日頃、このような悪文・駄文を書きながら、文章の書き方をどう練習してきたか書くのは恥ずかしいが・・・・・
高校で現代国語と漢文を教わった田上先生は九州の出身で、北海道大学で学んだ先生で、好きな先生だった。
中国語にも詳しく、漢文読みではなく、中国語としての発音を含めながらの漢文の授業も楽しかった。
専門分野での著述も続けておられるようで、
「書いた原稿用紙の厚さが、ドンと置いて立つくらい書かないと一人前の知識人には成れない」
などとおっしゃっていた。
私は理系指向の高校生だったが、ずいぶん影響を受けた。
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この清水幾太郎の本はいつ読んだのだったか・・・・・?
もう内容についても覚えていないのだが、
自分の中に取り込めた部分もあるだろうと思う。
「が、」で文章をつなぐことへの注意もこの本に書いてあったらしい。
が、もう覚えていない;笑。
考えをどうまとめて論文にするかが書かれていたはずなので、本当はまた読み直せば良いのだろうが、今はもうその気力さえない;涙。
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冒険家、探検家としても名を残した新聞記者でもあった本多勝一氏によるまさに作文技術本。
文を書く上での注意点は、この本で一番の基礎を学んだように思う。
修飾語は披修飾語の近くに置くことなどは今でも意識し続けている。
なんだか読みづらいなアと思うヒトの文章は、この本に書かれている原則からはずれていることが多いと思う。
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How to 本としてしか捉えていなかったからだろう。
しかし、どんな職業・履歴の人が書いた文章指南本だかはとても重要なポイントだろう。
たしかこの本も読んだ。
この本も新聞記者の手によるものだ。
「文体」は、新聞記事、小説、科学論文などそれぞれの分野で、目的も、好まれるポイントも異なるので、新聞記者の作文技術が普遍性を持ってどんな文章にも役立つかどうかはわからない。
私の記憶に間違いがなければ、この本では、小学校で習った「」の使い方や、句読点の打ち方と違ったことが書かれていたはずだ。
しかし、もちろんその理由も説明してあり、もっともな点もあるので、ときどきそのような使い方をしている。
獣医さんの中には、文と文章を書く上での基本がおかしな人がかなり居るので、一冊も読んだことがないなら、何か一冊、文章読本を読んでみることをお勧めする。
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クイズダービーで有名になった篠沢秀夫教授の手による文章読本も読んだことがあると記憶している。
しかし、amazonで検索してもどうやら記憶にある本とは違うようだ。
廃刊になりもう手に入らないのかもしれない。
何が書いてあったかもまったく記憶にない。
フランス文学者の文章作法は私には見習いたいところがなかったか、あるいは新鮮味がなかったのか??
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今朝は4時起きで、4時半から読み書き作業。