真夜中のドロップアウトカウボーイズ@別館
ピンク映画は観ただけ全部感想を書く、ひたすらに虚空を撃ち続ける無為。
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駄楽ひまなときブログ
行きつけのお店のブログ、下戸なのに。しかも閉めたんだけどね
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福岡市在住のピンクス。ピンクスとは、ピンク映画愛好の士、を意味する造語である。
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未亡人SEX戦争
主に渡邊元嗣と、わ行
/
2010年09月09日
「
未亡人わいせつ戦争
」(昭和63『未亡人SEX戦争』の2010年旧作改題版/製作:伊能竜/配給:新東宝映画/監督:渡辺元嗣/脚本:平柳益実/撮影:下元哲/照明:田端一/編集:酒井正次/助監督:橋口卓明/監督助手:小原忠美/撮影助手:中本憲政/照明助手:小田求/スチール:津田一郎/協力:グロウエンタープライズ/録音:銀座サウンド/現像:東映化学/出演:青木ゆかり・秋本ちえみ・川奈忍・山岸めぐみ・ジミー土田・山本竜二)。製作の伊能竜は向井寛の変名で、いふまでもなく監督の渡辺元嗣は、現:渡邊元嗣。
小笠原愛子(青木)は年の離れた―後に登場する遺された訳の判らないビデオ映像からは、特にさういふ風にも見えないのだが ―夫に先立たれるや、夫の実家からは無下に籍を抜かれ、遺産代りに与へられた、下宿屋に毛を生やしたやうな古アパートの“未亡人”管理人に納まる寸法に。亡夫とも親交があつたといふ、不動産会社「セントラルコンサルタンツ」を経営する二階堂治朗(山本)に言ひ寄られた愛子が慌てて身を引き離し事務所を後にすると、悔しがる二階堂は脇をパコパコさせながら、「ニックニックニック!」―実際には、殆ど「ニ!ニ!ニ!」に聞こえる、ダムドかよ―と叫ぶ。それは二階堂の興奮した時と、嬉しい時の口癖であつた。行く末を思ひ煩ひ夜道をトボトボ歩く愛子は、歩道橋から下に吐かうとしてゐた傍迷惑極まりない女を、身を投げようとしてゐるものと常識的に勘違ひししがみついて押し止める。さうしたところ女は、何と愛子の高校時代の同級生・皿田みゆき(川奈)で、しかもこれから愛子が管理人を務める、「かしまし荘」の住人でもあつた。更にかしまし荘には、愛子・みゆきと当時三人娘的ポジションを形成してゐた、西宮薫(秋本)も暮らしてゐた。加へて加へて、薫はバイク事故で、みゆきは資材の下敷きとなり、何れも遺影の主は不明の夫と死に別れた、二人とも未亡人であつた。未亡人三連星が勢揃ひしたかしまし荘に、女探偵の相沢郁代(山岸)と、郁代の主夫に相当し、何の競技でだかは知らないがバルセロナ夏季五輪(当年ソウル大会の次、1992年開催)を目指すとかで、体を鍛へる川口徹(ジミー土田)とが騒々しく越して来る。昼間からお盛んな郁代と徹に三人の寡婦が閉口したりあるいは触発されたりする一方で、OLのみゆきはモジャモジャのパーマ頭に、サングラスを外すとグラムロック風の目張りを入れた、「ニックニックニック!」が口癖のエキセントリックなCMディレクターと交際関係にあり、ソープランド「勉強屋」の泡姫である薫は、常連客でお化けのやうな出つ歯が特徴的過ぎる、「ニックニックニック!」が口癖の大学教授と、商売を超えた付き合ひを続けてゐた。
ちやうど一刻館のやうな古アパートを舞台に、大胆なジェット・ストリーム・アタックをしかも二つ重ねてみせたアクロバティックな物語が、郁代を取つてつけた文字通りの名探偵役として磐石に着地を果たす様が少々強引でもありつつそれでゐて見事な、その限りに於いては素敵にスマートな一作。残念ながら時代を絶望的に超え得ない、登場人物の頭を抱へたくなるやうなファッションや髪型さへなければ全然印象も変り、傑作娯楽映画として名を残してゐてもおかしくなかつたのではなからうか。それだけに、与太を吹くやうだがいつそのこと、たとへば愛子・みゆき・薫に夏井亜美・藍山みなみ・真田ゆかり―歳がバラバラぢやないか?―で二階堂には西岡秀記、郁代と徹には夏川亜咲と真田幹也といつた配役で、渡邊元嗣にセルフ・リメイクして貰ひたいくらゐである。新東宝とオーピーといふ別に関しては、気づかないふりをする。大筋を畳んだところで流石に羽目外しも少々度が過ぎるエピローグを通過し、オーラスは秋本ちえみなんぞは勢ひ余つてノーブラのオッパイが覗いてしまふほどの、豪快なジャンピング・フィニッシュで締めてみせる辺りは
今も変らぬ
ナベ節で、小屋を後にする足取りも軽くさせる素晴らしい爽やかさ。ヘアースタイルがアレなのはこの際仕方もないとして、3トップのセンターを綺麗に飾る、青木ゆかりのストレートな美形ぶりも光る。
時期は不明ながら(少なくとも)既に一度、今作は「三人の未亡人 未亡人は男好き」との新題で旧作改題されてゐるらしい。然し旧題も(今回)新題も、豪快なタイトルである。“戦争”を謳ふやうな物騒さなり威勢のよさは、特に感じられないのだが。
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