正直者


僕は、嘘を書かない・・という信念のもとに、このブログを書いている(笑)
いや、決して冗談ではなく、本当にその信念は曲げてはいない。
考え違いや記憶違い、多少大袈裟な表現(笑)などはあるかもしれないが、意識的に嘘を書くようなことは決してない。
(特定できないように内容をふせることはある)

と言っても信じない人もいるだろうから、僕がいかに正直な人間であるか・・ということを示すエピソードを紹介しよう。

中学生の時の話である。
場所は都内某所の中学校、国語の授業中であったと思う。
ある日、先生が採点済みのテストを各生徒に配った。
解答を読み上げるので、採点が間違っていないか、もう一度各自チェックしてほしいという。

先生の読み上げる答えを聞きながら、みなが自分の解答用紙をチェックした。
その後点数を合計し、採点が間違っていないかを確認した。
ところが、自分の答案の点数を集計してみると、先生の書き込んだ点数より5点少ない。
もう一度足してみたが、やはり集計が間違っている。

どうだ、採点ミスはなかったか?と先生が聞いたので、手を上げて、自分の答案用紙の集計が間違っていることを告げた。
先生の書いた点数より5点少ないです・・と正直に話した。
その正直な申告で点数が減ってしまうので、何人かの生徒が笑いの目で僕の方を見た。

ところが先生は思い出したように、
「そうだ、今回のテストは間違えて5点少なく作ってしまったのだ。満点でも95点にしかならないから、全員5点増しで点数を書いてある。だからそれでいいのだ」
と言ったのだ。

一瞬、何だそうか・・と誰もが思ったが、その直後教室がシーンと静まり返った
ということは、全員の解答用紙の点数が違っていたことになり、それを正直に報告したのは僕一人で、それ以外の約40人の生徒たちは、全員嘘をついていたことになる。
秀才のA君も、憧れのBさんも、みな嘘をついたのだ。

その事に気付いた生徒たちは、全員口をつぐんでしまった。
先生も、そこまで言って事の重大さに気付き、顔に狼狽の表情が浮かんだ。
Bさんと目が合うと、慌てたように視線を下にそらした(笑)

ひとりの正直者と約40人の嘘つき・・・凍りついた教室・・・
あの時の気まずい空気は決して忘れない(笑)

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逆効果


週末にヨドバシに行ったら、DELLの製品をを扱うようになったという垂れ幕が下がっていた。
通販オンリーという戦略を変え、いよいよ一般店で扱うようになってきたのだ。

あるかな?と思って売り場を見たら、例のミニノートが置いてあった。
おお!と早速触ってみた。

しかし皮肉なことに、触っているうちに欲しく無くなってきた(笑)
当たり前だが、小さくてちょっと不便だ。
今更そんなことを言う人には、使う資格はないのだろうが・・・(笑)

店頭に実物を置くのは、僕には逆効果だったみたい。
大きいパソコンと同じものではない・・というのが第一印象だった。
そうは言っても、やっぱり買うかもしれないけれど・・・

まあ、外出時に使う臨時のパソコンだから、当然ではある。
これは使う人の側に問題あり・・かな?

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基準


昨晩見たモンクの再放送で気になるシーンがあった。
この番組は大変面白いのだが、精神的な病を持つ主人公の奇怪な行動を、ジョークとして描くことが多い。
たしかに第三者にとっては笑いのネタになるのだが、かなりブラックが入っている。

昨日は、新しいカウンセラーのもとを訪れたモンクが、初対面の先生が事故で片腕を失った身体障害者であることを知り、動揺するシーンがあった。
モンクは極度の潔癖症なので、先生の体の一部が欠損し左右対称でないことが気になって仕方が無く、自分の視界に物をかざしてそれが見えないようにするのだ。

これは日本のドラマには入れられないエピソードだろう。
文化というか、基準の違いのようなものが感じられて興味深かった。

日本でも昔のドラマなどを見ると、けっこうビックリするようなシーンがある。
この前もBSで「あしたのジョー」の再放送をしていたが、これは今となっては題材自体が問題の多い作品だ(笑)
逆に今の基準が神経質すぎやしないかと考えさせられた。

思い出したが「未来少年コナン」でコナンとジムシイがタバコを吸うシーンがあり、よくぞNHKであのシーンを流したと褒めた人がいた(笑)

