閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

体重計

2012-11-20 21:23:19 | 日々

 

(体育の日にちなんで・・とか思って下書きに入れておいたら、
あらら、とっくに過ぎてしまいました。
来年まで置いといてもいいけれど、まあ、せっかく書いたので)


半年くらい前に、体重計を買いました。
デジタル体組成計・・体重のほかに、BMI、体脂肪率、
筋肉量、基礎代謝量がいっぺんにはかれるもの。

最初、ちょっと不安でした。
なぜなら、どう考えても決定的に運動不足なので。
家が山間部にあるからって必ずしもヘルシーとは限りません。
基本的に座り仕事だし、田舎の生活ってどこ行くのも車だし、
もともとスポーツ嫌いだし。

中学1年のとき、世間ではバレーボールが流行っていました。
同級生に誘われるまま何も考えずバレー部に入ったのですが、
ルールもろくに覚えないうちに先輩に呼ばれて、
ハチマキが長すぎると注意されました。
それでさっさと辞めた人。

ふつうに売っている紅白ハチマキがつまらないので、
自分で白布で縫った長いのをひらひら結んでいたのです。
新入部員のくせに。ナマイキだよね。
まあ、そのせいだけではありませんが、スポーツに興味をなくし、
以来、必修の体育以外に運動をしたことがありません。

マラソン大会なんて、先生の見てないとこは歩いてたし。
エクササイズもヨガもダイエットもしないし。
労働しない。重い荷物持たない。急いでいても走らない。
腕立て伏せも腹筋もたぶん3回くらいしかできない。
(えー、3回も・・できるのか?)

と、そんなふうにこれまで生きてきたので、
どんな数字が出ますやらとびくびくしていたら、案外、
どの項目も「標準」の範囲内だったので、やや安心しました。

安心したので、だいたい毎日はかっています。
こまかい変動はあるものの、全体には増えもせず減りもせず。

「体内年齢」というのが、実年齢よりだいぶ若く出ます。
何を根拠に出てくるどういう数字かよくわからないので、
単純に喜んでいいのかどうかわかりませんが。
まあ、逆よりは、いいんじゃないかな?
根拠はないけど、ほめられた気がする。
もしかしたら、この体重計、「お世辞機能」がついてるのかも。

しかし、よーく考えたら、この数字は「重さ」の話で、
「見た目」や「クオリティ」はまた別の問題なので、ね。
「鉄百貫目と綿百貫目、どっちが重いか」という昔の謎々がありますが、
(つい「鉄」って答えそうになりません? ちなみに百貫=375キログラム)
同じ重さなら人も米俵も区別できないハカリに
お世辞言われてよろこんでちゃ、だめか、やっぱり。

じつは、この体重計を買ったすぐあとで、
「ペットも一緒にはかれる体重計」というのがあることを知り、
シマッタ!と思いました。そっちにすればよかったっ!
(引き算の暗算もできない人らしい・・笑)

 

本日のにゃんこ。

なんだか、だんだん似てきたような気がする
マドリ(左)と、すもも(右)。

 

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カルピス

2012-11-19 14:22:50 | 日々


診断メーカー「貴方を【精霊・妖精・悪魔】にしてみた」

閑猫。最上級悪魔 。菫のような紫の髪をもち、
服装はバレリーナ衣装で夜の学校に現れる。
契約すれば炎の力の宿った石が授けられ、
契約には瓶のカルピスが必要。


いえ~い、最上級っ!
そして・・カルピス。お安い!(笑)

某鍵盤屋さんちで見かけて面白いので遊んでみました。
アナタは? →こちら

(上の画像はカルピスとは一切関係がありません・・)

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パンジー

2012-11-17 16:01:20 | 日々


わたしが小さいころ、買ってもらえる折り紙には2種類あった。
値段の安いのと、高いのと。

安いほうは、紙の質も粗悪で、なにしろ濡らすと色が落ちる。
これはじょきじょき切り散らして遊んでもよく、
切り屑を水に入れて色水遊びもできるのだった。
高いほうは、きめがこまかく、折り目がよくつき、色は落ちない。
色数が多く、金や銀も入っている。
そしてもったいない使い方をすると叱られる。

