岸恵子さんは、かつての有名女優で、エッセイストとしても本を出しておられる。
私は読んだことはなかったが・・・・例によって図書館でこの小説をみかけ読んでみた。
「わりなき」とは「理(ことわり)なき」なのだそうだ。
ヒロイン69歳、お相手は58歳で始まった道ならぬ恋。
読み出して最初は、高慢な金持ち主義のわがままババアの夢物語、と思ったが
(失礼、しかしお話は飛行機のファーストクラスに乗るのでも、隣の席が空いていないとイヤだ、と言うパートで始まる)、
それなりに楽しんで読めた。
作者と内容とで注目された小説のだが、評判はよろしくなかったようだ。
さもありなん。
多くの人が、ありえね~、と思ったのだろう。
しかし、老化している日本社会、まったくありえない話ではないだろうし、
このような恋愛小説の需要もあるのだろう。
いつか映画化されたら面白いかも。
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この小説、お相手の突然の死によって終わる、と書評を読んだ記憶があるのだが、
今回読んだら結末はちがった。
書き換えられたのか?
しかし、書き下ろしの単行本だし・・・あの書評を書いた人の思い違いか?
いずれにしても、どちらかの死がクライマックスだったのだろうか。
(お)わりなき恋、か・・・
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私なら、バックパックツアーに出かけるような年寄りになりたい;笑
パリと東京を往復するより、トレッキングやカヌーツアーに行きたい。
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世間は、3連休の日曜日、朝、のど鳴りの競走馬の診察。
安静時の喉頭内視鏡検査では麻痺はわずかで、手術の判断つかず。
今の時代、必要な場合はOGE(運動中の喉頭内視鏡検査)をして判断するのが望ましい。
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午後、飛節の肢軸異常が治った明け1歳馬のscrew抜去。
続いて、明け3歳馬の去勢。
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夜は久しぶりに起こされた。
結腸捻転だった。
また、そんな季節がはじまろうとしている
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今年も正月の激しいトレーニングしたよ。
年末からの雪でコンディションは良好!
ゴンドラ片方止まってたけど。
ニセコより空いていて好いね。
もうスキーで無理や無茶はしない;笑
したくても息が続かない。
温泉も良かった。
混雑するニセコよりいいかも。