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消耗


人間の体を構成する臓器などのパーツは、本来150年から200年という長い期間もつように作られている・・と聞いたことがある。
しかし当の人間がそんなに長く生きられないのは、人生そのものが「消耗」であるからではないか?
日々の生活自体が、我々の寿命を縮めているのではなかろうか・・・そう考えることがある。

歩くことが、食べることが、働くことが、体を少しずつ劣化させていく。
精神的な苦痛もダメージとなって体に響くだろう。
寿命が縮まる・・という言葉があるが、現代のストレスに満ちた生活の中で、何か精神的圧迫を受ける度に、寿命のカウントダウンが行われているのかもしれない。
そう考えると働くのが嫌になるね(笑)

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お腹


腰を痛めていて、キュウレイコンを貼って寝る事が多い。
水で溶いた緑色のドロドロしたキュウレイコンを、不織布のシートに塗りつけて幹部に貼るのだ。
背中には手が届かないので、Mrs.COLKIDに貼ってもらう。

ところが腰痛には腰以外にお腹側にも貼るようにと、説明書に書いてある。
腰をかばってお腹の筋肉も痛めるからか、あるいは体全体の血行を良くするためか・・・

お腹の真ん中のへその上の辺りに、白くて四角い不織布をべたっと貼るのだ。
腰に貼るのはまだいいのだが、お腹に貼るのはなんともぶざまで、人に見せられたものではない(笑)

ただ確かに効果があるようで、腹と背中の両側からサンドイッチされて、その刺激に悶絶しながら眠りに付くと、翌日はすっかり良くなっている(笑)

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ナイフ


帰りにMrs.COLKIDと待ち合わせて食事をすることにした。
ところが待ち合わせた駅で、警察官の職務質問に引っかかってしまった。

やはり三脚をキャリアに乗せて引っ張って歩く姿というのは目立つらしい。
来るかな・・と思ったら、案の定声をかけてきた。

もちろんやましいところは無いから、いくらでもどうぞ・・なのだが、陰に連れて行かれて、かなり徹底的にやられた。
バックパックの中は、細かい収納部分まで、すべての箇所がチェックされ、最後はズボンのポケットの中身まで出し、体に触られボデュチェックをされる始末だった。
通りがかりの人たちが、完全に犯罪者を見るような目つきで僕を見ている(笑)

やはり探しているのはナイフのようで、刃物は持っていないかとさかんに聞かれた。
意識してそういうものは持ち歩かないので、どんなに探そうが出てこないのだが、出てきた場合ボーナスでももらえるのだろうか?と思うほどの熱心さであった(笑)
他にも凶器になり得るものはあると思うのだが・・・
もしかするとナイフを所持していた場合、それを理由に身元を聞いて、不審者リストに載せることが出来るのかもしれない。

なぜ僕が引っかかったか考えたのだが、まず帽子を被り顔が半分隠れていたことが悪かったのだろう。
それから何といっても普通の人が持っていない荷物を持ち歩いていることが第二点。
一般大衆の範疇から外れるものは、それだけで「疑わしい人物」なのだ。
そしてその装備から、どこかアウトドア系のイメージを連想させ、ナイフに結びつく可能性を感じさせたのが第三点らしい。

山に入る時など、ナイフを持って行きませんか?と聞かれた。
山には行きませんので・・と答えた。
ビクトリノックスなどのナイフを持ち歩いていませんか?と聞かれた。
持ち歩きませんが、ビクトリノックスを持つのはいけないのですか?と聞くと、「ダメです」と言われた。
じゃあ何で売っているの?と聞きたくなったが(笑)、どうやら腰につけている携帯電話のケースが、ビクトリノックスに見えたらしい。

別に職務質問されるのはかまわない。
むしろ厳しく行なって犯罪を未然に防いでもらいたいし、これが欧米ならもっと凄いやり方をされるだろう。
平和ボケと言われる日本の状況が特殊なだけだ。

ただこういう事に慣れていない通行人の不審そうな目は、日本が村社会であることを感じさせてちょっと嫌だなと思った。
人とは違う生き方をしたい人間もいるのだと、知って欲しいものだ。
まあ、それほど深刻に感じたわけではなく、むしろ面白い体験であったのだが・・・