そのどちらでもない折り紙が欲しくてしかたなかった。
きれいな中間色がグラデーションに重ねてあるセットで、
普通の紙とは違い、裏表がない。
半透明で、かざすと光が透けて見える。

そういう折り紙を、誰かが持っていたのか、どこかで売っていたのか・・
そこのところの記憶がすっぽり抜けている。
ただその半透明の折り紙のイメージはひどく鮮明で具体的なのだ。

わたしはあまりものをねだらない子どもだった。
欲しいものがあっても、たぶんだめなんじゃないかと勝手に決めて、
黙っていることが多かった。
黙っていても、そのうちに手に入るものもある。
気が変わって欲しくなくなるものもある。
「半透明の折り紙」は、そのどちらでもなく、欲しいという気持ちだけが
ずっとずっと長く残って、いつか心の奥底に棲みついてしまった。

もしかしたら、あれは現実にあるものではなく、何かの物語で読んだか、
それとも、わたしが想像で作り出したものだったかもしれない。
それならどこを探しても売っているはずがない。

トランスパレントペーパー(ワックスペーパー)の折り紙細工が
北欧にあるのを知ったのはわりと最近のことで、
ステンドグラスのように窓を彩る美しいものだけれど、
むかし欲しかったのはそれかというと、それではない気がする。
よく似ているけれど、どこか違う。

こういうパンジーの花が好きなのは、その幻の「折り紙」に
いちばん近いように思えるからだ。




 

 

 

ヤマノイモの葉と実。
高いところにあって手が届かない。

 

ツタの葉っぱ。天然ステンドグラス。

 

さて、お隣から立派なあけびをいただいたので・・


一度やってみたかったのですよ。
あけびランタン。
しかーし、これが、からすうりのようにはいかない。
なにしろ皮が厚くて光が透けないのです。
それだけでなく、みるみるうちに色が変わり、
紫から褐色になってしまう。
うーん、もっとよく考えないとだめですね。

 

かぼちゃランタン式に、もっと切り込みをふやせばいいのか。
また来年の課題です。
(いや、あけびでできるなら、茄子でもできるんじゃないかな?)

 

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眺めのいい部屋

2012-11-15 22:41:37 | 日々


A Room with a View・・
(という映画は観たけど忘れました。
「ハワーズ・エンド」とすっかり混ざっちゃった・・笑)

眺望抜群のおうちにて、カメラお借りして、ベランダからパチリと。
さらにパソコンお借りしてデータ持ち帰るちゃっかり閑猫!

 

 

すすきの穂もほわほわに。

 

 

まぶしい、まぶしい。

 

 

ヒメジソの枯れ穂もまぶしい、まぶしい。

 

 

あれ、美味そうやなァ・・と見上げております。

 


本日のにゃんこ。

 

茶々さんの冬毛も、きらきら。
輝くものをたくさん見ると幸福感がアップするのです。

 

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風の月

2012-11-13 12:10:36 | 日々


朝。玄関のドアを開けたら、落ち葉の吹きだまりができていた。
風の強い日に水玉拾うのは至難のワザ。

花壇にパンジーを9株植える。
鹿よけに、念を入れてワイヤーメッシュを2重にしたので、
風情のないことこの上なし。
でも1重だとすきまから食べられてしまうのです。
「ペタル水玉」狙いで花を選んでいるのに、
これではカメラも近寄れないではないか。
うむむ。




もう葉っぱが一枚もない桜の木。

 

 

サラダ水菜。いまが食べ頃です。

 

 

フロントガラスに貼りついたまま郵便局まで来てしまった。

 

 

青じその枯れ穂もきらきら。

 

某所で拾ったネタ。

ストレスを感じたとき、甘いものを食べたくなるのはなぜか?
こたえ・・
stressed を逆にすると desserts(デザーツ) になるから!

