閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

何かが道をやってくる

2009-10-20 09:35:26 | 日々
ハイブリッド車が、低速走行時に、音が静かすぎて危険なので、
何か音を出さなければならない、ということになったそうです。

わたしも、駐車場ですぐそばに来たのに全然気づかなくて、
静かなのは良いけれど、ちょっと危ないなと感じたことがあり、
この決定には全面的に賛成。
ですが、どんな音を出すのか、それが問題だと思っていました。

最近、バスやトラックなど大型車で、
「ピコンピコン、バックシマス」とか
「左ニ曲ガリマス」とか電子音声で言うのがあるけれど、
ああいうので「車ガ通リマス」とか言われたら嫌だ。
オルゴールの「乙女の祈り」とかも絶対やめてほしい。

と思っていたら、
「エンジン音に似た音」を出すことに決まったようで、
なんとなく拍子抜けというか…
うーん、まあそれならしかたないか。

でも、エンジン音がしないから静かな車なのに、
わざわざ「偽エンジン音」を立てて走らなきゃならないって、
なんだか変な感じですね。
しかも、その装置の開発に2年くらいかかるって。
2年もかかるんだったら、その間に、
もっと良いアイデアや新技術が出てきそうな気がしますが。

せっかくなら、何種類かバリエーションを作って、
乗る人が好みで選べるのって、どうだろう。
音だけフェラーリ、とか(笑)

じゃなくて、「エンジン音」の範囲内で、ちょっと別の音をいれる。
要するに、「何かがやってきた」ということがわかればいいのだから、
路地をのんびりやってくるかざぐるま売りの屋台とか、
地上すれすれを超低速で飛ぶUFOとか、
ダース・ベイダー卿御一行様とか(あ、音楽は一切なしですよ)、
「やってくるもの」はいくらでも考えられる。

カラカラカラカラ…ちょっとごめんなさいよぉ通りまぁす…
「かざぐるま屋ぷりうす」だったら、乗ってもいいなあ。


上とは関係ない話ですが、
中国のお金持ち用に特別限定で作られたフェラーリは、
メーターの文字盤が「漢字」になっている…
というニュースを(ニュースなのかな、これ)見たら、
アラブの大富豪が特注したロールスロイスのリムジンは、
座席がなくて高級じゅうたんを敷き詰めてある…
というのを思い出し、ちょっと笑ってしまいました。
ロールスのほうは、20年ばかり前の近未来SFなので、
運転手なしの自動操縦、予約でランチも出るんですけど(笑)


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