ただ本当のアウトドア系の人たちは困惑しているだろう。
ナイフを持ち歩く事は違法行為なのである。
それだけで逮捕することも出来るのだ。
ナイフを振り回した犯人たちは、それまで(微妙に)許されていた常識まで破壊してしまったのだ。

という訳で、今後はクマとは素手で戦っていただきたい(笑)

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連休


たまに連休(日・月曜)が取れると、かえって生活のリズムが崩れてしまう。
週に一日だけ休むというパターンが体に染み付いており、年齢とともにそれを崩すのが下手になってきたようだ。

疲れていたこともあるのだろうが、昨日は油断して、ちょっとだけベッドの上に体を投げ出してみたのがいけなかった。
ビールが少し入っていたこともある。
そこから記憶をなくしてしまい、気が付いたら夜明け前だった(笑)

慌てて風呂に入り、とりあえずカメラのバッテリーを充電器にかけ(これだけは忘れてはいけない)、それからもう一度寝た。
という訳で、連休二日目は早くも半日ずれてしまい、スケジュールは滅茶苦茶になってしまった。

今日は午後になってからどこかに出かけようと思い、とりあえず上野動物園に行ってみた。
しかし時間がないので大した撮影も出来ず、程々で退散しなければならなかった。

それ以前に凄い人出で撮影どころではなく、三脚を広げれば邪魔だと文句を言われ、やむなく手持ちで撮影した。
こんなことならもっと軽装にして、一脚だけ持って行けばよかった。

連休に動物園になど行くものではないと実感。
せっかく年間パスを買ったのにねえ・・(笑)

休むこと自体が下手になってしまったようだ。
赤坂の会社に勤めていて、週休二日の生活をしていた頃が懐かしい。
今から考えると、あの頃はあの生活が普通だったのだが・・・

D2Hs + AF-S VR Nikkor ED 200mm F2G(IF)
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調整


モニタの微調整だが、昨日長い時間と労力をかけて調整し、まあまあのところまで2台のモニタの色を近付た。
とは言っても完璧からは程遠く、色によっては驚くほどの違いが出てしまい、どちらのモニタを基準にしていいのか判らなくなる。

そこでそれまでの調整を一回ご破算にし、調整した各数値をリセットし、AdobeRGB対応の新しいキャリブレーションツールを使用して、ゼロから調整し直すことにした。
それぞれのモニタのカラープロファイルをちゃんと作り上げ、新しくパソコンに記憶させた。
ところが期待に反し、逆に並んでいる2台がかなり違う色になってしまった。

どうもそれぞれのモニタが本来持っている資質自体に、けっこうな差があるような気がする。
DELLは本質的に少し黄色っぽく、白が白く出るEIZOのモニタに無理にあわせようとしても、どこかで矛盾が出る。
また色域の広いDELLのモニタの方が、彩度やコントラストを強調するきらいがある。

一方今まで気に入っていたL997-Rも、結局は1台だけ独立した「自分の好きな色のモニタ」に作り上げていたのかもしれない。
通常パソコンを購入して、つないで動かしただけの状態では、DELLの色合いの方が一般的のような気がする。
そう考えると、今まで載せていた写真は、こちらの意図するものとは違って伝わっていたことになる。

さて困ったものだ。
どちらのモニタも単体で見れば、目のオートホワイトバランスが利いてしまい、特に不自然には感じない。
ところが2台並べると、許容できないほどの差が出る。

中途半端にモニタを買うとこういう事態に陥ることがわかった(笑)
パソコンや部屋の環境まで含めて、一度に整備するのが理想だが、なかなかそうもいかない。
落ち着くまでには、まだしばらく時間がかかりそうだ。

1台だけなら気付かないで済んだのだが・・・(笑)

D2Hs + Nikkor-HC Auto 50mm F2.0
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修理-2


サービスセンターで待っていると、時折お客さんとの面白いやり取りが見られる。
新しいものを買いに来た訳ではなく、「修理の依頼」という特殊な状況にあるからだ。
中には怒り心頭の人もいるので、受付のスタッフの方々は本当に大変だと思う。
これぞベテランの対応・・という場面に遭遇し、勉強になることもある。

お年寄りが持ってくるのは、今でも銀塩カメラの比率が高い。
見ていると20年以上前の普及機が多く、故障箇所によっては当然修理が出来ない。
そう言われて、がっかりして帰っていく人もいる。
見ていると、どうやら当人はそれほど昔の製品とは思っていない様子だ。
歳を取れば時間が経つのは早いし、今でも自慢のカメラなのだろう。

今日は古いシグマのレンズが付いたカメラを持ってきて、このレンズは気に食わないから直して欲しい・・と言っているお年寄りがいた。
これは当社の製品ではないので修理は出来ません、こちらのメーカーさんで頼んでみてください・・と諭されていたが、どうも本人は意味が判っていないらしく、「ちぇっ、直らないとさ」と言いながら、孫を連れて帰っていった(笑)

D2Hs + AF-S DX Zoom-Nikkor ED 17-55mm F2.8G(IF)
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修理


銀座のニコンプラザに修理に出していた17-55を受け取りに行ってきた。
やはり解像度に不具合があったようで、「鏡筒部の調整」という処置内容だった。
何はともあれ現象が確認できてよかった。
部品代がかからなかったので、修理代は当初の見積りの半分以下で済んだ。
レンズが直ったので晴れてD2Hsとの組み合わせを試すことが出来る。

D2Hs + AF-S DX Zoom-Nikkor ED 17-55mm F2.8G(IF)
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調整


モニタは昨日到着し、早速箱から出して机の上にセットした。
110%ハイカラーガンマ値パネルを採用したDELLの24インチワイドTFT液晶モニタ2408WFPで、6万円台(7万円弱)で購入できた。

もともと机の上に置いてあった2台の内、DELLの20インチモニタは廊下に出した。
新しい24インチ横長モニタと、メインで使っているEIZOのL997-Rとを並べてみると、画面の縦の寸法はほぼ同一だが、横幅は2408WFPがずっと広い。
幅が入りきらないので、仕方なく机の上に置いてあったスピーカーを片方降ろした。

それにしても2台のモニタの色合いが全然異なるので困った。
基準としていたEIZOのモニタはいじりたくないので、新しいDELLの方をいろいろ調整してみたが、どうしても満足のいくレベルに届かない。
目も頭も酷使するので、容易な作業ではないことを再認識した。

確かに2408WFPは、sRGB領域しか表示できないL997-Rでは見たことの無い色も出るのだが、それを強調するためか彩度を派手目に出す傾向があるようで、現状では写真の加工に使うのは危険だ。
輝度を相当抑えたが、それでもまだ目が痛くなるような明るさで、国産パネルを使用し、しっとりとした画質のL997-Rとは、目の疲労度にかなりの差を感じる。

ま、調整はこれからゆっくりやっていくしかないだろう。
モニタの入れ替え作業は気楽には出来ないとつくづく思った。

D2Hs + Ai AF Nikkor 35mm F2D
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終焉


9月10日にスイスとフランスの国境で行なわれた実験で、世界が終る可能性があると、実験が始まる直前に教わった。
日本時間で午後4時からだというから、あと数分で始まりますね・・とK師匠。
いきなりあと数分で世界が終わると言われても、こちらとしては見守るしかないから、これはもう笑い話でしかない(笑)

14年もかけて地下に建造されたLCH(大型ハドロン衝突型加速器)というもので、円周27キロ(山手線なみの大きさだという)もある磁石を貼り付けたトンネルの中で、光速に近い速度で陽子を衝突させて、何が出てくるか確かめるらしい。
その際に発生するエネルギーは、人工的に作られるものとしては、史上最大だそうだ。
この分野は日本が進んでいるから、関係者が100人も現地に行っているらしい。

ブラックホールが発生する可能性がある・・という理由で、アメリカが危険であると抗議した。
それで実験が世間に知れ渡り、ノーベル賞受賞学者などを集めて、そんなことはありえないというコメントを発表したという。
それにしても、本当にブラックホールが発生して地球が飲み込まれてしまったら、人類というのは馬鹿だったと言われるだろう(笑)

インターネットで実況中継するという話だったが、アクセスが殺到したのか、うまく繋がらなかった。
今でも地球がこうして存在しているから、実験は問題なく終了したのか?
それとも気が付かないうちにブラックホールの中に入っているのか?
・・・なんて考えたが、まだ試運転の段階で、実際の衝突実験は来月行なわれるのだそうだ。

つまりまだ危機は去っていないわけだ。
インドでその話を聞いた少女が悲観して自殺したというから、少なくとも犠牲者は既に1名出ている。

D2Hs + Nikkor-HC Auto 50mm F2.0
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空白