うーん。よく出来てますね。
英文にも「さかさことば」って、あったんだ。
他にも・・って、考えても思いつきませんが。

もうひとつ、拾ったなぞなぞ。

数字の6が、お隣の7を怖がっています。どうして?
こたえ・・
Because 7  8(=ate) 9!
7は9を食っちまったんだって。ひえ~、ぶるぶる。

これが、日本語では「7、8、9(=食う)!」となり、
食われる数字が違うだけで、どっちでも成り立つ!
ということを発見したんだけど、これは単なる偶然・・ですよね?


本日のにゃんこ。

さんちゃんの・・

 

 

念力パワ~~~ッ!(笑)

 

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あかいろコレクション

2012-11-12 13:49:34 | 日々


赤、紅、朱、丹、緋、赫・・
赤い色をあらわす文字はいくつもあるが、
ぴったりのものがみつからない。
漢字の赤は、燃える炎の前に立つ人の姿をあらわしたものだそうです。
上の画像はハナミズキの紅葉。
カエデの類は、まだこれから。

 

ドウダンツツジ。

 

 

サルスベリ。

 

 

サルトリイバラ。

 

 

ヒューケラ。裏から見ると透けてきれい。

 

 

枯れ花になりかけの山あじさい。

 

 

 

 

 

久しぶりに万華鏡つくって遊びました。
これはブロッコリーのブルーム水玉。

じつは、ちょっと気になっているものが、
これ→ CUMOS

キューモスという立方体の万華鏡的なもの。
見てみたい・・というより、使ってみたいかな、何かに。

 

 

本日のおやつ。

安納芋をストーブで焼き芋に。
卵の黄身のような濃い色で、ねっとり甘~い!
柔かいのでスプーンですくっていただきます。

 

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「おてつだいねこのこもりうた」あくび版

2012-11-10 21:44:35 | お知らせ(いろいろ)


「おてつだいねこのこもりうた」(金の星社 2003年刊)の中で
ねこさんが歌っている「こもりうた」に曲がつきました・・
ということを以前お知らせしましたが、
(過去記事こちらです)
今回は、その歌の「あくびバージョン」。

本に書いてあるとおり、ねこさんが途中で「ふわあああ」と
あくびして、最後まで歌わずに寝てしまうという・・(笑)
言葉では説明しにくいので、ぜひぜひご一聴くださいませ。

こちら(YouTube)

先日某所で開かれた通称「音楽闇鍋会」(!?)会場にて。
演奏は、奥さまがソプラノ、旦那さまがビオラという素敵なご夫婦。
うしろでにこにことピアノを弾いておられるのが作曲者で仕掛け人、
またの名を「闇鍋奉行」(??)の音夢鈴さんです。

ビオラという楽器、わたしはこれまで
「バイオリンより大きくてチェロより小さいらしい」程度の知識しかなく、
失礼ながらオーケストラの中ではいちばん「謎」の存在でしたが、
とてもあたたかい優しい音がするということがわかりました。
「あくびができる」って思うと、きゅうに親しみが増すものですね。
もしかして、くしゃみもなさったり、するかしら? (こらこらっ)

 

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からすうりのあかり・その2

2012-11-10 14:24:00 | 日々


水に浮かべるには、かまぼこ板みたいなものに乗せれば・・
と思うのですが、近くで見るにはいまいち風情がないので、
朴の葉のお舟にのせてみたところ。


で、枯れ葉にのせるなら、グリーンでなくてもいいのではないか・・
と、試してみたのが、こちら。

 

あ、これもきれいだ。

だけど、赤く熟した実は、皮が薄くなっていて破れやすい上に、
中がぐちゃぐちゃなので、あんまりやりたくないかな・・
というのが閑猫の感想です。

(実際に水に浮く構造にはなっておりません。
雰囲気だけ。現実には、バランスが難しい・・と思う)

 

 

本日のおやつ。

種子島の「安納芋」をいただきました♪

 

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からすうりのあかり

2012-11-09 10:28:18 | 日々


どうしても気になってしょうがない閑猫は、
とりあえず、やってみたのでした。
あざやかグリーンの、からすうりランタン!

