閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

からすうりのリース

2012-11-24 13:10:40 | 日々


こんなにカラスウリの実が多い年は初めてだ。
まるまると大きく、色つやも良い。
天候のせいなのか、それとも、年を経て根が太くなり、
全体にパワーアップしているということだろうか。

カラスウリは花も実も楽しめるけれど、
長く長くのびて何にでもからみつくのでなかなか厄介。
しかも、雌雄異株。
どのつるに実がなるか、ならないかは、なってみないとわからないので、
ついつい「いちおう置いとく」ことになってしまう。

同じウリ科にスズメウリというのがある。
その名のとおり、カラスウリより小さい丸い実がつく。
とても可愛らしいので、いちど植えてみたいと思うけれど、
これ以上つる植物を導入するのは無理である。

アケビやハンショウヅル、ツルウメモドキなども、
できることなら花や実がつくまで放置しておきたい。
畑に余地さえあれば、色や模様の面白いペポカボチャもつくってみたい。
今シーズン途中で「倒産」してしまった西洋朝顔はあきらめるとしても、
風船かずら、ルコウソウは、来年もぜひまた見たいし、
そうそう、Mが香川で採取してきた謎の朝顔の種もあるじゃないの。
と、心ひかれるものには、なぜかつる性の植物が多い。

ごちゃごちゃにならず、他の植物に迷惑をかけないよう、
多数のつる植物をうまくコントロールする術はないだろうか。
庭にミニチュアの東京タワー(スカイツリーではない)の
百分の一モデルのようなものをたくさん立てて、
1種類ずつしっかり分離して植えれば大丈夫かしら。

・・というようなことは、寒いときに考えると可能なように思えるんですが、
暑くなると、ちっともできないんですよね。どういうわけか。

 

カラスウリのつるは枯れると折れやすいので、
リースにするには葉が緑のうちに採ってくるほうがいい。
くしゅくしゅした巻きひげは良いアクセントになる。

 

 

見慣れない草の穂。たぶんイネ科・・だと思うけれど、
手元の図鑑では名前がわからない。
ぱらぱらめくっていたら、竹や笹もイネ科の仲間とわかり、驚いた。
なんとなく、ああいうのはまったく別のジャンルだと思い込んでいたので。
節のあることや、葉のかたち、花穂など、見比べれば、なるほど。



パンパスグラス。
都合よく傾いてカメラの届くところに降りてきてくれたので。
和名シロガネヨシ(白銀葦)そのままの白銀色。

 

アメリカのネット書店からの広告メールに、
"Black Friday Starts Now" 
と書いてあった。
ブラックフライデー。
黒い金曜日?
何やら禍々しいものを思い浮かべてしまいそうだけれど、
これは感謝祭が終わりクリスマス商戦が始まった初日、
どこのお店も賑わって黒字になる金曜日、ということだそうな。
そういえば「商戦」というのも穏やかでない言葉。
商戦とか選挙戦とか、あちこちでハチマキしめて気勢を上げている。
野球だってチームを軍と称したりするし。
おもてむき平和を望むヒトも、心の底では戦いが大好きで、
正当な理由さえみつかれば、いつでもよろこんで「参戦」するのだな。

 

時鳥さぁん、「サンタクロース=鴨説」面白いです。
窓辺のサンタ人形は、本物をおびき寄せるための「おとり」だったのか!
(そうすると、ケーキが「えさ」で、ツリーやリースは「わな」ですかね?
いやいや、そんな悪いことを考える子のところにはサンタさん来ないぞ)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする