土曜の午後はlabo work。
私は、馬の虫卵検査と子牛の下痢便の検査を担当した。
馬の虫卵検査はショ糖浮遊法で。
線虫卵いっぱい。
しかし、その線虫卵が、動脈栓塞させる普通円虫の卵かどうかは考えてみる必要がある。
条虫卵はなかった。
しかし、本当に条虫が寄生していないかどうかは考えてみる必要がある。
葉状条虫はあまり卵を産まない。
虫卵が検出されないからといって、寄生していない、ということにはならない。
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子牛の下痢便はロタとクリプトスポリジウムを検査して下さい、という依頼。
今はロタウィルスもクリプトもイムノクロマト法のキットで検査する。
線が2本現れたらロタ陽性。
はい、陽性。
こちらのスティックは、線が2本現れたらクリプト陽性。
コントロール部に1本だけなら陰性。
はい、クリプト陰性。
便利だが、これらのキットは高い。
クリプトスポリジウムは人にも感染するので、扱いに注意が必要。
しかし、全国の医療機関でヒトがクリプトに感染した例は年間、数えるほどしか報告されていないようだ。
診断されずに見過ごされているのではないだろうか。
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イチゴは誰も食べなかったね
すべてに簡易検査を実施するのも現実的ではないのかもしれませんが、実際は報告より多いということはありえそうですね。
一次診療でのキットの導入と実施が望まれるところでしょうか?感染予防の観点からも。
あ、ゴジュウカラ
残ったイチゴはすごい存在感ですね。
そいえば庭のイチゴもダンゴムシ以外は食べないようです。カメ吉もそこそこしか食べません。独り占め。
経験測みたいなものはありますがどこまで?なんしょうか?
指先、キズあり素手で馬なでたら膿んだとかなら私もあります(笑)
出典が漫画になりますがバガボンド(宮本武蔵)で武蔵に切付けられた伊東一刀斎が新鮮な馬糞で傷を埋めて包帯を巻いています。
アリなんしょうか?…
一次診療の獣医さんが持ち歩くようにすると、管理の点でも、使用の点でも無駄が出るでしょうね。高いんです。これら。
イチゴって、虫や鳥に人気が無いんでしょうか。昔、庭で作っていたときにはカラスにけっこうやられました。
手袋やマスクをして動物を触るべきなのかというと、私は必要ないと考えています。コロナ禍で、抵抗力が落ちたことがクローズアップされていますよね。暴露されること、免疫を維持すること、も必要なのだと思うのです。
日本人は傷を縫合することを知らなかったらしいです。残念なことです。
確かに縫う概念はなく今から見ると稚拙極まりないです。私はアロンアルファでくっ付けた事はあります。しみます…
化膿は私の免疫不足でしょう…
蘭学としてしか外科縫合が発生しなかったのなら日本人としては残念です。秀吉の刀狩り以来、平和な国であったのかもしれません。