あかりのついたまま「川に流す」には、
えーと、灯篭流しのように台にのせるのかな。
次回はそれも考えてみましょう。

(暗くならないと実験できない。しかし、完全に
暗くなっちゃうと「材料」を探しに行けない・・)

 

 

本日のおやつ。

Mの香川みやげ。善通寺の堅パン。

「パン」と書いてありますが、イーストふくらし粉の類は
入っていない、小麦粉を練って焼いた煎餅的なお菓子。
白く見えるのは生姜糖です。
紙袋のデザインがレトロでいいでしょう。

いや、これが、堅いのなんのって・・
京都の八ッ橋どころではない。
うっかり噛むと歯が折れそう。
形が2種類ありますが、味は同じかも。
ころころしたほうは、口の中で溶けるまでずーっと
ハムスターのようにほっぺに入れとくしかありません。
飽きない素朴な美味しさです。


関係ないですが、自分で入力した「煎餅」を
「前衛」と見間違えた。
眼鏡かえたほうがいいかも・・(涙) 

 

 

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くっつくねこ

2012-11-08 11:24:04 | 日々

中国七十二候には「雀大水に入りて蛤となる」など
不思議なのがいくつかありますが、わが家では
「猫くっついてお団子となる」が晩秋の季語。
ふだんはあまり仲の良くない同士も、だんだん寒くなってくると
一時休戦、くっつきあって暖をとる姿があちこちでみられます。

今シーズン初めてお団子に参入したマドリは人気者。
表面積が大きくて、ふわふわ柔らかくて、その上おとなしい。
周囲の物音にもあまり動じず、でれーっと寝ているので、
みんなの枕になったりクッションになったり湯たんぽになったり。
そして、驚いたことに、猫嫌いで有名なすもも嬢さんが、
たびたびマドリと一緒にいるではないですか。
しかも、すっかりリラックスして。
これはかなり意外な展開。

 

最初はちょっと距離がありましたが・・

 

 

すぐこうなって・・

 

 

こんなんなっちゃって・・

 

あ、真鈴ちゃんも来た。
(まっくろで何だかよくわからん・・笑)

すももさんも、お年を召したので、このごろ身体が冷えやすい。
不本意だけどしょうがないでしょ寒いんだから!
というだけのこと、かもしれませんが、
見ていてふと思い出したのが・・

 

そう、これこれ!
14年前のすももお嬢ちゃん。

この茶トラは、こちらでは画像初公開・・かな?
のぞみ、通称のんた、のんちゃん。当時6歳のでっかいミックス猫。
生後2か月くらいで拾われたすももは、どういうわけか、
のんたによくなつき、出もしないおっぱいをさがして
おなかの毛をちゅうちゅう吸っていたのでした。
(いや、のんた、いちおう「男の子」なんですが・・笑)

マドリは、そういえば、のんたに少し似ているかも。
毛色も顔立ちも全然違うんですが、太り加減とか、毛の質とか・・
甘ったれで、フレンドリーで、こだわらず、どてっとしているところ、
似ているような気がするなあ。
すもも、幼い頃を思い出したのではないかしら。


あれ? あれれれ?
こちらはストーブ横にて。左きなこ、右すもも。
これまた意外なリラックスぶり。
すももは、きななの「宿命の天敵」だったはず・・
年とともに殺気が薄れてきたのかしらん。
それとも、マドリのフレンドリー気分が全体にうつったのかな?
だとすれば、「でかい子猫ちゃん」と言われるマドリの存在が、
天然系クッションとして平和維持に一役買ったことになるわけで。


まあ、なんにせよ、嬢さんがたがご機嫌なら、
ばあやは嬉しゅうございますよ。

(うーん、あとは、さんちゃんだなあ。
もっと寒くなればなんとか・・ならないでしょうかね?)

ならねーよッ。

 

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