今日は・・今となっては昨日だが・・とても忙しい一日で、体が激しく疲労していたようだ。
帰宅して食事をして、床に転がって一休みしようとしたら、そのまま記憶をなくし、気が付いたら0時を過ぎて翌日になっていた。

パソコンも見ないうちに寝てしまったので、ポッカリと空白の時間が出来てしまい、何だか不思議な気分だ。
休んだので多少元気は出てきたが、硬いフローリングの上で数時間過ごしたので、体があちこち痛い。
父親が癌の手術をした時に、9時間も板にくくり付けられていたが、術後は傷口の痛みより、硬いものに押し付けられていた体の痛みを盛んに訴えていたのを思い出した。

テレビを付けると事故米の話題でもちきりで、学校や病院の職員がインタビューを受けて、すでに食べてしまったと話していた。
中国の農薬まみれの野菜が問題になり、スーパーで誰も買おうとしなくなった時、「それでも使っているのはどこだと思いますか?病院ですよ」と教えてくれたどこかのメーカーの営業の人がいたことを思い出した。

そういえば今日DELLからモニタが届くはずだったが、Mrs.COLKIDが不在で受け取れなかったようだ。
話にとりとめがないのは、寝起きだからと思い、許してください(笑)

D2Hs + Ai AF Nikkor 35mm F2D
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点検


そろそろ1年目の点検です・・という電話を、BMWのTさんからいただいた。
手帳を見てみたら、昨年の9月14日に「120i納車」と書いてある。
なるほど、ほぼ1年だ。
2007年9月1日に試乗して120iに決定し、たまたま日本に向かう船上にあったディーラー発注の車を横取りしたので、非常に早い納車であった。

当ブログで調べてみても、当然その頃に納車された報告がなされている。
写真を見ると、納車時には既にソニーのNAVIとレーダーは取り付けてあったようだ。

その週末に早速日光に出かけ、中善寺の二荒山神社でお祓いを受けている。
さらに次の週末には横浜のショップでスピーカーを交換している。
しばらくは買ったばかりの車に投資する日が続いたようだ。

走行距離は現在1万数千キロなので、1ヶ月に千数百キロ走っていることになる。
現在はまさに日常の脚として使用しており、多少のパワー不足はあっても、走りにはほとんど不満を感じていない。

面白いことに納車当時のカメラは、もっぱらフジのS5Proを使っていた。
随分昔のことのように感じていたが、D3も8月23日に発表になったばかりだった。
デジタルカメラの変遷のめまぐるしさに驚かされる。

D2Hs + Ai AF Nikkor 35mm F2D
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D一桁


D2Hsを使っていて、明らかに古さを感じさせるのは、背面の液晶モニタだろう。
これは最新の機種と比べると劣ると言わざるを得ない。
D3の後にD2Hsを使うと、モニタの品質と小ささにギョッとなる。

しかしそれ以外の部分は、まったくと言っていいほど、不満を感じるところはない。
カメラの動きや質感に関しては、何といってもD一桁モデルだから、むしろこれより優れた機種を探すのが難しいくらいだ。

画素数を抑えることによりDレンジが広がるのだと、あちこちで言われているが、このカメラほどその成果を明確に出している機種も少ないだろう。
LBCASTは、構造上受光面積がとりわけ大きい上、素子自体の厚みも薄く作れるという非常に特殊な受光素子であり、その成果を唯一体験できるこのカメラは、他にない魅力を持っていると言える。

今までのところ、レンズとの相性が妙な形で出ているのが面白い。
今回はAFニッコール35mmF2以外に、古いニッコールH・Cの50mmF2とAFニッコール20mmF2.8を持っていった。
35mmは困惑するほど濃厚な色合いになるし、50mmの鋭利な刃物のような描写はご存知の通り。
一方で20mmF2.8はなぜか平凡な結果に終った。

まるでカメラが「このレンズは好き、このレンズは嫌い」とわがままを言っているようだ(笑)
こうなると他のレンズも試してみたくなる。
たとえばVR200mmF2やUVニッコールとの組み合わせでは、どのような描写を見せてくれるのだろう?
きっと予想外の結果を示してくれるレンズが他にもあるはずだ。

D2Hs + Ai AF Nikkor 35mm F2D
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