閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

網戸

2016-07-19 11:05:02 | 日々

どうして、

 

 

こういうのは、

 

 

誰も教えないのに、

 

 

みーんな、

 

 

すぐに、

 

 

おぼえちゃうのか…

 

 

…なっ!

 

この「網戸抜け」を最初に始めたのはすももで、
それを見て(かな?)みんな真似するようになった。
もうウラシマまで平気でここを通る!
(じきに壊れるぞ、網戸)

 

 

本日のゲスト。

直径約2センチ。
これはまた違う種類のようだ。
「出ん出ん虫虫」と囃しながら、しばらく待っていたけど、
誰も出てこないのであきらめて帰る。
あとでまた行ってみたらもう家ごと消え失せていた。

「でんでんむしむし つのふれよ、
 よあけに ぬすとが やってくる」

新美南吉の「かたつむりのうた」という作品に、こんな歌が出てくる。
これは実際にどこかの地方に伝わるわらべうたなのか、
それとも南吉の創作なのだろうか。
南吉は「でんでんむしのかなしみ」という作品のほうが
一般にはよく知られているかもしれないけれど、
このわずか400字ほどの掌編もなかなか味わい深い。
青空文庫で読めます。 

小川未明もそうだけど、かわいらしい掌編がたくさんあるのに、
1作で絵本にするには短すぎるし、短編集という形では
出版社が出したがらないので、子どもの目にふれる機会が
すっかりなくなってしまったのは残念だ。
(なぜかなあ。きれいな日本語で書かれた短いお話が
いっぱい詰まった本、わたしは大好きだったけどなあ)



本日の「いいね!」

Poetry is an act of peace.
Peace goes into the making of a poem
as flour goes into the making of bread.

Pablo Neruda "Memoirs"

パブロ・ネルーダ(1904-1973)はチリの詩人で政治家。

 

 

コメント
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