曇りがあり、発育している菌が居る。
FOMホスホマイシンは阻止円なし。
この仔馬の気管洗浄液から採れたR.equiは今のところペニシリンにも感受性があるものがほとんどだが、いずれペニシリンに耐性の株が増えるだろう。
ゲンタマイシンに耐性の株は含まれて居ないが、どの症例のR.equiもそうとは限らない。
エリスロマイシンは海外ではよく使われているが、日本の馬はどういうわけか腸炎を起こしやすいので、危なくて使えない。
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おおはしゃぎ
その無邪気さには
頭が下がるヨ
レスピラトリーキノロンとか、おんまさんにも使えるんでしょか?と考える前に、大量だと高価だから使えないでしょか?
うぉー、オラ君、ボールいらず!
うしさんの声とか、水にびっくりしてころもあったっけ。ネ。
早期発見早期治療が大事なんです。そして確定診断してしっかり治療することも。